2020/11/13 - 2020/11/13
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SHU2さん
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新潟(新潟&上越)・長野ぶらり旅は2日目に入り、新潟県から長野県に移動です。なお抗原定量検査など感染対策をしっかり行い、密を避けての旅行です。
まずは上信越自動車道の妙高高原ICで下り、直ぐに長野県に入り野尻湖を見学。小布施に移動してリンゴ畑と、岩松院の葛飾北斎の鳳凰図と小林一茶に関連する池を見学。次に、長野市若穂保科にある清水寺で紅葉と京都の清水寺風の観音堂を見学。そして長野自動車道・姨捨SA(上)やその周辺で、姨捨の棚田(田毎の月)や善光寺平の素晴らしい景色を眺める。上山田温泉に移動し、城山史跡公園(荒砥城)を少し見学し、小諸の懐古園の門のみ見学。帰路へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新潟県から長野県に入り約3km、11:50に 野尻湖に到着。長野県の天然湖としては諏訪湖に次いで2番目に大きい湖で、夏はウェイクボードやバス釣り、冬はわかさぎ釣りなど、長野では珍しい水上レジャーが楽しめる観光スポットです。個人的には戸隠観光の出発・終点になっています。
野尻湖 自然・景勝地
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また野尻湖を周遊する遊覧船も人気です。ただコロナの影響で観光客は少なく、遊覧船も運休で閑散としていました。
野尻湖定期船会社 乗り物
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12:25 長野県小布施町のリンゴ畑に到着。りんごの収穫量が1位の青森県には少し劣りますが、2位の長野県のリンゴ畑も素晴らしく、特にここ長野県北信地方(小布施や長野周辺)は有名なリンゴの産地で、1度は見る価値はあります。
リンゴの食べ頃は8月末~11月下頃ですが、種類によって食べ頃は違い、8月中旬からは夏あかり、紅玉、つがる、9月からはシナノドルチェ、10月からは秋映、シナノゴールド、11月は王林、サンふじなどと、順に出荷されます。
今回は、秋映とシナノゴールド、シナノスイートが直売店にいっぱい並んでいました。 -
12:35 小布施町の岩松院に到着(無料駐車場有)。20年以上前に来た時と比べ、綺麗になっていました。 参道の道中には仁王門があり、左右の迫力ある仁王像がにらみを利かせています。
岩松院 寺・神社・教会
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岩松院は1472年に開山された曹洞宗の寺で、葛飾北斎や俳人小林一茶、豊臣秀吉の家臣福島正則ゆかりの古寺でもあります。これらの縁を示すように、本堂の天井には葛飾北斎による大天井絵、本堂右手裏には一茶直筆の句碑、境内奥には福島正則の霊廟があります。
岩松院 寺・神社・教会
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本堂の中央に位置する天井には、88歳の葛飾北斎が1年がかりで描いた、畳21枚分もある八方睨み鳳凰図を見ることができます。描いてから170年以上塗り替えは1度も行っていないのに今でも綺麗な色彩がそのまま残されていて、どこから見上げても一面に翼を広げた鳳凰と目が合います。
作品を見てもらいたいのですが、残念ながら堂内の撮影は禁止でした。また昔は大の字に寝て見ることはできましたが、今回は残念ながら無理でした。岩松院 寺・神社・教会
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本堂の右裏には、一茶句碑(栗拾ひ ねんねんころり 云いながら)と、小林一茶が「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ蛙合戦の池があります。
また境内(本堂)奥には、豊臣秀吉の重臣で関ヶ原の戦い後は安芸・備後50万石の大大名になった福島正則の霊廟があり遺骨が埋葬されいます。岩松院 寺・神社・教会
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岩松院から約1kmのところにある農産物直売所 ろくさん(お薦め:小布施町中松)で安くて美味しいリンゴ(秋映)を買って、更に約18kmの清水寺(せいすいじ:長野市若穂保科)に到着。 寺の前には駐車所があり30~40台は駐車できますが、シ-ズン(ボタン・紅葉)時期の土・日曜日は直ぐに満車になるので注意して下さい。ただボタンや紅葉シ-ズンでなければ土・日曜日でも楽に駐車できます。 ただ注意することは、長野市内にもう一つ清水寺(長野市松代)があるので間違わないようにしてください。
清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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清水寺は真言宗智山派に属し、742年に創建。大正5年に大火に見舞われますが、大正12年に内仏殿完成。なお日本最古といわれる鉄鍬形、両界曼陀羅図や聖観音菩薩立像などの重要文化財は保存されています(拝観料1000円)。境内は無料です。
本堂に向かってすぐ左が、観音堂に行く参道になり、秋には100本以上のオオサカズキモミジが真っ赤に染まり、境内に彩りを添えます。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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観音堂までの石段の参道は、約80mが紅葉のトンネルになります。
紅葉は綺麗で沢山の灯籠が絵になり、とにかく紅葉は素晴らしいです。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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最初は石段で途中からコンクリ-トの道になります。また参道は、車でも上れますが、普段は登り口に鍵がかかっていて関係者や歩いて参拝できない人用と思われます。 紅葉のトンネルから、鬱蒼とした杉並木の山道をさらに登ります。
