18きっぷの旅 東北(５) ３日目前半

2022/07/27 - 2022/07/27

２回目のＪＲ青春18きっぶの旅。2022年７月25日(月)～29日(金)
なんとまだ一度も行ったことが無い東北地方。わくわく気分で巡ってきました。４泊５日でどれだけ回れるか・・・。
※8/4現在…今回の東北各県の大雨の被害、心よりお見舞い申し上げます。つい先週訪れた地域がたいへんなことになっていて、胸が塞がる思いです。

第３日目　７/27(水) 前半
青森駅から青い森鉄道。八戸からは東北新幹線で盛岡へ。観光後再び盛岡駅に戻る。
●青森ー八戸ー盛岡

エリア 盛岡(岩手)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

05:10、青森駅前から続く大通り。きのうバスで通ってきた目抜き通りです。
ホテルを出てほとまず駅に向かっています。

北の方角に大きな三角の建物。かなり大きいです。

今度は大きな橋。きのう駅の跨線橋から見えていた橋です。

駅前に赤いお大きな建物。一見パチンコ屋さんみたいですが、調べてみるといろいろな施設が入っている複合ビルで、青森市役所や図書館なども入っているみたいです。面白いですね。

ＪＲ青森駅到着。あちこち工事中です。空はどんより。とても湿気を感じました。

岸壁の方へ。これは「ねぶたの家 ワ・ラッセ」というねぶたのいろいろを展示している施設です。青森入りがもう少し早ければ入館できたのですが、残念です。

橋との間に黄色い船。かつての青函連絡船が保存展示されています。

ガラス窓越しにねぶたのミニチュアが見えました。本物はもっともっと巨大で、中に入れば見られたと思います。うう。

名前は青森ベイブリッジです。

さっき見た三角のビルの側面です。青森県観光物産館アスパムといいます。

そんなものたちよりも貴重な遺産。国鉄青函連絡船八甲田丸と桟橋・可動橋、です。おお、ここを通って列車が船内に入って行ったんですねぇ。

黄色いところがパカッと開いたんです。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸という名称でグーグルマップには出ています。入場は9:00からなので外観だけです。18きっぷの急ぎ旅では仕方がありません。この時はまだ5:30です。

船側から見た桟橋・可動橋の部分。

青森駅06:12発に乗る予定なので、時間は余裕です。駅はもう見えている距離です。

気になった小屋。コンクリートの岸壁？にめり込むように、または挟み込むように作られています。

ほどなく青森駅到着。だだっ広い。

青い森鉄道のホームには先発の列車が来ていました。これは八戸まで行きません。見るからに新しめの車両です。

向こうの方にはリゾートしらかみの編成がいました。これは青池という編成です。

おもしろいＰＲロゴ発見。北海道と青森をかたどったイラストが秀逸。

これで八戸まで行きます。06:12発八戸行青森鉄道の普通列車です。青い森鉄道は第3セクターですが、青春18きっぷが使えます。ありがたいありがたい。

不勉強で名前知らないですが、このキャラクターは好きです。
東北新幹線開業で、東北本線の青森県側と岩手県側に長大な私鉄が誕生しました。

車内の様子。青森県側だけ18きっぷＯＫで、岩手県側は別料金のＩＧＲいわて銀河鉄道(ＩＧＲは要らないと思います)になりますが…、

運転席まわり。八戸盛岡間の比較では、なんと約500円くらい！しか差がなく、所要時間は全然違ってきます。意地でも在来線！という堅物ではないので、新幹線で一気に駒を進めます。

浅虫温泉駅。棟方志巧ゆかりの地とありました。空模様は朝からどんよりしたままです。

野辺地駅。そうなんや。ここからＪＲ大湊線が出ていて下北半島を北上していきます。いつか乗りたいです。存続していてほしいです。この後、霧が出てきて空真っ白、おまけに通学の高校生が大勢乗ったり降りたりとなっていき、写真どころではなくなりました。

