2022年5月11日：3連休で和歌山攻略(2日目)ダムカード収集-67 & 近畿道の駅SR-15 奈良･和歌山編（前編）二津野ダム他2ダム

2022/05/11 - 2022/05/11

数年ぶりに「緊急事態宣言」も「蔓延防止等重点措置」も無いGW、しかし去年から集客施設に移動になったためGW中も仕事があり大型連休は無し、その分、平日に三連休を取りダムカード収集＆道の駅スタンプラリーに出かけました。

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回は67回目です（回数は訪問日数でカウント）
第66回終了時点で、22都府県の254施設を巡りました。

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
2022年5月10日現在で
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全181駅を訪問済
中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）は全135駅を訪問済
近畿エリア（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県・和歌山県）は全152駅中51駅訪問済。

道の駅スタンプラリーの対象地区を広げすぎると収拾不能となるため現在は近畿地区制覇を目論見中です。

折角取れた三連休、関東在住の私にとって中々訪問しずらい紀伊半島を巡る事とし、初日は和歌山県南部を巡り2日目は奈良県南部と和歌山県中部を巡ります。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、前編・中編・後編に分けてお届けします。

前編は奈良県南部を巡ります
ダムカード配布対象施設は
二津野ダム（熊野川）
風屋ダム（風屋貯水池）
奥里ダム（滝川）
を巡り

近畿道の駅スタンプラリーは
奈良県　№07　十津川郷
巡ります

「奈良県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 18
本編訪問数・・・ 3（16.7％）
累計訪問数・・・ 8（44.4%）
未訪問数・・・・10（55.6％）

近畿道の駅スタンプラリー
（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県・和歌山県）
対象駅・・・・全152駅
本編訪問駅・・・ 1駅（ 0.66％）
累計達成駅・・・ 52駅（34.2％）
未訪問駅・・・・100駅（65.8%）

※近畿道の駅スタンプラリーの備忘録（奈良編）はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11710533

村としては日本最大の面積を誇る十津川村、あまりに広大なため三重県等を巡る際に県境付近で何度か進入した事はありますが、かすめる程度だったので事実上の初訪問です。紀伊半島の奥地に在り秘境で名高い場所ですが、その名に恥じぬ資源豊かな場所でした。

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 十津川温泉(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

本日は旅の2日目です
前日は早朝に東京を出発し和歌山県に入り、本州最南端のダムカード配布対象施設である「七川ダム」を巡り、道の駅は県南にある7駅を巡りました。最後は南紀最大の観光名所「南紀白浜」を訪れ「日帰り温泉　とれとれの湯」で1日の疲れを癒しました。

※前日の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11761907

※写真は前日のハイライト「南紀白浜の夕暮れ」

本日のスタート「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」から

昨日は前述の通り愛和歌山県南部を巡り、最後は南紀最大の観光名所「南紀白浜」を訪れ「日帰り温泉　とれとれの湯」で1日の疲れを癒しました。ところが最後に仕事関係のトラブルが生じ業務指示等に数時間を擁してしまい、本来は慎重の上にも慎重を期して本日の行動の再検討する予定でしたが、再検討も程々に「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」を訪れ車中泊しました。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

関東在住の私にとって紀伊半島南部は容易く訪問できる地では無いため、如何に効率良く巡るかは非常に重要となります。そんな中奈良県は蔓延防止等重点措置が明けても未だ大半のダムカード配布対象施設は配布休止中（J-PWOERのダムは配布再開）。
先々奈良県が配布再開した時も効率よく回れるようにしておくと後々楽になる筈・・・
そう考えると奈良県を縦貫する国道168号線には6つのダムカード配布対象施設と3つの道の駅があり少々無理すれば次回以降1日で巡る事が可能（1ユニットとしては最適なセット）
ならば今回は奈良県十津川村を訪問するのは決して得策ではありません

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

しかしそうした場合、此処「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」もセットで未訪問となってしまい和歌山県の道の駅コンプリートも奈良県のダムカード配布再開を待つ必要が生じます。

今から考えれば、それで問題ない筈なのですが昨日の夜に仕事のトラブルで数時間電話でやり取りして冷静な判断が出来なくなっていた（気が大きくなっていた）私は十津川村を巡ってからでも和歌山県南部の訪問に支障なしと判断し此処まで来てしまいました

