2022/01/19 - 2022/01/19
1661位(同エリア2423件中)
ケロケロマニアさん
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- 旅行記617冊
- クチコミ12233件
- Q&A回答8件
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この旅行記のスケジュール
2022/01/19
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バスでの移動
熊本桜町BTから高速バス(西鉄バス)
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バスでの移動
高速基山→横断道路観光港入口(亀の井バス)バス停、そこから徒歩
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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宇和島運輸フェリー別府フェリーターミナル
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この旅行記スケジュールを元に
2022年冬の令和時代における全都道府県別入境完了を目的とした旅も、本旅行記にて前半戦の九州旅が終了となります。九州ではこの三日間、バス(+一部船舶)のフリー切符としてお馴染みのSUNQパス(全九州版3日間)を利用してきましたが、その最後で乗車したのが、高速基山(始発は福岡)→別府を運行する亀の井バスです。
終点の一つ手前のバス停で下車し、令和初の大分県に立ち入り完了後は、九州の旅の〆の意味も込めて下車バス停のすぐ傍にあった温泉に浸かり、しばし憩いの時間を過ごした後、次の四国ステージに向けて、宇和島運輸フェリーに乗船するまでが本旅行記の流れとなります。
尚、私事ではございますが、本旅行記を以って、記念すべき500冊目の旅行記ということになりましたので、これまでの私の旅行記に関する遍歴に関して、また節目の時に色々ごちゃごちゃ書く悪癖(?)を最後にちょこっと発揮させて頂きました。自身の備忘録的意味合いで綴らせて頂いておりまして、本旅の内容とは一切関係がございませんので、よほどお暇な方以外は、どうぞ無視して下さい(^^;)。
因みにもっとお暇な方(←失礼っ)向けに、一応、これまでの節目の冊数目の旅行記はこちらです。
100冊目:
https://4travel.jp/travelogue/10957901
200冊目:
https://4travel.jp/travelogue/11232135
300冊目:
https://4travel.jp/travelogue/11427178
400冊目:
https://4travel.jp/travelogue/11651543
(表紙:かっぱの湯入口に敷かれていたマット。”おんせん県”入りを実感しました( ´∀` )。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
熊本より、乗車予定バスの発車時刻ぎりぎりにとうちゃこした高速基山バス停(佐賀県域)から本旅行記は始まります。
これから乗車予定は別府行きなんですが、同じ大分でも県都に行くバスは本数が多いんですね。でも本旅は別府からフェリーに乗る必要があるので、敢えて不便な別府行きに乗車することになった訳です。
まあ、別府=大分は両都市を繋ぐマラソンが行われるほどの距離なので、万が一大分行きに乗っていても、鉄道などでは簡単に移動できたんでしょうけどね。お財布的にバスのフリー切符旅程なので、鉄道を使いたくないというのと、夜遅い時間帯における大分=別府間のバスの運行状況がイマイチ不明だったので、今回はフェリーの深夜便(←これが重要)に必ず間に合わせるべく、別府行きを選びました。
因みに、別府から四国までのフェリーの深夜便出航予定時刻は23時50分なので、最悪、これから乗車する19時発に乗れなくても、次の20時半発でもフェリーには間に合うだろうという安心感はありました。
ただ、やっぱり令和初の大分県ですし、できるだけ大分県域で長い時間確保したいですよね(←じゃあ、短時間で済ませた佐賀県民・宮崎県民その他東日本の幾つかの県に謝りなさい!)。 -
で、乗車予定時刻になってもバスがやって来ません。
やっぱり渋滞で遅れているようですね。
今のうちに儀式を先にやっておきましょう。
行くぜ、大分県。
行くぜ、別府。基山パーキングエリア 道の駅
