2022.01 18切符でダイヤ改正前に山陰へ（３）始発列車で山陰本線の末端区間に乗車する。

2022/01/08 - 2022/01/10

昨日LCCで福岡について下関までやってきまして、本日は始発列車で出発です。なかなか乗車できない山陰本線の最西端部分を国鉄型キハに揺られて延々と乗り通します。

649冊目　2022/08/09投稿

エリア 長門市・長門湯本温泉(山口)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝5時半に起床。

朝６時になったら朝ごはんの配給が始まるんだけれど……。

残念ながら今回はパス。私が無料朝食を見送るなんて、なんて珍しい。

東横イン 下関海峡ゆめタワー前 宿・ホテル

朝食を泣く泣くパスしたにも関わらず、相変わらず時間ギリギリ。

歩道橋を走って、下関駅までやってきました。

下関駅 駅

それでは切符にハンコ押してもらって。そういや下関駅って自動改札になったんだなあ。

列車の発車表示も昔はもっと違うタイプじゃなかったでしたっけ。幕式？パタパタ?
改札前の表示をカメラで移して別のモニターに流してたりもしましたよね。

それではホームへ。５時３６分発の岩国行きは出発したあとでした。

こちらが乗るのは山陰本線始発列車。５時３９分益田行き。

JR山陰本線 乗り物

２両編成ですが、先頭はボックスすべて埋まっていますね……。

２両目はガラガラなので、こちらに座りましょう。こっちの車両は途中までしか行かないみたいだけれど。

年明けにチケットショップの自販機で購入した青春１８切符。残り３回で購入して今日を入れてあと２回。

そう言えば、年末年始の感染状況を見て勢いで買った青春１８切符でしたが、そのまま大丈夫な様子かと思いきや米軍基地からの感染で山口（岩国）・広島がこの日あたりからまん延防止なんとか出ちゃってましたね……。しかし、今回のルートは山陰周りなのできっと大丈夫。見事な回避ルートです（結果的に）。

昨日のスーパーで買った朝ごはんのかしわ飯を。

始発列車でもぐもぐ。

小串駅に到着。620から626まで停車です。

おお、国鉄型キハが並ぶ！630発と650発の下関行きですね～。

まだ暗い駅構内に首都圏色の国鉄型キハが三編成並んでアイドリングしている姿はなかなかに壮観でした！

小串駅 駅

7時をすぎるとだんだん明るくなってきました。

多分、長門粟野駅。

長門粟野駅 駅

このくらい明るくなると車窓を楽しめますね。

海沿いを走っていきます。

さっきのような国鉄時代からの駅舎もあれば、こういった簡易な形の駅舎も。

伊上駅 駅

海の反対側はこんな感じ。

下り列車と行き違い。

行き違ったのは人丸駅でした。

人丸駅 駅

窓ガラスに貼り付けてある「黄波戸」の文字がいいですね。これで「きわど」って読むそうで。

黄波戸駅 駅

もうすぐ長門市駅なので

長門市で切り離される後ろの車両から、前の車両へ移ります。

あわよくば海側のボックス席空いてないかな～と思いましたが、海側はどのボックスも一人は座っていました。

下関から2時間かけて、長門市駅に到着。

長門市駅 駅

乗ってきた列車をパチリ。あ、前照灯と尾灯両方点けていますね。

車内の貫通路を閉めて

ここで後ろの車両が切り離し

駅員の人や、折り返しとなる列車の運転手さんも出てきてちょっと賑やか。

このあと、1両目はそのまま益田へ向かいますが、ニ両目は折り返して小串行きとなります。下関行きってわけじゃないのね。

しばらく

切り離し作業を見学し、

ちょっとロータリーまで出て、駅の様子も見ていました。

長門市駅に来るのは、美祢線乗ったり「〇〇のはなし」で仙崎往復して以来、5年ぶりくらいだろうか。

お、切り離しも終わりましたね。

では益田行きへ乗車。ここで乗るの間違えると大変だ（笑）。

しかし、旅行者が多いとはいえ、結構乗っていますよね。

通路とボックス席越しに海を眺めます。

昔ながらの駅舎ですね～。三見駅

三見駅 駅

萩駅の手前、橋本川沿い。

歴史の街、萩に到着。と言ってもメインの駅は隣の東萩なんですよね）メインと言っても本数かなり少ないですが）。
萩駅舎は風格のある建物でしたが、人が写ってうまく撮れませんでした。

萩駅 駅

一駅走って

東萩に到着。

東萩駅 駅

歴史の街・萩。見どころいっぱいです。

五年前の18切符旅行では、レンタサイクルで観光しました。

駅の窓口、ほとんど閉まってないか？　というか、普通s乗車券くらいしか買えないのね。マルスないんかな。
……まあ本数が本数だからね……。

改札口では同じ列車に乗ってきたご同業の方々が撮影に勤しんでおられました。私も混じってパシャリ。

2日後から3日間、保守工事のためバス代行になるとのことでした。まあ、バス代行運転をするようになっただけいいですよね。
あとは、駅前経由するためなどもあるんでしょうけれど、代行バスの方が20分ほど時間余分にかかるんだな。

時刻表見ると、やはり本数少ない。あと、両方向の発車間隔を見比べると上り線の朝から昼にかけて、841発から1400発まで5時間ぽっかり空いているのが目立ちますね。やはり県境越えるからかな。

駅の壁は鱗壁になってます。

うん、列車と合わせると、どちらもレトロな感じでいいですね。

では乗り遅れて5時間待つ羽目にならないよう、列車に戻りますかね。

山側の車窓はこんな感じ。萩反射炉の写真を撮ろうとしたものの、撮りそこねました。

奈古駅にて行き違い。

奈古駅 駅

また海だ。

結構海沿いを走ってくれますね。

お、おしゃれな感じの駅舎！　木与駅でした。

木与駅 駅

しばらく海沿いを走っていくと（写真は山側ですが）

いい感じの橋梁を渡ります。

お～海がよく見える。

惣郷鉄橋【惣郷川橋梁】 名所・史跡

最後尾から橋の様子を撮ろうと思ったものの、ちょっと遅かった。

今の橋が惣郷川橋梁。グーグルマップやなんと4traスポットにも登録されている撮り鉄スポットらしい。なんと持参していた時刻表の表紙写真がココだったのでした。

惣郷鉄橋【惣郷川橋梁】 名所・史跡

江崎駅。さあ、次は島根県。

当時の私、この川を渡ると島根かな～なんて思いながら撮ったのでしょうか（違いました）。

島根に入って戸田小浜駅にて行き違い。本数少ない割に、なんだかんだで行き違いますね。

戸田小浜駅 駅

さあ、次は終点の益田！

地図見ていると、ちょうど萩石見空港の滑走路の鼻先をかすめるように走っているようで。

空港の飛行機誘導の設備が見えました。空港自体は一段高いところになっていて見えなかったですね～。

終点まであとちょっと。

益田の街だ～

川を渡って

山口線と合流すると

益田駅です。

益田駅 駅

山陰本線の西端部、162.8kmを4時間ちょっとかけ、国鉄型キハで乗り通しました～。

向こうにはこの先に向かう列車が停まっていますね。あちらはキハ120。というところで次回に続きます。