2022/05/03 - 2022/05/04
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world travelerさん
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学生時代の「団体・決められた旅」を経て、大人になった今、自分で選んで味わう京都をもう一度。
今回は、時代にこだわって巡ってみることに。
そんな気持ちで改めて京都を旅してみると、違って見えてきた。
第1弾は、平安京遷都以前からの歴史を持つ伏見稲荷大社から。
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京都駅からJR奈良線に乗り、「大人の修学旅行」がスタート。
京都駅 駅
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朝早くから始動したつもりだったが、既に多くの観光客でJR奈良線車内は混雑。
奈良線は、途中東福寺駅に到着。
「東福寺」と聞いただけで、途中下車して寄り道したい衝動に駆られる。
しかし、今回は伏見稲荷大社を目指すためガマン。JR奈良線 乗り物
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伏見稲荷大社最寄りのJR稲荷駅に到着。
こちらの駅名は「稲荷」駅。
駅舎の柱などに朱色が使われていて、下車した駅舎が伏見稲荷大社の一部のような雰囲気。稲荷駅 駅
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駅を出ると、目の前がもう伏見稲荷大社という至近さ。
全国に約3万社ある稲荷神社の総本山。
令和から一気に奈良時代へ、タイムスリップの始まり! -
伏見稲荷大社は、今から約1300年前、平城京遷都(710年)とほぼ同じ頃からの歴史がある。
多くの寺社がひしめく京都市内でも、歴史が長い部類に入る。
1300年前からか…。気が遠くなる。
ちなみにその頃の世界は、
中国は唐の時代、
イスラム勢力がヨーロッパに侵攻していた頃。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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あの清少納言がここを参拝したと「枕草子」に記録されているレベル。
それって元祖 旅行記ってこと?
清少納言は、我々4トラベルユーザーの大先輩みたいな感じ??
その時代からある神社に、21世紀の今も参拝できるってすごいよな。
この他、「蜻蛉日記」「今昔物語」にも登場するほど。
伏見稲荷大社が登場するという古典、
ちょっと読んでみたくなる? -
ご存じ三重の伊勢神宮は、天皇家以外参拝ができなかった時代があった。
一方、都に近いこの伏見稲荷大社はどんな身分の人も参拝でき、多くの参拝者を集めたとのこと。
今でも、伏見稲荷大社は全国初詣ランキングに載るもんな。
ここは外拝殿。 -
外拝殿につるしてある明かりには、12星座が描かれているってホント?
かに座見っけ! -
伏見稲荷大社は、源頼朝や足利義政が運営に携わったり、豊臣秀吉が寄進したりと、いつも歴史に名を残す人物との関わりがあった。
しかし、応仁の乱で焼失。
あの歴史で習ったやつ、ここで関連があったのか。
京都中を焼き尽くしたと言われているが、伏見稲荷大社もか。
ここは内拝殿。 -
伏見稲荷大社は見どころいっぱい。
今回は、伏見稲荷大社があるご神体:稲荷山山頂まで登ってみることに。 -
キターーー!千本鳥居。
コロナ対策のため一方通行になっており、左側は帰る人用。 -
ここは海外の人にも人気の観光スポット。
ところで、なぜ伏見稲荷大社が人気なのか。
まず駅から近く、閉門時間がないため、自由に参拝できる。
また、山全域がご神体ということも、簡単に山登りできることも、そこらじゅうに鳥居が建っていたりすることもウケるらしい。
さらに、神社は拝観料もとらないのもポイント高いとか。
日本人から見ても、伏見稲荷大社は確かにミステリアスな感じがあるもんな。 -
朝イチで来たおかげか、誰もいない鳥居を撮影できた瞬間。
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振り返ると、奉納した人や企業名がびっちり書かれていた。
不思議な、異様な空間。
鳥居があり過ぎて、一生分の鳥居を見た気分。 -
「おもかる石」に到着。
’願いを唱えながら持ち上げ、軽く感じれば願いは叶い、重く感じれば叶わない’
との言い伝え。
自分の願いは、重いのか軽いのか微妙だった。
修学旅行シーズンや観光客・外国人が多い時期は、おもかる石を待つ人で大混雑だそう。
「おもかる石を早く持てますように」
というのが、並んでいる人みんなの願いとか? -
千本鳥居・おもかる石を過ぎて、林の中の山道を上がっていく。
応仁の乱のときは、この山に陣を置いて戦っていたそう。 -
結願のお礼として奉納されている鳥居の数は、稲荷山全体でおよそ1万基と言われている。
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稲荷山のあちこちに小さな稲荷がたくさん祀ってある。
新緑の中に、鮮やかな朱色の鳥居がそこらじゅうに見える。
登山道にはお参りする人だけでなく、トレイルランニングのトレーニングとして走って駆け上がっていく人も。
すげー! -
稲荷山登山道の途中にある休憩ポイント:四ツ辻まで上がってきた。
ここまで上がるのに、息絶え絶え。
茶店やベンチがあるため、ここでしばし休憩。 -
四ツ辻からは京都市内を一望。
今回は天気が良くて、写真左の遠くに大阪のあべのハルカスまで見えた。 -
ここで、参拝者に紛れて佐川急便の人が「駆け上がってきた」。
見ると、背中に荷物を背負っている。
ここまで荷物を上げるのは、人力だった件。
配達おつかれさまです! -
四ツ辻からさらに15分ほど山道を登り、ようやく稲荷山山頂に到達。
朝イチに来て、ここまで混雑もなくスムーズに来られた。稲荷山 自然・景勝地
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稲荷山を下山し、伏見稲荷大社を後に。
登山道は続々と人が上がってくる。
復路は、京阪電鉄を利用。
こちらの駅は、京阪電鉄の「伏見稲荷」駅。
「JR奈良線 稲荷駅」は伏見稲荷入口にあり、
「京阪電鉄 伏見稲荷駅」は伏見稲荷から数分歩いた先にある。
2つは伏見稲荷最寄りだが、駅の場所も駅名も異なる。伏見稲荷駅 駅
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こちらの駅の造りも、伏見稲荷大社を彷彿とさせる雰囲気。
さて、京阪電車に乗って次に向かうのは…。
続きはその②で。
今回京都を巡るにあたって、
JTBパブリッシング「京都図鑑」「ココミル」、
wikipediaや各神社仏閣のホームページ、
の情報を参考にさせていただきました。
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大人の修学旅行 京都編
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