2021DEC/2022JANブラジル･年末年始はアマゾンで過ごす！アマゾンの中心地マナウス滞在記

2021/12/31 - 2022/01/02

取り敢えず、サンパウロから飛行機でアマゾンの中心地マナウスにやって来ました。アマゾン観光をするには取りあえずマナウスに行けば何とかなるだろうと。
マナウスは人口190万人以上の大都市で以前はゴムの生産で潤い繫栄していたのですが、その後ゴムの生産は東南アジアに奪われてしまった。その後日系移民などがコショウなどの農業に力を入れて今日に至る。
最近では企業の工場などの誘致が盛んで、マナウス近郊には工場団地が多くあり、日本のヤマハやパナソニックなどの大きな工場があり。日本人駐在員もいる事もあり、日本食レストランも多く、日本領事館もある。

エリア マナウス(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

大晦日の朝、マナウスに行くためにU-BERで空港へ向かいます。
サンパウロは空港が幾つもあるので解かりずらいです。
今回利用したのはグアルーリョス国際空港 第2ターミナルです。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

朝6時代だと言うのにこの人混みです。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

ここでコーヒーとサンドイッチを朝ご飯に頂きました。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

パパイヤは１/２に切っただけで種付です。流石ブラジルです。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

今日乗るのはLATAM航空です。
LATAM航空は、LAN航空とTAM航空が合併して出来た会社で南米の多国籍航空会社です。一応ブラジルのフラッグシップキャリアでもあるのですが本社はチリにある様です。ワンワールドを脱会したのですがまだJALとの提携は終わってません。
ブラジルでは最近LCCのGOLの勢いが凄いみたいです。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

搭乗する人達ですが、殆どどの便も満席に近い様で混雑しています。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

08:15発なんですが

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

結局45分遅れて出発したのは9時でした。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

今回あちこちで見たのは、一時期続けざまに墜落したとの事で運航中止になっていたB737MAXが復帰していました。
写真はB737MAX-8ですがエンジンがギザギザだし、

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

上下に伸びている特徴的なウイングレットですぐ分かります。運行していると言う事はボーイングは改修し安全性を確認できたと言う事ですよね。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

サンパウロの街を後にして飛びます。

サンパウロからマナウス迄直行便でも4時間弱のフライトです。結構遠いいんです。
眼下にアマゾン川が見えてきました。

アマゾンキターーーーーー
これが見たかったので窓側を必守しました。

＜マナウス空港＞
マナウスの空港に到着です。
ドアを開けた途端、エアコンからの空気が白くなります。
湿度が高いんですね。

エドゥアルド ゴメス国際空港 (MAO) 空港

飛行機はターミナルに接続しているのに降りる時は沖止めの様にタラップで降ります。

エドゥアルド ゴメス国際空港 (MAO) 空港

荷物を受取り外に出ます。

エドゥアルド ゴメス国際空港 (MAO) 空港

何故か空港に水族館の様な池があり亀さんがいました。空港の人気者なのか人が群れていました。

エドゥアルド ゴメス国際空港 (MAO) 空港

U-BERでホテルへ行きます。マナウスでもU-BERいました。

＜IBIS BUDGET MANAUS＞
泊まったのはフランス系ホテルチェーンのアコーの格安ブランドのイビスバジェットです。
マナウス市内の丁度真ん中にあるホテルです。
部屋に入ってビックリ！何故か2段ベット！子供がいるご家族には良いと思います。

そもそもアコーの中ではイビスは格安ブランドですが最近はその格安イビスの中でもイビススタイルやイビスバジェットなど更に細分化されています。バジェットはその底辺的なホテルですが安くて助かりますが年末年始はちょっと高めでした。
シャワーとトイレは別々です。
タオルはバスタオル1人1枚のみでフェイスタオルとハンドタオルとかはありません。
冷蔵庫もセイフティーボックスも無しですが冷蔵庫とセイフティーボックスは欲しい所です。部屋に冷蔵庫が無い分1階に売店があります。

