南島王道ルートのニュージーランドはやっぱり自然があふれていた⑤マウントクックへ

2017/12/09 - 2017/12/10

新型コロナによる海外旅行おあずけ期間に書きたかった昔の旅行記を書かなきゃ企画（まだ先は長い・・・早く書かないとコロナが終わってしまう）

ミルフォードサウンドからクイーンズタウンへ戻った私たちは、同じホテルへ再度チェックイン。通り沿いの部屋から奥の中庭に面した部屋に移動となった。

オーバーナイトクルーズを挟んで２泊と１泊するのに旅行社に聞いたら続けて４泊提案されて、それなら自分で探そうとHotel's.comでローモンドロッジを予約した。
こぢんまりした宿が好きだしスタッフが明るくてフレンドリーな感じで移動もしやすい場所で正解だった。

クイーンズタウンからはベルトラで予約したJTBのマウントクック+テカポ２泊３日ツアー、クライストチャーチ着。
これはCHC発QT着の逆方向もあって、バスとホテルがパックになった便利なツアーだ。

ただ、予約したのは半年くらい前だったのにハーミテイジのスタンダードルームが満室で最上階の部屋しか空いていないとメールがきた。
（どんだけ人気なのだ）
他のホテルという手もあったけど、そうそう行けないのでえ～い！と奮発してプレミアムプラスルームというたいそう立派な部屋に泊ることになった。

こんなことでも無ければ泊まることもないその部屋はマウントクックの勇姿と共に私達を優雅な気分に浸らせてくれたのだった。

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミルフォードサウンドから帰って再チェックインした部屋は道から奥へ入った中庭に面したツインの部屋だった。

ローモンド ロッジ ホテル

レンジや食器があり、共有のランドリーもある便利なホテルだった。
今は改装されてもっと綺麗になっているようだ。

町と山を遠くに見晴らせるデッキでベンチに座って飲むビールは格別。

翌朝、坂道を降りたところにあるソフィテルQTホテルでバスに乗車、7:15。
バスは満席でマウントクックへ向かった。

前の席の欧米人カップルが静かにラブラブな感じで寄り添っていて、
なにかこっちまで幸せな気分に包まれた。
人を愛おしむ気持ちを自然に表現できるって素敵だなぁ。

前の席ばかりに目を向けてばかりはいられない、車窓には雄大な景色が広がっていく。

途中、休憩を兼ねてクロムウェルの果樹園に寄る。見慣れない果物もたくさんあったけど買い物はせず。試食があったらいいのにな～

ミセス ジョーンズ フルーツ オーチャード テーマパーク・動物園・水族館・植物園

売店の裏には鈴なりのチェリー。ここクロムウェルは果樹栽培が盛んで
今の時期は農園の仕事に多くの人が集まってくるのだと。

途中、プカキ湖の青さに見とれる。美しい。。。

プカキ湖 滝・河川・湖

そうしてバスは超人気のハーミテイジホテルへ到着。
辺りは小雨模様だった。

ザ ハーミテイジ ホテル マウント クック ホテル

1884年にオープンしたという山岳リゾートホテル、ザ・ハーミテイジホテル。
目の前にマウントクックを眺めることができる客室は、夏にはあっという間に予約が入るらしい。
チェックインは14：00～

想定外の最上階のプレミアプラスルームへ。

おお、ゆったりした部屋でさすがですね。
クイーンベッドが２台、今日はうんとあばれても大丈夫～♪

バスタブも洗面台もゆったり。

ちょっとかっこいいエスプレッソマシンがあるよ。

アメニティも上質な感じですな。

しかし何と言ってもこの部屋の魅力はこの眺めでしょう。
右下の小さな車を見ればこの景色のスケールの大きさがよく解る。
何も遮ることなく正面にマウントクックがどーんとそびえ立つ。。。はずだけど今日は雲が多くて時々顔を出す程度。

