2022/07/29 - 2022/07/30
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まつじゅんさん
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この旅行記スケジュールを元に
ザ・シロヤマテラス津山別邸に宿泊する旅、観光編(その1)です。
初日は自宅を9時前に出発し、新名神から中国道で津山を目指しますが、途中佐用町のヒマワリ園に立ち寄りました。
佐用町のヒマワリ園は、凄いとの噂は良く聞いていましたが、今回初めての訪問です。
今年は梅雨が極端に短く、温度も急上昇したことが影響して、一番大きい所が7月27日に閉園となってしまい、他の場所の開園が8月1日からと、丁度狭間となってしまいましたが、盛りは過ぎたとはいえ見ごたえのあるヒマワリでした。
ランチは、佐用で評判のお蕎麦屋さんで頂き、こちらもかねてから訪れてみたい、と願っていた、旧津山扇形機関車庫を見学し、城西町でカフェタイムの後、ホテルに向かいました。
ザ・シロヤマテラス津山別邸宿泊 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11769708
津山は、冬は寒く、夏暑いという盆地気候、COVID-19を考えると、屋外滞在の方が安全なのでしょうが、日中は外に出るだけで熱中症に注意が必要な猛暑です。
こまめな水分補給と、感染対策に留意して久し振りの津山を楽しむ事が出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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自宅を8時過ぎに出て、新名神の宝塚SAで忘れ物等が無いか、最終チェックです。
最近私、昔に比べてチョンボが多くなってきているのを自覚しています。
ここなら、万が一に何か忘れていても、一般道にも降りれるので取りに戻る事が出来るという最後のチェックポイントです。
とりあえず、重要な忘れ物は無いようで一安心です。
綺麗なトイレで気持ちよく旅行に向かう気持ちを高めます。
プラス、こちらのショップは宝塚らしい、歌劇や手塚治虫さん関係のお土産品が充実しているので、新製品や期間限定品をチェックです。宝塚北サービスエリア 道の駅
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津山に向け中国道に入り、次の加西SAです。
今日は津山に向かう途中、有名な佐用のひまわり畑を見学予定なので、高速を降りる前のトイレ休憩で立ち寄りましたが、鬼太郎と各SAでコラボが行われているようで、そこらかしこに鬼太郎メンバーが隠れています。加西サービスエリア 道の駅
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イチオシ
山崎ICで降り、ヒマワリ園に向かいます。
佐用町では、例年7月中旬から8月上旬にかけて、6地区で合計60万本を超えるヒマワリが開花し、西日本有数のスポットとなっていますが、今年は3地区で開園されるようです。
各地区で開花時期をずらして栽培する事で、長く楽しむ事が出来るように工夫されていますが、今年は梅雨が短く、盛夏が早く訪れた事から、当初予定より早く咲いているようです。
出発前のリサーチによると、メイン会場は予定より早く有料入場を中止したようですので、一番遅い開園となる漆野(本村)地区に向かいます。 -
漆野(本村)地区の開園は8月1日からとなっています。
まだ有料観覧の準備は出来ていませんでしたが、小ぶりですが咲き始めていた花を観賞し、草刈り等をされていた住民の方々に、今年の開花状況を教えて貰いました。
予想以上に早く咲いてしまったようで、この地区の準備はテンヤワンヤのようですが、多くの方に14万本のヒマワリを見て貰おうと、準備されていました。 -
次に向かったのは、メイン会場の林崎(33万本)、東徳久(22万本)の拠点となる南光スポーツ公園に到着です。
こちらは大きな駐車場もあり、広大な敷地に咲き誇る「これぞヒマワリ畑」という景観を楽しめる場所です。
最初に開花を迎える東徳久地区は7月16日の開園予定でしたが、ヒマワリの開花が早く、7月14日からに前倒しされ、閉園も7月23日予定が21日に閉園されました。
次の林崎地区も、7月27日で閉園となっていましたが、29日までは無料開放されているという事です。 -
イチオシ
夏の青空をバックに咲くヒマワリ・・・。
