2008/08/11 - 2008/08/11
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MIUMIUさん
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このブログは、私たち熟年夫婦が撮りためた写真を、
旅の備忘録として整理し、アップしたものです。
コロナ禍で海外に行けない状況が続く中、
昔の旅行の写真を眺めながら過去の記憶を辿り、
その記憶を整理をしていく事は、
脳みその活性化を図る事にもなるかもしれません。(;^^
少しずつでも頑張ってアップしていければいいな、と思っていますが、
10年以上前の旅行なので記録が散逸し思い出せないことも多く、
つくづく、熟年夫婦が老年夫婦になりつつあるのか…と痛感させられます。
2007年の初夏に、偶々旅行社の前を通った時に目に留まったポスタ-
★★チャ-タ-直行便で行く中欧9日間★★
に魅せられて、ヨ-ロッパ旅行に初めてツア-で参加した。
勝手知らない中欧の国々を、いきなり個人旅行をするのは腰が引けて、
まずは予行演習のつもりでの参加だった。
この辺りは若い方と違い、分別ある(?)中年夫婦の行動と思われる。
ところが、このツア-が予想をはるかに超える楽しさだった為、
翌年も同じチャ-タ-直行便のツア-をやるという事を知ってすぐに
もう一回予行演習をやろうということになった。
普通なら翌年は別の国へ… となりそうなのに、
もう一度中欧へ行きたい! とは、どんだけ感動したんや!?
と我ながら呆れると言いますか・・・
少し違うのは
前回はブダペスト入り、プラハ出だったが、
今回はその逆ル-トで、プラハ入り、ブダベスト出。
つまり、チェコ→オーストリア→ハンガリ-というルートになった事。
また、前回と同じツアーグループでの観光をパスし
自由行動にさせてもらったり
オ―ストリアでは、前回行けなかったザルツブルグを回るコースにした。
=== 全日程 ===
2008年
◆8/8(金)11:05 関空発
15:40 チェコ プラハ空港着
ホテル到着後フリータイム ヴァーツラフ広場周辺へ
【1】 https://4travel.jp/travelogue/11757416
◇8/9(土)午前=プラハ市内観光ツアー
午後=フリータイム 旧市街を散策
【2】 https://4travel.jp/travelogue/11758242
【3】 https://4travel.jp/travelogue/11758332
◇8/10(日)午前=チェスキークルムロフへ 旧市街観光ツアー
午後=オーストリア ザルツブルクへ
【4】 https://4travel.jp/travelogue/11758598
◇8/11(月)午前=ザルツブルク市内観光ツアー
午後=ザルツカンマーグート地方へ
ハルシュタットでフリータイム
【5】 https://4travel.jp/travelogue/11759393
【6】 https://4travel.jp/travelogue/11759394 ←今ここ
◇8/12(火) 午前=メルク修道院へ
午後=バッハウ渓谷クルーズ
ウィーンへ
【7】 https://4travel.jp/travelogue/11760214
◇8/13(水) ウィーン市内観光(フリー)
【8】 https://4travel.jp/travelogue/11760219
【9】 https://4travel.jp/travelogue/11760221
◇8/14(木) ハンガリーへ
ドナウベント地方を巡り ブダベストへ
【10】 https://4travel.jp/travelogue/11760224
【11】 https://4travel.jp/travelogue/11760225
【12】 https://4travel.jp/travelogue/11765096
◇8/15(金) 午前=フリータイム ブダベスト旧市街を散策
午後=旧市街観光ツアー
20:30 ブダベスト空港発
◇8/16(土) 14:35 関空着
2022.07.12 Release
2023.09.03 EDIT
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
【8/11(月)】午後
昨夜はザルツブルクで1泊し、今日午前中はザルツブルクを観光、
ランチ後は、バスでザルツカンマーグート地方へ向かった。
ザルツカンマーグート地方とは、ザルツブルク東南(オーストリアの北西部)に広がっている、2000mから3000m級の山々を背景に50を超える湖の点在する地域。
雄大で風光明媚な地域であるだけでなく、
紀元前5000年頃に始まった塩の生産が今も続いている。
サウンド・オブ・ミュージックのロケも、この地域のあちこちで行われており
最も印象深いのは、冒頭の空撮シーンでしょうね!
