83人！で行く、2つの星野リゾートに宿泊する北海道モニターツアー⑧　３日目の１　トマム・ザ・タワー～雲海～朝食

2022/05/31 - 2022/05/31

　2022年5月29日（日）～31日（火）阪急トラピックス主催「２つの星野リゾートに泊まる北海道モニターツアー」に大学時代の同級生Kと二人で参加しました。今年小樽にできた「OMO5小樽」と「トマム・ザ・タワー」に宿泊し、前者のA4サイズアンケートに答えるというものです。そして、ツアー代金がなんと59900円！2月に見つけ、すぐKに連絡し、「コロナ禍ではあるけれど、この状況下で、様々な面で配慮している、ホテルもレストランを選んでいる阪急のツアーだから、一緒に行こう。」と誘い、予約しました。早々に「催行確定」が出て、催行予定日がすべて早々に「キャンセル待ち」が出た人気商品でした。久々に旧交を温め、普段の一人旅では味わえない感動と驚きと恐怖…の連続のツアーでもありました。①②③・・・は旅行記の番号です。お好きな所だけでも、お読みいただければ幸いです。
5月29日（日）1日目①　自宅～羽田～新千歳～小樽
　　　　　　　　　 ② 夕食～小樽運河ナイトクルーズ
　　　　　　　　　 ③ ホテルＯＭＯ５小樽
　　30日（月）2日目④　ホテルで朝食～旧三菱銀行小樽支店
　　　　　　　　　　⑤　似鳥美術館～ステンドグラス美術館
　　　　　　　　　　⑥　旭寿司～旧国鉄手宮線～北海道ワイン小樽醸造所
　　　　　　　　　　　　～ゆにガーデン
　　　　　　　　　　⑦　トマム・ザ・タワー
　　31日（火）3日目⑧　雲海～朝食
　　　　　　　　　　⑨　えこりん村～新千歳空港～羽田空港～自宅

エリア トマム・占冠(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2022年5月31日（火）旅行３日目、最終日
　昨夜は写真の整理をし、雲海を見に行くので、4時半に部屋を出よう、そのためには4時起きしようと二人で決めて休みました。もちろん、お部屋は有効活用。部屋の両端に離れて、一人2ベッドずつ使って、トイレも別々で、休みました。21時半頃かな？あまりにも早く寝すぎたのと、旅での緊張と、くしゃみと鼻水が出て（ハウスダストかな？）、2時半に目覚めてしまいました。4時前には辺りが明るくなりました。霧？ガス？小雨？雲海は見みられないかも？でも、長袖Ｔシャツと、フリースと、フードのついたカシャカシャパーカーを着て、手袋をはめて、とにかく暖かくして行きます！
　タワー4：55始発のバスに乗ろうかとも考えましたが、ゴンドラ乗り場まで歩いて行って5：00始発のゴンドラに乗ったほうが早いだろうとの結論。途中水芭蕉が一輪咲いていました。バショウの葉がこんなに大きくなるものとは知らず、Ｋに教わりました。山歩きをして育ったのでよくご存じ。

星野リゾート トマム ザ・タワー 宿・ホテル

　4：50　もう既に10名ほど並んでいました。5時少し前、係りの方が「営業終了」の看板を「営業中」に変え、入れてくれました。

　フリーパスポートを見せ、ゴンドラに乗ります。1グループごとに1基。相乗りはしません。

　雲海ゴンドラのりば。
　ここも階段。早朝から歩け歩け。我が家にいつも４時半に配達してくれる、新聞屋さん、毎日こんなに早朝から働いてくださっているのね。ありがとう。ゴンドラの係りの方、皆さんお若そう。朝５時から仕事始まりなんて、近くにお住まい？宿舎があるのかな？まだまだ寒いのに、朝早くからお疲れ様。

　ゴンドラに乗って、上から見た、ふき、ふき、ふき。
これは小さめですが、歩いている途中、大きな、傘になりそうな蕗が何本もありました。傘の代わりにさせるものかしら？茎がしっかりしてないと、ぐにゃりとなって傘の役目は果たせません。

