2025/09/06 - 2025/09/06
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長篠の戦いと、長篠城主として知られる奥平氏。
長篠の戦いの前に長篠城に籠った奥平氏との闘いで消耗した武田軍が「野戦ならば負けない!」との気持ちに誘導され、織田連合軍の馬防柵を舐めくさって突撃したため、敗北してしまう。
奥平氏の活躍がなかったら、その後の歴史の展開は変わったものになっていたかもしれない。
そんな奥平氏。
元々は武田勢。
長篠城主・奥平信昌は、徳川家への帰順の条件として、徳川家康の長女・亀姫と婚姻を結び、江戸時代は徳川家の外戚として「松平」姓を名乗るほどまでに出世した。
だが、そんな劇的に出世した奥平氏の発祥の地が群馬県にあることを知るものは多くないだろう。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
県道200号を西進。
奥山城址の看板が見えてきました。 -
奥山城址の曲がり口の看板はありません。
下奥平方面、県道171側へ右折します。 -
到着。
城址案内の立て看板があるのみで、特にわかりやすい案内はありません。
奥に見える丘が奥山城址 -
奥山城址方面に向かって、市道に入ります。
-
城域の南側は道路を作るため、削られています。
-
昭和の石垣が途切れたところに入口がありました。
-
城址の碑。
歳月を感じます。 -
城域に向かいます。
踏み固められた道があるのみ。 -
道の左手はかなり急な崖。
一見するとただの丘の様に見えますが、この斜面具合は人の手が入っているのが分かります。 -
土塁の痕跡が見えます。
google map的には左手の森が本丸方面 -
本丸と同じ高さの平坦地は畑になっていました。
-
本丸に向かおうと思います。
畑の奥に小道が見えますので、進みます。 -
道が荒れすぎていて、進むのを断念。
-
こちらが本丸方面なんですが・・・
14世紀にこの城を捨て、三河に移ったので600年以上経っています。
無理もないでしょう -
城の入口まで戻ってきました。
右手は土塁ですが、ここから奥に進めそうです。 -
土塁はなかなかに急峻
-
比較的土塁の様子が分かりやすいスポット。
土塁の坂はかなり急です。
草でも生えていたら、登るのはかなり大変でしょう -
道路まで戻って城域を見てみます。
正面に見えるのが城域へ続く道。
壁の様にみえるのが土塁部分です -
奥平城址の説明文。
かなり年季が入っています。 -
移動して、奥平家発祥の地へやってきました。
奥平家の墓は「公廟」と記載されています。
奥平家の最高の官位は従四位下の模様。
「公」と称されるのは左右大臣や太政大臣職にあったものだけですので、「卿」が本来の呼称。
征夷大将軍の源頼朝(最高の官位は正二位)ですら「卿」なんですけどね・・・ -
発祥の地は地域の人々によって守られているようです
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この小道を上った行き止まりのところに「奥平家発祥の地」があります。
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一見すると住宅の敷地のようですが、この小道が発祥の地へ続く道
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軽トラでなければ走るのは困難な道を登ります。
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墓域が見えてきました。
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一応、階段があります。
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道なき道感が・・・
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奥平家発祥の碑の場所に到着
-
碑は二つあります。
右の碑は新しい。 -
手前の新しい石碑は奥平家が開基の仁叟寺の碑のようです。
仁叟寺は跡形もありません。
吉井町の街中に現存しているので、奥平氏が出奔した後、食えなくなって街中に移転したのでしょうね。 -
奥平家発祥の碑
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