2022/07/23 - 2022/07/23
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大胡駅から大胡城までを散歩しました。
大胡駅は群馬のローカル線・上毛電鉄の主要駅です。大胡はいまでこそ只の田舎ですが、日光脇往還(日光裏街道)の宿場町です。
大胡には米野街道、赤城街道、産泰街道、前橋街道、伊勢崎街道、山上街道が通り、古来、交通の要衝でした。
日光裏街道は例幣使街道を介さずに日光に至る険しいながらも近道となるルートで、群馬県伊勢崎市の柴宿にて例幣使街道から別れ、前橋市の駒形宿、(旧大胡町)大胡宿、(旧粕川村)室沢宿、(旧新里町)板橋宿、群馬県(旧大間々町神梅)深沢宿から銅山(あかがね)街道へ合流するルートでした。ちなみに、現行の県道333号線は旧・日光裏街道とほぼ同じルートを走っています。
さて、大胡駅を出て旧街道へ歩くと、宿場町の風情が残っていました。昭和の古い雰囲気の建物も多く見受けられました。街道の結節点とは言え、主要な産業が集積されてはいなかったことから戦災は免れたのでしょう。
過去の街の栄えた雰囲気は寺社を見れば良い、との原則に従い、近くの寺を訪問しました。かつての領主の菩提寺で、境内の雰囲気は奈良や京都の名刹に近い雰囲気を持っていました。残念ながら資金不足により、十分な補修はできないようですが。この辺、前橋市の街づくりが破綻している印がたま見えてしました(前橋市は県庁所在地であることに驕って街づくりが破綻しているし、しかもそれに気づいていない全国的に稀有な自治体です)
大胡には朽ちかけた古い家屋も点在していました。一か所に集めて町の雰囲気を再構築すれば、十分、観光地として再生できるに、と少し残念な気持ちになりました。
大胡城は石垣こそありませんでしたら、なかなかの城でした。落城した歴史は無いはずなのですが、妙な雰囲気に包まれていたのは、ご愛敬。城の規模は非常に大きく、立派でした。ただ、遺構のほとんどが失われ、土塁と空堀が残るのみなのは残念でした。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の起点、上毛電鉄の中央前橋駅。
前橋の街作り失敗の象徴たる駅です。 -
中央前橋駅には上下線それぞれの電車が鎮座。車両は京王電鉄でかつて走っていた700型です。
左が第二編成、右が第三編成です。 -
大胡駅に到着。
車両基地になっており、左に「走る水族館」こと第四編成が鎮座してました。 -
大胡駅は跨線橋などはなく、踏切を渡って駅に行くパターンでした。
ちなみに、こんな外観でも有人駅です。 -
駅前にあった車屋さん。
微妙な高さの屋根にビートルを置いてましたが、アイコンとしては目立たない気が・・・ -
大胡駅前のメルヘンな公園。
この駅が地域に愛されているが故に立派な公園があるのでしょう。 -
とうふ屋がありましたが、残念ながら「藤原とうふ店」ではありませんでした(笑)
-
いい感じの蕎麦屋さん
-
かつて醤油屋だったと思われる家屋
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この新聞販売店の家屋も古そうです。
-
宿場の名残を残す道標。
日光へ、と書いてありますが、劣化して読むのが困難です。
かなり古いものの様です。 -
獅子舞の伝統があるようです
-
街道らしく旅館がありました。
できれば「旅籠」として欲しかった! -
役場近くの神社はご本尊が神輿でした。
こういう神社は所々にありますが、久しぶりに出会いました。 -
役場に至る道にあった廃屋。
ただ、いい感じの昭和の建物であり、朽ちるに任せるのは勿体ない出来です。
街道筋に移転すれば観光資源になりそうな気がしますが・・・ -
旧大胡町のマンホールアート。
この木何の木?気になる木(昭和的フレーズ) -
かつての役場。
立派です -
役場近くの寺、養林寺に向かいます。
ん?
葵の御紋? -
山門前の寺標。
割と新し目です。 -
山門。
階段といいなかなかの雰囲気を醸し出しています。 -
山門を見ると本来の屋根にトタンを乗せているのが分かります。
資金不足は明らか。
観光資源を活かせない、前橋の街づくり失敗の痕跡がここにも。 -
山門脇にはさまざまな仏様が祀られています
-
養林寺の縁起
-
参道はなかなかの雰囲気。
京都の寺社に近い雰囲気です。
名刹と言っても良いでしょう -
時期的に終わりですが、見事な紫陽花が咲いていました。
-
本堂は境内の造形に比べると、いささか簡素。
おそらく、最近立て替えたと思われます。 -
寺の縁起とは少しちがいますが、ある意味、寺の説明としてはこちらの方が分かりやすい。
元々は牧野氏の所領で、養林寺は牧野氏の菩提寺だったようです。
牧野氏の転封に伴い、普通の寺になってしまったようですが。
境内の構図から、確かに2万石の城主の菩提寺には相応しい雰囲気があります。 -
本堂脇に「常在戦場」との畳書きがありました。
これ、好きな言葉の一つで、ちょっと感動。 -
さて、大胡城までやってきました
-
大胡城の標。
-
城へ通じるトンネル。
城の土垣をくり抜いたアクセス路です。
トンネルはなんとも言えない雰囲気。
私は「見える」人ではありませんが、「見える」人には何が見える、そんな雰囲気を持ったトンネルです。 -
右手が本丸方向。
木漏れ日アートが地面に模様を作ります -
階段を登って本丸方面に向かいます
-
階段を上がるとすぐに目につく石垣。
石垣ではありますが、防御というよりは土止め用のような印象です -
右手が本丸ですが、石垣はほとんど失われています
-
本丸。
結構広い面積があります -
本丸から南を眺める。
遠くまで一望できます -
本丸の東側。
少し土塁があるのが分かります -
本丸のところにある神社(?)
-
北側の土塁。
-
本丸の北側の土塁の北側切れ目から二の丸に向かいます。
元々は大手? -
左が本丸。右が二の丸。
-
二の丸。
細長いエリアでした -
大胡城の説明文
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