南島王道ルートのニュージーランドはやっぱり自然にあふれていた⑦テカポ

2017/12/10 - 2017/12/11

新型コロナによる海外旅行おあずけ期間に書きたかった昔の旅行記を書かなきゃ企画
（コロナ弱毒化により世間は旅行気分に満ちていて私も計画を立てたくてうずうずして旅行記がまたもや進まない）

マウントクックの次はこれまた王道のテカポ。パックツアーには必ず入っている場所だ。
せっかく泊まるので世界一の星空を見ようと思ったけどマウントジョン天文台のツアーは１時間半で１万円越え。。。う～む。
お天気に合わせて現地で考えることにした。

この頃の町の人口460人のうちの１割は日本人だそうで、確かにホテルにも日本人が何人かいて色々と助かった。

エリア テカポ(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハーミテイジホテルを14:30に出発、バスはすぐにプカキ湖沿いに出て
次の宿泊地テカポへ向かった。

プカキ湖の青い色はため息が出るほど美しく、ずっと眺めていたかった。
はあ～キレイだ～。。。

が、バスはものの１時間でテカポに到着する。
ここテカポとはマオリ語で夜眠る場所という意味がある。

まさに今宵眠るホテル、ペッパーズにチェックインだ。

ペッパーズ ブルーウォーター リゾート レイク テカポ ホテル

コテージが並ぶこのホテルはレンタカーのゲストも多く、目の前に車を停められる部屋もあって便利なつくりだった。
その分敷地が広く、私たちはレセプションからゴロゴロとキャリーケースを引きずってちょっと歩かされた。
雨が降ってたらやだな。

バスタブもある。反対側にシャワーとトイレ。

部屋はちょっとコンパクトでキャリーケースを広げるのはベッドの上。

テラスからそのまま中庭に出られるけど、通路を歩く人から丸見えなのでビール飲んでると目が合ったりして微妙。
まあいいんだけど夫は嫌そうだった。

ちょっと休憩してから、中庭を通って善き羊飼いの教会へ行ってみることにした。
ホテルからは歩いても15分くらいだ。

いきなり謎の恐竜の像が現れる。
ネッシーみたいにテカポ湖にも恐竜伝説があるんだろうか？
名前はやっぱりテカポッシー！？（安易すぎるやろ）

などとテクテク歩いていくと未舗装の広い場所に出てテカポ湖が見えてきた。

テカポ湖の湖畔に建つ善き羊飼いの教会へ行くための新しい橋が2015年に架けられた。古い木造の橋の材料はマウントクックの橋に使われているとあった。
さすが環境保全先進国と言われるだけのことはあるなぁ。

古い橋の跡。正面に教会が見える。

駐車場はバスも含めて車がいっぱいだ。

ということで２年前にできた新しい橋を渡って教会へ。

たくさんの観光客が訪れる有名スポットとなった今も、町の人にとっては結婚式やお葬式をする生活の場所だ。

強い風が吹いていたけれど青い空とテカポ湖のブルーの背景に石造りの素朴な教会がよく映える。
1935年、この教会は景色になじむように地元の石を使って造られた。

この後2018年には観光客の激増により教会の周りに柵が造られ、夜間は教会の近くには立ち入れなくなった。

ルピナスも駆除の対象で数が減っているようだったし、世界中どこでも観光地の運命は「整備され過ぎる」という同じような道をたどるのだろうな。
なんだかなぁ

来た橋を渡って戻ろう。

出来て間もない様子のスーパー４SQUAREに寄ってみる。

テカポは年々観光客が増えていて新しい施設が次々にできている。

中はすっきり広々としていて商品も充実、ワインやお菓子もたくさん並んでいた。
特に冷凍食品庫がずーっと続いていてさすが隣の町まで50キロという立地故の品ぞろえなのだ。