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で、その後数便、似たような時刻に各方面行きのバスが色々とやって来るのですが、ことごとく違うのばかりやって来ます(;´Д`)。
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で、5便ほど違う目的地のバスをやり過ごした後、漸くこの子が~。
待ってたよ~。 -
一応確保券で座席指定されていましたが、予想通り車内はガラガラ。
運転手さんはどこでも座って良いと仰るので、適当に座りましょう。
夜の便なので、景色を楽しむ必要もないし、どうせ寝るだけなので、どこでもいいというのが本音ですけど、取り敢えず、シートが思いっきり倒せるよう、後ろに人がいない席に座りましょう。 -
で、着席したのが19時10分過ぎ。
定刻より約10分遅れでの出発となりました。 -
車内では、天草のおっぱい岩チョコの残りでも頂きつつ…。
チュッパ、チュッパ、程良い舌遣いで(←変態か!)。 -
その後はひと眠り。
目覚めた頃にはもう大分県域です。
で、21時前に…。 -
バスを下車しました。
よく見ると、こんなデザインだったんですね。流石別府行き( ´∀` )。
という訳で、ここで令和版国盗りカウンターが発動します。
大分県(43)
これにて、九州全県盗ったど~( ´∀` )。
残すは香川以外の四国三県と和歌山県だけとなりました。 -
という訳で、さいなら~。
高速バスとしては降車専用のバス停でしたが、一応この汐見町というバス停が、降車した位置における通常の路線バス停ということになります。
高速基山→横断道路観光港入口(亀の井バス)
3,250円/三日目累計12,000円、トータル累計31,970円
これにて、三日間のSUNQパス旅程は全て終了ということになりました。
利用したパスの価格は11,000円ですので、二万円以上はお得になりましたが、乗り物系マニアの方々にとっては、もっと乗れるだろうと怒られそうな乗車累計金額で済ませてしまったことをお詫び申し上げます。 -
下車した時刻は丁度21時です。
それでは、夜遅い時間帯ではありますが、束の間の令和初大分県を堪能しましょう。 -
まあ、”おんせん県”なので、温泉入っとけば、取り敢えず怒られんやろ。
降車したすぐ傍にあったこちらのお風呂にお世話になりましょう。
”かえるの湯”だったらもっと良かったケロ~、
と思ったのは言うまでもない(^^;)。
まあ、カエルさんは温泉入るとのぼせちゃうから、キャラとしては不合格なんやろね。可愛さではナンバーワン(苦情は受け付けません)なだけに残念。かっぱの湯 温泉
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入浴料は440円。
まあ、ほぼ銭湯価格よね。リーズナブルなのは好感度大よ( ´∀` )。 -
男湯入口の様子。
勿論、かっぱさんがおでむカエル(←やっぱりかえるの湯が良かったと根に持ってる)のよ。 -
浴槽に入って見上げたところにもかっぱさん。
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壁面にもかっぱさんが一杯。
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中でも凄いなと思ったのが、ボディソープやリンスインシャンプーのボトルのデザインもかっぱさんなのよね。
こりゃ、ケロケロマニア改め、カパカパマニアに洗脳されちゃいそう~。
何のこっちゃ…。 -
浴場内は他のお客さんで混雑していたので、脱衣場だけね。
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因みにここは、別料金を払えば、深夜滞在もできるみたいよ。
結構リーズナブルに泊まれそうなので、貧民の方は覚えておいてカパカパ~(←もう洗脳されかけてる、カエルちゃん、ごめんなさいケロ~)。 -
日によっていろんなイベントもやってるから、訪問前にチェックしてから行くと良いかもね~( ´∀` )。
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という訳で、さいなら~、かっぱさん達~。
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時刻は21時半を回りました。
まだまだ余裕はありまくりですが、もう夜なので、観光としてのやる気はありません。 -
取り敢えずはこれから乗船するフェリーのターミナルへと向かいましょうね。