これぞ夏、という感じですね。
幼いヒマワリは、東から西へ太陽を追いかけるように向きを変えていきます。
大きく育っていくと、東を向いたまま首回りが固くなり、種で重くなって下向きになり、鑑賞には不向きになっていくようです。南光ひまわり畑 自然・景勝地
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この地区の多くの花は、下を向いていました。
ヒマワリの見頃は1週間程度との事で、これら下を向いたヒマワリは、観賞用としての用途は終わってしまいましたが、作物としても重要な植物なようで、種実は食用や油糧や、緑肥用作物として栽培されているようです。
この地区では無農薬で栽培されたヒマワリの種子から搾るひまわり油を「南光ひまわり館」と言う施設で販売されているようです。 -
ヒマワリ畑の側溝には、千種川の水が流れていて、側溝に沿ってベンチの様な長板が備え付けられ、足水を楽しむ事ができるようになっています。
運動公園なので野球場もありましたが、佐用町出身のプロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルス内野手の、小深田選手への激励横断幕が掲示されていました。
小深田選手は、小学校1年からソフトボールを始め、中学校はヤングリーグの佐用スターズに所属していたという、基礎は佐用町で培われた選手ですね。
高校から地元を離れ、神戸国際大学附属高校、近畿大学、大学卒業後は大阪ガスで活躍し、2019年のドラフト会議で、東北楽天ゴールデンイーグルスから1巡目指名という、経歴の持ち主です。 -
ヒマワリを見て、今日のランチは何処にするのか奥様と相談です。
近くには古民家レストランやカレー等、色々ありましたが、夕食が楽しみなので、お腹一杯にならないように、という事で蕎麦に決定です。
結構評判が良い「蕎麦屋 鬨(とき)」に向かいます。蕎麦屋 鬨 グルメ・レストラン
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観光協会のHPによると、神戸で人気の蕎麦屋さんだったお店が移転してきたようです。
看板メニューの「おひるごはん」と、天ざるを発注です。
「おひるごはん」は、季節の惣菜やもち大豆のおこわ等が並びます。。 -
どの料理も、素材の美味しさを活かした料理で、お漬物まで凄く美味しかったです。
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最後の蕎麦は、つるりとしたのど越しが味わえる更科系でしょうか。
凄く細いのですが、のど越しの食感が良い、キリリと締まった感触でした。
「おひるごはん」にも蕎麦が付くので、結構ボリュウムはありますね。 -
天ぷらは山菜や海老等、普通の感じですが、漬け塩は一仕事されていて、なかなかの味わいでした。
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蕎麦湯はクリーミー。。。
お店の方が、漬け汁の量を調整して準備してくれます。
奥様は、漬け汁を入れない蕎麦湯そのものを味わいたいようですが、私は入れる派なので、凄く美味しかったです。 -
佐用からR176で津山に向かいます。
今まで何度も通り抜けた津山ですが、気になっていた場所が何か所かあります。
先ずは、津山まなびの鉄道館へ・・・。
(なんか最近こっちの関係の場所多くない?:奥様談)
モニュメントはC57形68号の動輪で、直径1.75m、重量3,480kgという国内では最も大きい動輪です。津山まなびの鉄道館 美術館・博物館
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ここは、国内に現存する扇形機関車庫の中で、2番目の規模である「旧津山扇形機関車庫」で、収蔵車両を中心とする展示で構成されています。
扇形機関車庫とは、鉄道の機関車格納庫の形態が、転車台を中心として扇形の格納庫になっているものです。
ちなみに日本最大級は、京都の梅小路機関庫で、現存する最古の鉄筋コンクリート建築、41線(20庫、21線)の引込線がある扇形車庫で、京都鉄道博物館ですね。
京都鉄道博物館の忘備録↓
https://4travel.jp/travelogue/11568452 -
1936年に姫新線の全通に伴い、山陰と山陽を結ぶ拠点として、蒸気機関車全盛の頃に機関車の入れ替えに供するため建設された車庫です。
