2021DECブラジル･ルフトハンザ航空で羽田からフランクフルト乗換でサンパウロへ、A340-300プレエコ搭乗記

2021/12/22 - 2021/12/23

5月にブラジルに行った時に復路の航空券を往復で購入していたので復路を使う為に年末年始を利用して再びブラジルへ行って来ました。
以前行った時にはブラジルのコロナは最悪の状態だったのですが、ワクチン接種も6割を超えており、今は落着いており行き頃かなと。
本当は2月にあるリオのカーニバルに併せて行きたかったのですが、自分のスケジュールの関係や、恐らくリオのカーニバルでは再びコロナが爆発するのではないかと思い、思い切って今回再び行って来ました。
復路の航空券は、ユナイッテット航空のマイルでビジネスクラスの無料航空券を頂きました。３５時間くらいかかりカナダと米国を経由して帰国できました。前回同様たまたまの世界一周になりました。
運よく帰国日より14日間の隔離から10日間の隔離になりました。
ところが昨日帰国したのですが、私は羽田空港での抗原検査では陰性だったのですが、今朝下記の様なメールが厚生労働省より来ていました。

『・あなたが搭乗していた航空機において、新型コロナウイルス感染症に関する検査で陽性と判定された方が確認されました。入国から14日間の自宅又は宿泊施設での待機、健康状態や位置情報の報告など、空港で提出していただいた誓約事項の遵守を改めてお願いいたします。
・機内での濃厚接触の可能性については、現在調査中です。濃厚接触者である可能性が高い場合には、入国者健康確認センター、及び保健所から個別に連絡をいたしますので、保健所へのご連絡は不要です。体調の変化には十分にご留意ください。』

先日までは同じ飛行機で陽性者が出た場合は搭乗者全員が濃厚接触者になりましたが現在は前後2列以内の人のみに変更されているはずです。私の前後2列は誰も居なかったのでセーフ！です。

リオのカーニバルは、コロナで昨年なかった事もあり、今年はさぞ盛り上がるのでは無いでしょうか。

ルフトハンザ ドイツ航空
所要時間26:50でも最短です。
（サンパウロ⇒東京の場合は、フランクフルト⇒羽田はコードシェア便のANAにした方が乗継が良くお勧めです）

LH717 12時間35分
HND 東京 羽田15:05 - FRA フランクフルト19:40

2時間15分 空港で接続

LH506 12時間
FRA フランクフルト21:55 - GRU サンハ?ウロ ク?アルーリョス国際05:55+1

エリア サンパウロ(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日のルフトハンザ航空は羽田空港発です。
コロナ前と比べるとまだまだですが、以前に比べるとお客さんも増えています。
本日の搭乗者数は１００人以上だとか！？
コロナ禍の割には多いです。1/3から1/2の搭乗率、クリスマスと言う事もあり多いのだと思います。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

それでもターミナル内はガラガラだしお店も殆ど閉店中でした。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

ところで本日搭乗するルフトはスタアラなのでANAラウンジを利用できるのですが、前回来た時はビジネスラウンジが休業中だったのでファーストラウンジが利用できたのですが今日はビジネスラウンジが営業を再開していたのでファーストラウンジ利用は出来ませんでした。残念です。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

コロナ禍のお約束の消毒液で手をゴシゴシします。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

もう一つのコロナ禍のお約束、ビニール手袋して利用させて頂きます。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

ビジネスラウンジは広いので流石にガラガラです。
かと言ってファーストラウンジだけでは狭すぎなんでしょうね。
前回ファーストラウンジにお邪魔した時には席が不足してきましたから。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

本日乗せて頂くルフトハンザの機体が到着していました。
エアバスのA340-300のスターアライアンスカラーの機体です。
前回帰国した時にはA350-900と最新鋭機だったのですがいつの間にかおんぼろ機に変更されていて残念です。
せめてA340-６00にして欲しかったです。-600はトイレが地下にあるのですがまだ乗った事が無いので、無くなる前に乗りたいのです。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