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その途中でカエルさん、発見。
かっぱさん達に浮気しちゃったから、怒ってるのね。
ごめんケロ~(;´Д`)。
続・何のこっちゃ…。 -
港に向かう分岐入口にタヌキコンビニがありましたので…。
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令和初大分県にて、最初で最後のお買い物を済ませていきましょう。
まあ、ここでもワンコイン以内を目安に…。
これで、宮崎県や佐賀県とも平等よね~( ´∀` )。
(てか、かっぱの湯に入っている分、大分県にはかなりお財布的な貢献したケロ!) -
そういや、この辺りを通じているのが国道10号線です。
二日前の深夜には、鹿児島の中央公園傍で、この国道の終点も眺めたな~。
これを進めば、10分弱しかいなかった宮崎にも行けるんだな~(←遠い目…。) -
別府のマンホール。
暗闇の中でフラッシュ撮影でゲット。 -
後400m手前だったら1234だったのに~。
てか、なんでこんな半端な距離で設置してるんじゃろ? -
で、分岐にとうちゃこ。
同じ別府港でも大阪行きと八幡浜行きとでは乗り場が異なります。 -
時間もあることですし、まずは大阪行きのFTも視察しておきましょう。
運航時間ではないのでクローズだったけど…(^^;)。別府観光港 乗り物
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別府港の沿革。
結構な歴史を有しているんですね~。 -
シェアサイクルもありました。
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30分で165円で利用できるみたい。
安いとみるか、高いとみるか? -
こういうお弁当も販売しているみたい。
でも、ターミナルには入れないから、これ以上は見所なし。
さいなら~、さんふらわあのFTさん。
いつかは大阪から(まで)乗ってみたいな~( ´∀` )。 -
で、先程の分岐を反対方向に進み、本日お世話になる八幡浜行き航路のFTにとうちゃこ。宇和島運輸という名前に、いよいよ四国だなとワクワクしてきました。
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まずは乗船手続きを。
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この航路は一日六往復していますね。
これから乗船予定なのが最後の6便となります。 -
運賃は二等で3,550円です。
事前にJR四国との共通券「豊予海峡横断きっぷ」の利用もかんガエルたのですが、今回は、四国の観光メインの主軸を愛媛県に置こうと思っていて、途中、大洲や内子にも寄りたかったので、今回は素直に乗船券だけの単独購入です。
事前予約で〇ィラーのポイントでも貯めておこうかなとも思ったのですが、上述の通りのバス乗り継ぎ旅の関係で、もし予約便に乗り損ねたら面倒臭いなと思い、今回は諦めました。 -
予約していないので、こちらの手書きフォームに記入します。
最近は事前予約等で案外やらないことが多くなりましたが、これ書くのって、旅の気分が高揚して案外好きなので、ちょっと嬉しかった…( ´∀` )。 -
で、この深夜便の最大の特典はこちら。
そうなんです。この便は深夜の2時半過ぎにとうちゃこしちゃうんですが、その後も船内休憩ができるんですね~。
宿泊費込みで3,550円とかんガエルたら、安いもんよね( ´∀` )。
船内休憩を利用する乗客には専用の部屋が案内されるようで、乗船券にこのようなスタンプが押されました。 -
で、乗船手続きが終了しましたので、後はFT内の視察でも。
昭和のテイスト満載ですな~( ´∀` )。 -
勿論、この時間帯なので営業はしていませんでしたが、こんなお店も。
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この昔懐かしいショーケースも良い味出してるね~( ´∀` )。
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テイクアウト用にお弁当も数種類販売していました。
昼便利用の際は、これ買って船に乗りたいよね~。 -
定食も各種頂けます。
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そして、うどん・そばも。