こればかりは運任せ、明日に期待しよう。

お昼を食べていなかったので近くのオールドマウンテニアレストランへ。

ジ オールド マウンテニアーズ カフェ

雨が降っているし皆行くところもないので混んでいたけど、席を確保してピザとビールで小腹を満たした。

それからi-siteビジターセンターへ。

観光案内所 建造物

正面奥にはマウントクックが見えるピクチャーウィンドウ。
晴れてたら素敵だろうなぁ。

マウントクック国立公園のジオラマがあり

過去から現代までの登山服の展示などあり。
他にもハイキングコースやキャンプ場の情報など国立公園内の案内全般してくれる。

ホテルの各フロアには小さなバルコニーがあってこの高さでも外に出られるので、立派なカメラを構えて写真を撮る人がいた。

これはそのバルコニーから部屋の方を撮ってみたところ。
確かに窓が無いぶんクリアに写真が撮れるのだと思うけど、夕方や早朝はけっこうな風が吹いていてものすごく寒いのだ。

ゆっくり景色を楽しんだあとは早めにレストランへ。
まだ人が少なく窓際の席に案内される。ラッキー♪

日本人のウェイターがいてワインを頼むのも楽だったし、写真も撮ってくれた。

ビュッフェだったので人が増えると食事も取りにくいので早めに来て正解

窓の外の中庭にはウサギがぴょんぴょん跳ね回っている。
右のウサギは左のウサギが気になって追いかけっこしていた。

こんなにじっくりウサギを眺めていたのも久しぶり。かわいいぞ。

色とりどりの料理が並び、ついあれもこれものビュッフェあるある。

お腹が膨れてもデザートも食べないと…とビュッフェあるある。

ウサギは相手に逃げられてしまいボーゼンとしているのか動かなくなってしまった。

おーいオマエだいじょぶかー

雰囲気のいいバーがあり

山用品、お土産、ちょっとした売店もあって山岳リゾートと言っても親しみやすい感じ。

レストランで窓の外がすっかり暗くなるまでゆっくり食事を楽しんでから、ホテルを散策して部屋に戻った。

で、翌朝。

窓の外は青い空が広がっていた。

晴れた～～～～～！

そして連なる山々の奥に見えるのはアオラキ山マウントクック。

アオラキとはマオリの言葉で「雲の峰」という意味だ。

朝早く、頂上だけに陽があたり神々しく輝いて見えた。
素晴らしい眺めに時間を忘れる。

太陽が昇っていき山の影がどんどん小さくなりアオラキ山がすっかり姿を現すまでその景色に見入っていた。

それからようやく朝食へ向かう。

ビュッフェの朝食を終えて部屋に戻りもう一度その雄姿を確かめる。

素晴らしいお天気の日に素晴らしい部屋に泊れたことに感謝！

NZの登山家エドモンド・ヒラリーの銅像はマウントクックを見上げている。

人類で初めてエベレスト登頂した彼の偉業を称えて、ホテルの中には資料館もあった。NZの英雄なのだ。

さあ、私達もマウントクックを見上げてハイキングに出発するのだー(^O^)／

この旅行記へのコメント （2）

• RIOさん 2022/04/22 11:33:03

  晴天のマウントクックいいですね。

  gachinさん　ニュージーランド旅行記楽しみにしています。マウンドクックいいですね。天気予報が難しいと言われるニュージーランド。天候の急変が頻繁で、悩まされる所ですね。私は早朝に、ホテルの部屋からちらっと、マウントクックの雄姿を拝むことができたのですが、その後の氷河湖までのハイキングでは、途中から横殴りの雨風で大変でした。息子を部屋に残し、独りで出掛けたので、バスの時間までに戻れるかと時計を見ながらの強行軍、今では懐かしい思い出。gachinさんの旅行記で懐かしい思い出が蘇っています。感謝です。

  gachinさん からの返信 2022/04/22 14:48:58

  RE: 晴天のマウントクックいいですね。

  RIOさん　こんにちは！
  
  RIOさんのフッカーバレートラックも拝見しました。一人で時間制限の中、勇敢に挑む臨場感が伝わってきて無事にホテルに帰った時にはホッとしました。
  
  お天気ばかりはどうしようもないので、それなりに楽しむしかないのですが雨の中を頑張って歩いた記憶はきっと強く残りますね。
  
  この時は二日目が晴れたので確かにラッキーでした。最上階の部屋になるにあたってちょっと奮発したのでそれが報われた思いでしたね。
  
  NZの旅行記を楽しみにしていただけてとても励みになります。ゆっくりですが続きの下書きを編集していますので、また遊びにいらしてくださいね。
  
  gachin。