2022/05/04 - 2022/05/04
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あまちゃんさん
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山の辺の道の散策、先月はJR万葉まほろば線三輪駅から巻向駅までの間を散策したが、今回は巻向駅から長柄駅までの7Km弱を散策。
まさに雲一つない五月晴れの最高のお天気に恵まれ、心地よい散策となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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午前8時少し前に自宅を出て、JR奈良線にて8時42分奈良駅着。
JR 奈良駅 名所・史跡
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9時8分発の万葉まほろば線の2両連結のワンマンカーはすでにホームで待機していた。
JR 奈良駅 名所・史跡
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まだ乗客は殆どいず、ワンマンカーなので無人駅では先頭車両の一番前のドアしかあかないので、先頭車両の一番前の座席に座って発車時刻を待つ。
JR 奈良駅 名所・史跡
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9時29分、定刻に巻向駅に到着。
巻向駅 駅
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無人駅なのでICOCAをかざして駅を出る。
巻向駅 駅
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巻向駅を出て景行天皇陵に向け旧街道を北行しかけたが、ふと振り返るとなんか石碑があったので見に行ってみたら、「JAならけん巻向支店」の前庭にこんな石碑があった。
柿本人麻呂の屋敷があったなんてどうして分かったのでしょう?
この程度のこと、あまり深く追求していては山の辺の道は歩けないですよね(笑) -
気を取り直して歩を進めます。
が、しばらく歩くとJRの線路の反対側に三つほど古墳があるようなのでちょっと道を逸れてみることに。 -
JRの線路を渡り少し戻ってみると遺跡まで約600mという道しるべがあった。それなら往復1キロ以上なるので、初めから意をくじかれ、そっちに向かうのをやめて戻ろうとすると、40m先に「纏向遺跡」の道しるべがあり、そっちに向かう。
この写真が、辻地区の建物群の発掘調査が終わった「纏向遺跡」。
少し見学して、元来た道に戻ります。纒向遺跡 名所・史跡
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巻向駅からJR万葉まほろば線の東側の旧街道のような道を200メートル余り北に向かって歩くと、「穴師坐兵主神社」の一の鳥居があった。
後から調べてみたのだが、「穴師坐兵主神社」へはここから徒歩でおよそ20分くらい東(山手)の方に歩くのだそう。
今回のコースとはだいぶ逸れるので、そのまま北に進んだ。 -
駅から5~600m進んで右折する。景行天皇陵へは、さらに東へ4~500mこのような道を歩く。
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記紀による伝説的英雄「日本武尊」を皇子に持ち、皇子に命じて全国各地に派遣し朝廷の勢力を広げたといわれる第12代景行天皇の陵とされている。
正式名称は、渋谷向山古墳(しぶたにむかいやまこふん)と言い、全長約300mの巨大な前方後円墳。全国第8位、奈良県内では第2位の規模を誇り、古墳時代前期では最大規模の古墳。
国道169号線の東側に前方部の拝所がある。景行天皇陵 名所・史跡
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天皇陵を右手に見ながら、後円部に向け進む。
景行天皇陵 名所・史跡
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後円部の北側に「額田王の歌碑」があるとガイドブックに書いていたので回り込んでみると、「山の辺の道ファンクラブ」が作った休憩所があった。
素朴(笑) -
「山の辺の道ファンクラブ」がこの先に大和三山を見渡す絶景ポイントがあるという立札を設置していたので、少し道を逸れて坂道を登ってみると、確かに見晴らしの良い場所に出た。
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ただ景色を眺めているだけでは、山の辺の道初心者である我々には何が何だか、またどれが大和三山かわからない。
しかし足元には、ファンクラブの方が設置したここからの風景の解説図があったので助かった。 -
その後、「額田王の歌碑」を探しに戻っただ分からず、次の目的地「崇神天皇陵」に向け歩を進める。
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山の辺の道では、所どころにこのような無人の野を見かけ、大概素通りしてきたが…
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野菜高騰の折、今回はこぶし大はある大きな玉ねぎのセットだったので購入した(笑)
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とぼとぼ歩を進めること二十数分、こんもりと木々が茂る場所にようやくたどり着く。
さらに少し歩を進め、堤に上ると満々と水をたたえた濠が見え、その左手に第10代崇神天皇の陵、右手にその拝所が見えた。
一般に崇神天皇陵と呼ばれているのは、行燈山(あんどんやま)古墳と呼ばれる前方後円墳で、全長約240mある巨大な古墳で、4世紀前半に築造されたものと考えられている。
堤の周りに沿って、拝所に向かう。崇神天皇陵 名所・史跡
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提の下を歩いていくとちょっと離れたところに季節の花、小さな杜若の群生が見えた。
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正面には崇神天皇陵に拝所に上る階段が見えた。
崇神天皇陵 名所・史跡
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階段を上るとすぐそこに崇神天皇陵の拝所。
崇神天皇陵 名所・史跡
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拝所から本来の山の辺の道に戻り少し歩くと、天理トレイルセンターにたどり着いた。
天理市トレイルセンター 名所・史跡
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トレイルセンター内には、ちゃんとしたレストランもあったが、
天理市トレイルセンター 名所・史跡
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天気も良かったので、ちょっとケチって外の売店でカレーを購入した。
天理市トレイルセンター 名所・史跡
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これがカレーです(笑)。500円也!
天理市トレイルセンター 名所・史跡
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トレイルセンター敷地内のテラス席?でカレーを食する。
因みに、カレーのルーの下には茶碗一杯分くらいのご飯が入ってはいたのだが、ルーの中には具は見当たらなかった。
ただ、味はしっかりしたカレーの味だった。天理市トレイルセンター 名所・史跡
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食後、ガレージの方から長岳寺の山門に行くことができた。
長岳寺 寺・神社・教会
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長岳寺本堂に向かう参道。
長岳寺 寺・神社・教会
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長岳寺は花と文化財の寺。
平安時代初期、淳和天皇の勅願により弘法大使によって創建された寺で、盛時には九万四千坪もある境内を要する壮大な寺院だったらしい。
栄華盛衰を経た今日でも約一万二千坪もの広い境内のお寺で、多くの重文と四季折々の花で彩られ、関西花の寺二十五か所の第19番札所とのこと。
ゆっくりと見学している時間がなかったので境内には入らず、山の辺の道へ戻る。長岳寺 寺・神社・教会
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またもや長閑な田園の中の小径に。
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長岳寺から700mくらい進むと、名高い万葉歌人、柿本人麻呂の歌碑があった。
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また、山の辺の道の所を歩いていると、さすが奈良、この写真のような柿の木の畑によく出くわす。
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浄土宗の念仏寺。
奈良時代、行基によって開山されたお寺。
共同墓所の中に山の辺の道が通っている。念仏寺 寺・神社・教会
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本日の山の辺の道の散策での立ち寄り場所はここまで。
ここからは、長柄駅まで約2キロ歩く。念仏寺 寺・神社・教会
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万葉まほろば線の長柄駅。
列車到着の30秒ほど前にぎりぎり到着。長柄駅 駅
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13時18分発の奈良行きの列車がすぐに入ってきた。
これを逃したら30分待たねばならないところだった。長柄駅 駅
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奈良駅での乗り換えた、13時40分発のJR奈良線京都行き普通列車。
車内はガラガラ。
これも乗り換え時間はたったの3分で、ゆっくりトイレにでも入っていたら次の列車になっていた。
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