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こういうこだわりのメニューも美味しそうですね。
また明るい時間帯に来たくなっちゃったよ~( ´∀` )。 -
この瀬戸内海航海図も味わいがあるな。
現存しない航路も色々と描かれているようですね(^^;)。 -
別府と八幡浜を繋ぐ航路だけ赤くなっています。
黄色いのは同社が運航する臼杵=八幡浜航路を示していますね。
運賃としてはこちらの方が安いので、今回も実は利用をかんガエルたのですが、こちらだと、深夜時間帯の船内休憩設定がなかったので止めました。 -
マッサージ機も並んでいますね。
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200円で15分間お楽しみ頂けます。
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三日間お世話になったSUNQパスともお別れ、イコール、九州ともお別れの時間が近づいてまいりました。
次の四国ステージも思いっきり楽しみましょうね~( ´∀` )。 -
という訳で、これから四国に渡るべく、宇和島運輸フェリー八幡浜行きに乗り込みますので、令和初の大分県域旅程を綴らせて頂いた本旅行記の本旅分は終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。 -
さて、ここからが旅行記500冊目記念としての特別バージョンとなります。
まずは物凄くシンプルに、これまで作成した500冊の旅行記の国内・海外内訳を。
国内が421冊、海外が79冊となっていますね。
比率で言えば国内が約85%となっていますが、コロナ禍やウクライナ危機が続く限りは、まだまだ海外が遠のきそうなので、ついこの間のロシア旅行記みたく、意図的に回顧録としての海外旅行記を綴らない限りは、ますます国内旅行記比率が高まっていくことでしょう(;´Д`)。 -
続いては、年度別の旅行記冊数推移を。
最初に旅行記を綴らせて頂いたのは2009年のことでしたが、それ以降徐々に冊数が増えています。
2018年がピークで年間80冊にも及んでいますが、4トラさんのポイントシステムでは、旅行記は月間三冊しかポイントが付かない、というルールは、実は4トラさん的には、あまり旅行記が増えすぎて、サーバーがパンクしてしまっても困るというブレーキをかけているのかな、と思うようにもなり、大体月間4~5冊位を目安に2019年以降は毎月綴ってきたように思います(勿論、月別には色々と斑がありますが…。)。
まあ、旅行記の冊数なんて、区切り方次第でいくらでも増減できるという胡散臭さは勿論あるのですが…(^^;)。 -
次に国内外それぞれの地域バランスを見てみましょう。
まあ、海外に関してはこれまで80冊弱しか綴っておりませんし、4トラ活動のメインが2009年以降ということもあり、それまで狂ったように訪問していた米国や東南アジアの旅行記冊数は思ったほど多くはなく、寧ろ、サーチャージ徴収が始まった時期以降ということで、”安・近・短”のアジアの冊数(特に韓国)が半分以上を占めていますね。
この期間の欧州訪問回数は少ないのですが、数少ない旅(この期間に欧州に行ったのは極東ロシアを含めて3回だけ)で割と細かく旅行記を分割していることもあってか、地域別には二番目に多い冊数となっています。
北米はこの期間にはカナダに行っていないので米国だけの冊数、そして中南米はメキシコ・ジャマイカ・コスタリカの三回の訪問でこの冊数(この期間には南米には行っていない)です。中近東はカタールとUAEだけ、オセアニアミクロネシアはグアムだけの分ですね。 -
次に国内の地域別旅行記冊数内訳を。
流石に居住地の北海道が他を圧倒していますね。
あと、実家がある愛知を含む東海も、割合としては他地域と比較すると多くなっています。
県レベルで見ると、実家の愛知以外で一番多い冊数なのが実は沖縄県なんですね~。沖縄はこの期間においても結構頻繁に訪問しています。 -
地域で見ると、都道府県数が異なりますので、次に本当の都道府県別旅行記作成数を振りカエル意味で、それぞれの地域の旅行記総数を該当都道府県数で割った平均値を見てみましょう。
やはり、1道で219冊綴っている北海道が群を抜き過ぎていて、このグラフでは北海道の圧勝ということ以外は、何のこっちゃ…ですな(;´Д`)。 -
という訳で、北海道を除外して旅行記冊数の平均値を見てみましょう。
青いグラフが各地域に該当する都府県数、赤いグラフが平均値ということになりますが、こうしてみると、やはり愛知県だけで28冊稼いでいる東海や、沖縄県だけで15冊の沖縄が旅行記冊数の平均値で突出しています。 -
