2022/05/27 - 2022/05/28
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mom Kさん
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お宿は、
最適のところが見つかった。
あとは、お天気。
それは、神様がお決めになること。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 JALグループ JRローカル 徒歩 Peach
-
礼文島発フェリー、利尻島経由便。香深港では大行列だったツアー客が、鷲泊でごっそり下船。うんと軽くなった船は、時雨の稚内港に着いた。
-
ゴム合羽の地上員さんが、船から投げ出されたロープを難なく処理。
彼は、腕1本で4000トン級の船を捕えた。 -
フェリーターミナル
JR稚内発の列車時刻表示
お電話通りのキャップを被っていたので、すぐにわかった。
バッカスオーナーの眼は私をやり過ごし、後ろに続く到着客の方を見やる。
私は真っ直ぐ近づき、「ありがとうございます。」
と、声をかける。
少し驚かれたのが、伝わって、私は一層にっこり。 -
送迎車は私だけを乗せて、稚内市内を通り抜け、幹線沿いの住宅エリアを駆け抜けていく。
♂「明日、抜海駅から旭川までJRですよね。」
「はい。」
♂「途中でも何も食べるものがありません。コンビニで買っておいた方がよいと思います。」と、断言される。
行動食のつもりのビスケットにペットボトルの水1本は、ザックに入っている。
飽食の礼文4日日間から抜け出したところ。なくてもいいいが・・。と思いながら、旅人の明日を思ってのアドバイス。「はい、お願いします。」
サンドイッチとドーナツを途中ストップのSEICOマートで入手。
南稚内を通り過ぎ、10キロ以上はありそうな移動。私の出発地(住所)を知ったオーナーは、車中、その地との深いかかわりとご自身の出身地を話してくださる。 -
名称と立地から「若者宿」を想像していたら、「大人宿」。木の香りが漂ってくるような、手入れのいき届いたお家です。
今夜は、私一人。急に暑さを感じて、フロントのバッカスオリジナルTシャツを求める。
♂「L(サイズ)しかないんです。」
「大丈夫です。Lがいいんです。」
スパッツのお尻が隠れてぴたり。お風呂上りに早速着用。真新しい半そでは着心地よく、移動の疲れも吹っ飛ぶ。
○○カレイとタコのお刺身、ホッケのフライ、鮭のちゃんちゃん焼き。酢の物。佃煮。
体重、増加一途必定。減量は明日から、明日から。
甘夏には到底到達できず、残してしまったと思っていたら、
「いつでも召し上がってくださいね。」と、
奥様がラップをかけて、ゲスト用の冷蔵庫に閉まってくださった。 -
電灯を消したのは、9時前だった。眠りの底へ急降下。
北の大地の早い夜明けに慣れてきた。4時には、カーテンの向こうが白くなる。
6時。階下からかすかに朝の支度の音が聞こえてきた。
7時、「郵便投函に行ってきます。20分にはもどります。」
キッチンから、
♂「(7時)半まで大丈夫ですよ。」の声がかかる。
雨はすっかり止み、青空さえ見えだしたではないか。
また、旅の幸運。 -
これなら歩いていける。
ありがたいなあ。
チャンスは、今日一日だけなんですから。 -
郵便局は、昨日来た方向の向かい側。
重くなっていたパンフレット、カード類等をゆうパックレターをポストのコトン。
大事な星観荘メニューももう折れ曲がる心配なし。
これで2キロは減量。体重増加分と差し引きゼロ。
そのあとお散歩。建物を周りこむように、脇道に入った。 -
海岸は見えないのに、貝殻に木片が多い地面。
-
昆布の干場かしら。
-
視線を感じた。
30メートルほど向こうに、キ・タ・キ・ツ・ネ!?
こんな人家のそばに、平地に出てくるものなんだろうか。
カメラを出した途端、消えた。 -
そうだそうだ。利尻富士を眺めるんだ。
お宿を通り過ぎ、抜海港に急ぐ。 -
見えるう、見えたあ!!!!!