ホテルの部屋からの眺望です。空が広い！

街で一番賑やかななのは港の近辺です。ホテルからバスかU-BERで行きます。歩こうと思えば歩ける距離ですが暑いので大変です。
google mapを見れば乗るべきバスの番号が解かるのでその番号のバスが来たら手を上げると止まってくれるのですが、色々な番号のバスが結構なスピードでやってくるので目が悪いと手を挙げるタイミングが遅くて止まってくれません。

バスの車内はこんな感じです。マナウスに限らずブラジルの市内を走るバスは大体こんな感じです。途中に回転バーがあり車掌さんがいるので、私は車掌さんに現金で払いましたが地元の方達はスイカの様なカードを使っている様でした。

Tシャツなどを売る店やアクセサリーなどの手工芸品を売る店が多くあり賑やかです。物価は安いです。ブラジルは観光地だからと言って日本ほど高くはならない様です。

フェリーターミナルの中にはアマゾンツアーの会社が有るのですが12/31～1/2までお休みでした。
基本マナウスでは12/31～1/1は全店お休みで1/2は半分くらい、本格的にお店が営業を始めるのは1/3以降でした。

マナウス港です。この日は天気も良く空がデカイ～
港も広く写真に写っているのは観光用のツアー船が出発する場所です。

何だか怪しそうなバーがありましたが夜になったらどうなるのでしょうか？
この辺りは昼間でも治安が悪い感じが200％、ホームレスが路上駐車している車の中を1台1台覗き込んでいました。車内に金目の物を置いて有れば絶対ガラス割ってでも取るだろうなあ～と言う感じでした。怖い！

宿泊していたホテルのお隣さんは焼きソバ屋さんでした。
12/31は流石に5PMで閉店になりましたが閉店直前に焼きそばをテイクアウトで購入しておき、大晦日の年越しそばはここの焼きそばになりました。まあ味の方はそれなりでしたがソバと名の付くものを食べれただけでも感謝です。

＜ibis budget manaus＞
宿泊していたホテルのブッフェの朝食です。
ブッフェのお約束のビニール手袋とマスクは必ず着用です。

結構ブラジル料理が多く、何だか解からない料理が多かったです。
この黄色いのも何だか解からないのですがホテルの朝食では良くお目にかかります。

これもちょくちょく見るのですが何だか解かりません。
たぶんココナッツ系かと

こちらも時々見るのですが何だか不明。
たぶんタピオカをミルクかココナッツミルクで煮込んだ物かと想像します。
タピオカもブラジルの特産品です。

上記の3品は見るからに私の好みでは無い感じなので毎朝出て来ていましたが、決して手を付ける事はありませんでした。

これは食べても良いかなと思っていましたが結局食べる事がありませんでした。
切って茹でたか蒸したかしただけのキャッサバかな？

こちらはアサイ100％のジュースです････　
日本人にとっては、アサイってハワイじゃないのって思っている人が多いかと思いますがアサイの原産地はアマゾンなんだとか。
今迄私が食べてきたアサイってアイスクリームとかシェイクとか甘くて美味しかったんですがこれは甘くも酸っぱくも無く味がありません。何でもこのジュースにお好みで砂糖やヨーグルトなどを混ぜて、見た目ポップコーンの様な白い個体を入れて食べるんだとか。想定外の味でした。
他にも想定外の味だった食べ物は、これまたアマゾンの特産品であるカカオ100％のチョコレートです。カカオ100％って砂糖が一切入って無いので甘く無いのです。苦いだけで全く美味しく無かったです。

