雲上の花畑広がる「旭岳」と「黒岳」ガーデンフェスタ北海道2022⑨３日目の２～黒岳～

2022/07/25 - 2022/07/25

　2022年7月23日（土）～25日（月）阪急トラピックス主催「雲上の花畑広がる「旭岳」と「黒岳」ガーデンフェスタ北海道2022」に参加しました。その3日間の旅行記です。猛暑の関東を離れ、20度前後の涼しい北海道で、お花を見て、温泉に入って、ご馳走を食べて来ました。よろしければご覧ください。主な行程は以下の通りです。①②③は旅行記の番号です。
7月23日（土）1日目　自宅～羽田空港～新千歳空港①＝恵庭「はなふる」
　　　　　　　にて「ガーデンフェスタ北海道2022」鑑賞②＝イオンモール　　
　　　　　旭川駅前買い物＝ホテルウィングインターナショナル旭川駅前泊③
24日（日）2日目　ホテル＝旭岳駅～ロープウェー～姿見駅
ロープウェー④フラノマルシェ ランチと買い物⑤＝
　　　　　ファーム富田⑥＝美瑛青い池＝白ひげの滝⑦＝
　　　　　層雲峡温泉　層雲峡観光ホテル泊⑧
25日（月）3日目　ホテル＝層雲峡駅～黒岳ロープウェー　黒岳5合目散策～
黒岳ロープウェー～層雲峡駅⑨＝層雲峡⑩＝新千歳空港～羽田空港
　　　　　～自宅⑪
　　

エリア 層雲峡(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2022年7月25日（月）旅行3日目　
　７時半ホテル出発。バスで5分程度で、黒岳の無料駐車場へ。昨日と同じ、現地ガイドさんがお出迎え。早朝からお世話になります。お仕事とはいえ、こんな早朝から大変ですね。
　ここはロープウェイ層雲峡駅、なんと朝6時から、20分間隔で運行しています。現地ガイドさんだけでなく、ここで働く人、何時に起きているのでしょう？お疲れ様です。

　7：40発のロープウェーに乗ります。本日唯一の、そしてこの３日間のツアー最後の観光場所、黒岳です。

大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物

　団体往復チケット2100円。復路は翌日まで有効とあります。翌日下山する登山客がいるということですね。
　層雲峡駅は標高670m、黒岳駅は標高1300ｍです。

大雪山国立公園内にはいくつかの山があります。

　黒岳5合目情報。気温12度風速４ｍ。昨日と同じくらい。天候も濃霧・・・
視界　黒岳側　×（bad）　層雲峡側　×（bad）
下界は晴れているけど、5合目はまた、何も見えないかもってこと？全く何しに来たのだか。各観光地はすべて込々の40分だし。「飛行機とバスに乗りに、北海道に行って来ました。」と言うしかない？

　パンフレットが初めて配られました！もちろん、現地ガイドさんから。（笑）
ツアー最後の観光地だけれど、添乗員さんがパンフレットを自ら配ることは一度もありませんでした。お客さんの中には、嵩張るからいらないという方もいらっしゃるでしょうが、私は中に書かれている、詳しい情報が欲しいのです。後で読み返せるように。バスガイドさんのお話は右から左に流れてしまうので。

　以下パンフレットより[]
　[夏　初夏の早朝では大雲海の発生率が高くなります。緑が生い茂り、色鮮やかな高山植物たちが見頃を迎え、沢山の登山者で賑わいます］

　これから7分間の空中散歩をします。
　カムイミンタラ
　[黒岳は北海道の中央高地とも呼ばれる大雪山の山の一つです。大雪山はアイヌ語でカムイミンタラ（神々の遊ぶ庭）と呼ばれてきました。峰々の間に広がる溶岩台地は300種類以の高山植物の群落に彩られ、その壮大な風景は、まさに「神々の遊ぶ庭」と呼ばれるにふさわしい、雲上の楽園と言えるでしょう］

　ロープウェイ黒岳駅は、地下にトイレ、1階に売店、2階にレストラン屋上に展望台があります。2020年にオープンしました。[眼下に広がる雄大な景色は圧巻です。大自然を感じながらほっと一息つきましょう。］

ロープウェイ乗車。5合目、霧よね・・・

足元。歩いて登る方もいらっしゃるのかな？

車窓からの眺め。雪渓が見えます。霧が切れて、青空が見えている！

　黒岳駅周辺には雲がない！そんなこともあり？

雲が山の下の方に！

　黒岳駅に到着。　
　現地ガイドさんが、「雲海を見せたいので、ゆっくりでよいので、ここの3階まで登りましょう。」雲海！雲海♪5月トマムで見たかったのに、360度濃霧、雨で見られなかった雲海♪頑張って登りますとも！昨日も旭岳は濃霧（私は雨だと思う）で何も見えずパスしたので。膝が痛くても、真っ先に手すりをつかみながら、息を切らしながらでも、登ります！