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

時刻は6:30

昨夜のトラブルで終夜作業を強いられている同僚に定時連絡を入れ、進捗状況を確認。当初の予定通り本日10:00までの復旧の目途が立っている事を確認し（同僚を労った後）安心して周辺を散策します

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」は和歌山ー奈良県境付近の熊野川沿いの道の駅

熊野川は紀伊半島を代表する河川の1つで上流部を含め流域は有数の降雨量を誇ります。広大な川原に元々そこそこの川幅がありますが、豪雨の際は川原一杯に川幅が広がり濁流が流れます。写真のように荒涼とした河原が広がるのは草木が根付く暇が無いほどに洪水が起きている証拠です。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」は山間部の道の駅で、最近整備された国道168号線のバイパスからも少し離れているので大型車の往来も皆無で、非常に静かに快適な車中泊をすることが出来ました

道の駅のオープンはまだまだ先なので先に十津川村に向かい、帰りに再訪する事とします

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

さて本日の行動予定ですが
先ずは奈良県に入り、奈良県内でも配布を再開している十津川村に在るJ-POWERの3箇所のダムカード配布対象施設と道の駅を訪問。
その後和歌山県に戻り此処「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」から道中の道の駅を巡りながら昨日定休日のため訪問していなかった白浜にある「道の駅　椿はなの湯」を目指します。そして最後は再び山間部に入り、最後は「道の駅　ごまさんスカイタワー」を目指します。
3ダム9駅を巡る強行スケジュールですが果たしてどうなる事やら・・・。

昨日は東京→和歌山と駆け抜け805kmのドライブ
本日出発前の愛車のＯＤメーターの値は192,248km
はたして今日のドライブではどこまで伸びるのでしょうか？

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

国道168号線を北上し奈良県に入ると道沿いに滝が見えて来ました
十二滝と言うそうです

「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」から「十二滝」は5km程の道のり

十二滝 自然・景勝地

高低差は80m程、滝幅はあまりありません
それでも此れだけの水量が常に流れているのですから紀伊半島が如何に雨が多く急峻な地なのかが伺えます

駐車スペースは1台ほどしか無く長時間駐車は難しい場所ですが、ちょっと眺めるだけで十分と言えば十分な滝です

十二滝 自然・景勝地

「十二滝」から「二津野ダム」にやって来ました
「十二滝」から「二津野ダム」は主に国道168号線で僅か2km程の道のり

二津野ダム湖 自然・景勝地

二津野ダム
1962年（昭和37年）竣工のアーチ式コンクリートダム
堤　高　 76.0m
堤頂長　210.6m
ローラーゲート　　7門
河川維持放流設備　1基

二津野ダム湖 自然・景勝地

二津野ダムはJ-POWERのダム、基本的にJ-POWERのダムは発電専用ダムなので有事に備えて「貯めしろ」を残しておきません

二津野ダムも満水状態でした

二津野ダム湖 自然・景勝地

ダム天端は道路として開放されていました

アーチ式コンクリートダムなので天端が綺麗に湾曲しています

二津野ダム湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム下を望む

アーチ式ダムは最低でも垂直、または垂直方向にもアーチをかける事も有るので天端からは直下を望む事が出来ます

水量豊かな熊野川のダム、河川維持放流をしている様ですがその水量も結構な量です

二津野ダム湖 自然・景勝地

河川維持放流設備は竣工当初は無かった様でどうやら後付けの様子
常用洪水吐と非常用洪水吐を兼ねたクレストゲートの一部を改造して取付けた様です

クレストゲートに取付けてある分結構な落差があります

二津野ダム湖 自然・景勝地

ダム天端より下流方面を望む

二津野ダムは熊野川に造られたダム、熊野川は奈良県では十津川と言います
非常に水量が多い熊野川、現在も結構な量の河川維持放流をしている様ですが有事の際は天端の洪水吐を開けて放流をします。下流域の景観を見ると地肌が露出している個所が伺えます。
先程の「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」周辺同様に草木が根付く暇がない程頻繁に増水するのでしょう。あそこまで水位上昇したら物凄い水量です（驚）

