2022/05/03 - 2022/05/04
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world travelerさん
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学生時代の「団体・決められた旅」を経て、大人になった今、自分で選んで味わう京都をもう一度。
そんな気持ちで改めて京都を旅してみると、違って見えてきた。
今回は時代順に巡ってみる。
第4弾は、南禅寺の水路閣から豆腐料理の名店:南禅寺 順正について。
今回も、
JTBパブリッシング「京都図鑑」「ココミル」、
Wikipediaや各神社仏閣のホームページ、
またJR東海ツアーズの京都弁サイト、
を参考にさせていただきました。
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南禅寺三門に続いて、奥にある南禅寺の水路閣へ。
南禅寺って、敷地が広大だ。南禅寺 寺・神社・教会
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緑に囲まれた水路閣、まずは下から。
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明治時代、琵琶湖疎水が南禅寺敷地内を通ることになり、トンネルを通すか水路を作るかという問題が浮上。
反対運動なども行われながら、水路を通すことになり、現代にまで残る立派なレンガ造りが残っている。 -
水路閣の下のアーチ部分でも、和装男女がひっきりなしに写真を撮っていた。
ここは、「古きよき京都」というイメージとは少し異なる趣きを感じる。 -
水路閣の上を流れている水の流れって、どっち向きなんだろ?
気になって、水路の上が見たくなった。水路閣 名所・史跡
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そこで階段を上り、水路が見える小道へ。
予想と逆方向に水が流れていた。
柵の向こうが水路閣。 -
それを確認できただけでもスッキリ。
写真奥側が、後に訪問する蹴上(けあげ)インクライン、もとは琵琶湖の方向で、そちらから流れてきている。 -
水は水路閣の上を通り、再び東山のトンネルの中へ。
ゴールの京都市動物園の水辺まであと少し。 -
南禅寺を見学後、近くの湯豆腐の名店:南禅寺 順正へ。
南禅寺 順正 グルメ・レストラン
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店の前で待っていると、馬に乗った祭りの列が。
馬に乗った宮司さんが先頭に。
え、馬?
まずそれにびっくり。 -
その後ろから長い剣鉾を持った4人衆が。
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順正の社長や重役と思しき人たちが、店から出てきた。
そして、店の前で祭りを見ている自分に、
「3年ぶりに地域の神社のお祭りが開催されているんですよ」
と教えてくれた。
この地域のお宮は大豊神社といい、永観堂の先にある。大豊神社 寺・神社・教会
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南禅寺 順正の前までやってきた矛衆、南禅寺の社長にお札か御幣を手渡す。
そして、剣鉾を立て始めた。 -
鉾には鳴り物がついており、家や店の前で4人衆が1人ずつ棒を振って鳴らす。
4つとも鉾のデザインは異なっていた。 -
この鉾、長いので鳴らすのには熟練の技が必要なのだろう。
4人ともうまく鳴っていた。 -
それが終わると、沿道の人たちの拍手。
こういう神事を見たのは初めて。 -
これをめあてに来たわけではないのに、うれしいハプニング。
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馬と剣鉾の行列の後におみこしが。
ここで名前を呼ばれ、順正の店の中へ。
待つ間に祭りが見られて、よい時間つぶしとなった。 -
門をくぐって驚いた。
なんと端正な建物と庭園なのだろうか。
料理をいただきに来たのに、どこかのお寺や庭園に迷い込んだかと思った。
ここ順正は、江戸時代に建てられた書院が今でも残り、国の有形文化財に登録されているとのこと。 -
こんな所で、自分のような庶民が料理をいただいていいのだろうか。
もうひとつ心配だったのは、この日は暑かったため、
「名物の湯豆腐をぬるめにしてもらえるだろうか」
ということだった。 -
心配は杞憂に終わる。
夏用の冷たい豆腐コースがあり、迷わずそちらを選択。
出てきたのは、豆腐のフルコース。
冷ややっこをはじめ、田楽・生湯葉・豆乳・天ぷら・生姜のごはんなど。
豆腐は味が濃く、優しい味つけだった。 -
食事後、庭園を散策。
庭には青紅葉や若葉が。
池には錦鯉が悠々と泳いでいた。 -
順正さんのホームページより一部引用:
この書院は、江戸時代の蘭学医 新宮凉庭が開設した医学学問所として建てられた。
とのこと。
ここで蘭学を勉強していたのか。
こんなに立派な日本らしい建物で学ぶのが、海外の学問だったというのもおもしろい。
しかも、その建物が21世紀の今でも見られるなんて、すごいな。 -
京都で蘭学を学んでいたこの頃、日本は相変わらず鎖国中。
一方海外では、
ナポレオンが即位したり島流しになったり、
あちこちの国で革命や独立が起こったり、
アメリカが州を増やしていったり、
多くの歴史的な出来事が起こっていた。
仕方ないことだが、鎖国していた分、海外の方が時代を先取りしていた感は否めない。 -
お手洗いも粋ですな。
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ちなみに、京都の湯豆腐は、この南禅寺界隈が発祥の地だそう。
こんな素晴らしい所で、こんなに贅沢なものを食べて、
暑さや疲れ、空腹も吹っ飛び、英気を養った。
順正さん、京都の皆さん、こんなすばらしい建物や庭園を今に引き継いできてくださって、ありがとうございます。 -
ところで、地元京都の方どうしが
「ありがとう。おおきに。」
と話す場面に遭遇。
ん?ありがとうを2回?
「おおきに」ってどんな場面で使うんだろ。
調べてみると、「Thank you.」としての意味はもちろん、
「very much(すごく) 」の意味でも使われるとのこと。
「おおきにありがとう=Thank you very much.」の「ありがとう」が省略されているらしい。 -
また、出会ったときや別れるときにも使うこともあるんだそう。
確かに、先の京都ネイティブの人たちは、別れ際に「おおきに」と言っていた。
「おおきに=どうも」みたいな感じだろうか。
京都ネイティブではない自分の考察なので、もし間違っていたら、
「堪忍しとくれやす」。
続きはその⑤で。
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