なので、よりデータの偏りをなくすために、今度は北海道・愛知・沖縄を除いた中で、地域別の旅行記冊数平均値をグラフ化してみましょう。
こうすると、割とイーブンに感じられますが、その中では、北陸や関東が少ないようですね。北陸に関しては、北海道からだと案外行くのが不便(飛行機の直行便はあるけど運賃が高いとか、通りすがりで北陸を通るなんて旅程も難しいとか…)なことが原因で、決して嫌っている訳ではなく、他に行きやすい場所を優先して旅していた影響と思われます。
関東が少ない理由は単純。それは、人口過密地帯は嫌いだから、です。まあ、北関東だとそうでもないんでしょうけど、やはり他に行きたいところがあれば、そっちに行っちゃいますよね。 -
最後に、具体的に多くの冊数を綴っている府県(北海道・愛知・沖縄を除く)を見てみましょう。
この中では意外にも山口県(9冊)と福岡県(8冊)が多くなっていますね。
次いで7冊で並んでいるのが青森・宮城・三重・大阪の4府県です。東北は北海道から近いということがありますし、三重は愛知が近い、大阪は交通の要衝として西日本のどこに出かけるにおいてもよく立ち寄ることが影響していると思われます。
次いで京都府の6冊。これは両親が京都の人間のため、祖父母の法事関連でこの期間中にも訪問する機会が多かった影響ですね。
でその次が岩手・長野・和歌山・鳥取の各県の5冊と続いています。これらに関しては、人口の少なさや個人的な趣向(長野は山関連・和歌山はカエル・パンダ(?)関連など)が影響しているといえそうです。 -
逆に綴った冊数が少ない県に関してはこちら。
ここにはズラッと関東の県が並びますね。まあ、実はこの500冊を前に、東京以外の関東の旅行記の作成が殆どなかったので、2021年末の令和東日本国盗り旅で各県の旅行記をそれぞれ上乗せしたのですが、それでも東京以外の全6県が2冊ずつしか作成できていなかったとは…(;´Д`)。
別な事情としては、このエリアは人が多いので、旅行記にするための写真が撮り辛い(プライバシーの観点から)、ということも挙げられるのですが、それにしても関東における自身の活動のやる気のなさを、今回改めて感じることになりました。
まあ、4トラ会員様で恐らく一番多いのは関東会員でしょうし、関東関連の旅行記綴る人なんて幾らでもいるから、北海道の田舎もんがわざわざ優先的に綴るほどでもないっしょや(^^;)。
あとは北陸三県も少ないですし、それ以外でも局所的に秋田や滋賀、岡山など、地域的にはよく訪れているエリアでも、意外と旅行記は書いていなかったんだなと気付かされる結果となりました。
中でも、一番の驚きだったのが兵庫県で、実は私は姫路生まれなのですが、今現在、兵庫県にエリア設定した旅行記を、一冊も綴っていない、全国で唯一の都道府県となっております。これは何とかしないと!
因みに、500冊時点でのブービーとなっている愛媛県に関しては、現在作成途中の令和西日本国盗り旅の続きとしての四国ゾーンで、一番重点的に旅しておりますので、間もなく順位が急上昇する予定(?)です。
という訳で、ここまでがこれまで作成してまいりました500冊の旅行記に関する内訳分析となります。
次からは、何故かどさくさ紛れに、2009年以前のお話も含めた、個人的なマイル積算に関するお話です。
何故これを綴るのかと申しますと、もうこれからは積極的にマイルを貯めたり、マイルのための浪飛(いわゆる修行というやつ)をする時代ではない、ということをデータ面から申し上げることで、4トラ界に多くいらっしゃる富裕層の方々が、無駄金を飛行機に回さずに、少しでも陸海の公共交通機関(鉄道・バス・船)へと資金を幾許かでもシフトして頂き、コロナ禍で喘ぐこの業界をサポートして欲しいという願いからであります。
航空業界は搾取のメインはファースト・ビジネス顧客と、ラウンジの快楽から抜けられない一部の固執した修行僧などから、ピンポイントで巻き上げてやって下され。 -
そもそも私が航空会社のマイルというものを貯め始めたのは、1998年のJD(日本エアシステム)のFFPからでしたが、それ以降現在に至るまで、Excelで各航空会社別の月別積算数を記録してまいりました。
このグラフはそれぞれの年度における全ての航空会社の積算マイル数を示したものです(1998~2003年に関しては、海外旅行のフライトマイル分のみしか記録しておりません。2004年以降はポイント移行やマイル購入を含めた、いわゆる陸マイル分も全て入っております。)。
マイレージ業界が一番の繁栄を見せたのが、恐らく2000年代前半でしょうね。それに呼応するかのように、2002~07年位までは、各社とも競合するように大型キャンペーンを頻繁に実施しておりましたので、米系エアを中心に、かなりクレージーにマイルを稼ぐ旅ばかりしていた時期でもあります。