二津野ダム湖 自然・景勝地

「二津野ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません

このダム湖は上流部に在る十津川村の中心部まで続き、元々十津川沿いに在った村の景観を一変させて独特の景観を作り上げています

二津野ダム湖 自然・景勝地

ダム左岸側には八角形の取水口があります
此処から取水した水が十津川第二発電所に送水され水力発電に利されています

二津野ダム湖 自然・景勝地

例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です

二津野ダムの堤頂長は210.6m

天端を走破したダムとしては183ダム目で
堤頂長は合計で51,359.8m（≒51.3km）となりました。

二津野ダム湖 自然・景勝地

こちらがクレストゲートに併設された河川維持漂流施設

クレストゲート併設の放流設備は初めて見ました

二津野ダム湖 自然・景勝地

結構な勢いで放流しているのが伺えます

二津野ダム湖 自然・景勝地

早朝と言う事もあり発電用取水口へはあまり取水していない様で
河川維持放流をしていてもダムは超満水状態

これ以上の水位上昇があった場合はクレストゲートを開き更に放流量を増加させるのでしょう

二津野ダム湖 自然・景勝地

二津野ダム周辺険しい渓谷が続きます。この辺りの国道168号線はダムよりもかなり上部を走ります。

国道168号線より二津野ダムを望む

発電用取水口やダムが美しく湾曲しているのが分かります
そして何よりも天端の大半がゲートとなっている、つまりそれだけの設備を設ける必要が有る程水量が豊かな場所であると言う事が伺えます

二津野ダム湖 自然・景勝地

「二津野ダム」から「風屋ダム」にやって来ました
「二津野ダム」から「風屋ダム」は主に国道168号線で28km程の道のり

風屋ダム湖 自然・景勝地

風屋ダム
1960年（昭和35年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　101.0m
堤頂長　329.5m
ローラーゲート　　　　　4門
ハウエルバンガーバルブ　1基

風屋ダム湖 自然・景勝地

常用洪水吐はハウエルバンガーバルブを使用していました

ハウエルバンガーバルブとは先端に三角錐のコーンがあり、それは残したまま出口付近の外側を開くゲートです（うーん説明下手）
吹き出した水が先端の三角錐のコーンにぶつかる事で放射状に散水させる事で水の勢いを抑制します。

富山県の黒部ダムの観光放流が有名ですかね

風屋ダム湖 自然・景勝地

天端には非常用洪水吐としてローラーゲートがあります

ローラーゲートとは垂直に鉄板を引き上げるゲートでゲートと躯体の間にローラー（ころ）が仕込まれているので名付けられました

風屋ダム湖 自然・景勝地

ダムはほぼ満水でしたが、完全満水まではまだまだ余裕がある様です
堤体の色が変わっている場所が完全満水位です

風屋ダム湖 自然・景勝地

ダム天端は道路として開放されています
風屋ダムはダム左岸側の方が少し高くなっているので、天端は左岸から右岸に向けて少々下っています

天端に傾斜があるダムは比較的珍しいです

風屋ダム湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム下流部を望む

ダム下には放流水でダム直下を抉らない様に減勢工が設けられていますが、前述の通り風屋ダムはハウエルバンガーバルブで空中放流する事で放流水の勢いを殺すため減勢工は比較的小さいです

風屋ダム湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム下流方面を望む

風屋ダムは十津川（吉野川）の蛇行している狭窄部に造られました。この先で栗平川と滝川と合流し180度反転し十津川村中心部へ流れていきます

写真に写っている橋は国道168号線、数枚上の写真はあの橋から撮りました

風屋ダム湖 自然・景勝地

ダム天端からダム湖方面を望む

「風屋ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません

風屋ダム湖 自然・景勝地

例によって天端を渡り切りました
本日2ダム目の走破です

風屋ダムの堤頂長は329.5mm

天端を走破したダムとしては184ダム目で
堤頂長は合計で51,689.3m（≒51.6km）となりました。

風屋ダム湖 自然・景勝地

風屋ダムは発電用ダム
先程述べたように十津川（吉野川）がダム堤体から先で180度蛇行しているので発電所のある下流部とダム堤体の向きは全然違ってきます
なので発電用の取水口はダム堤体から結構離れた右岸側に設置されています

