海鳥の楽園 天売島*緑の島 焼尻島へ行ってみよう　フェリー欠航　天候不良で当惑のひとり旅 2日目

2022/06/25 - 2022/06/30

6月26日(日)
前日天売島に行くはずでしたが、羽幌沿海フェリー欠航のため、急遽羽幌町に宿泊。

当日の運航状況は、羽幌沿海フェリーＨＰに7時発表。
はたして、この日のうちに天売島へ渡れるのか。

エリア 苫前・小平・羽幌(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー AIR DO

早起きして外に出た。
静かなオロロンライン、晴天、風もそれほど強くない。
良し！
きっと大丈夫(^^)v

でも海のうねりはどうかな。
7時を待つしかない。

7時になって羽幌沿海フェリーのHPを確認、4便全て欠航。
今日中に天売島に行くことは叶わず、諦める他ない。
前日みたいに、午後便50分前の発表を待たずに済むのはありがたい。

翌日の27日６時AM乗船予約をした天売島観光船『栄丸』をキャンセルしなければならない。
http://sakaemaru.jp/kankou.html

朝食は7:30。
食後に珈琲もいただけます。
前夜の夕食、この朝食どちらも美味しい。
ひとり旅向きのフレンドリーな宿、色々迷って、天売島を諦めきれず、吉里吉里に連泊させてもらうことに。

明日はどうなるんだろう。
自転車のご夫妻は、天売島を諦め利尻島に行くことにしたらしい。

カフェ&イン 吉里吉里 グルメ・レストラン

9:28　吉里吉里を出発
オロロンラインを北へ稚内方面に向かって車を走らせていたところ、
みさき台公園の看板を見つけ左折。

みさき台公園 公園・植物園

10:00　みさき台公園

金比羅岬灯台
1969年に点灯、北海道西岸を航海する船舶の道しるべ。

しょさんべつ展望台。
営業時間外で、入館できず。

しょさんべつ天文台 美術館・博物館

オートキャンプ場なので、トイレやレストラン、色々な設備が整っています。
幸福を呼ぶ鐘とブランコとハンモック。

レストランでソフトクリーム。
バニラとハスカップのミックス。
景色を眺めながらいただいた。

遊歩道を下りて行きます。
この公園にゴーカート場もありました。

ラベンダー
2部咲きくらいかな。

みさき台公園をあとにして、オロロンラインをさらに北へ。


11:05　『道の駅えんべつ富士見』
人気の道の駅、駐車場には車がいっぱい。
地野菜や花や野菜の苗が売られていて大繁盛の様子。

この辺で折り返し、今度は南下。

道の駅 えんべつ富士見 道の駅

11:30　金浦原生花園

金浦原生花園 自然・景勝地

前日グーグルマップで見つけて、保存しておいた。
小さな案内が出ているのを見落として通り過ぎ、帰り道にもまた通り過ぎ、引き換えしてココかなと小道を曲がってみた。

一面に咲くエゾカンゾウを想像して行ったんだけど、ずいぶん前に終わったみたい。
のんびりコースをの～んびり鳥の鳴き声を聞きながら散歩。

時間はたっぷり。
エゾカンゾウが咲いていなくても、一人ぼっちでも別にかまわない。
広々した景色をひとりじめ。

ひっそりココに隠れていますよといった感じに、イソツツジとエゾカンゾウ。

オロロンラインは、坂とカーブの連続。
金浦原生花園から南下していると、長い下り坂の途中で、吉里吉里でご一緒だった自転車のご夫妻とすれ違い。
窓を開け手を振ったけど、気づいてくれたかな。
北上しているご夫妻は上り坂、午前中にこんな遠くまで来ているなんて凄い健脚だなと感心することしきり。

羽幌町
このオロロン鳥の道路脇駐車スペースに車を停め、撮影。

オロロンライン沿いの風力発電の風車。
海側やちょっとした高台にもたくさん立っています。
道路両側の風車がグルグル回っていると、動く方に目が奪われるので運転しづらい。

この日は暑かったので、エアコンをつけて運転。
ガソリンの減りが早い。

12:50　オロロンラインをひたすら走って、『道の駅おひらちょう鰊番屋』へ。

道の駅 おびら鰊番屋 道の駅

道の駅内
天井から大漁旗。

２階は『歴史文化保存展示ホール』
囲炉裏のある畳部屋は休憩コーナーですが、靴脱ぐのが面倒なので写真を撮っただけ。

色々な展示物で歴史を学ぶことができます。

馬の剥製、迫力あり。

右上・石炭ストーブ、下・ヤマハのオルガン、箪笥の上にも道具が置かれていました。

13:20　ぜんぜんお腹が空いていなかったのですが、こちらでランチ。

隣接した旧花田家番屋も見学。
重要文化財、繁栄の面影残る大きな建物です。
明治38年頃創立、総面積906.477平方メートル。
最盛期には雇人が500人超え。
大鰊魚家だったことは間違いなし！

旧花田家番屋 名所・史跡

入場料は400円。
旧花田家は、18ｶ統の鰊定置網を経営、作業場など100棟近く建物を所有し、蒸気機関を設置、ウインチ、トロッコを使用して最新の近代化漁法を駆使していたと説明がありました。

