「本多静六博士の森」って何？どこ？ 県民健康福祉村・川口自然公園・芝川第一調整池★2022年5月

2022/05/15 - 2022/05/15

1ヵ月前の2022年4月。旅行記『桜が終った桜回廊と芝川第一調整池を散策』のように、埼玉県の『見沼田んぼ』（の一部）を散策しました。
　⇒ https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11748202/
Google mapで確認した時は、芝川第一調整池の南西部に「本多静六博士の森」という表示がありました。ところが歩いていてそのような場所が全く見当たらず、その後も気になっていました。本多静六博士って誰？　どんな森だろう？　確かめに行きました。
その前に「県民健康福祉村」と「川口自然公園」にも寄って、野鳥の飛来状況や、植物の開花状況も観察してきました。

【参考】Google画像検索、Wikipedia

※　今回も投稿後、潮来メジロさんが鳥についてコメントを下さいました。訂正と補足説明をそのまま使わせていただきました。最近、私の行くところで見かける野鳥の数が少ない理由も教えてくださいました。

いつも本当にありがとうございます m(_ _)m

エリア 浦和(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

県民健康福祉村（埼玉県越谷市）

望遠レンズと三脚をつけたカメラを構えている人たちが数人いました。
「今朝もカワセミが出現した」とのこと。
やったぁ！　見られるかな？
しばらくいたけど、何も来る気配がないので、とりあえず1周します。

県民健康福祉村 公園・植物園

修景池
ここも静かで、鳥の姿も見えないし、人も少ない。

いた！　マガモ（真鴨）♂だ！
カモ目カモ科

ムクドリ（椋鳥）　スズメ目ムクドリ科
足とくちばしが濃い黄色いのが特徴。

ムクドリ（椋鳥）　スズメ目ムクドリ科

カワウ（河鵜、川鵜）　
カツオドリ目（以前はペリカン目。Sibley分類ではコウノトリ目）ウ科

ドバト（土鳩）ハト目ハト科カワラバト属

ハシボソガラス（嘴細鴉）　スズメ目カラス科

セイヨウタンポポ　キク科タンポポ属

先日、4 Travelの「こたまま」さんの旅行記『高知市　牧野植物園 牧野博士とめぐるこんこん山』を拝読しました。
　https://4travel.jp/travelogue/11750010
それで高知県出身の植物学者牧野富太郎のことを知りました。「雑草という名の植物は無い」という言葉を残しています。名言ですね！
それで最近は、名前がわからない植物を見るとその場で、スマホの『Google画像検索』アプリで調べています。

ピンク色の可愛い花を見て、『Google画像検索』アプリで調べると･･･

ユウゲショウ（夕化粧）
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。
初めて知りました。

花壇の花の種類が増えました。初夏ですね。

パンジー　
スミレ科スミレ属

キンギョソウ（金魚草）
オオバコ科キンギョソウ属（アンティリナム属）

キンギョソウ（金魚草）
オオバコ科キンギョソウ属（アンティリナム属）

キンギョソウ（金魚草）
オオバコ科キンギョソウ属（アンティリナム属）

キンギョソウ（金魚草）
オオバコ科キンギョソウ属（アンティリナム属）

セイヨウアブラナ（西洋油菜）
アブラナ科アブラナ属の二年生植物。
食用油の原料として、世界中で広く栽培されている。

セイヨウアブラナ（西洋油菜）

（左）パンジー
（右）ガーベラ　キク科ガーベラ属の総称。宿根草。

ガーベラ　キク科ガーベラ属の総称。宿根草。

ヤグルマギク（矢車菊）　キク科ヤグルマギク属の一年草。

ヤグルマギク（矢車菊）
花の中に蜂が頭を突っ込んでいる！

花壇の中で細長いルピナスが目立つ！

ルピナス属　マメ目マメ科ルピナス属
別名：ノボリフジ（登り藤）・サカサフジ（逆さ藤）

ルピナスの群生地で有名だったニュージーランドのテカポ湖畔では、現在は駆除されたらしいです。
ルピナスはニュージーランドでは繁殖力が強すぎる外来種として、ニュージーランド自然保護局によって本格的に駆除されてルピナスはなく、善き羊飼いの教会周辺も柵が増えて、景色が変わったらしいです。
以前ニュージーランドに行った時に話は聞いていましたが、その時に見ておいて良かったです。

ログハウス造りの休憩所

中も広いです。風通しも良いし、密にはなりませんね。

アヤメ
ヤメ科アヤメ属の多年草。病気を治す薬としても使われる。

ドイツアヤメ　ヤメ科アヤメ属の多年草。
別名：ジャーマンアイリス

ドイツアヤメ　ヤメ科アヤメ属の多年草。
別名：ジャーマンアイリス

ドイツアヤメ　ヤメ科アヤメ属の多年草。
別名：ジャーマンアイリス

シロツメクサ（白詰草）　マメ科シャジクソウ属の多年草。
別名：白クローバー

シャクヤク（芍薬）　ボタン科の多年草
和名の芍薬は「味の良い薬」の意味だそうです。風邪薬の『葛根湯』にも使われているらしいです。

ボタンと区別がつかないのですが、「多年草」ということは、『草』で、『木』ではないんですね。
ボタンは、ボタン科ボタン属の落葉小低木。つまり『木』なんですって！

ムラサキツユクサ（紫露草）
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年生
別名：トラデスカンティア属。