合計マイル数が一番多かった2004年でトータル80万マイルを超えていますね。マイレージに夢が溢れていた時代でした。
ただ、2008年頃だったでしょうか、航空会社のサーチャージ徴収が始まったために、長距離路線におけるマイル稼ぎのメリットは少なくなり、更に各社とも、マイル積算ルールを厳しくし始めましたので、急激に年間マイル総数も減少していることが読み取れます。
その後も幾つかのピークが、単発的に行われたキャンペーンなどの影響もあって見られるのですが、2010年代から今度はLCCの時代になり、より一層、マイルを貯める価値が減少していったように思いますね。 -
私が本格的に4トラ活動を始めたのは2009年、現在の居住地である北海道・道北地方の和寒に移住してからなのですが、その年以降の年度別マイル積算状況だけをピックアップして棒グラフで見てみるとこんな感じです。
この期間で一番多く稼いでいた2011年でさえ、総マイル数は34万マイルほどなので、全盛期の半分以下に落ち込んでいますし、2015年を最後に、年間10万マイルを超える年もなくなってしまいました。
なんだか、どこかの北の島の乗車密度のグラフを見ているかのような侘び寂びが感じられますね。そして、2019年には遂に年間5万マイルも割り込んでしまいました。2004年と比較すると、実に16分の1以下にまで落ち込んでしまったことになります。 -
次に、日本人には一番人気があるFFPとして、2004年にJLに吸収されてしまったJDを含めた三社に関する、年度別の積算状況を見てみましょう。
後でご覧頂く米系と比較すると、最大のピークも2006年のJLの7万マイルちょい、なので、4トラ界に多くいらっしゃるであろう日系エア信者(?)の方々にとっては全然大したことないレベルですね。
局所的にピークが突出しているのは、NHの2002年はスタアラ5周年の55555ボーナスマイルが大きかったですし、2006年や2013年のJLのピークは大掛かりなポイント移行やちょっとしたキャンペーンが重なったことが大きく影響しています。
恐らく、通常の飛行マイルに関しては、よほど大掛かりな日系エアのFFPにおけるキャンペーンが実施されない限り、2007年位以降はほぼ外資系に付けていますので、少なくとも4トラ活動を本格的に開始した2009年以降における、日系FFPのマイル数推移に関しては、大規模キャンペーン以外はほぼ陸マイルとご理解いただいて間違いないです。 -
4トラ界にはJL系信者とNH系信者の双方がいらっしゃると思いますので、私の年度毎の両社(初期はJDも含めて)の積算状況を提示させて頂くとこんな感じです。
どちらかといえば、JLが勝っている年が多いようにも感じますが、考え方はルール変更やキャンペーンの有無で刻一刻と変化しますので、NHが勝っている年もありますね。
実数としての総累計は2022年2月末現在で、JLが378,910マイル、NHが297,629マイルとなっています(JDは5年間で15,492マイル)が、日系FFPの良さは特に近年はマイル使用のカテゴリーが多岐に渡っていることにあり、いまだかつて日系FFPにおいては、有効期限が設定されているFFPにも拘わらず、1マイルも失効させてしまったことはありません。 -
さて、私のマイルに対する力量としては、やはりこれまでは日系よりは圧倒的に米系にありましたので、かなり古い時代のデータも含めた、米系六社(ご存じの通り、現在は統合が進んだ関係で、旧CO(コンチネンタル)はUA(ユナイテッド)、旧NW(ノースウェスト)はDL(デルタ)、旧US(USエアウェイズ)はAA(アメリカン)に合算して表記させて頂くことにします。
この折れ線グラフを見ると、いかに2000年代前半は、クレージーに米系でマイルを貯めていたことがご理解頂けるかなと思います。2022年2月末時点における、これまでの総累計では、AA+USが1,597,022マイル、NW+DLが1,338,951マイル、UA+COが1,045,939マイル、と、何れもミリオンマイルを超過しています。
元々はNWのFFP(ワールドパークスという呼称も懐かしいですね)が米系ではメインでしたが、これは日系ではJDと提携していたことが一番の要因でした。
で、2002年のスタアラ5周年のキャンペーンの時にUAに火が付き、今度は2004年のAAのトリプルマイルキャンペーンの時に火が付き、という感じで、どんどんと米系FFP相互で火事が延焼していくような感じの、ある意味無茶苦茶な時代でした。