左上・味噌部屋、
ヤン衆の物置には当時の道具が色々展示されています。
右下・背負いもっこ、鰊を入れて背中にかつぐ木の箱。

女性がモッコを担ぎニシン運びをしたそうですが、この写真の通り花田家ではトロッコを使用して能率を上げたそう。

当時の様子をビデオ観賞。
画像は荒いですが貴重なフィルム。

ニシン漁で使われた船の模型・あいのこ船の模型

奥の部屋
親方の台所、客間(はなれ)、便所、廊下。

親方の部屋
私設電話を設置し、各漁場間の連絡に使用。

半纏
人別帳・漁夫名簿・金道具控帳・遠別行物品払と書かれたものが展示。

帳場の窓から、海が見えました。

金庫の部屋
この襖は、金唐和紙（金唐革紙）が貼られているそうです。
当時は金ピカだったそうですが、今では表面の金がはげ落ちています。

立派な建物だし展示物も多い。
なのに展示のしかたが雑、説明文も読みづらい。

14:30　道路渡って日本海へ。

にしん文化歴史公園 公園・植物園

『にしん文化歴史公園』
景色の良い公園、砂浜に下りることができます。

いつもはどうなのか分からないので、波が高かったのか不明。
フェリーが欠航になるくらいだからやっぱ荒波だったのかな。

にしん文化歴史公園には、松浦武四郎の像・三船遭難慰霊之碑・『西蝦夷日誌』に収録された歌碑などがあります。

小平町から、またオロロンラインを通って羽幌町に戻ります。

15:05　帰り道に『おにしかツインビーチ』を散歩。
大きな駐車場あり、この時は、他の観光客の車も数台停まってた。

整備、修復中なのか工事車両も置いてあった。

灯台もあるし、遠くにオブジェも見える。

振り返って駐車場を見たら私の車が1台停まっているだけ。
みんな帰ってしまったのね。

見渡す限り、誰もいない世界。
波とカモメと青い空。

砂浜に自分の足跡。

これが気になって側まで行ってみた。
日時計のようです。

すっごくキレイな海だった。

15:30　もうそろそろ帰ろうと駐車場に戻ったら、駐車場からオロロンラインに出る通路に　柵が置かれていて、車の出入りができないようになっているので慌てました。
軽自動車だったので、柵を動かさずとも端から出られましたが、ドッキドキ(-_-)

15:55　ホクレン羽幌セルフSSというガソリンスタンドで給油。
1Ｌ　＠171.00　18.36Ｌ

16:06　吉里吉里到着
夕食まで部屋でゴロゴロ。

18:30　美味しい夕食をいただき、前日と同じように『はぼろ温泉サンセットプラザ』』で入浴。

自転車のご夫妻は稚内かな、明日はどうなるんだろうとか考えているうちに、睡魔に襲われ爆睡。

カフェ&イン 吉里吉里 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （4）

• マプトさん 2022/07/05 21:02:15

  私にとっては、庭みたいな場所

  今回も欠航…。
  で、遠別まで行った！
  すごいですね。豊岬のみさき台公園から、利尻山がは見えなかったのかなあ…。岬センターは温泉で、露天から日本海が一望できるんですよ。
  20年前、苫前にも住んでいたので、懐かしい場所です。

  Tom Sawyerさん からの返信 2022/07/17 08:37:16

  RE: 私にとっては、庭みたいな場所

  マプトさま
  そういえば、みさき台公園に温泉ありました。
  利尻島見えていたのかな、見逃してしまったのならほんとに残念。
  グーグルマップでは坂道が多くクネクネ道だって分からないオロロンライン。
  北海道の広大さを実感する旅でした。
  苫前ってトンネル抜けたところかな、苫前町郷土資料館・三毛別羆事件現場にも行けば良かった。
  欠航を想定していなかったので、調査不足。
  吉里吉里の宿で一緒だった横浜市民の旅人が、三毛別羆事件現場に行ってきたと話していたっけ。
  欠航になったときに、マプトさんにメールしたかった〜どこへ行けばよいかなって^^;
  　　　　　　　　　　　　　Tom Sawyer
  
  

• あけちさん 2022/07/05 19:59:40

  懐かしいオロロンライン

  Tom Sawyerさん　こんにちは^ ^
  オロロンラインを私も約40年前にバイクで主人とツーリングしました！これだけ時が経てば色々変わるもので…
  今はこんな感じなのか…と感慨深く旅行記を拝見していました^ ^
  
  当時オロロンラインドライブインにオロロンラインラーメンという、それは海鮮が沢山のった贅沢なラーメンがあったんですよ
  それを食べた記憶が印象的で覚えています
  今はあちこちに道の駅ができて、便利になりましたね
  
  そして北海道と言ったらバスカップ！
  ソフトクリームが美味しそうでした^ ^
  
  続きも楽しみにしています

  Tom Sawyerさん からの返信 2022/07/17 07:56:51

  RE: 懐かしいオロロンライン

  あけち様
  読んでいただき、ありがとうございます。
  そうですか、バイクで旅をされたのですね。
  どっさり海鮮がのったオロロンラインラーメン食べたいです。
  北海道は美味しいものがたくさん。
  それで何度も行きたくなるのかな。
  あけちさんのブログの写真、アングルよく鮮明でステキです。
  猛暑が続いたかと思えば、梅雨に戻ったかのように雨ばかり。
  とりあえず、ワクチン4回目を打ってから、秋の旅行の計画を立てようと思っています。