A340は、今や無用の長物の4発エンジンで、燃費が悪いとどんどん退役になっている機体です。
同じ機体で同じ時期に世に出たのにエンジンが2発のA330は今も売れているのに、かわいそうな機体。
この飛行機で12時間35分お世話になります。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

空港の作業をする車たちも止まったままの車が多い様な気がします。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

ルフトハンザ航空のA340のプレミアムエコノミークラスのシート配列2-3-2と横一列が７席と古いビジネスクラスに負けないくらい横幅はあるのですが前後間隔はエコノミークラスより少し広い程度です。

他社のプレエコに比べると良いシートだと思いますがリクライニングの角度が十分では無く、ビジネスクラスフルのフラットが恋しい、やっぱり長距離は辛いです。
むしろコロナ架の日本路線は空いているのでエコノミークラスで３席とか4席を使いエコファーストで寝て行った方が楽かもしれません。
プレエコのシートはひじ掛けが上がらないので2席３席使う事が出来ません。

アメニティーはこれ！
大きなトートバックにアイマスクや歯ブラシなどお約束の物が入っています。
そもそも航空会社で頂くアメニティーって使い道がないのですが中でもトップレベルの使い道の無さ・・・・・

搭乗すると既にお水とスリッパも配布済みでした。
スリッパは乗継便のフランクフルトからサンパウロの便にはありませんでした。
CAさんによるとスリッパは日本路線のみのサービスなんだとか、日本路線は食事の時にお箸がつくとか色々と特別な事が多いそうです。

スナック類のメニューです（有料です）
ルフトハンザ航空って結構シビアでエコノミー、プレエコは事前座席指定も有料です。
もっとも英国航空などはビジネスクラスも座席指定は有料ですから更によりシビアです。世知辛い航空業界です。

ルフトハンザはプレエコでも離陸前にウエルカムドリンクのサービスがありました。

離陸です。
いよいよ全工程で26時間50分の旅の始まりです。
無駄と言われてもやっぱり4発エンジンは頼もしいです。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

1回目の食事はカツ丼です。確か2択だったかと。
実は私はカツ丼好きでカツ丼にはちょっとうるさいのですが、このカツ丼はまあまあです。

こちらは2回目の食事。
選択なく１択。
でもとても美味しかったです。
ルフトハンザの機内食って意外とレベル高くどれも美味しいす。

プレエコのA列とB列の全席がTVが壊れて使えず反対側の席に移動しました。古い機体はこういうことが多いです。
それにしても今日はお客さん１００人以上ってチェックインの人は言っていたけど本当にそんなに乗っているのかな～。
御覧の通りガラガラでした。

映画はドリームガールズを見ました。
黒人の女性グループ、スープリームスのメンバー、ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードがモデルの実話のお話。
面白かったです。

フランクフルト上空

乗継時間の2時間15分はルフトハンザ航空のセネターラウンジにお世話になります。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

昨年6月に来た時にはコロナ対策で飲み物だけでフード類は一切ありませんでしたが今回は以前のように色々な食べ物がありました。
シャワーをお借りしサッパリし整いました。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

羽田と成田はがらがらですけど、フランクフルトの空港は御覧の通り人で一杯です。
欧米人は既にクリスマス休暇に入っており故郷やバカンスに行くために空港は大混雑中です。ドイツはオミクロン株が流行っていると言うのにです。
アジア各国は以外にも相変わらず開国に慎重です。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

欧米はいいですね。まるで散歩に行くようにワンちゃんを連れて飛行機に乗れるので。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

飛行機はほぼ満席なので搭乗口のカウンターでシートアサインをして貰える方が多くいました。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

フランクフルト空港は雪が降っていました。
フランクフルト空港からサンパウロ迄はB747-8iです。
最新型のジャンボです。
この機材持っている会社は少ないので貴重な機材です。
ルフトの747-8はちょっと変なシートレイアウトでエコノミーはプレエコの前後2か所に分かれていて、前からファースト、ビジネス、エコノミー、プレエコ、エコノミーと変な順番です。
再び12時間のフライの始まりです。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

