2022/08/08 - 2022/08/10
7354位(同エリア45916件中)
Bachさん
二世帯同居を始めて3年目、コロナ禍の中、いろいろありながらも快適な生活を過ごしていますが、それでも実際の暮らしではお互いにストレスが貯まることもあるので、日常と非日常の切り替えで心身をリフレッシュしようと毎年二世帯家族旅行をすることにしており、今回は昨年の伊豆高原に続いて箱根に行くことにしました。毎回コロナを気にしての車での移動と会員制別荘での自炊が中心になりますが、京都から500kmの長旅を、二人の孫と1匹のポメのご機嫌を取りながらやっと箱根に到着、前々回の軽井沢よりも涼しかったので後で聞くと今日は特別です、とのこと。幸いにして天気は良さそうなので昼間は孫中心に、宿に帰ったら温泉三昧で疲れを癒したいと思います。
行程(1日目)9:00自宅(京都)出発~(名神・東名)~養老IC・飛騨牛丸明~浜松IC・うな正(ランチ)~17:00ホテル着(夕食自炊)
(2日目)ホテル~9:00箱根ラリック美術館(朝食)~早雲山駅駐車場~(箱根ロープウェイ)~大涌谷駅~姥子駅~桃源台駅~(海賊船)~元箱根港(ランチ)~(海賊船)~桃源台港~(箱根ロープウェイ)~大涌谷駅~早雲山駅駐車場~ホテル着(温泉休憩)~18:00鮨脩(夕食)
(3日目)ホテル(朝食)~彫刻の森美術館~強羅公園~宮ノ下駅富士屋ホテル経由箱根湯本駅~塔ノ沢・杣の栖(ランチ)~東名刈谷PA(夕食)~10:00帰宅(京都)
*食事処はこちら
飛騨牛丸明(まるあき)養老本店:岐阜県養老町 TEL 0584-32-0262
うな正(うなまさ):静岡県浜松市 TEL 053-437-3451
箱根ラリック美術館: 神奈川県箱根町仙石原 TEL 0460-84-2255
ベーカリー&テーブル箱根:神奈川県箱根町元箱根 TEL 0460-85-1530
鮨脩(すしさね):神奈川県箱根町仙石原 TEL 0460-83-8274
杣の栖(そまのすみか):神奈川県箱根町塔ノ沢 TEL 0460-85-9171
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京都から途中養老と浜松に立ち寄り箱根まで500km、約8時間のドライブ旅行
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最近は殆どのサービスエリアにドッグランがあるから有難い
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我家の7代目ポメラニアン1才♂
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「飛騨牛丸明」(まるあき)養老ICで途中下車して今夕の食材調達
飛騨高山など5店舗とネットショップ、飛騨牛A5を格安で買えるから本店は買い物客で一杯、年寄がたくさん買っていくのにビックリ! -
「うな正」(うなまさ)浜松ICで途中下車してランチ
南アルプス伏流水で育てられた「大井川共水うなぎ」というブランドうなぎで、生産量が少なく幻のうなぎと言われ、関東中心に40軒しか卸していないという -
うな丼とうな重を注文したら関西風だった
関西風は腹開き、蒸さないで焼き、パリッと香ばしい、関東風は背開き、蒸して焼き、フワッとした仕上がり、静岡は関東風だが浜松の一部から関西風になるという -
今回の宿泊ホテル(会員制別荘)に到着
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早速の温泉は早かったので貸切状態
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内風呂のジェットバスにも大興奮!
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食事準備中にゲームで夢中!
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ポメも嬉しい!
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夕食はパスタ、ピザ、ハム、ソーセージにローストビーフと温野菜
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メインは飛騨牛A5のローストビーフ
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材料は完ぺき!