ゴンドラの外はこんな感じ。雨、霧…

幻想的に見えますね。すれ違います。

　行ってしまった。始発に近い時間なので、山頂から降りてくるゴンドラは無人。
13分のゴンドラでの散歩は終わり。

　ゴンドラを降りて、どう歩けばよいのかな？と地図を見ます。
うん？矢印の向きがあちらだけ、つまり、一方通行。スタートしたら最後、一周するまで帰れない。どうする？と相談。もしかすると、どこかで雨がやんで、見られるかもしれないから、行ってみようか。

　クラウドバーという名称です。雲のバー（飲み屋）？

　バーカウンターをイメージしています。なるほど。高所恐怖症のＫは登りません。私も、見えないと分かっているので、登りません。省エネの２人。
高さ3m、長さ13ｍです。

　次はクラウドウォーク。雲の上を歩くような感覚を味わえる場所です。

　ここを歩きます。高所恐怖症のKにとって、下が見えないのはかえって嬉しいかも？地面からの高さは10ｍ。つり橋のような構造です。

　晴れるとこんな感じで見えるらしいです。雲海が下に広がります。
これはゴンドラ乗り場で買った絵葉書です。孫に書いて送りました。

　次はスカイウェッジ。船の舳先のようにせり出していますが、海はもちろん、下も周りも見えません。晴れたらあの映画「タイタニック」のワンシーンを再現できたのに。ニュージーランドの某ホテルで、娘とやりました…　
　霧？雨？雲？雲海が見えるというか、見えすぎて、雲海しか見えなくて、雲海に包まれてきた、雲海に大満足したと、人には話しましょう。

日本画のような、墨絵の世界です。美しいけれど、私が見たいのは雲海…

　クラウドベッド。雲粒をイメージしています。

　触ってみましたが、空気がしっかり入った、バレーボールのような感じ。ウレタンフォームに特殊なコーティングをしているそうです。濡れているので、寝転がることもしません。

　コンターベンチ　コンターってなあに？
全長117ｍだそうですが。

　等高線をイメージしているそうです。なるほどねえ。

　クラウドプール　雲のプール
　縦横約10mの巨大なハンモックのようです。

　地上からの高さは８ｍ、晴れると、東大雪から日高方面までの壮大な景色が眺められるそうです。どこかのご夫婦が体験中。

　5月末なのに、何と雪がまだ残っていました。
一周しましたが、霧が晴れることはなく、小雨状態。雲海を見に来たはずでしたが、
全身、360度、雲海（雲と霧）に包まれて、雲海を大満喫して来ました。ということにします。

　帰りのゴンドラに乗る前、小さな売店でこの絵葉書を200円で購入。切手を貼らなくてもこの先の青いポストに入れれば届けてくれると。自分で入れなくても、店員さんが入れてくださるというので、その場ですぐ孫宛に書いて、投函もお願いしました。そろそろ着いたかと思って聞いたけれどまだとのこと。来週になるのかな？地上から1100ｍ以上の高さだから、なかなか着かないわよね。
　ゴンドラに乗って、バスに乗って、朝6時になりました。森のレストランニニヌプリがオープンする時刻。TDがお勧めした方ではないけれど、ここで朝食にします。
7時からオープンの「ハル」だと、一旦お部屋に戻らなくちゃいけないので。省エネオバさんズとしては、お腹が空こうが空いてなかろうが、時間の有効活用優先に励みます。

バスを下車して、ここも歩け歩け。遠いけど、美味しいもののためなら頑張ります。

　食べ終わる頃にはこれくらい混んでいましたが、オープン時刻には、お席は選び放題でした。

　受付で説明を受け、この札の説明も聞きました。同じ星野やグループの青森屋にも奥入瀬渓流にもこれがありました。OMO5小樽にはなく、隣のテーブルの方が帰った後も、片づけてよいのか、悪いのか、ウェイターが分からずにいたので、「お帰りになりました」とお話ししました。これがあると、お客が離席しても、お皿に物が残っていても、片づけないので、お店の方に便利だと思います。

