2022/07/30 - 2022/07/30
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gianiさん
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この旅行記スケジュールを元に
ニシン漁で栄えた祝津地区。番屋等、往時の建築が残ります。
徒歩圏には、コツメカワウソを推している水族館が。
小樽駅から少しバスに乗っただけで、別世界です。
小樽市街の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11764628
- 旅行の満足度
- 5.0
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鰊御殿
観光バスの定番立ち寄りスポット
見学料も4桁です。にしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸) 名所・史跡
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三大網元の筆頭青山家です。
別邸とあるように、本宅は出身地の庄内(山形)遊佐町にあります。
青山留吉は、ここで15の漁場を経営しました。 -
かつてはニシン漁で栄えた現在の祝津漁港
静かな入り江です。
労働者が寝泊まりした青山家番屋が建っていました。
現在は、札幌の北海道開拓の村に移設されています↓
https://4travel.jp/travelogue/11765534 -
にしん街道
幕藩体制では、オタルナイ場所と呼ばれる商圏が定められ、オタルナイ・高島・忍路の3か所に運上屋(請負業者)が陣取って、排他的漁業権を持っていました。それらを結ぶ街道も建設されました。 -
江差追分後半の一節
忍路(おしょろ)高島 及びもないが せめて歌棄(うたすつ) 磯谷まで
漢字の部分は全て地名です。数ある北海道の鰊漁場でも、高島(現在は祝津の一部)と隣の忍路はトップレベルの漁獲量でした。 -
航海の安全と大量を願った神社。
湊を見下ろします。恵美須神社 寺・神社・教会
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神社の下には網元茨木家の番屋が残っています。
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幕藩体制が崩壊した明治2年以降は、自由競争に。
こうして高島に台頭したのが網元御三家。
茨木家もそのひとつ。漁師が寝泊まりした番屋が、一般公開されています。茨木家中出張番屋 名所・史跡
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青山留吉と同じく、茨木与八郎も庄内(山形県)遊佐町出身で、12の漁場を経営しました。成功後は、開墾等も着手しています、
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ニシンの別名は、春告げ魚。
産卵のために、4月に日本近海に回遊します。
雄が放出した精子で、海面が白濁するのが春のシンボルでした。
直近では2011年、2013年に観察されています。
郡来と書いてクキと読みます。国語辞典にも載っている単語です。 -
寝台
建物の入口より左側(郵便ポスト側)は、ニシン漁の出稼ぎに来た漁師の生活スペースです。板間で、寝床が壁に沿って設置されます。写真のような2段ベッドに、集団で雑魚寝しました。下段の下には、荷物収納スペースがあります。占有面積は1畳/人。 -
建物の入口より右側は、船頭などリーダー格の居住スペース。畳を敷いた個室です。
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入口のある中央部は土間になっており、炊事の竈があります。
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ニシン漁(定置網)
鰊の群れの進路に垣網を立てます。網目が荒い(24-30cm四方)ので素通りできますが、本能に従って沖方向へ回避します。沖側には袋状の身網を設置し、誘導された鰊を根こそぎ獲ります。最盛期には一年に1万石獲った網元も。
家族経営の漁師は、刺し網漁でした。現在のニシン漁は、漁獲量と資源保護の立場から刺し網漁です。 -
札幌の北海道開拓の村に良い資料があったので、割り込み。
これは初期のもの(行成網)
鰊を追い込む身網のコアな部分は18×54m、網の深さは15-20m。
漁で使用する網の表面積は8000平方メートル。1haに迫ります。 -
改良版(角網)
身網の寸法は同じだが、縦横が逆になり、T字型の配置。垣網(地網)は全長300mで、身網に近い部分は網目12cm四方の綿網を被せた二重構造。 -
身網がいっぱいになると、袋網に鰊を移す作業を繰り返します。各袋網は枠船で岸へ運びます。これで第一段階修了。
