2022/07/10 - 2022/07/12
101位(同エリア256件中)
Haruさん
この旅行記スケジュールを元に
夫が太平洋クラブ(栃木県)へゴルフに行くので、それに絡めて旅行を計画しました。
1日目は夫はゴルフ、母と私は静岡観光。夜に三島で合流。
2日目は西伊豆へ。青の洞窟へ行ってみたくて。。
<1日目>
その1 静岡県立美術館 https://4travel.jp/travelogue/11768493
その2 クレマチスの丘 https://4travel.jp/travelogue/11768697
<2日目>
その3 西伊豆6箇所のビュースポットと青の洞窟
https://4travel.jp/travelogue/11769139
その4 なまこ壁のまち松崎町 ←本編です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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天窓洞の遊歩道を散策し終わったのが13時半頃でした。
この時間にお昼ご飯をがっつり食べてしまうと宿の夕食を美味しくいただけないので、デザート程度に。。
遊覧船の駐車場のすぐ横、サンセットプラザ堂ヶ島の1Fのウィンディに入りました。
写真は私が頼んだパフェ。予想外に美味しかったです。
夫は、ところてんを頼んで失敗。黒蜜味を食べたかったようですがポン酢味でした。半分ぐらい私にくれました( ´∀` )
母は桃のシャーベット。
写真とお値段はクチコミに載せています。ウィンディ グルメ・レストラン
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宿へチェックインするには早いので、車で10分程走り、松崎町へ。
まずは、伊豆の長八美術館に来ました。
前日に母と私は美術館三昧だったので、夫がパスと言えば外観だけ見て入館はパスしようと思っていたのですが、入ってもいいと言うので入館しました。松崎町 花見
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前庭にあったモニュメント「老人と子供」
「現在スペイン・バルセロナで活躍している石彫家、外尾悦郎氏の制作によるもので、松崎町の飛躍、発展を願い「老人と子供」「知恵と生命」を主題としています。」との説明書きが昭和63年3月とあったので、外尾悦郎氏は今はどうされているのだろうと帰宅後に調べてみると、なんと有名な世界遺産サグラダ・ファミリア聖堂の主任彫刻家でした。日本人があのサグラダ・ファミリアの主任彫刻家であることも初めて知りましたし、この「老人と子供」がそんなすごい人の彫刻だったんだと感銘を受けました。伊豆の長八美術館 美術館・博物館
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美術館の側にある「夢の蔵」
中にこの蔵ができるまでの過程の写真が展示されていました。
なまこ壁の技術の掘り起こしや継承、また左官のまち松崎町のアピール等を目的に、ボランティアや左官職人が約2年半をかけて2010年3月に完成しました。 -
2棟の建物の間を歩み進んだ奥が美術館の入り口です。
伊豆の長八美術館 美術館・博物館
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なまこ壁と近代的なデザインがマッチしています。
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入り口から振り返ったところ。
側面がガラスの渡り廊下の天井にも天女のような作品がありました。 -
作品の一部は撮影可能です。
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ガラスケースの中なので、電灯が映り込みきれいには撮れません。
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伊豆には数多くの美術館がありますが、私がここを選んだのは、趣味のモルタルデコ、モルタル造形と通じるものがあるかもと思ったからです。
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雪女のように口から吹いているのかと思ったら、袖を嚙んでいるんですね。。
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写真では立体感が伝わりにくいかもしれません。
細部まで見られるように虫眼鏡が置いてありました。 -
鏝塚(こてづか)
左官名工の魂である鏝を奉る施設として2005年11月に完成しました。
正面に掲げられている「鏝塚」の文字は、時の総理大臣小泉純一郎氏の揮毫によるものです。 -
30分ほど伊豆の長八美術館で鑑賞し、車は美術部の無料駐車場に置いたまま散策しました。
伊那下神社は、中に入らず前を通っただけです。伊那下神社 寺・神社・教会
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なまこ壁通りを南側から撮った写真です。
「なまこ壁は、土蔵などに用いられる、日本伝統の壁塗りの様式の一つで、壁面に平瓦を並べて貼り、目地に漆喰を蒲鉾型に盛り付けて塗る工法によるもので、目地の盛り上がった形が「なまこ(海鼠)」に似ていることから、名付けられました。
なまこ壁は
一、保温、防湿、防虫
二、火災、盗難予防
の目的で造られたもので、多額の経費と多くの労力を要しています。」
現地案内板よりなまこ壁通り 名所・史跡
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なまこ壁通りを北側から撮った写真です。
2021年1月に山口県の萩を訪れた時にも、なまこ壁がありました。