実数としては2004年のAAが年間341,692マイルと最高になっていますね。この一年間だけで、上述したこれまでの私の約20年間のNHのFFPにおける総積算数297,629マイルを超えてしまっています。しかもAAのFFPに関しては2005年も年間339,962マイルと、前年とほぼ同数のマイルを積算していますので、当時の米系FFPが如何に物凄いプログラムだったかがご理解頂けるかなと思います。
UAの最大のピークも2004年で、実数としては305,033マイルとなっていますので、この値も私の生涯NHマイル積算累計を1年で超えてしまっています。2004年はNWも75000マイルほど積算していて、この三社(正確には六社)だけで、年間トータル70万マイルを超えていたことになりますね。
こんな時代でしたので、そりゃ、米国ばっかり行きたくなるわさ~(^^;)。
しかしそんな夢のような時代もあっという間に終わり、2008年位からはマイル稼ぎとしては暗黒の時代に突入、ということになります。
そんな頃に4トラ活動を本格的に開始しておりますので、そりゃ、色々と反省がある訳でして、次に2009年以降の米系FFPの積算状況だけを更にピックアップして見てみましょう。 -
これが、2009年~2022年(2月まで)における米系三(六)社の積算状況推移となります。
まあ、この時代になるともうほぼAA・UA・DLの三社体制とご理解頂いて良いですね。2011-12年や2014年にAAのピークがありますが、実数としては前者でも175,807(2012年は119,956)マイル、後者で87,669マイルと、全然大したことないですね。
この期間においては、NW(ほぼDLだけど)のピークが2011年の61,016マイル、UAのピークが2016年の32,377マイルと、あの2000年代前半は何だったのか、と目を疑いたくなるような凋落ぶりなのです。
そして、2017年以降は各社とも殆ど山もなく、低空飛行で現在に至っておりますね。米系FFPが夢を与えてくれた時代は完全に終わってしまいました。
コロナが全てを変えてしまいましたが、コロナ禍になる直前の航空会社のFFPというものは、本当に富裕層向けのお遊びプログラムになってしまい、少なくとも庶民に夢を与える存在ではなくなってしまいました。
という訳で最後にこの場をお借りして申し上げたいこと、それは、せっかくコロナ禍で全てがリセットされたのだから、もう夢ある時代だったFFPの修行とかは、賢明な庶民の皆様はするべきではない、ということです。今も尚、SFCやJGCの修行に拘ったりするのも、ある意味時代遅れですし、そりゃ、航空会社側にとっては”鴨ネギ”ですから、丁重に扱ってくれますが、裏では嘲笑されている悲しさに早く気付いて下さいね。これは自己の反省にも基づいて綴らせて頂いていた次第です。
そして、無駄に”修行”で使わなくなったお金を、少しでも本当に資金が必要な交通機関へとシフトされる賢明な方が増えることを願って、本旅行記も〆させて頂きたいと思います。
本旅行記の余計な後半に関しても、最後までご覧下さった方、どうも有難うございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tagucyanさん 2022/03/13 23:29:30
- 細かい分析と考察ですね
- ケロケロマニアさま
こんばんは
最後に残っていた大分県を制覇して、次は四国ですか~ 佐賀県は基山だけ、宮崎県はえびのだけ、いやいや上等です。
それと、500冊目おめでとうございます。まあ、私もそうなんですけど、1回の旅行を何話かに分冊することがほとんどなので、500回目の旅行というわけではないんでしょうけどね。
それにしても、細かい分析をしましたね(笑) こうやって傾向を見てみると、自分がどういう行動をしてきたかがはっきり見えてきますね。私もやってみようかなと思ったりして。
私の場合、最も積極的に行動していたのはどうしても独身時代で、フォートラ登録は所帯持って子供できたあとなので、海外旅行記は昔の回顧ものしかなく(まだ全体の3割ぐらいしか公開できてませんが)、国内も出張のついでや弾丸が多いので、もっと極端な傾向が出てしまうかもしれません^^;
マイレッジも、今はそもそも年に何回も飛行機に乗らないので貯まらないです。マイル換算も今はあんまり良くないですしね。昔は、1回海外に行って貯まったマイルで何回も国内タダ旅行するとか、そんなことやってましたけどねえ。
しげしげとグラフを拝見させていただきました。
---
Tagucyan
- ケロケロマニアさん からの返信 2022/03/14 12:50:24