ペッパーズは広いオープンな敷地にレセプション棟やコテージがそれぞれ立ち並んでいるので、中庭から部屋へ直接向かうことができる。これが意外と便利だった。

夜はホテルのレストランで。日本人スタッフにワインをオーダーできて楽ちんだ。（彼はNZに来てまだ1か月だと言っていたけど）

盛り付けも綺麗で美味しくてワインも進む♪

シャワーのあと、星を見にまた教会へ向かった。少し出ていた雲が月を隠してくれてオリオン座がくっきりと見えた。

星空の写真をデジカメで頑張ったけど、やはりこんな感じ。
ネットで見るような教会のバックに広がる無数の星の映像は心のカメラの中に。

おはよー♪今日もいい天気、テカポの晴天率は高いらしい。
レストランのテラスからは青いテカポ湖も見える。

ホテルの池で泳ぎ回るカモたちを眺めてのどかな気分に浸る。

コテージへ続く敷地の中の道。

部屋はちょっと狭かったけど雰囲気のいい宿だった。高原のカジュアルリゾートって感じ。
チェックアウトして荷物を預けたら、夕方４時ころのバスまで時間があるのでハイキングに出かけることにした。

テカポ湖沿いを教会とは反対方向の西に向かって歩いて出発。

30分くらいでマウントジョンウォークウェイの入り口に着いた。
ここから頂上を目指すプチ登山へ。

お天気が良くて坂道を登るのは暑いけど、途中までは林の中を歩くので
陽が遮られて助かる～。でもやっぱり暑い。

暑いアツいと言いながらしばらく歩くとこんな景色の休憩場所に着いた。
水分補給をしてウィッタカーズのL＆Pチョコでエネチャージする。

そしてまたしばらく登ると、林が開けて見晴らしのいい原っぱに出た。
（原っぱって久しぶりに言った気がする）
頂上はまだ先なのでここからもザクザク登るのだ。

日差しが容赦ないけど風が吹き抜ける中、頑張って登って振り返るとこんな感じ。
自分を誉めたい気分♪

あと一息！

登頂達成～！眼下には太陽を反射して輝くテカポ湖。

３６０度パノラマの絶景だけど、風、かぜ、風～～～～

運がいいとアオラキ山の頂上も見えるらしい。
いっぱい山が連なっていているので見えたとしてもシロウトにはわからんな～

頂上のカフェ・アストロ。
車でここまで来られるのでカフェは激混みだった。

コーヒーを頂いて早々に退散。

マウントジョン天文台のMOA望遠鏡は京都の会社が製作、設置したものだ。
ＮZで一番大きい望遠鏡で毎夜、星空の観察が行われている。

NZと日本の大学が共同研究しているそうだ。
そんなこともあってテカポは日本人に人気なのかな。

右側がテカポ湖で左に見えるのはアレキサンドリーナ湖。
青い氷河湖のテカポ湖に対してアレキサンドリーナ湖は湧き水の湖だ。

確かによく見ると色が違う。

アレキサンドリーナ湖まで続く道が伸びていて歩いて行く人が見えた。
ちょっと遠いので私達はパス。

相変わらず強い風が吹いていて景色を堪能したので下山することにした。

帰りは下りなので調子よく坂を下りる。時々ハイカーとすれ違ったけど歩く人は少な目だった。

帰りも景色の良いベンチで休憩。

ふもとまで降りてくるとちびっこプールやでっかい滑り台が目に入る。

テカポスプリングス　温泉プールだ。
夏はスライダーとプール冬はスケートリンクになるレジャー施設を併設している。

汗をかいたので温泉プールでさっぱりしようと思ったけど、その前にちょっと腹ごしらえを。

フィッシュアンドチップスと冷えたビールで「お疲れ～」

温水プールはいくつかのゾーンに分かれていて温度分けされていた。

上の方が一番温度が高くて大人専用。と言っても38度なので温泉というより温水プールと言う方が日本人的にはしっくりくると思う。

という訳でプチ登山のあとビール飲んで一往温泉に浸かって。。。
なんとも心地のいいテカポの一日だったなぁ～

つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• まめこはさん 2022/05/18 07:38:30

  すてき

  gachinさん
  
  おひさしぶりです
  めっちゃイケメンですね
  

  gachinさん からの返信 2022/05/18 17:07:52

  てへへ

  まめこはさん　ありがとうございます！
  
  何をおっしゃる、まめこはさんこそ世界を股にかけ悠々と渡り歩く（ように私には見えるのです）姿はまさしくイケメン。憧れです。
  
  まだ読めてない旅行記をゆっくりじっくり読むのが楽しみなのです。
  世間は少しずつ開国に向かっているのでしょうか？来年は海の外へ行きたいものですね。
  
  gachin。