07:43、盛岡駅到着。岩手県側に入ると霧がなくなってすっかり良い天気になりました。色違いの編成、「さんのへ」とあります。

乗ってきたのと並びで撮っておきました。青い森鉄道はここで終わりです。

ＪＲ八戸駅コンコース。

昔、この地方は馬産地として有名でしたね。

新幹線のきっぷ買って改札を通りました。おお、これなら雪の多い時期でも大丈夫ですね。

売店もＷＣも休憩所もあり、さすが新幹線ですね。なによりも静かでいい。

08:11発のはやぶさ10号というのに乗ります。全席指定席自由席無しなので、「立席」と切符には書いてあります。ホームに下りました。

座れるでしょうか。座れないこと絶対ないと思いますが。わずか32分間の乗車ですけどね。料金は3560円なり。

座れました、余裕で。らくちんですねー！！

きっぷは機械に吸い取られるにちがいないので、記念に撮っておきます。

盛岡の街が見えてきました。

気が付けば北海道のロゴ。北海道まで行けるんですねぇ～。何をいまさらですが。

せっかくなのでもう少し写真を、と思っていたら、面白い場面に遭遇！ＴＶでみたことあります、これ。

秋田新幹線と東北新幹線のドッキングです。おお、運がいい。

ガッシリつながりました。お見事。

日本各地でいろいろな新幹線ができました。ついていけてないです。こどもさんのほうがきっと詳しいです。

そろそろ駅を出ないといけません。予定では、11:04発の一ノ関行に乗ります。

それまでは何か所か見学予定があります。駅の構内。大きな駅ですよ。

事前に調べていた市内循環バスでんでんむしに乗ります。たまたま出た所が乗り場でした。

バス車内。景色見たいので後ろに座りました。低床式バスの中ほどの席はあまり外が見えません。

盛岡駅です。

バスに描かれてあったでんでんむし。

駅から東に進んだバスはすぐに北上川を渡り、お城にさしかかった丁字路を左に進みました。城の石垣です。樹木がじゃましてうまく撮れなかったですが、けっこうな規模の石垣でした。

岩手県庁。駅から見てお城の向こう側にお目当てがあります。

岩手県公会堂。昔の大学の講堂なんかにありそうな形の建物。

「岩手銀行赤レンガ館」です。2012年まで銀行として使用されていた、岩手銀行（旧盛岡銀行）旧本店本館で、立派な明治建築です。盛岡バスセンター停留所で下りて、少し戻った所にありました。

自動車の通行・歩行者の横断など、信号の変わり目に狙いをつけてもなかなかシャッターチャンスが来なかったです。

側面から見たらこんな感じです。プラザおでって・盛岡市観光文化交流センター 産直夢街道という長い名前の施設の前広場から撮りました。

そこからは川とお城の敷地が見えています。

すぐ近くに「もりおか啄木賢治青春館」がります。入館予定でしたが、残念ながらまだ時間が30分くらい早くて…、どうしよう。

短い滞在時間、無駄にはできません。他に使います。近くにあった商店街。「肴町商店街」という名前です。この近辺が盛岡のもともとのショッピングエリアだったのでしょうか。

駅の方に戻ります。川を渡ってお城公園の中に入ってすぐ、「もりおか歴史文化館」がありました。啄木賢治青春館の代わりにこちらへ入りました。

さっそく売店へ。おお、これはさっきの！購入はしませんでしたが…いいですね、こういうの。こちらではチャクチャグ馬コのミニチュアを買いました。

無料の展示部分だけでも見られるので、まずそちらを。チャグチャグ馬っこ。よくできています。目がかわいいですね、馬は。

コロナで中断していたお祭り、盛岡もいよいよ再開のようですね。

こちらのまつりの山車。

こんなに大きなのもあります。

漫画家の江口寿史さんの美人画の展覧会のポスター。チラシもあったのでゲット！
YAWARA!とか、かわいかったですね。

盛岡城下曲輪跡という一角があったので寄ってみました。三方を堀で囲んだ区画です。今は飲食店街になっているようです。

大きな通りを渡るとすぐ県庁、その西隣りの地方裁判所にこの「石割桜」がありました。ものすごい生命力ですね。咲いていないので桜の木だとはわかりにくいですが。

樹齢はどのくらいでしょう。満開の時はさぞ美しいでしょう。石割桜にパワーをもらっれ、駅まで炎天下を歩いて行きます。

お祭りの準備が進んでいます。

たまたま見つけた立派な建物。現役の写真館さんです。

たまたま見かけた謎のレンガ塀。調べると、原敬別邸跡とあります。その遺構なのでしょうか。

たまたま見かけた歩道橋。あまりない形と色。屋根付きというのも珍しい。

前方に立派な橋。渡ればすぐに盛岡駅です。盛岡はえらくバスがたくさん走っていた印象です。実際はどうなんでしょうか。経費削減で本数減らす所が多いなか。

北上川。ちなみに旧日本海軍に 北上 という重雷装巡洋艦がありました。

せっかくなので、ＩＧＲいわて銀河鉄道の駅にも行ってみました。改札口まわりです。さてこの後、在来線を乗り継いで宿泊地山形市を目指します。

後半につづく・・・