雲を従え、お見事。
首筋にストールを巻いているよう。
今日は、エレガントですねえ。 -
もっと近くに。
港エリア入口で、年配男性、車の後ろを開けて、ゴム長作業着を身に着けている。
「おはようございます!」
にっこり、会釈を返してくれる。 -
風も波もない。澄み切った空気だけ。
なんてすばらしい朝なんだろう。
時間を忘れていた。
男性のところを通り過ぎながら、お礼をいう。
♂「この町の人じゃなかったの?」
古びた私の台湾サンダル(ビーサンではない)にモンペスタイルが、浜への出勤と間違えてくれたのかもしれない。嬉しい。 -
お宿までもう少しというところで、車がこちらへ。オーナーが捜索に出てくれたのだ。
♂「心配しましたよ。時間過ぎても戻ってこないので。」
ごめんなさい。そうか、くだんの男性以外、車も人の気配もなかった。
何があるかわからないのですね。ご心配おかけしました。
朝食は、7時半。今7時40分。
ホタテの稚貝のお味噌汁のおいしさに、しみじみ。(食事後、貝殻をおねだりする) -
昨夜は、雨の予報だったので、オーナーが抜海駅まで送っていきましょうと申し出てくださった。
どうやら、空はもちそう。
荷物だけ10時40分ごろ届けてくれることになった。
最高のアプローチ、歩いて行ける!
利尻富士は、もう見えない。 -
手書きの地図で、念を押すように道を教えてくれた。途中に学校があるとわかり、そこにも寄ってみたい。身支度ができるなり、宿を出る。
-
道は、真っ直ぐ、迷うことなく進めばいい。
集落を外れたところに、今は廃校の、元抜海小中学校。
丘を背に建てられている。 -
校歌
-
玄関のガラス越しに中をのぞく。
靴箱は、木製とスチール製が並び、棚の数を数えてみたら、
110余。 -
時計は、12時15分。
子どもたちが消えてどれぐらいたったのだろう。
地域の集まりなどに使われている気配もない。
敷地は荒れていない. -
校歌の碑、裏面にきづく
「・・・108年の歴史を閉じ・・・」
身体の中に入ったものは、消えない。
抜海教育は、ずっとずっと受け継がれていくはず。
こんなにも厳しい自然の中を生きぬいてきた人々の子供たちなんですもの。
引き返すとき、礎石裏の部分にきづいた。閉校の辞が書かれていた。 -
校門に向かう緩やかな坂道。
これは、学校最後の日に子供たちが見た景色と変わらないはず。 -
道路まで戻ったら、道の向こうにエドシカグループ。
そんなに真っ直ぐ見つめないで -
もう港集落が遠くになっている。
雨もなく、日差しもなく、なんとも清涼感あふれる空気。今回の旅ほど、朝のお散歩で地球を感じたことはない。 -
真っ直ぐ歩いてきて、曲がり角に到達。
オロロンラインから直角に折れ、平野部に向かう。 -
あそこに見えた!
大きく曲がったのは一度っきり、シンプルな道程だった。案外早く着いたのに
軽い驚きと喜び。 -
オーナーが念を押してくださった通り、「少し、ぐるっとしているところです。」それに気づかず道なりに行ってしまうと駅から遠ざかる。この方向へだ。
まず、車なら間違えるだろうが、歩きが、ここでは最適手段。えっへん、どんなもんだい!
いけないいけない。有頂天になりすぎない。
もうすぐ会えるんですから。もうすぐ・・・。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- エフサさん 2022/06/11 09:46:38
- しかと見られた
- 鹿は面白いですよね。群れでいても皆んなこっちに真っ直ぐ顔を向けて、ぴたっと止まる。
子供の頃のTVドラマ、不思議な少年サブタンの台詞を思い出しました。
「時間よ~ 止まれ!」
でもバンビは止まらない?
い~宿に泊まりましたね。ワシも冬に泊まろうかなと考えていた所です。周りにはコンビニも萬屋もなくて、小さな漁港があるだけ。
雪の利尻富士見て、波止場に群れるアザラシを見て、ゆっくりと一日過ごしたいなと思っていました。もちろん駅からは往復歩きで。
こうして文字に残す事で、実現に一歩前進した様な気がします。
あっ、そうそう改名されたのですね!
襲名披露は前作? すいません、今気付きました。
- mom Kさん からの返信 2022/06/11 18:55:14
- Re: しかと見られた
- 奈良の、食べ物しか目がいかないウロウロ鹿など、観光地の鹿しか知らなくて。数年前、野崎島上陸時に遭遇した鹿と目線を合わせて、根負けしました。
彼らは、何を見抜こうとしていたのでしょうか。自然の鹿たちに会ったのは、まだ三度目。
花咲線のトンネルに入るとき、列車は、鹿の鳴き声に似た警笛を短く鳴らしました。彼らへの注意喚起かなと思ったりしました。
改名は、最近コメントをいただいたり、メールのやりとりが多くなり、字数が少ない方がいいかなという思い付きです。
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