しばらくすると、美しいヴォルフガング湖が見えてきた。
板葺き屋根の家が連なる小さな村は、なんとものどかな雰囲気だ。 -
ほんの少し下車して眺望を楽しみ、写真の撮りっこ。
この湖のほとりにある「ザンクト・ギルゲン」はモーツァルトの母親の出身地だ。
2年後に来た時は、ヴォルフガング湖沿いのザンクト・ヴォルフガングの町を散策後、ザンクト・ギルゲンまで遊覧船でのレイククルーズを楽しんだ。 -
バスからの美しい景色は飽きることがない。
そして、ハプスブルク家の夏の避暑地「バート・イシュル」をあっさり通過。
あー!私としてはここに寄りたかったんですけど… というのも
エリザベートの運命を決定的なものにしたのが、このバート・イシュルなのだ。
バート・イシュルでフランツ・ヨーゼフとシシィの姉のお見合いがあり、
同行していたシシィがフランツに気に入られてしまったのが、
悲運の始まりだった。。。
という事だけではなく、バート・イシュルは温泉保養地でもあり
ハプスブルク家関連の宮殿や教会など、見どころがたっぷりなのだ。
(いつか行ってみたい・・・) -
『ハルシュタット湖』のほとりの村、ハルシュタットに到着。
多分、ラーンの船着き場の近くで下車した。
ガイドブックなどで見て、最も楽しみにしていた湖と村!
ハルシュタットはダッハシュタイン山塊の山麓に位置し、世界遺産に指定されている。
湖のほとりに立つと、写真よりはるかに素晴らしい風景に圧倒された。 -
ハルシュタット湖は、ヴォルフガング湖と同じく南北に細長い形の大きな湖。
「ザルツカンマーグートの真珠」とも呼ばれている。
2000m前後の山々に囲まれていて、アルプスの雪解け水が溜まった湖です。
水深125mもあり、透明度が高いのでダイバーにも人気があるそう。 -
ボート乗り場。
ボートからの湖畔の眺めはサイコーでしょうね! -
「ハル」はケルト語で塩のこと、「シュタット」はドイツ語で場所のこと。
つまり、古くから岩塩が採れる場所なのだ。
また、ケルト人の古代墓地が発見された事で一躍有名になった場所だという。
ここでは1時間以上?だったか、かなりゆったりとフリータイムを過ごせた。 -
湖は切り立つ岩山に囲まれている為、岩山にへばりつくように村が形成されている。
-
ここには電車で来ることもできる。
ウィーンからザルツブルクへ向かう途中の駅でハルシュタット行きに乗り換えるとか。
つまりハルシュタット駅が終点。無人の小さな駅というから、それもまた興味深い。
その駅から湖に下りていくと船着き場があり、その船に乗って村まで行くとか。
船からハルシュタットが近づいてくる景色を見られるんですね。 -
これはホテルかと思ったら、木工職人の家。
石の外壁に昔の道具類が飾られている。 -
???
-
古代ローマ以前より岩塩鉱山として有名で、今も現役の岩塩抗があり
年間33万トンもの岩塩が採掘されているという。
また、岩塩抗ツアーという人気のツアーがあり、特に岩塩抗内の滑り台が人気らしい。
滑り台は作業員が採掘場に向かう為に実際利用されていたものだそうで
滑ってみたかったなぁ! -
最も有名らしいレストラン「ブロイズガストホーフ」
-
こじんまりした三角形のマルクト広場。
かわいいイメージの建物が周囲に並んでいる。 -
マルクト広場の湧き水。
飲めるそうなので、少し飲んでみたら冷たかった! -
マルクト広場沿いに建つ教会の尖塔。
-
よく目にするハルシュタットの写真では
この教会の尖塔が素晴らしいアクセントになっている。 -
絶妙なバランスに見とれてしまう・・・
少し坂を上がったところからの眺め。 -
素朴な板葺き屋根が多い。
ハルシュタットは環境保護指定地域になっていて、
景観を妨げるような建物や装飾は厳しく規制されているという。
屋根の形も限定されているからこそ、このような景観を維持できているんですね。 -
歩いても歩いても、なかなか村の端には到達しないなぁ
-
この風景を見たかった!というのがここまで来た理由。
このアングルの写真をよく見かけていたので・・・
今思えば、もっと湖を多めに入れて撮るとか、
もっと違う角度でもたくさん撮ればよかったと思う。 -
外壁に樹木を這わせている家が実に多く
ツタではなく、樹木が張り付くように平べったくなっているのが面白い。 -
このような種類の樹木があるんでしょうか。
こんな木が多いのは、多分… 平地が少ないからではないかと。 -
こんなベンチもあちこち置いてあるので、お年寄りにも優しい村のように思える。
-
この家の湖沿いの小さな庭の長椅子でのんびり寛ぐ年配の男性を見たとき、
心底羨ましくなった。
この湖畔で湖面とアルプスの山を眺めつつ最期を迎えられたらいいな・・・
と、本気で思ってしまった。
100%無理に決まってるこんな事を思ったのは、後にも先にも、このハルシュタットだけ。
そう、静かで美しいというだけでなく、
俗世から切り離されたような、不思議な神秘をたたえているような美しさなのだ。 -
幸せそうな黒猫くんに遭遇。
-
長い冬に備えてか? 薪をきっちりと積んでいる家もよく見かけた。
木工製品でも有名なので、その材料かも? -
船着き場の付近。
-
船着き場から見上げるカトリック教会。
頑丈そうな石造りの土台の上に建っている。
この辺から引き返した。 -
♪白鳥の湖♪
寄ってきたので、朝食のパンの残りを少し差し出したら、
指ごとがっついて食べられた。
これが白鳥にかじられた初めての経験。
ざらざらしていたが少しも痛くなかった。
白鳥の優美な姿とは裏腹に、ガーガ-という鳴き声と豪快な食べっぷりは見事に期待を裏切ってくれた。
まあ、新しい発見であった。 -
岩塩抗のポスター。
観光ができるだけでなく、現在も採掘が継続しているというから驚きだ。 -
土産物屋。
日差しがきつかったので日傘をさしている。
これが効果抜群なのに、当時は日本人以外はさしているのを見たことがない。 -
この、岩塩の専門店で何種類か購入した。
食用の岩塩だけでなく、バスソルトも。 -
可愛いこのような開き窓も、よく見ると分厚い壁と二重の窓になっている。
長い冬は厳しい寒さなんだろうな。 -
本当にいいバランスで、着かず離れず・・・なんですよね!