バラ（薔薇）　バラ科バラ属

バラ（薔薇）　バラ科バラ属
『クイーン・エリザベス』か

日曜日なので、貸し自転車もやっていた。

サイクリングコースを走っている親子連れ。

何度か確認したけど、残念ながらカワセミの姿は見ることができませんでした。
「本多静六博士の森」を探しに行こう！

移動の途中、すき家に寄って遅めの昼食をとりました。

『牛丼（並）』　”つゆだく”が合言葉です。汁がたっぷりとご飯に絡んで、サラサラと食べることが出来ます。

川口自然公園（埼玉県川口市）

来る度に釣りをする人の数が増えています。

川口自然公園 公園・植物園

スイレン（睡蓮）がたくさん開花しています。

スイレン（睡蓮）
スイレン科スイレン属で、多年生の水草。

キショウブ（黄菖蒲）　アヤメ科アヤメ属の多年草。
帰化植物。

キショウブ（黄菖蒲）

人が多くなって、野鳥が来なくなったというのもあるのかな？
以前ならばこの辺りで野鳥の姿をよく見かけたんだけどな。

アザレア　別名：アゼリア、西洋ツツジ、オランダツツジ
ツツジ科ツツジ属

芝川第一調整池（埼玉県さいたま市）

芝川が洪水の時に、自然にこの調節池に水が溢れて貯めておいて、洪水が収まったら、ポンプで水を芝川に戻すための調節池です。

大きな池の周りを遊歩道がぐるりと囲んでいます。徒歩で1周するのに1時間くらいかかるかな。

遊歩道から池まで離れているので、池の野鳥を撮影するのは、倍率の高いレンズが必要ですね。私の廉価版コンパクトデジタルカメラでは、かなり無理があります。
左に排水機場が見えます。

はるか向こうにカモが見えるんですが、手持ちのデジカメではこれが限界です。
コガモ（小鴨）かな？

（潮来メジロさん）カルガモ（軽鴨）ですね。カルガモは留鳥なので、一年中見られます。

コガモ（小鴨）でしょうか？

（潮来メジロさん）どちらもカルガモ（軽鴨）ですね。
５月中旬になると、鴨類の冬鳥は大部分が北国に渡って行き、旅鳥のシギ・チドリも少なくなりますね。
森の中では夏鳥が渡ってきていますが、木の葉に隠れて撮影が難しいですよね。

草の陰になっているのは、ダイサギ（大鷺）でしょうか？

（潮来メジロさん）識別ポイントの顔が見えないので断定できませんが、首の長さからみてダイサギ（大鷺）だと思います。
ではまた・・・。(｡･ω･)ﾉﾞ♪

ムラサキツメクサ（紫詰草）　マメ科シャジクソウ属の多年草。
別名：赤クローバー

ヒルガオ（昼顔）　ヒルガオ科のつる性植物。
薬用植物で利尿薬として利用。

ナヨクサフジ（弱草藤）　マメ科ソラマメ属の1年草。
ヨーロッパ原産で、飼料として移入され、名前と違って繁殖力が強い。

ナヨクサフジ（弱草藤）

芝川第一調整池排水機場

洪水が終ったら、この排水機場のポンプで芝川に水を戻します。

「本多静六博士の森」
やっと看板を発見！

本多静六は、埼玉県久喜市（旧菖蒲町）の出身で、日本最初の林学博士として研究と実践を行った。明治神宮の森、東京都水源林などの森林の造成、日比谷公園や大宮公園の設計なども行った。

日本の『公園の父』と言われるそうです。

ここから森の中に入れます。

森の中は、思ったよりも歩きやすいです。

なぜかといえば、ヨーロッパの森のように、足もとに邪魔になる草や灌木がなく、自然の腐葉土のみなので、手入れをしてあるわけでもないのに歩きやすいんです。

手を全く入れていない日本の森だと、足もとに草や灌木もあって、蔦が絡んで、とても歩けるような状態にはなりませんよね。

本多静六がきちんと設計して、大丈夫な樹木だけを植樹した森だからこそ、こうして歩けるんですね。

一見何もない森ですが、手入れをしていないのになぜ人が歩けるかを考えてみると、良く考えられていることがわかりました。

エゴノキ　エゴノキ科の落葉小高木。
名前の由来は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐいことに由来。

エゴノキ　エゴノキ科
別名：チシャノキ、チサノキ。歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場する「ちさの木」はこれのこと。

ユウゲショウ（夕化粧）
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。

ユウゲショウ（夕化粧）

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ローカルな場所の、中身の薄い旅行記を最後までご覧くださって、ありがとうございました　m(_ _)m

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『Google画像検索』アプリが大活躍しました。植物も野鳥も大丈夫です　V(^o^)/
バッグや靴、人の顔も検索できるらしいです。優れものですね。私は、今年初めて自分のスマホでもできることを知ったんです。
皆さんはもう知っていましたか？