結構大きなカットのパパイヤですが何故か種を付けたままなのはなぜ？空港のカフェで売っていたのも種付きでした。もしかしたらブラジル人は種が好きなのかな。

朝食で私がメインで食べるのはこのあたりです。1個づつ紙に包んでくれているサンドイッチ類です。

＜アマゾナスショッピングセンター＞
泊まっていたホテルから歩いてこれるショッピングセンターです。元旦でも営業している可能性があるとの事でやって来ました。
朝食はホテルで食べるとして、昼食や夕食はどこもお休みなので困っていました。
いつも朝食と昼食は一緒なのですが毎晩早寝をしているので朝起きるのが早いので朝食も早い時間に食べているのでお昼になるとお腹が空いてきます。
規則正しい健全な生活です。

店内は全店お休みでこりゃ駄目だと思ったのですが

フードコートかろうじてお昼ごろから数店舗が営業を始めました。

元旦からマクドナルドやケンタッキーじゃどうもと思いこちらのレストランへ。
イタリアンとブラジル料理のブッフェもあるレストラン。マスクの方がオーナーさん。

1品料理でブラジルの国民食と言われるフェイジョアーダがありましたが、今回はオーダーしません。前回ブラジルに来た時に食べたのですが、甘く無いお汁粉にソーセージや肉、ホルモンを入れた感じの料理で、甘く無いお汁粉を食べていると何か笑ってしまう味です。具の1つ1つは決して不味くは無いのですが何かアンバランスに思えてしまいます。

こちらはバナナピッザ！
デザートピッザなら許せる。
実は私はパイナップルが乗ったピッザが結構好きなんです。

ブッフェのコーナー。結構種類が多い。

アマゾンで一番大きな魚と言われるピラクルー
白身で油も程よく乗っていて美味しいです。
言われなければあのカラフルな魚だとは思えません。

何度も言いますがブラジルのビールって本当にキンキンに冷えていて美味しい！
もう完全に瓶は凍ています。

2本目も瓶が白くなっています。ビールが進んじゃいます。

お会計はビール2本とブッフェで＄B95≒2000円です。
ブッフェは重さで値段が変わります。

ショッピングセンターで昼食を終えてホテルに戻る途中、来た道を戻るのも詰まらないのでちょっと裏道を歩いていると公園の回りにバーやレストランがぐるっとある場所に出会いました。しかも元旦の昼から営業しています。

カニ専門店もあり、アマゾンで採れた活きたカニが！
お昼食べたばかりでお腹一杯だったので食べられませんでした。

マナウスの街の中心地には何と！ヤマハの広告が古いビルに書かれているじゃありませんか！
マナウスの町外れには工業団地みたいな場所があります。
マナウス自由貿易地区と呼ばれブラジル政府が、アマゾン奥地の開発の為に開発した区域でマナウスフリーゾーンと言われきっと税制などでメリットが有るのでしょう。日系企業は約30社進出していてホンダやヤマハなどのオートバイメーカーは大きな工場を保有し多くの雇用を生み出している様です。
又、韓国のサムスンなどは”科学技術研究所”なる看板を掲げている施設がありました。
マナウスって単なる田舎町だと思っていたらそんな事は無く立派な街でした。

ムニシパウ・アドウフォ・リスボン市場
魚市場を中心とする大きな市場です。魚屋や肉屋以外にも野菜や薬草などやレストランや工芸品を売る店もあり人気の観光地でもあります。

アドウフォ リスボア市場 市場

お土産に丁度良い工芸品を売るお店が沢山あります。
アマゾンで採れる魚の模型やピンクイルカやオウムのイヤリングなど見ているだけでも面白いです。ちょっと雑な仕上がりですが値段も安いのでお勧めです。