風屋ダム湖 自然・景勝地

写真の場所は国道168号線を風屋ダムから十津川下流部に向かったところ

上の写真の取水口で取水した水は下流に在る十津川第一発電所に導水されますが、途中に蛇行する十津川が流れます

なので巨大な水路橋を築いて十津川第一発電所まで導水しています
発電には高低差が必要であり、またダム建設は出来るだけ川幅の無い狭窄部が望ましい等々、様々な理由で現在の箇所に風屋ダムは造られたのでしょうが、結果として上流部に貯めた十津川の水が下流部で十津川を横断すると言った、比較的レアなケースとなっています。

風屋ダム湖 自然・景勝地

「風屋ダム」から「奥里ダム」にやって来ました
「風屋ダム」から「奥里ダム」は僅か7km程の道のり

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

奥里ダム
1960年（昭和35年）竣工のアーチ式コンクリートダム
堤　高　20.5m
堤頂長　81.3m
スルースゲート　1門

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

天端全体が洪水吐となっています
アーチ式ではありますが然程湾曲はしていません

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

奥里ダムは滝川に造られたダム、滝川は先程訪問した風屋ダムの下流部で十津川に合流します。なので上流部に奥里ダムを造り此処から導水して風屋ダムに送り十津川第一発電所で発電に用いられます

ダム左岸に取水口が在ります

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

天端越流式のダムなので堤体は勿論立入禁止
左岸側にいる道路からダムを見学します

ダム左岸よりダム湖方面を望む
小さなダムなので「奥里ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません

と言うかダム湖と言うより単なる緩やかな川ですね

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

ダム左岸上流部より堤体方面を望む

長年の堆砂でダムはほぼ埋め尽くされています
まあ発電専用ダムなので発電用の水量を導水出来れば問題ないのでしょう

取水した水は直ぐに発電に用いられる訳では無く一旦は風屋ダムに貯水されるので、奥里ダムは取水さえできれば貯水の必要は無い訳です

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

ダム左岸上流部よりダム下方面を望む

ダム下からは美しい渓谷が続いています
ダムの上流部と下流部で川の流れ（勢い）が一変してしまいますが
開発をしている以上しかたありません

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

ダム左岸よりダム下を望む

奥里ダムのある滝川は綺麗な清流で綺麗な水が越流している姿はとても美しいです。越流水が滝のように落ちる場所も人工物とは思えぬ美しさです

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

ダム左岸より下流方面を望む

紀伊半島の中央部に在る奥里ダム
紀伊半島は比較的標高の低い山々（高山は木々が生えにくい）、降水量の多い地等々の条件が揃っているので本当に緑が深いです。

熊野神社を始め信仰に所以がある場所が多いのは緑が深いのと無関係ではないと個人的には思っています。

ジブリ映画の「もののけ姫」の主な舞台は一説には地理的には岐阜山中となっていますが、森のイメージは緑が非常に濃い屋久島がモデルとか・・・。しかし紀伊半島の森も屋久島に劣らず緑の濃い地であり神秘的な地です。信仰の暑い地でもあり、神々と人が争ったもののけ姫のイメージにピッタリですね

奥里ダム(滝川) 名所・史跡

「奥里ダム」から「十津川村観光協会」にやって来ました
「奥里ダム」から「十津川村観光協会」は主に国道168号線で15km程の道のり

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

十津川村観光協会は日帰り温泉「温泉地温泉　滝の湯」に併設されています
「二津野ダム」「風屋ダム」「奥里ダム」のダムカードは此方で頂く事が出来ます

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

「奈良県」ダムカード収集の旅
全18施設中第6号（近畿地方では44箇所目・各県総計では255箇所目）

・二津野ダム

右上の目的記号は「P」
□　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「A」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
■　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
二津野ダムは「発電」目的の
「アーチ式式コンクリートダム」という事になります

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

二津野ダムは1962年（昭和37年）竣工なので2022年（令和4年）の今年、竣工60周年を迎えます、と言う事で60周年記念カードも併せて頂く事が出来ました

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

「奈良県」ダムカード収集の旅
全18施設中第7号（近畿地方では45箇所目・各県総計では256箇所目）

・風屋ダム

右上の目的記号は「P」
□　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
風屋ダムは「発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

