富山・石川③【雨の雨晴海岸を抜け、晴れの能登へ編】

2021/08/12 - 2021/08/15

3泊4日の旅もいよいよ後半戦です。
これまで立山アルペンルート、五箇山・白川郷と巡ってきましたが、
今日は富山の海岸線へ抜けたあと、石川の能登半島へ向かいます。

エリア 珠洲(石川)

富山3日目、まずは国宝の瑞龍寺へ。
左右対称の厳かで立派なお寺です。

ここには、トイレの神様である烏瑟沙摩明王(ｳｽｻﾏﾐｮｳｵｳ)と、マラソンの神様である韋駄天(ｲﾀﾞﾃﾝ)が奉られています。

おやっ、疲れたのかい？

実は、このお寺を回ろうと提案してくれたのは夫で、雨に濡れる庭を眺めて感慨に耽っているようです。

お次は、楽しみにしていた雨晴海岸へ。
北アルプスと海が織り成す感動の景色を見に行こー！！

はいー、ご覧のとおり～

だよね～、台風ですもんね～
雨晴海岸も雨晴れないよね～

気を取り直して、
漁港で氷見前寿司を頂きます。
うーん？期待しすぎたかしら。
新鮮なのに、味がピンと来ない。
シャリのせいかな。
寿司って奥が深い。
白えびの軍艦は美味しかったです。

氷見から約2時間半のドライブで、
能登半島の反対側の上の方、千枚田です。
青々した棚田をぐるりと散歩。

今度は、半島の逆サイド、
軍艦島こと見附島。
島までモーゼの十戒みたいになってますが、
満潮で海に沈む岩は滑るので、渡らず。

今晩のお宿は、国民宿舎うしつ荘

1泊2食、8,000円程。
十分美味しいお料理でしたー！

翌朝は、輪島の朝市へ。
能登半島を行ったり来たり。

あ！デカイ、イカがいるよ！！
突如、車窓から巨大なモニュメントが！
つい先日テレビで観たやつだ！

降りて記念撮影。
完成したばかりのイカキングです。
総工費2700万にコロナ対策費が充てられた事で一時問題視され話題になっていました。

しかし、こりゃあいい！
とてもナイスな観光スポット。
隣のおしゃれカフェと目の前のひなびた漁港や風情ある九十九湾との対比も最高！

イカ vs 夫

イカと戯れてたら晴れてきました。
ありがとう、イカキング。

台風一過。
雲がぐんぐん引いていきます。

輪島の朝市についた頃には、超快晴！
おばちゃんもおじさんもみんな元気です。
でも肝心の観光客がいない…
早く戻るといいですね。
塩やら乾物やらを購入。

名物のえがら饅頭をいただきます！

黄色い見た目とは裏腹に、上品なアンコともち米で美味しかった。

輪島大祭のキリコという灯籠を展示したキリコ会館を見学。
毎年7月から輪島の200の地域でキリコを担ぎ上げ練り歩くお祭りだそう。
コロナ前は国内外からたくさんの人が訪れ小さな町が人で溢れたそうで、数百キロある背の高い灯籠をバランスよく持ち上げる様や夜にあちらこちらで灯籠が揺れる様は、それはそれは幻想的でしょうね。

とりあえず私も、験担ぎ。
今年はお祭りが出来ますように！

御陣乗太鼓も能登の伝統。
見てみたかったなぁ。

さぁて、これからまた富山へ戻ります。

富山名物、8番ラーメンでランチ。
野菜の出汁が美味しい味噌ラーメンを頂きました。

フライトまで時間もあるので海王丸パークへ。
遠くに立山の山並みも少しだけ見えてきて爽快な公園です。

展示してある海王丸は帆船で、商船学校の練習船。
昭和5年から地球を50周もしている優秀な船なんですと。

船内見学もしました。
飾ってあった大きなパノラマ写真をスマホで撮ったので歪んじゃった。
良いカメラにて北アルプスと撮ると壮観ですねー。

公園近くの放生津八幡宮に立ち寄って
旅のお礼参り。

ケヤキの寄せ木造りの狛犬です。
珍しいですね。
よい旅をありがとうございました。

締めくくりは、
富山空港の「たねや」で夕飯。
いやはや！ここのお寿司は、大正解！
メッチャ美味しかったです！
あまりにも美味しくて写真撮るのを忘れてました。

台風でしたけど、充実した旅行でした。
また立山は晴れたときに訪れたいな！
今度は金沢の町やコロナで閉まっていた21世紀美術館にも行ってみたいな。
雨晴海岸もリベンジするぞー！