3年ぶりの欧州！　マルタ共和国12日間の旅 ②　時差ボケ解消のためマルサシュロックへ

2022/07/04 - 2022/07/04

夜行便でたどり着いた旅の初日、恒例の時差ボケ解消のためのお散歩はマルサシュロックに行くことにしました。首都ヴァレッタからはバスで40分ほどの距離です。

マルタ島の南東部にあるマルサシュロックは、古くからある漁港で、目玉の描かれた極彩色の漁船ルッツ(表紙の写真）でも知られています。また、日曜日に開かれる朝市、サンデーフィッシュマーケットには、地元の人だけでなく、観光客もたくさん訪れるそうです。

あいにく、今日は平日の月曜日。マルサシュロック行きのバスを適当に降り、歩き始めたものの、人の気配はほとんどありません。たまたま運よく遭遇した、地元の方に道を聞きながら、なんとか漁港までたどり着きました。

エリア マルサシュロック(マルタ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

オズボーンホテルにスーツケースを置いて、さあ、出かけます。

ホテルを出て2つ目の小路、オールドベーカリーストリート。

画面中央、はるかに見える円塔はカーマライト教会。

オールド ベーカリー通り 散歩・街歩き

まず目に入った旋回注意の文字。

「あら、気をつけないと」と思った瞬間、あれれ日本語だ。

はたらくくるまの中古車が、塗装はそのまま、マルタに運ばれたのですね。

1964年まで英国領だったので、車は左側通行のこの国では、日本車をたくさん見かけました。最新の車種も、懐かしいなと思う旧型の車種も。

先ほど買った回数券を有効活用。

バスに乗って、マルサシュロック。

マルタのバスは、車内の電光掲示板に次のバス停が出るから、簡単簡単。

と思っていてものの、なかなかマルサシュロックに着きません。
乗り越したのかと慌てて、それらしきところで下車。

マルサシュロックへはどちらの方向へ？

地元の方に聞きました。

1人目の方、「あっちへ行けば歩いて10分ほどさ。」

10分以上歩いても、それらしきところには着きません。

キャンピングカーを停めて、水泳中の2人目の方にお尋ね。

「あっちへ歩いて10分くらいだよ。」

方向は間違っていないみたい。

10分歩いてもまだ漁港は見えません。

サボテンの中、熱中症でダウンするかと思いました。

バス停があったので、諦めて、ヴァレッタに戻ろうかと思ったころ、ウォーキング中の3人目の方に聞きました。

「これを道なりに行くと10分くらいで着くよ。」

歩くこと、十数分。今度こそ、思い描いていた通りのマルサシュロックの海が見えました。

地元の方の「歩いて10分」は、2倍か3倍にして考えないとね。
コンパスの長さがちがいますもの。

これこれ、カラフルな漁船ルッツも見えます。

マルサシュロック湾 海岸・海

ルッツの先には「目玉」が描かれています。

イスタンブール→マルタの機内食が今日のお昼ごはんでした。確か、マルタ時間の8時くらいに食べています。

今日はこちらで早めの夕飯にしましょう。まだ、午後4時にもなりませんが・・。

月曜日で、本日休業が多い中、見つけたお店「Carrubia」

オープンエアのテラス席ならコロナも安心と、外でいただくことにします。

もっとも、時間が早いので、ほぼ貸し切り状態でしたがね。

たっぷりトマトの載ったブルスケッタ？

フィッシュアンドチップスを頼んだらこの通り。

大きいお魚のフライ2本、フレンチフライが山盛り。
コールスローがついているのはうれしかったです。

疲れ気味で、お連れ様に少し食べてもらいました。

おなか一杯になったところで、遊覧ボートに乗ることにしました。

1時間くらいかけて、湾の外まで行くコースもありましたが、一人5ユーロの湾内一周コースに乗ります。

ルッツの舳先を内側から眺めます。

彼が、キャプテン。

7月初旬の平日ということで、貸切。

この船は漁船かしら？

画面の中心に見えるのが聖母ポンペイ教会。

教会を少しアップにして。

どうやら、日曜日はあのあたりでマーケットがにぎわうようです。

マルサシュロックの日曜市 市場

もう少し定員の多い遊覧船も就航しています。

正味15分ほどの湾内クルーズが終わりました。

暑い中歩いた後だったので、気持ちが良かったです。

先ほど、船上から見た聖母ポンペイ教会。

二本の塔の間には、船に乗るマリア様。

マルサシュロック教区教会 寺院・教会

来るときも焦らず、終点まで乗っていたら、このバス停に着いたのでしょうね。

16時50分発のヴァレッタ行で、帰ります。

ヴァレッタのバスターミナルに着いたのは17時半ころ。

ヴァレッタのメインストリート、リパブリック通り。

オズボーンホテルに到着。
バスターミナルから歩いて数分でホテルにつくのは、あちこち観光するうえでとても便利でした。

欲を言えば、ホテルの近くに、お水くらい買えるミニスーパーがあればよかったのだけど。

地下のバゲージルームからスーツケースを引き取って、チェックイン。

広いとは言えないけれどコンパクトにまとまっている水回り。

シャワーなどの水圧もばっちりでした。

自宅を出たのが、日本時間7月3日午後4時。

只今、マルタ時間7月4日午後7時。

機内でうとうとしたとはいえ､長い一日が無事終わりました。
汗を流してゆっくり休むとしましょう。

この旅行記へのコメント （2）

• さんちゃんさん 2022/07/31 21:28:20

  ありがとうございます！

  マプトさん、メッセージありがとうございました。
  
  まだ、リラの時代にマルタに行かれたのですね。さぞかし、物価が安く感じられたのではと思います。
  
  マルタもユーロになり､間の悪いことに只今円安・・だったものですから、頭の中で円換算してびっくりすることもありました。日本ならコンビニでもたぶん150円くらいのアイスキャンディーが3.5ユーロ、円にすると500円近く！
  
  とはいえ、いろいろ楽しんで帰って参りました。旅行記、順次アップしていきますので、お時間のある時に見て頂ければ幸いです。
  
  

• マプトさん 2022/07/27 13:50:04

  マルタ共和国

  はじめましてですよね。
  私もマルタに言ってことがあります。もう１５年以上前のことで、通貨がまだリラの時代でした。適当に乗ったばすが、マルサロック行きで、カラフルな船や目玉を物珍しく見ていました。バレッタも街歩きが面白う所でしたね。
  今後ともよろしくお願いします。