1回目の食事は野菜一杯のペンネです。
美味しいです。

2回目の食事はソーセージにホウレン草など、美味しいですルフトの食事は。

映画は日本語吹替えがそこそこあり。
”世界一嫌いなあなたに”を見る。
英国の田舎町でカフェで働きながら親や兄弟の生活を支える明るく健気な女の子が交通事故で障害者になった町一番のお金持ちの息子の面倒を見る事になったお話です。お約束でやがて2人は恋に落ちるのですが、回復の見込みの無い障害を苦に安楽死をすることになる、切なくて悲しいお話しです。
主演のエミリアクラークってそんなに美人ではないけど何か愛嬌のある顔で可愛いです。この役にピッタリです。

無事に12時間のフライトを経てサンパウロのグアルーリョス国際空港 (GRU)に到着です。
サンパウロって市内近郊に空港が幾つもありややこしいです。
そもそもサンパウロってサンパウロ州サンパウロ市なので州となるとどこまでサンパウロなのかってくらい広い。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

空港ではイミグレーションの手前で日本から持ってきた陰性証明書やワクチン接種証明書のチェックがあり、パスするとこの様な紙をくれます。
この紙を持ってイミグレーションに進みます。
飛行機は朝6時に到着しているのにちょっと時間がかかりました。
特に日本の様な隔離はありませんでした。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

国際線は基本ターミナル3に到着します。前回来た時にはU-BERはターミナル3からは乗れなかったのですが今回来てみるとターミナル3にちゃんとU-BER乗場ができていて便利になりました。
早朝と言う事もあり街まで約$B90≒2000円と安かったです。この空港は街まで結構距離があります。言ってみれば成田空港です。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

こちらは空港タクシーです。ターミナルをでるとこの空港タクシーの運転手さんが”タクシー？”とか言って寄ってきますが、このタクシーだと$B150-200位かかります。
今回の旅行中タクシー使いまくりましたが全てU-BERや９９と言う配車アプリを利用し流しのタクシーは1回しか利用しませんでした。
ブラジルのU-BERで来る車ってちょっとぼろくて汚いのが多いのですがまず料金で揉めることが無いのがいいですね。

グアルーリョス国際空港 (GRU) 空港

ホテルは前回も泊まったラディソン サンパウロ ヴィラ オリンピアへ取り敢えず5泊します。その後のホテルは滞在中に考えます。

ラディソン サンパウロ ヴィラ オリンピア ホテル

早々にホテルの向かい側にあるShopping Vila Olímpia内にあるCLAROと言う携帯電話会社に行きSIMカードを購入します。
パスポートしか持って無い外国人でもすぐに購入できます。
1か月以内有効なものでも1000円もしません。これでブラジル国内の大概の所でNETが利用できます。

コロナ禍で感染防止のために、店内のカウンターはご覧の通り机の上にはアクリル板が設置されていて椅子もカウンターから離して置いて有るのですが・・・
結局話ずらくて担当のお姉さんはカウンターから出てきて椅子の傍に来て話します。意味ないです！
ブラジルだけでなく日本でもあるあるですね。

サンパウロへは朝着いたのですが疲れてしまい、ホテルですぐに寝てしまいました。夜になって目が覚め、再びショッピングセンターへ行きフードコートでお寿司とビールを頂きました。
まいう～

食後はホテルの回りをぶらぶらして腹ごなしをします。
ホテルの回りはビジネス街で、企業は既にクリスマス休暇に入っている様で人も少なく静かです。
それでもこの日はまだ営業しているお店が多少ありました。
オジサン達は何をしているのかと言うと

この蛇口からビールが出てくるのです。ビールの種類は約20種類、全て壁からいくらでも出てくるのですから。ブラジルはビール天国です。

スーパーの前にあった配達用の自転車です。荷物沢山のりそうです。

スーパーで飲み物を調達しておきます。
このコーラのペットボトルはミニサイズで確か200mlと日本のペットボトルの半分以下で一気に飲み切れるサイズです。
しかも1本$B1.39≒30円とお手頃価格です。
コーラって味もサイズや容器も各国ごとに微妙に違い凄いですね。

＜続く＞