- RE: 細かい分析と考察ですね
- Tagucyanさん、こんにちは。
メッセージを有難うございます。
先日の東日本国盗りと同様、本旅においても、佐賀県や宮崎県は恐ろしくちょっとだけの立ち寄りに終わってしまいましたが、ある意味この方が記憶に残り易くて、再訪の際には思い出しやすくて良いのかもしれませんね( ´∀` )(←言い訳。)。
お祝いメッセージを有難うございます。
2009年から2022年にかけて、実質約13年間で500冊ですから、もっと熱心に旅行記を作成されていらっしゃる方からすると足元にも及ばない冊数ですが、これからも少しずつ積み重ねていけたらなと思っています。不束者ではございますが、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
今後の旅の方向性を模索するためにも、過去の自身の行動分析は重要なことだと思いますね。Tagucyanさんも是非やってみて下さいね!
まあ普通、家庭を持たれると行動が制約されてしまうのは当然のことだと思いますが、そういう制約がある環境下でされる旅の方が、実は世の中に対してはアピール力があると思います。(私のような風来坊がごちゃごちゃ言っても、結局のところは、”お前は遊んでばかりだから、守るべき家庭もないから、そんなこと言ってられるんじゃ!”って、言われるだけなので…。)
是非、そういうお立場だからこその強み(?)を活かした発信を、今後も続けていって下さいね。
マイルは特に昔の米系は、安い運賃でも100%積算でしたからね。それにキャンペーンが絡んで、更にエリートボーナスなども絡んだりすると、マイアミ行きや東海岸経由の西海岸行きとかの5万円程の航空券の一回の旅で、6万マイル位たまったこともありましたね。当時のレートだと日本国内線は往復で1万5千マイル標準でしたが、JDの場合は短距離で往復1万マイルで発券できたので、1回の米国旅で、日本国内線が4〜6往復乗れる時代でしたよね。当時は日本国内線は高くて、今のようにLCCもありませんでしたので、名古屋に帰る航空券代を節約するためだけに、米国に飛ぶなんてことも多かったです( ´∀` )。同じように、東南アジア方面も殆どマイルで飛んでいたので、あの時代は、日本国内線やアジア方面にはお金を払って乗ったことなんて、殆どありませんでした。今となっては良い思い出ですね( ´∀` )。
それでは、また!
ケロケロマニア
> ケロケロマニアさま
> こんばんは
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> 最後に残っていた大分県を制覇して、次は四国ですか? 佐賀県は基山だけ、宮崎県はえびのだけ、いやいや上等です。
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> それと、500冊目おめでとうございます。まあ、私もそうなんですけど、1回の旅行を何話かに分冊することがほとんどなので、500回目の旅行というわけではないんでしょうけどね。
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> それにしても、細かい分析をしましたね(笑) こうやって傾向を見てみると、自分がどういう行動をしてきたかがはっきり見えてきますね。私もやってみようかなと思ったりして。
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> 私の場合、最も積極的に行動していたのはどうしても独身時代で、フォートラ登録は所帯持って子供できたあとなので、海外旅行記は昔の回顧ものしかなく(まだ全体の3割ぐらいしか公開できてませんが)、国内も出張のついでや弾丸が多いので、もっと極端な傾向が出てしまうかもしれません^^;
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> マイレッジも、今はそもそも年に何回も飛行機に乗らないので貯まらないです。マイル換算も今はあんまり良くないですしね。昔は、1回海外に行って貯まったマイルで何回も国内タダ旅行するとか、そんなことやってましたけどねえ。
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> しげしげとグラフを拝見させていただきました。
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> Tagucyan
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