やったー、着いた！これが雲海、これぞ雲海！

　さっきまで、今日も見られないと思っていたのに。濃霧で視界不良と掲示してあったので、諦めてたのに！

　山には興味がありませんが、山もよく見えます。現地ガイドさんが一つ一つの山の名前を説明して下さり、ガイドフォーンを通して、その声は聞こえています。が、何分、記憶力が乏しいのと、興味がないのとで、右から左に、流れて行きます。

　見える山々。
でも、写真は撮ったので、上の山の説明を。合ってますよね？
左から黒岳1984ｍ、桂月岳1938ｍ、凌雲岳2125ｍ、上川岳1884ｍ　

あちら側の　見える山々。

　雪渓が残っています。
左から屏風岳1792ｍ、武利岳（むりいだけ）1876ｍ、武華山1759ｍ、雌阿寒岳1499ｍ、

眼下に雲海。

黒岳 自然・景勝地

現地ガイドさんでさえ、スマホを取り出して、写真撮影してます。

　なんとツアー客21名全員が、ここに登って来ました！昨日旭岳で休憩していた方たちもすべてです。50台に見える息子さんとご一緒に参加されているらしい、普段杖を突いている、あの高齢のお母様でさえです！

雲の下に山。

ここは大雪山黒岳ネイチャーテラスと言う名前だそうです。

　山の名前について、現地ガイドさんは説明をして下さいましたが、右から左・・・
日本語が分からない、外人なみ。教室にいる劣等生なみ・・・幸い、分からなくてもついていけなくても、テストされることはないし、落第することはないので安心。

　雲が切れてきました。
　普段山歩きをされる方にとっては、雲海なんて当たり前なのかもしれません。が、街歩きしかしない私にとっては、５月のトマム以来の、念願の雲海。不満の残るツアーでしたが、最後の最後に、よいものを見せていただきました。

登山道かな？

おはちの写真。

　5合目のリフト。一度乗って7合目まで行ってみたいと思いながら、未だに乗ったことはありません。

黒岳周辺のご案内

　足元には紫の花。

このオタマジャクシは、オオサンショウウオだそうです。

これは何だ？

エゾシカの足跡。

こちらは何だ？

キタキツネ。

ここから山頂まで3.5ｋｍ。歩かれる方もいるのでしょうね。

エゾ松。

キリンソウ

　小さなかわいい実　ヤブコウジ
　その場で教えてもらっても、後になると、花の名前が分からないと、会話していると、「グーグルのカメラマークを押すと分かる」と、一人参加のオジサマが教えてくださいました。やってはみましたが、合ってるのかな？はっきりしないものについては、？を付けました。

コマクサ
プランターに植えられて、名札も付いていたので、間違いありません。

黄色い花も咲いてます。

アカカタバミ

レンテンローズ？ロサペンデュリナ？　

クッシュ？

あっという間の散策を終えて、下山します。念願の雲海が見られて良かった！

山好きな方なら、形を見て、言えるのでしょうが・・・

　帰りのロープウェイ車中で、現地ガイドさんが、「雲の虹」と教えてくださいました。これがそうらしいです。ぐぐります。七色じゃないけど、虹？

「彩雲」雲が色づいて見える現象で「景雲」「慶雲」「瑞雲」とも呼ばれます。太陽の光が雲の粒と粒の間を通る時、回析によって曲がった光が、干渉しあうことで、雲に色が付いたように見えるそうです。良いことの前触れとも言われているそうです。

登りとすれ違います。

大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物

赤い葉が見えます。紅葉ではないそうです。

層雲峡が見えてきました。

霧も晴れてきました。

ロープウェイ、バイバイ。

乗車券売り場

記念にパチリ。

　お店では木彫り実演中でした。

黒岳の手ぬぐいなどを売っています。

　皆さん、集合時刻までつかの間のトイレとお買い物タイム。

写真撮影スポット。

最後に絵葉書のお土産を頂きました。添乗員さんがアンケート用紙と共に配ってくださいました。（笑）
　反対側席から「鹿！」の声。私の側じゃなくて見られない、最後の最後までと思っていたら、横切って、こちら側に！親子らしい2匹！うさぎのように、飛ぶように駆けて行きました。馬の走り方とは違います！本当に観光最後の最後、野生動物も見られ、「雲海と鹿」の思い出に残る黒岳でした。