アドウフォ リスボア市場 市場

野菜やフルーツにコーナーには日本で見ない物が色々ありました。

アドウフォ リスボア市場 市場

アマゾンで採れる川海老です。揚げるとおつまみになり美味しいらしい。

アドウフォ リスボア市場 市場

アマゾンで採れる川魚は大きく種類が多いです。写真は多分タンバキだと思います。

アドウフォ リスボア市場 市場

上から吊るされているのはピラルクと言うアマゾンで最大の魚の剥製。色々な意味で人気がある様です。

アドウフォ リスボア市場 市場

骨付き牛肉

アドウフォ リスボア市場 市場

市場では野菜の他に薬草関係の専門店が多くありました。
ここは生の薬草専門店です。
どれが何なのか全く解かりませんでしたが結構お客さんに人気がある様です。

アドウフォ リスボア市場 市場

こちらのお店には乾燥させた薬草もありました。

アドウフォ リスボア市場 市場

こちらのお店ではドリンク系専門店です。いかにも体に良さそうです。

アドウフォ リスボア市場 市場

こちらは錠剤専門店です。
マナウスの市場は薬の宝庫でもありました。

アドウフォ リスボア市場 市場

市場内にはお手頃価格の食堂も沢山ありましたがちょっと衛生的に不安もあり････

アドウフォ リスボア市場 市場

結局お食事はこちらのお店で頂きました。

アドウフォ リスボア市場 市場

アマゾンで有名な鳥トゥカーノの口からお水が出る洗面所。可愛いです。

アドウフォ リスボア市場 市場

魚メニューのバリエーションが多くあったのですが何が何だか解からず、お店のお兄さんおススメのタンバキと言う魚のフライをお願いすると付け合わせが色々付いて出てきました。

アドウフォ リスボア市場 市場

ビールをお願いすると凍ってシャーベット状になったシャリシャリビールが出てきました。暑いマナウスには最高です。

アドウフォ リスボア市場 市場

ビールが進みます。2本目もキンキンです。

アドウフォ リスボア市場 市場

3本目は大瓶をお願いすると発泡スチロールの保冷容器に入れて持って来てくれました。
昼間っから飲んだくれるにはアマゾンは最高です。

アドウフォ リスボア市場 市場

市場の中のオプショナルツアー屋さんで1/3のアマゾンツアーを申し込みました。
調子のいい親父でちょっと心配です。

市営市場・アドルフォ・リスボア 市場

マナウスの街は年末から1/2位迄はガラガラでした。

マナウスの街のビルにはこんな絵が描かれていました。ポルトガル語が解らないので翻訳機で訳すと、
ISSO TUDO VAI PASSAR≒これらは全て正しい
上2つは多分医療関係者、赤い帽子の女性はお掃除のおばさん、
ヘルメットを被った青い人はデリバリースタッフ、右下の人は調理師？
コロナ禍で活躍している人達でしょう。

射的屋さん。
射的屋さんって結構どこの国言ってもありますね。

屋台も出ていましたが、ブラジル料理みたいで何が何だか解かりませんでした。一応コロナ対策でラップや袋に入れらていました。

マナウス市内にある数少ない観光名所の１つです。
昔マナウスがゴムで景気が良かった時にお金持ちのヨーロッパ人達がお金をかけて作ったオペラ劇場。行った時は正月だからかクローズされていて内部が見れませんでした。

アマゾナス劇場 建造物

＜サン・セバスティアン広場＞
アマゾナス劇場の前にある公園ですが芸術が爆発していました。

シュラスコ屋台

＜サン・セバスティアン広場＞
子供に人気の騎馬隊のお巡りさん。

＜サン・セバスティアン教会＞
アマゾナス劇場の斜め向かいに建つ教会です。世界で2番目に古い教会と言われているそうです。クリスチャンは人気のスポットです。
外壁は象牙彩の大理石で造られています。

サン セバスティアン教会 建造物

＜サン・セバスティアン教会＞
丁度礼拝中でしたが新年の礼拝で信者さんで満席でした。
天井の壁画やステンドグラスが美しいです。

サン セバスティアン教会 建造物

1/2の夕食はホテルでUber Eatsでお寿司を注文しました。

中身はこんな感じで日本のお寿司に比べると小ぶりで、太巻きの天ぷらが1/3で、全てのお寿司にマヨネーズが付いていました。
量も多く半分くらいしか食べられませんでした。