この旅行記へのコメント （5）

• こたままさん 2022/05/18 15:23:22

  『Google画像検索』知りませんでした(-.-)

  RON3さま、こんにちは！
  
  私の名前が出ていてびっくりしました
  (//∇//)!!
  旅行記の紹介までしていただき、ありがとうございますm(_ _)m
  
  今回もお花や野鳥の名前が詳しく紹介されていて、ひとつひとつじっくりと拝見させて頂きました(*^^*)
  
  「本多静六博士の森」、入り口だけ見るとちょっと勇気が要りそうですが、森の中は素敵な空間ですね。
  この森の中でボーッとしたり、読書したりするのも良さそう。。
  そして、散策し易くなっているのは、ちゃんと考えて作られているからとは！
  今回は「本多静六博士」をしっかり記憶しました！
  
  『Google画像検索』アプリ、私のスマホにも入っていました。
  『G』マークって初めて開けましたよ(^^;
  
  こたまま
  

  RON3さん からの返信 2022/05/18 18:19:53

  こたままさんの許可を得ないうちに掲載してごめんなさい　m(_ _)m

  こたままさん、こんにちは　V(^o^)V
  
  こたままさんに事前に許可を得ないでこたままさんの旅行記を取り上げてしまい、ごめんなさい　m(_ _)m　
  順序が逆でしたね。
  
  『Google画像検索』はこたままさんもご存じなかったんですね。
  何しろ私なんか、スマホどころか携帯電話を持ったのが今から6年前ですから、まだ知らない操作がたくさんあります。たまに自分の中で『新発見！』と気づく次第です。
  
  出先で知らない植物や動物、その他諸々何でも検索してくれるので、『Google画像検索』はまだまだ私の中で『ブーム』になっています。
  
  ところで、話は変わりますが、こたままさんは『四国八十八ヶ所巡り』とかはなさったことがあるんですか？　私は四国にほとんど足を入れていないんで、右も左もわからず、一度八十八ヶ所巡りをしたいと思いを巡らしているんですよ。
  　　　　　　　RON３
  
  
  

  こたままさん からの返信 2022/05/19 00:05:51

  Re: 『Google画像検索』知りませんでした(-.-)

  RON3さま
  
  お返事ありがとうございます(^-^)
  
  いえいえ全然大丈夫でーす(^_^)v
  牧野博士の事も調べてくださって、嬉しいです(⌒‐⌒)
  
  私もスマホに変えたのはRON3さまと同じくらい前だった様な気がします。
  『Google画像検索』はこれから使ってみます！
  
  お尋ねの88ヵ所の件、回った事も、回ってみたいと思ったことも全くありません(きっぱり 笑)。
  親戚の家が札所のすぐ下にあり、そこはかなりの難所で、遍路＝過酷との印象をまだ引きずっているのだと思いますf(^_^)。
  でも興味はあって、遍路旅行記は読ませていただいるんですよ。
  RON3さまが歩き遍路をすると、途中の色々なものが気になって中々進めなくなりそう…な気がします。
  
  こたまま
  

• RON3さん 2022/05/17 14:49:33

  いつも『助け船』を出してくださってありがとうございます　m(_ _)m

  潮来メジロさん、こんにちは　V(^o^)/
  
  いつも旅行記と口コミを読んでくださり、いいねの投票をありがとうございます　m(_ _)m
  また今回も、写りの良くない写真で、鳥の種類が判明できず困っていました。
  今までの潮来メジロさんのご経験からいろいろとわかりやすく教えてくださり、本当にありがとうございます　m(_ _)m
  なるほど、5月中旬となると、『渡り』によって、去る鳥とやって来る鳥がいたり、またやって来ても葉に隠れてなかなか姿を見せてくれないという状況もあって、このところ留鳥以外の鳥さんの姿を見ることが少なくなっているんですね。納得しました！
  
  早速潮来メジロさんのコメントを使わせていただきますね。ありがとうございました。　
  またよろしくお願いします。<(_ _)>
  
  　　　　　　RON3

• 潮来メジロさん 2022/05/17 08:43:36

  野鳥いろいろ・・・(^_^;

  RON3さん、こんにちは！　(^▽^)/
  
  ５月中旬になると、鴨類の冬鳥は大部分が北国に渡って行き、旅鳥のシギ・チドリも少なくなりますね。
  森の中では夏鳥が渡ってきていますが、木の葉に隠れて撮影が難しいですよね。
  
  今回も大好きな野鳥が出演していたので、勝手にコメントしました。
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  >はるか向こうにカモが見えるんですが、手持ちのデジカメではこれが限界です。
  >コガモ（小鴨）かな？
  
  >コガモ（小鴨）でしょうか？
  
  どちらもカルガモ（軽鴨）ですね。カルガモは留鳥なので、一年中見られます。
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  >草の陰になっているのは、ダイサギ（大鷺）でしょうか？
  
  識別ポイントの顔が見えないので断定できませんが、首の長さからみてダイサギ（大鷺）だと思います。
  
  ではまた・・・。(｡･ω･)ﾉﾞ♪
  　　（潮来メジロ）