補修されているのか奇麗だったことと、気温2度で無茶苦茶寒かったことが記憶に残っています。 -
<2021年1月撮影の萩のなまこ壁>
2022年8月現在、山口県の旅行記はまだ書けていないので、写真を探してみました。
萩のなまこ壁は下の部分のみでした。
松崎町なまこ壁通りのなまこ壁は2階の部分も全部です。それだけ費用も掛かるでしょうね。
個人的には(デザイン的に)萩の方が好きです( ´∀` ) -
松崎町に戻って、近藤平三郎生家です。
この家の側面が先程のなまこ壁通りになっています。 -
ときわ大橋(南側から)
橋の欄干もなまこ壁です。昭和60年施工とのこと。
欄干両側に、桜の花、空を飛ぶツバメが漆喰で描かれています。 -
ときわ大橋(北側から)
この写真の方が漆喰で描かれた桜がよく見えます。 -
時計塔
バイキンマンみたいです(笑)
写真を撮ろうとしていると、車が停まってくれて渡っていいよと手で合図してくださったので、お待たせしても悪いのですぐに渡りました。(この写真は帰りに撮ったものです。)
「昔の時計塔は、大正13年の天皇ご成婚を記念して当時の青年団により建設されましたが、昭和13年の水害により水没しました。現在の時計塔は、町づくりの一つとして復元を図り、斬新なデザインとして昭和62年12月15日に完成しました。
この時計塔には13時の文字が刻まれており、ありえない13時に松崎のロマンを表現しています。」松崎町HPより
https://www.town.matsuzaki.shizuoka.jp/docs/2016112100017/
確かに12と1の間に13がありますね。現地では気付きませんでしたが。。 -
時計塔の天井
「円形の天井には鳳凰に似た南方の想像上の鳥の姿を描き、鳥の周囲には水の流れや、春夏秋冬、夜を現す図柄が描かれています。」松崎町HPより -
時計塔のすぐ後ろが明治商家中瀬邸です。
明治商家中瀬邸 名所・史跡
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呉服商家だけあって、帯が展示されていました。
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たまたまかもしれませんが、私達が訪れた時は、管理人も訪問者も誰もいませんでした。
盗難とか物損とか大丈夫なのでしょうか。。? -
明治時代にレジなんてないでしょうから、そろばんで計算して毛筆で記帳していたんでしょうね。
と思ってふと調べてみると、日本では1897年(明治30年)に、横浜の貿易商がレジを輸入したのが最初のようです。普及はせずともあったんですね。。 -
渡り廊下、私は進んで行きましたが、夫と母は来なかったです。
ただやし全部見んでもええやろって感じですかね (;^_^A
そう、明治商家中瀬邸は2021年4月から入館無料です。それまで100円だったようです。 -
中庭です。
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離れには、松崎町でロケを行った映画やドラマのポスターが飾られていました。
ロケ地マップも「ご自由にお持ちください。」 -
そして、映画やドラマに使われた道具も展示されていました。
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こんな掃除機、子供の頃にありました!
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明治商家中瀬邸のすぐ隣(この写真の右奥)が「伊豆半島ジオパーク 松崎ビジターセンター」です。
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ビジターセンター扉の漆喰鏝絵。
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「現代の長八」と呼ばれる山本堪一さんによる作品です。
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アップで写すと立体感がわかるでしょうか?
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再び「ときわ大橋」を渡り、来た道と違う筋を通って駐車場へ戻ります。
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伊豆文亭横の小さな公園。
伊豆文邸 名所・史跡
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後ろの建物が伊豆文の足湯です。
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暑いし写真だけ。。
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伊豆の長八美術館まで戻ってきました。
「美術館の左側のガラスがキラキラしてるとこ行ってへんのちゃう?見逃したかな。。(><)」と言いながら車に戻りました。
帰宅後調べると、美術館の一部ではなく、別の建物で民芸館「カサ・エストレリータ」でした。そして、外尾悦郎氏の作品「ナシミエントの塔」がこの写真にもキラキラガラスの前に写っていましたが、現地では気にも留めずでした。近くまで見に行けば良かった。。(-_-;)
民芸館は、2021年3月21日営業終了とのことで、中に入れるかどうかはわかりません。
https://www.surugawan.net/guide/132.html
松崎町で1時間程過ごし、15時過ぎになりました。
宿へ向かいます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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