　手袋をはめて、お盆を持ってスタート。まずはサラダ。ドレッシングもいろいろ。
トッピングに、ドライベーコンなどがありました。

パンもあります。パンオレ、甘口。
ミニメープルピーカン

白桃のフレッシュミント、ハーブ系のお味。

リンゴ、青森屋などと同じ切り方。フルーツカクテルは缶詰めよね。

ヨーグルト、グラノーラ、蜂蜜、

　海宝丼
ここのウリです。鮭とイクラと帆立とイクラかな？セルフ丼を作って美味しく頂きました。私の2人前に並んでいた奥様が、鮭一つだけを選んで、他のが入らないように何度もついでいて時間がかかっていました。その後ろにいたご主人が、「後ろに並んでいるんだから、早くしろ」とおっしゃり、「こうやって一回ですくうんだよ」と、豪快に見本を見せていました。そうなんです。女性の多くは、何をするにも自分一人の世界で、周りが見えなくなっている方が多いんです。残念ながら。

トッピングにはきゅうりとわかめと錦糸卵。

　マカロニグラタン、蒸し野菜
ドレッシングはゆず風味など数種類。

　これだけ見ると、梅干しとたくあんに見えるけど。
温めているので、フライドポテトと、ミートボールだったかな？？

　紅葉が浮かんだ冷ややっこ。うーん？湯豆腐ならわかるけど。いや、それだと紅葉は浮かべないか。薬味はネギとショウガ。

　1回目、和食中心に。左端から左回りに
　海宝丼とみそ汁と、お茶。蒸し野菜とサラダと納豆。美味しい。勤めていた頃だって、普段朝6時からなんて、朝食は頂きませんでした。でも、旅行には、伸び縮み自由な胃袋を持参してますから。

　2回目　洋食中心に。
　パンとハム、ウィンナー、フレンチトースト（ここの売り）、ジャム類、
ハーブ入りフルーツ、コーンスープ、ヨーグルト、紅茶。

　フレンチトーストは、こうやって作って、焼き立てを提供して下さっています。
生クリームを添えて。

そのほかにこういったジャム類も自由に取れるよう、置いてありました。
説明は次の写真にて。

　もちろん、一口ずつお味見します。
　下段左から　メープルシロップ、ルバーブ、ハスカップ
　上段右から　りんご、メロン
　どれも甘くて美味。

　食後はこのように札を裏返しにして離席します。こちらでは、お部屋にコーヒーを持ち帰るシステムはありません。長い階段を下りて、バスに乗るので、こぼしてはいけないしね。途中Ｋから「最後にソフトクリームを食べて、コーヒーも飲みたい」という目標終了時間延長の申し出もあり、1時間かけてしっかりたっぷり頂きました。青森やでは一人で90分かけていただきましたっけ…
2600円の贅沢な朝食、ご馳走様でした。
　青森屋では「かっちゃ」（お母さん）達が作って、サービスしてましたが、こちらはもっと若いお姉さんたちが、案内や片づけなどをする姿が目立ちました。地元の若い方たちかな？雇用促進事業になっているのかな？

　満腹満足のお腹を抱えて、バスに乗り、お部屋へ。集合時間は9時半なので、ゆっくりお部屋で、朝風呂に入ります。もちろんそれぞれが、自分のベッドに近い方のバスルームを使って。ただ、ドライヤーは部屋に1本しかなかったので、時間差で。
　湯上りはまたこのガウンで汗が引くまで過ごします。ワッフル地で手触り、肌触りが良いです。胸の刺繍を解読すると、「TOMAMU」でした。

　昨夜はソファーに座ることなく過ごしたので、その周辺を観察。ティッシュ入れ。
同じような色、あちらは円柱形の、青森屋の「ブナコ」、素敵なので、欲しいなと思い、お値段を調べたら9800円！こちらは

「yamato japan」とあります。　

　裏は、この木片がスライドして、ティッシュ箱が出し入れできます。裏がない分、軽くてよいですね。楽天で調べたら、3300円でした。ホテルのランク差、宿泊料金やサービスなどの差が、こういったものの違いなのかしらね？宜しければ如何？

　エレベーターが混むと困るので、早めに下に降りてきました。タワーの2ショット。雲海は…

　フロント前。ミニチュア版があります。牛がいてタワーがあって、雲海が浮いてて…

　左手には木でできた、キリンのような、馬のような？？
　念願のトマムに宿泊できてよかったです。フォースという贅沢な空間でしたし。食事もお高いけれど美味しかったし。ただ、リゾートで、どこに行くにもバス利用、そして長い階段…膝に支障がある、私向きではないということも分かりました。