風屋ダムは1960年（昭和35年）竣工で2020年（令和2年）に竣工60周年を迎えました。二津野ダム同様60周年記念カードも併せて頂く事が出来ました

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

早くも本日のラストカードになります

「奈良県」ダムカード収集の旅
全18施設中第8号（近畿地方では46箇所目・各県総計では257箇所目）

・奥里ダム

右上の目的記号は「P」
□　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「A」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
■　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
奥里ダムは「発電」目的の
「アーチ式コンクリートダム」という事になります

尚、奥里ダムも風屋ダム同様60周年を迎えましたが、記念カードは造らなかった様です

湯泉地温泉「滝の湯」 温泉

「十津川村観光協会」から「道の駅　十津川郷」にやって来ました
「十津川村観光協会」から「道の駅　十津川郷」は僅か500m

道の駅十津川郷 道の駅

十津川村の行政機関の中心地に在る道の駅です
十津川村役場・十津川警察署と並んで造られています

道の駅十津川郷 道の駅

十津川（吉野川）と国道168号との間に造られており、敷地の殆どは崖地に張り出した様に造られています。なので駐車場を含めあまり広い敷地ではありません

道の駅十津川郷 道の駅

館内も特産品を売ってはいますが日持ちする物が中心、また地元の方々用に日用品も販売されています。

地方に良くある観光客相手に道の駅を整備しつつ地元の方への商店を兼ねた施設を運営するコンセプトの様です

道の駅十津川郷 道の駅

眼下には十津川（吉野川）が流れます。
この辺りは行政の中心地ではありますが十津川温泉郷はもう少し下流になります

前の方に記述しましたが十津川温泉郷は二津野ダム湖の上流部に在り、温泉郷からはダム湖が美しく望めます

道の駅十津川郷 道の駅

温泉郷よりも上流部ではありますが川向には温泉地温泉がある事も有り道の駅には無料の足湯も整備されていました。

道の駅十津川郷 道の駅

平日の午前中と言う事もあり足湯は貸切状態

昨日からの職場でのトラブルの経過も聞きたいので足湯に浸かりながら、しばし職場と電話でやり取り・・・結果としては職場の問題は徹夜してくれた同僚のおかげで無事復旧できたとの事。徹夜お疲れ様でした（笑）

15分程電話でやり取りする間、足湯に浸かっていたのですが適温だと思っていたものの足が真っ赤になる位、暖まりました。十津川温泉恐るべしです（驚）

道の駅十津川郷 道の駅

奈良県の道の駅は2021年4月より一部の駅を除き「道の駅カード」を販売中です

「道の駅　十津川郷」はシリアル№249をゲットしました

道の駅十津川郷 道の駅

奈良県の道の駅カードは全部で16駅ある道の駅の内、12駅で発売しています

発売開始以降に訪問した道の駅では極力買う様にしていますが、発売開始前に訪問した駅や訪問時売り切れだった駅もあり、コンプリートは難しそうですが一応コンプリート用のスタンプ台紙も帯同していて購入時には押印して貰います

奈良県の道の駅では「宇陀路室生」「杉の湯川上」に続き3駅目♪

道の駅十津川郷 道の駅

此方が本命のスタンプとなります

近畿「道の駅」スタンプラリー
152駅中第52号は

奈良県　№07　十津川郷

奈良県では8駅目・各県総計では368駅目となります

紀伊半島山間部の秘境に在る道の駅です。十津川村は故西村京太郎氏のトラベルミステリーの主人公十津川警部のおかげで名前だけならばメジャー級ですが、秘境である事は間違いありません。なので規模は然程大きくありませんが北部から山越えしてきた末に在る休憩所なので重宝だと思います。

さて、この後は紀伊半島を少し南下し和歌山県に入り昨夜車中泊した「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」を始め、紀伊半島南部山中を西進しながら「道の駅　熊野古道中辺路」「道の駅　ふるさとセンター 大塔」を巡りながら再び南紀白浜に向かい、昨日定休日だった「道の駅　椿はなの湯」を目指します。
とは言え、長くなってきたので、後は「中編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです

道の駅十津川郷 道の駅