後退することが苦手な蒸気機関車の方向転換には、転車台と言うシステムが有効で、終着駅や拠点駅には必ず設けられていました。
津山駅に隣接した旧機関区で、現在も使用されています。
現役を引退した、保存車両を展示する展示施設としても活用されていて、扇形庫は、奥行き22.1mで17線あります。
経済産業省の「近代化産業遺産」として、機関車庫と転車台が指定され、?土木学会からは「日本の近代土木遺産 -現存する重要な土木構造物2800選」に選定されています。 -
右が、DD15形除雪用ディーゼル機関車で、転車台方向から見えます。
降雪時には、蒸気機関車に替えて取り付けて運行していたようです。
除雪装置は片側のみ装着した状態で保存されています。
左は、DD16形除雪用ディーゼル機関車で、外周部から見る事が出来ます。
姫新線は山間を走り、雪も多い地域ですからね。
車庫棟の背面が、広いガラス窓となっているのは、黒い蒸気機関車と煤煙によって暗くなりがちな庫内に自然光を取り入れるための工夫のようです。 -
機関車庫の内には、保存車両としてデゴイチ「D51-2」、1両のみ製造された「DE50-1」等13両展示されています。
一部ですが、左上から下向きに、D51形蒸気機関車、キハ28形気動車、キハ52形気動車、キハ58形(足元の排雪板がキュートです。)、右側も下向きに、DD13形ディーゼル機関車、DF50形ディーゼル機関車、10t貨車移動機です。(詳しくない鉄道好きなオッサンなので、間違っていたらごめんなさい。) -
旧津山扇形機関車庫等、津山の街並をジオラマで再現し、Nゲージ模型が走る「まちなみルーム」です。
常時解放されておらず、回数もそれほど多くないのですが、タイミングが合ってラッキーでした。
https://youtu.be/kjFJwuKOF64
https://youtu.be/m2sCyxyWjlk -
併設して鉄道の歴史を解説する「あゆみルーム」があります。
日本、岡山の鉄道の歴史を、当時の出来事と重ね合わせて、掲示されています。 -
昔の津山線や姫新線等の懐かしい写真やヘッドマーク、「しくみルーム」では、鉄道の正確な運行や安全確保の、技術や工夫について体験設備も交えて紹介されています。
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次に向かったのは、城西浪漫館。
津山と言えば城東町が有名ですが、城西地区も江戸時代から城下町として栄え、津山藩主の森家の菩提寺「本源寺」や森忠政が津山城を築くにあたって、津山城下の総鎮守とした「徳守神社」等があり、大正・昭和の建造物が数多く残っていおり、2020年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
お盆前で案内される方々の都合がつかず、申し込みできなかったのですが『先達といくおかげめぐり』というイベントも開催されているようです。城西浪漫館 名所・史跡
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イチオシ
城西浪漫館は、1917年建築の中島病院旧本館で、今でも隣接して中嶋病院が建っています。
木造2階建で、正面にドームを配して、屋根や窓に細かい装飾がされている欧風建築です。
部屋毎に異なる材質の大理石を使った暖炉があり、津山の名棟梁と呼ばれた池田豊太郎氏の作品です。 -
1階にはカフェも併設されているとの事で、休憩タイムです。
メニューを見ると、価格が非常に安い。
このような観光施設の、歴史的な建物内で頂く価格としては、破格では無いでしょうか。ソーズカフェ グルメ・レストラン
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奥様、暑い中歩いたので、すっきりとしたいという事でジンジャエールを発注です。
津山産のショウガ使用しているとの事ですが、300円(税込)ってホントですか。
私は、逆に暑いときは熱いものを頂く主義ですので、ぜんざいを発注です。
こちらは380円(税込)、ほうじ茶も美味しかったです。 -
外観や内装、展示物等、大正ロマンを大いに感じられる建物でした。
「珈琲」という字を当てたのは宇田川榕菴という、この地で生まれた幕末の蘭学者で、珈琲を煮出して抽出する装置(コーヒーカン)を自作して飲んだそうです。
このお店では、期間限定ですが、コーヒーカンで再現した珈琲を頂けるそうです。
それでは、本日の宿に向かいます。
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