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現場組織
海上・陸地と併せて207名のスタッフがチームで稼働しました。
ちなみに漁具は1600以上のパーツから成る大掛かりな仕掛けでした。 -
廊下
陸揚げした鰊を一時貯蔵する建物の事。漁期以外は、枠船などの大型漁業用具を収納した。壁は落とし板構造で、出し入れに便利な造り。 -
廊下に収納された状態の枠船。
以上、開拓の村に移設された青山家からの画像でした。 -
もっこ
第二段階は加工。廊下に保管された鰊は、人夫が背負ったもっこに入れて加工場まで運ばれました。 -
加工のチャート
用途は、食用(数の子・身欠き鰊)、肥料に二分されます。
まず開いて、内臓を取り除いて干します。数の子は食用、白子と笹目は肥料になります。開いた身を干した後、背骨の部分に包丁を入れ、背の部分を食用(身欠き鰊)背骨と手前の部分を肥料にします。各工程で規格に達しないものも肥料になります。 -
釜炊き作業
そもそも、開きにできない個体(規格外品)は、釜で熱処理を施しました。それを乾燥させたものを圧搾して、搾りかすを発酵させたもの(鰊粕:肥料)と油(鰊油:肥料)にします。
鰊は捨てる部分は無く、無駄なく活用します。獲り方はえげつないですが、獲ったものは大事にします。 -
にしん釜
この窯で炊き(粕焚き)ました。 -
北前船航路
大坂発北海道折り返し、大坂帰着の航路。ニシンは北前船で運搬されました。江戸(太平洋)経由が最短距離だが、黒潮に乗ると遥か沖合に流されジ。エンド。というわけで、安全な日本海航路を選択しました。 -
身の9割は肥料になりました。栄養価が高く日持ちしたために、高値で取引されました。
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三大網元の最後は、旧白鳥家番屋。
解体の危機に遭ったものを1994年に料理店を営む店主が買い取り、改造して営業。
力及ばず、現在空家。年に数日一般公開されます。旧白鳥家番屋 名所・史跡
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高島漁港
ヨットハーバーがほとんどです。祝津と連続しています。 -
高島岬
鰊の繁栄のシンボル地名です。高島岬 / 日和山灯台 自然・景勝地
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岬の付け根には鰊御殿が。
と言っても、積丹半島の反対側の泊にあった田中家の番屋兼住居を移設したものです。先ほどのニシン漁の組織表は、こちらの第八漁場のものです。小樽市鰊御殿 名所・史跡
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内部には当時のものが展示されています。
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微妙なタコさんキャラがお出迎え
おたる水族館 動物園・水族館
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2フロア分の高さの水槽で泳ぐイルカ。
中々の展示方法。
ガラスをたたかなかないで!の注意書きも納得。
子供なら、間違いなく興奮して、叩きまくります。 -
イルカの分類
ここのイルカは嘴が無いので、ネズミイルカです。 -
クジラは葉の有無で大別され、
体長4-5mを境界にクジラとイルカに分類されます。 -
コツメカワウソ
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足元に透明のパイプを設置。
移動する姿は、かわいらしいです。 -
獺祭(だっさい)
獺(かわうそ)が捕まえた魚を川岸に並べていく習性を指します。お供え物を並べて、先祖を祀る祭儀に似ていることが由来。 -
ハンモックでお休み
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動きがかわいいです。
来館記念スタンプもコツメカワウソです。 -
エイ類の泳ぎ方も素敵。
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ウニは雑食
日高昆布や羅臼昆布を荒らすウニは美味。
当館ではエゾバフンウニはキャベツ、ムラサキウニには白菜を与えているそうです。 -
チンアナゴ
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可愛いです。
これ以上クローズアップすると、グロテスクです。 -
トド
最大の海獣。体長1tなのに逆立ちもできるキュートな生き物。
仕草が人間臭いです。 -
外のプールは、ワイルドな環境で、北海道らしい雰囲気です。
コスパ良かったです。
次の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11767024
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