【春のSAKURAドライブ】旅好きおね～さんのお店は☆優しい☆楽しい☆美味しい…の３拍子

2022/03/31 - 2022/04/05

今回は日本一の紙の街『四国中央市』の居酒屋 土筆（つくし）を紹介します。製紙工場も多いエリアですので私が来店した時も県外からの出張者がいらっしゃいましたが、地方へ行くと県外者お断りの店も多く、この時期に県外者を受入れてくださる店は本当に有難い。土筆は県外者に優しい店。おひとりさまの女性でも気軽に来店できます。特に旅好きの方にお勧めしたい店ですので、料理の紹介などもしながら土筆の良さを感じていただければと思います。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

潮干狩りで獲ったマテ貝を持って居酒屋へ。
旅初日の夜は、“日本一の紙の街・四国中央市”にある★旅好きおね～さんの居酒屋★へ行くことにしました。

土筆。
観光客が多いエリアを外れると、未だに『県外者お断り』で門前払いになる事もありますが、土筆は県外者にとっても優しい店。
女性ひとりでも、安心して来店できます。
それにしてもこれだけ感染が拡大してしまうと地元民の来店でさえリスクが有り、県外者を断る理由もなくなっていると思いますが、まぁ考え方は人それぞれ。店主の気持ちも良く分かるので、県外者お断りと言われても今は仕方がないと諦めましょう。

土筆 グルメ・レストラン

グループでの来店であれば奥の方に案内されると思いますが、私たちは出来るだけ店主との距離が近い席に座りたいので、今回もカウンター席を選びました。

私がここをお勧めする理由は、店主が大の旅行好きであること。
南米ひとり旅のハプニングを聞かせてもらった時は思わず大笑いしましたが、美味しいお酒と料理そして旅の話しが揃うと、日頃感じていたストレスが吹き飛びます。
店主も私たちも、旅の話を始めるとエンドレス。
おね～さんの表情も生き生きとして、目がキラキラと輝いていました。
旅好きの皆さんならこの状況が想像できると思いますが、とっても楽しいおね～さん。
私よりもずっとお若いので『綺麗なお嬢さん』と表現する方が正しいのですが、兎にも角にも笑い皺が増えそうなくらい楽しい女性です。
そうは言っても初めて来店する時はお互い遠慮も有りますから、何となくけん制し合いながらの会話になるかもしれませんが、「旅行が好き？」の魔法の言葉で状況が変わること間違いなしです。

地酒をお願いしたら、この梅錦が出てきました。

酔いも忘れて旅行談議。
♪やめられない・とまらない♪。

土筆のメニュー。

しかし今回はお店に持ち込んだものもありますので、まずはそちらから食べることにしました。

マテ貝。
海で獲ったものを水道水で洗いそのまま調理しますが、有明浜で獲ったこちらは砂出し不要。
今回はガーリック＋バター＋醤油の味付けで炒めてもらいましたが、この貝は調理の間に勝手に殻が割れるので、手間暇要らずでお勧めです。

東南アジアで良く食べるマテ貝ですが、海外では似たような形状の物も有ればもっと大きな物も見掛けますので、ひとくちにマテ貝と言っても種類はいろいろ有るようです。
また私の地元では、『潮干狩り』と言えばアサリやハマグリのような貝。
マテ貝を獲ってその場で食べるという経験が無かったので、こちらも今回の四国旅の楽しみのひとつでした。
今回は食材をお店に持ち込みましたが、調理可能かどうかは事前に店に問い合わせてください。

とり奉行…あなたのせいで私の頭はコケコッコー。
という事で、親どり塩いためを注文。
親どりは歯ごたえが凄いですよ。

来ました×来ました！
愛媛と言えば『じゃこ天』です。
「愛媛と言えばみかんでしょ。」という答えもありますが、こちらはまた別の旅行記で紹介させていただきます。
じゃこ天は、魚のすり身を油で揚げたもの。
おでんに入れる練り物のような感じですが、魚の味がしっかりしていてこれが美味。
お店によりじゃこ天の厚さや味付けは異なりますが、後日紹介するフェリー乗り場で食べたのはじゃこカツ。
こちらも美味しかったので、愛媛に行かれたら是非じゃこ天を食べてみましょう。
このじゃこ天は冷たいままでも食べられますが、お店では軽く揚げ直していましたよ。
じゃこ天そのものに味が有りますから、最初に味を確かめてから醤油などを足す方が良いと思います。
私は何も付けず（気が向いた時は大根おろしをチョコンと載せて）食べていましたが、醤油無しでも十分。
是非お試しあれ。

こちらも私のお勧め料理で、いわし天婦羅。
料理を運んでは旅行談議…。
厨房に戻り、再び料理を運んでは旅行談議…。
忙しくても、ちゃんと私達の話し相手をしてくれたおね～さんに感謝です。

げた（シタビラメ）の干物。

でびら（デビラカレイ）の干物。
『げた』も『でびら』も瀬戸内で良く食されているものですが、炙ると頭からバリバリと食べることができます。
食事というよりは酒の肴。

画像を見返すと酒の肴ばかり頼んでいましたが、結構お腹は膨れるものです。
知らない土地で感じる旅の寂しさも無く、非常に楽しい居酒屋でした。

翌日は晴天。

画像は朝6時30分から開いている『手打ちうどん まいど』。
この日も朝からタイトなスケジュールでしたので、朝食はホテル近くの店で済ませることにした私達です。
平日ということもあり、周りを見ると殆どが出勤前の男性。
その中に女性数人が紛れているという感じでした。

手打ちうどん まいど グルメ・レストラン

基本のメニューの下に、サイドメニューが並んでいますよ。

この日の気分は『肉うどん』。

サイドメニューのかき揚げ。
サクラエビに慣れてしまった私にとっては、普通の海老が使われていると何となく違和感を感じますが、これが普通。
しかし朝から肉うどん＋かき揚げは流石にきつかった…。
ガチマヤ～でも食べ過ぎたと感じましたが、この後は城歩き。
いろいろな場所で食べ歩きを楽しむためにも、城でカロリーを消費します。

『とろ玉ぶっかけ』。
温泉卵のようなものが大好きな我が家の主ですが、知らない間にゲソ天を頼んでるし！！！
私のかき揚げに対抗して、これを頼んだのでしょうか？
隣の丼に対してこの大きさ。
お腹いっぱいで、眠くなるのではないかと心配になります。

とろろが入った『とろ玉うどん』ですが、卵もトロットロ。

四国中央市の次は松山に移動して、青空の松山城を見学します。

松山城 名所・史跡