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翌朝散歩
紫陽花が残っている、ということは涼しい! -
ここの別荘のいいところは、ペットと泊まれる、ドッグランがある、こと
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部屋からも見えるドッグラン
大型犬用と小型犬用があるのは有難い -
2日目と3日目の行程
(2日目)近所のラリック美術館で朝食~早雲山に駐車~箱根ロープウェイで大涌谷~桃源台~海賊船で元箱根港(ランチ)~散策の後、逆戻りして~早雲山駐車場~ホテルで温泉~近くのすし屋で夕食 -
「箱根ラリック美術館」9:00開館前に到着したら既に行列
アールヌーヴォー、アールデコ時代の仏人ガラス工芸家・宝飾デザイナー「ルネ・ラリック」の作品を展示している美術館のカフェレストラン -
創設者は銀座の映画館、ボーリング場などのレジャー事業や、都内にビルを所有する不動産王でもある簱功泰(はた かずやす)氏。もともとクラシックカーのコレクターだったがラリックのカーマスコットに出会ってからラリックに魅了されてコレクションが拡がり、これを一堂に集めた美術館になったという
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朝食の予約は不可で、休日は結構混雑するらしい
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カフェレストランはパリ郊外の明るいレストランをイメージしているという
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朝食1,350円はリーズナブル、以前はコーヒーお代わり自由だったらしいが、、
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ここの売りは、ラリックの150枚ものガラスレリーフがはめ込まれているオリエント急行でランチ、ディナーが出来ること、実際に運行していたコート・ダジュール号の一等食堂車両を、船便で日本まで運び箱根の峠まで運んだ大金持ちに驚愕!
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オーナーが魅了されたというボンネットヘッドの「カーマスコット」を装着したフォード、1台しか展示してないが、相当数のクラシックカーを持っていると思う
「カーマスコット」は、高級車を乗り回すブルジョア族がステイタスを誇ってつけたもので、中でもラリックのものは超人気でこれだけで最低5,000万円以上? -
通常はテラス席もある
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10:20「早雲山駅」(そううんざんえき)に到着
ラリック美術館(標高646m)から早雲山駅(757m)に移動、幸い駅前の無料駐車場に駐車 -
「早雲山駅」は、箱根登山ケーブルカーとの中継地点
早雲山(757m)から大涌谷(1,044m)まで上り桃源台(741m)まで下る -
早雲山「展望テラス」
強羅の明星ヶ岳方面を一望できる、足湯にもなっているが、時間がない! -
「箱根ロープウェイ」長さ日本一、乗客数で世界一
特長は風に強いスイス製の「複式単線自動循環式」という2本のロープでゴンドラがぶら下がっている形式で、運航基準が風速毎秒20 mから30 mに引き上げられ、年間運休日を30日から15日に抑えられるという -
一応「強風のため運転を中止する場合があります」の掲示が、
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屋根の左右にある装置の幅がゴンドラの幅よりも広いから頑丈そうに見える
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ペットは顔は出せないが一緒に乗れるから有難い
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18人乗り、1分間隔で来るから早い、早雲山~桃源台約4kmを30分で結ぶ
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箱根ロープウェイの絶景ポイントは、「大涌谷」と「富士山」と「芦ノ湖」の3つだが、、
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突然、景色が変わり硫黄の匂いもし出して大歓声!
眼下に荒涼とした第1の絶景ポイント「大涌谷」が姿を見せ、現在も火山活動の迫力を感じる -
最大130メートルの高さから噴煙を上げる谷底を見下ろせるから、地上からは味わうことのできない迫力だが、つい最近2019年には噴火警戒レベル2になりロープウェイは運行停止になっているだけに恐怖心もよぎる
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大涌谷周辺は、いまなお火山活動が続き、硫化水素を含む白煙が上がり、地面が黄色く変色している様子もリアルに確認することができる
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約10分で大涌谷駅に到着
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「大涌谷」(おおわくだに)標高1044m
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大涌谷駅で乗り換え桃源台方面へ
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大涌谷を過ぎるとまた緑が広がり、
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もう少し行くと絶景ポイント2つ目の「芦ノ湖」が見えてくる、前方には絶景ポイント3つ目の「富士山」が見えるはずだが残念ながら雲しか見えない!冬の方が見えやすいという
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どうしても見たかったので「まっぷるHP」より写真を拝借
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「姥子」(うばこ)そのままスルー
大涌谷と桃源台との間が直線で結ばれないためこの駅が必要
「姥子」は、金太郎が目を傷めたとき姥が箱根神社の箱根権現のお告げに従ってこの温泉で完治させたという伝説から名づけられた、現在でも豊富な湯量を利用した温泉ホテルがいくつかある -
姥子を過ぎると「芦ノ湖」がだんだん大きくなる
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秋の紅葉も見てみたい!
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「桃源台」(とうげんだい)標高741m
大涌谷から16分で到着 -
理解できなかったが、「エバンゲリオン」のロボットが?
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後で調べると、アニメ「エヴァンゲリオン」の主人公が家出して彷徨い大涌谷に辿り着くシーンがあるらしい
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子供はスタンプが好き!
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最終的に4駅制覇のスタンプが一番嬉しかった!