-
残りの時間はカモ達とのんびり過ごした、
いろんな水鳥がいるようだけど、このカモ達は人なつっこい。
まぁ、持ち歩いているパンをちぎっては投げ…だから当然かも(笑) -
しばらくすると、カモ達のシビアな力関係が浮き彫りになってきた。
横取りしたり、ケンカしたり、追い払おうとしたり…(-_-;)
こんなも美しく静かな湖に住んでいるのだから、平和にやろうよ・・・
時間の許す限り目いっぱいハルシュタットを満喫し、バスに乗った。
たっぷりと散策できたとはいえ、教会に入ったり飲食する時間もなかったのは残念!
もし、もう一度来ることができたなら、湖畔の素朴なホテルに泊まり、
岩塩抗や博物館を訪ねたり、船に乗ったりしたいものです。 -
次はいきなりこんな写真!
ホテルの部屋で嬉しそうに寛いでますな。
「リンドナ-ホテル アンド スパ」
というリゾ-トホテル。
ザルツカンマーグートのホテルに泊まるというのは初めての試みだと
添乗員さんが言われていた。
ザルツブルクからウィーンに直行するのが定番だったとか。
いや、それってつまらない! これってめっちゃええやん!と思った。 -
まだ新しいホテルで、広くて居心地がいい。
-
ベッドの脇にある窓の向こうはバスルーム。
-
バスルームから見るとこんな感じ。
広々とした高原の中のホテルということで、年甲斐もなくはしゃいでおります。 -
洗面所も明るく清潔感あり。
-
木製バルコニーもすごくいい感じ!
-
バルコニーからの眺望。
-
この時の爽やかーな開放感あふれるスッキリした気分、
14年経った今でもはっきりと蘇ります。 -
ハルシュタットに大きなホテルはないので、団体客での宿泊は無理なんだと思う。
その変わりここを選んだとは、JTBさん、good job! -
部屋の前の廊下から中庭を見ると、プールがある。
-
様々なアクティビティ施設があり
バカンスで何泊もする人が多いらしい。(日本人以外が殆どだろうな) -
ホテル内をウロウロ散策。
-
部屋だけでなく、全てに木材をふんだんに使っている。
-
屋内プールもある。
事前に水着を持ってきてたら泳げたかもしれないが、
そんな情報なかったような… -
でも、ツア-のメンバ-で我々より年配のおばちゃんが一人でスィスィ泳いでいるのに、たまたま遭遇した。ちょっとビックリ!
「リンドナ-ホテル アンド スパ」という名前から、水着を準備されてたのかな。 -
屋上にも出られた。
-
このホテルはヨーロッパのあちこちに展開している高原ホテルのひとつらしい。
添乗員さんに尋ねたけど、詳細は忘れた。 -
-
この当時から屋上に太陽光パネルをつけていたが、
日本ではまだ余剰電力の買い取り制度は始まっていなかった。 -
-
屋上に緑地。
-
木造の大スパンを持つ構造。
当時は珍しかったので、接合部をじっくり観察した。 -
大スパンを支える構造。
吊り橋の桁の逆の形をした梁。 -
一階の広いレストランで夕食。
前菜は撮り忘れたようだ。
メインは… ライスにシチューのようなものが… -
バニラアイスとベリーソースのデザート。
-
夕食後、ホテルの周囲を散策。
野原にたくさんのきれいな花々が咲いていたのに、なぜ撮らなかったのかと不思議。 -
ここが正面入口。
いつまでも明るいので、のんびりたっぷり散策できた。
夜は大きなバスタブで思い切り手足を伸ばし、広いベッドで気持ちよく眠れた。
明日は、バッハゥ渓谷のドナウ川を船で下りながら、ウィーンへ向かいます!
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