18きっぷの旅 東北(７) ４日目前半

2022/07/28 - 2022/07/28

２回目のＪＲ青春18きっぶの旅。2022年７月25日(月)～29日(金)
なんとまだ一度も行ったことが無い東北地方。わくわく気分で巡ってきました。４泊５日でどれだけ回れるか・・・。
※8/4現在…今回の東北各県の大雨の被害、心よりお見舞い申し上げます。つい先週訪れた地域がたいへんなことになっていて、胸が塞がる思いです。

第４日目　７/28(木) 前半
山形市から山形線で福島駅。私鉄福島交通の気になる駅ふたつ見学し、険しい板谷峠を越えて郡山駅へ。
●山形ー福島ー美術館図書館前…曽根田ー福島ー郡山

エリア 福島市(福島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄

ホテルの窓から市街を。曇り空。

駅前大通り。突き当りがＪＲ福島駅。

巨木が見えたので行ってみた。土塁のようなものもあり、調べると「山形城三の丸土塁跡」とありました。やっぱりお城関係のものでした。

大きなビル。調べると山交ビルとあります。山形交通のことでしょう。ショッピングセンター。ボウリング場もあるようです。

あらためてＪＲ山形駅。

近くには昔ながらの一角も残っていました。

駅のコンコース。まだ人はまばらです。

おもしろいスイーツです。子どもは大喜び。

向こう側にも行ってみました。

高いビル。24階にある展望ロビー霞城セントラル、にも行けたらいいなと思ってはいました。

06:30発の福島行です。719系です。211系と色違いの顔です。

運転席まわり。５月にしこたま乗った長野の211系と同じです。

山形新幹線も来ていました。ホームは別々ですが同じフロアです。

蔵王駅。きれいな駅舎です。表側が見たかった。

茂吉記念館前駅ですが、新幹線が通る路線にある駅とは思えない簡素さ。

中川駅。新幹線が通る路線にある駅とは思えない簡素さ。

ちょこっと山越えをして再び市街が見えてきました。米沢盆地です。

赤湯駅。大きな駅だなと思っていたら、新幹線がとまるんですね。あち、山形交通フラワー長井線の接続駅です。この辺一帯、2004年の映画「スウィングガールズ」のロケ地です。いい映画でした。

米沢駅。ここも立派な駅舎です、見たかった。米坂線、たいへんなことになってしまいました。心配です。

どんどん山の中に入ってきました。大沢駅。雪除けのシェルター(スノーシェッド)の中の駅。すごい。かつてはスイッチバックがあった所。

続いて、峠駅。ここもスノーシェッドの中かつスイッチバックがあった所。次の板谷駅と三つがこういう鞘の中に入っていて、秘境駅にも入れられているようです。

板谷駅はこれしか撮れませんでした。ここもスノーシェッドの中かつスイッチバックがあった所。

08:03、福島駅到着。板谷峠を越えるとぐんぐん標高を下げいった気がしました。福島側の方がきつい勾配なのでょうか。

さて、ＪＲ福島駅(ちなみに大阪環状線にも福島駅あり)を出て、福島交通の乗り場を探します。

中小の私鉄はだいたい、ＪＲ駅の端っこに小さなホームがあるようにできています。

阿武隈急行鉄道と共用の駅改札口になっていました。

ここにもかわい娘ちゃんキャラ。

阿武隈急行は今回はパスです。
ちなみに、旧日本海軍に 阿武隈 という軽巡洋艦がありました。

福島交通の券売機。

阿武隈急行の券売機。

改札口から見たホーム。

改札を通りました。駅名表示板。

ＪＲ在来線のホーム。その向こうは新幹線駅。

入線してきた電車。他にも路線がありましたが廃線となり、今はこの飯坂線だけ残っています。

終点は飯坂温泉。温泉推しの車内装飾。

２両編成でした。

かいらしいイラストがあちこちに。

シングルアームのパンタグラフでした。

08:30発のに乗りました。発車してすぐ、「曽根田」駅が見えてきました。後ほど行きます。

住宅街をまっすぐ進んでいきました。

二つ目の駅もすぐに見えてきました。「美術館図書館前駅」です。

ここで下車。終点の温泉に行く予定は、今回はありません。

さてこの駅、このように何の変哲も無い小さなローカルの駅で、名前がおもしろいなくらいの印象ですが、

上り下りの列車交換ができる島型ホームにＹの字屋根、

それとこのコンパクトかつ実用的な駅舎が、

まるで鉄道模型の世界にある典型のようで、とても興味深かったのでした。

さっき通過した曽根田駅とここと、まとめて見学することにしたのです。

そのあおりを食って、午後の会津若松滞在の時間が減ったのですが。でも来てよかったです。

曽根田駅までは市街地を15分くらいの徒歩移動です。歴史を感じさせる散髪屋さん、「理容所」とあります、珍しいですね。

新幹線の高架です。下から見ると大きいですね。

やって来ました曽根田駅。立派な駅舎です。向かって左側はカフェかなんかになっているみたいです。

真っ白の内壁がさっぱりしていて美しい。

昔からある駅舎みたいです。塗り替えられてまっさらみたいになっているのです。

ひと駅だけですが、ここから乗って福島駅へ戻ります。

しかし、この駅のお目当てはまだあって…、

これです。かつて使用していた車両を留め置きにしているのです。

で、１両目は、そのままの内装で待合室として使用していました。電車待ちの人が出入りできるようにしてあるのです。

２両目は、学習室として改装されています。ネットで知ってそのアイデアに感動しました。素晴らしい。

鉄道ファンでなくても、ここで勉強や読書、スマホで調べものなど。いいですね。この時も学生さんが一人利用していました。じゃまになるといけないのですぐ退散しました。

連結部はちょっとしたホール状になっていました。気が利いた設計ですね。

現役だったころの写真もありました。

端っこには大きなエアコン。扇風機が付いたままになっているので非冷房車だったのかな。

というわけで、見たかったもの見られて満足しました。今回の旅の下調べで初めて知ったふたつの駅でした。

第二の人生、お疲れさん。でも今でも動き出しそうな迫力があります。

福島駅に戻りました。こんなものや、

こんなものが吊るされていました。わかりやすいですね。間違って乗っちゃいけないよ、かな。

駅前の横断歩道を渡ってひと回りしました。少し距離がないと駅舎が撮れないので。

古関裕而先生の像あり。

向こうの方で、何か訓練か試験のようなことやってました。指差し確認みたいなことをきちんと発声しながらやってたのでみんな見てました。

09:36発郡山行です。50分の乗車です。

運転席まわり。

で、10:26郡山駅到着。

暑い中、お疲れ様です。

駅前。まるで満開の桜のように飾られた提灯。「うねめ祭り」とあります。

ＪＲ郡山駅、大きな駅です。新幹線や磐越東線・磐越東線との接続駅です。

どこでもドア…なのでしょうか。唐突にありました。

駅の横のこのビルにのぼります。最上部に球体が見えています。

22階にある「郡山市ふれあい科学館 スペースパーク」に来ました。無料で展望
できます。真下に車両操車場が見えます。まるで模型みたいです。

で、こちらは本物の模型です、ややこしいですね。

雪国らしく冬景色のもありました。

四方が見渡せるようになっています。これはおおむね南の方角です。

これは西の方…だったかな。

エレベーターを降りるとすぐ受付があります。球体の中は有料です。ささっと景色見れたので駅に戻ります。

11:15発の磐越西線会津若松行です。東北線や羽越線なんかよりもいい車両が来ました、しかもディーゼルではなく電車です。

後半につづく・・・