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12:05出航ロワイヤルに乗船
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出航時刻まで時間があるので付近を散策
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暇だから四葉のクローバーを見っけ!
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「桃源台」は箱根ロープウェイと海賊船の起点、箱根湯本駅まで箱根登山バスで45分、ロープウェイ、ケーブルカー、登山電車経由で80分、元箱根まで海賊船で30分
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早く乗りたい!海賊船
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ポスターから拝借、こういう景色が見たかった!
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そろそろ出航!
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右:ロワイヤル号、左:ビクトリー号
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「ロワイヤル号」は18世紀フランス戦艦「ロワイヤル・ルイ」をモデル
「ビクトリー号」は18世紀イギリス戦艦「ビクトリー」をモデル -
海賊がいないから「海賊船」ではない?と孫が言っていた
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芦ノ湖は、箱根火山の中にある「カルデラ湖」
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「九頭龍神社(本宮)」(くずりゅうじんじゃ)
箱根権現御手洗(はこねごんげんみたらし)の池と言われた「芦ノ湖」の守護神・九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)をお祀りする神社で、箱根神社を建立した万巻上人(まんがんしょうにん)が祈祷をおこなったところ毒龍が降伏して龍神となったという -
芦ノ湖畔には、九頭龍神社の他、元箱根側に箱根神社と駒ヶ岳山頂に奥宮の箱根元宮があり、三社参りをするとご利益があるという
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船長もいる!
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「元箱根港」標高723m
桃源台港から30分で到着 -
左手に「箱根神社」
関東総鎮守 箱根権現と崇敬され、頼朝や家康も参拝したといわれ、心願成就、勝負の神、内には九頭龍神社をお参りしやすいように九頭龍神社・新宮(2000年建立)がある -
芦ノ湖は単純に芦がたくさん生えていたから、ちなみに芦ノ湖は富士五湖の中で一番大きい山中湖より大きい
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「ベーカリー&テーブル箱根」(妙高高原赤倉観光ホテルプロデュースの店)、屋外にはテラス席と、芦ノ湖温泉が楽しめる足湯カウンター席があり、芦ノ湖を眺めながら食べれる大人気のパンとカフェの店で、ゆで卵の入ったカレードーナッツが人気
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店内は混雑していたので湖畔の自然テラス席でランチ
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富士山があれば最高だったが!
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もっと周辺観光をしたかったが子供たちとペットに合わせて早めに帰還
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帰りは2019年就航の新しい海賊船「クイーン芦ノ湖」号、シンボルマークは勝利の女神ニケ、床から天井まで木材を張りめぐらせたクラシックなデザインは、JR「ななつ星」をデザインした水戸岡鋭治氏だという、名声だけで仕事が出来るのがうらやましい!
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帰りは特別船室で、船の先頭へ
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再び来た道を引き返す、
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相変わらず富士山は見えず!
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再び「大涌谷駅」に到着
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「大涌谷」(おおわくだに)
箱根火山の地滑りで出来た中央火口冠ヶ岳1,400mの北側斜面にあり地熱地帯で活発な噴気地帯、江戸時代までは「大地獄」と呼ばれていたが、明治天皇行幸の際「天皇が訪れる場に地獄の名はふさわしくない」と「大涌谷」に改められたという -
2015年箱根火山を震源とする最大規模 M3.4 の地震を観測し、噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げられ、その後収まったが、2019年5月再び噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で大涌谷付近に避難指示発令され、箱根ロープウェイは全線運行停止、10月になって再開された
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ここに湧き出た温泉が箱根各地に運ばれているが、最近の研究で大涌谷の温泉水が「新型コロナウイルスの不活化率が水道水19%に対して95%ある」という調査結果が出て、新型コロナウイルス不活化効果が高いことが確認されたという、
但し、この実験結果は大涌谷からの温泉に来訪・入浴すると感染症にかからない、または治癒するということではありません、という注意書きが -
赤茶けた岩肌から白い噴煙が立ち込め、人体に有害な火山性ガスも発生しているから危険でもある!
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大涌谷上空では、眼下に2015年にできた新火口が、右側には富士山も見えるハズだが!
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返す返す残念!写真は「箱根ナビHP」より拝借
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「黒玉子」は、温泉に含まれる硫黄と鉄分が黒い硫化鉄となり卵の殻に付着して、殻を黒く変色させる、1個食べると7年寿命が延びるというから、買わないわけにはいかない!
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かつて黒たまごの温泉池の所にあった「延命地蔵尊」というお地蔵様にあやかり、寿命が延びると言われるようになったという
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5個、500円、ここでしか販売していない、普通のお湯で作ったゆで卵よりも旨味成分が20%ほど高いという調査結果もあるらしい
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再びロープウェイで「早雲山駅」へ
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「大」の字が気になっていたが、正面の明星ヶ岳(924m)は通称「大文字山」と呼ばれ、8/16には「大文字焼き」があるらしい。調べると、京都の「大文字」を模して全国各地10ヶ所以上で同様の行事が行われ、京都は平安時代からだが、箱根強羅は大正時代、山梨一宮は江戸時代、秋田大舘は昭和時代から続いている、ちなみに、京都では「五山の送り火」で「大文字焼き」とは言わない、これはお盆に帰ってきた死者の魂を再びあの世へと送り出す送り火のことであって山焼きではない
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8/16の「箱根強羅温泉大文字焼き」は箱根三大祭になっており、箱根全山の有縁無縁の精霊の冥福を祈る、ここ「早雲山駅テラス」は絶好ポイント
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16:00 再び「早雲山駅」駐車場に到着
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ホテルで温泉休憩後、18:00「鮨脩」(すしさね)で夕食
隠れ家的で常連さんが多そうな、ご夫婦二人だけの小さな店を予約 -
孫の好きなもんばかりセット、廻る寿司でなく戸惑い!
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カワハギなど全部説明してくれたが、失念!
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地元相模湾から水揚げされた魚介を中心に握ってくれる、美味しすぎてアナゴ、イクラも追加
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3日目の朝食は、昨日「ベーカリー&テーブル箱根」で勝った食パンと大涌谷の黒卵と残り物
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(3日目の行程)朝食~彫刻の森美術館~強羅公園~宮ノ下駅富士屋ホテル経由箱根湯本駅~(ランチ)~東名刈谷PA(夕食)~帰宅(京都)
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「彫刻の森美術館」
1969年に開館した国内ではじめての野外美術館で、「ピカソ展示館」は世界有数のコレクションを誇る -
広大な敷地に120点の野外彫刻が展示されている
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目的は彫刻より子供の遊び場
巨大迷路「星の庭」 -
カラフルなネットで遊べる「ネットの森」
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この旅行で一番楽しかったらしい!
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「強羅公園」
ペットが入れないので、年寄り二人は近くのペットokの公園へ -
大正3年に開園された日本初のフランス式庭園
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シンボルの噴水を中心に左右対称に造られ、1年を通して多彩な花が楽しめる
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日陰でのんびり休めてゆったりとした時間を過ごせた、ワン!
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宮ノ下富士屋ホテルから箱根湯本まで行き、塔ノ沢駅近くの「弥八恵比寿大黒天」辺りまで移動
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ペットokの蕎麦屋さんを探してランチ
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「杣の栖」(そまのすみか)
箱根湯本塔ノ沢の隠れ家的なお蕎麦屋さん -
難しい字だから調べると、「杣」(そま)は木を取る山、又は人、木こりと同義、「栖」(すみか)は住むところ、集まるところ、で、杣人(きこり)のいる小屋という意味、蕎麦屋の屋号に良くある
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まさに隠れ家蕎麦屋、ペット連れが多い
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ちょうど6人掛けのテーブル
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裏には墓があって、子供は楽しそうに探検!
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ざるそば 850円
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とろろそば 1,300円
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孫たちもペロリ
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14:00 箱根を出発し途中「刈谷ハイウェイオアシス」で夕食
観覧車や天然温泉もあり豪華なトイレでも有名なパーキングエリアで、フードコートも充実しペットokのテラス席もあるからゆっくり食べられる
19:00 夕食後帰宅 22:00 -
箱根の壮大さを満喫した旅でした、次は富士山の見える季節に来たい!
天下に旅する剛氣のもののふ/かくこそありけれ近時の「孫たち」!!
「箱根八里」滝廉太郎作曲
♪♪箱根の山は天下の嶮(けん)/萬丈(ばんじょう)の山千仞(せんじん)の谷/前に聳(そび)へ後方(しりえ)に支ふ/雲は山を巡り霧は谷を閉ざす/昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木/羊腸の小徑は苔滑らか/一夫關に當るや(あたるや)萬夫も開くなし/天下に旅する剛氣の武士(もののふ)/大刀腰に足駄がけ/八里の岩根踏みならす/かくこそありしか往時の武士♪♪
*箱根八里は東海道五十三次のうち、小田原宿~三島宿の8里(約32km)の東海道最大の難所
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