なおここは、ぼたん寺でも有名です。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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一番下から石段と舗装道路をゆっくり歩いて約10分。ようやく、木の間隠れに立派な朱塗りの観音堂が見えてきます。 山奥にポツンと一軒家の存在感はすごいです。
清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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蛇行する舗装道路を上がっていくと、山の斜面に迫り出すかのように建てられているため、たくさんの黒い柱で支えられています。
なお観音堂の建物は鉄筋コンクリート造ですが、黒塗りの懸造り部と朱塗りの入母屋造り唐破風上屋部は、まさに京都の清水寺風で雰囲気は素晴らしく、間違いなくインスタ映えしますが、観音堂の真下の道からは仰ぎ見なければならないため少し遠くから見て下さい。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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観音堂までは、一般的には約15分(コンクリ-トの参道は少し大回りをするため楽ですが歩くと約20分)で、参道まで一直線の石段は結構きついですが約10分で観音堂まで行けます。
なお観音堂内部は予約制(有料)で、安置されている千手観音を見ることができるようです。ただ予約なしでも窓から少し覗けます。
また春は、観音堂周辺の枝垂れ桜も素晴らしいです。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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清水の舞台?から振り返ると、木々が鬱蒼としているため若穂の町並みがかすかに見えるだけで視界はあまりよくないです。しかし下を見ると自分が上ってきた道はよく見えました。
清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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春は桜に牡丹、夏~秋は鬱蒼とした杉並木、秋は紅葉のトンネル、そして京都清水寺風観音堂は絵になるのでは。
数年前までは地元でしか知られていませんでしたが、最近は全国放送のテレビで有名になり、観光バスも来るようになってきました。清水寺 (若穂保科) 寺・神社・教会
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清水寺から約30km、姨捨SA(上)に到着。ここは2005年に設置され、2014年に上り線(長野→松本方面)はリニューアルされました。 なおここより上の方(山側)にある下り線のSAにも広場があり、同じように広々とした善光寺平や千曲川などを見ることができます。
姨捨サービスエリア(上り線) グルメ・レストラン
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SAには綺麗なフ-ドコ-トやカフェ、ショッピングコ-ナ-があり、素晴らしい夜景を見てもらいたいためか比較的遅くまで(7:00~22:00/平日21:00)営業しています。またお土産コ-ナ-には、そばや漬物など地元の品物も多く、雰囲気も良かったです。
姨捨サービスエリア(上り線) グルメ・レストラン
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ここにある展望公園の広場・展望台からは、善光寺平が見渡せる絶景地で、遠くには長野市内、その手前には川中島古戦場、そして眼下には田毎の月で有名な「姨捨の棚田」を見ることができます。
姨捨サービスエリア(上り線) グルメ・レストラン
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戸倉上山田・上田方面です。昼間の景色も素晴らしいのですが、夜の夜景はさらに素晴らしく、日本の夜景100選や日本夜景遺産に選定されています。
とにかく 姨捨SAからの景色は素晴らしいので、ここを通過する時は必ず立ち寄ってください。間違いなく感動します。姨捨サービスエリア(上り線) グルメ・レストラン
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またSAのすぐ下には「姨捨の棚田」があるのでここで(姨捨スマートIC)下りて、棚田や長楽寺の紅葉などを見ることもお薦めです。ただ注意することは、姨捨スマ-トICは上り線からは出ることはできず入るだけで、逆に下り線からは出ることはできますが入ることはできませんので注意して下さい。
姨捨の棚田 自然・景勝地
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姨捨から約9km、荒砥城跡駐車場に到着(15:50)。開園時間9~17時(入城は16:30まで)で、駐車場は普通乗用車15台(無料)が駐車できます。
荒砥城跡は、上山田温泉の中心部の観光会館から1.7kmで、温泉街の外れから1.3kmの所にあって、上山田温泉の裏山になります。上山田温泉は何回も来て宿泊もしていますが、全くノ-マ-クでした。城山史跡公園(荒砥城) 公園・植物園
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荒砥城は約500年前の1524年に築城され、武田軍や上杉軍の争いの末 1584年に落城して廃城になりました。そして、平成7年6月に437年の眠りから覚め城山史跡公園(荒砥城跡)として甦りました。 駐車場から約150m上ると案内所(受付)があり、当時の山城の雰囲気を感じることができます。 なお案内所から見学しながら本郭(本丸)まで往復すると少なくとも20分以上はかかるようなので、今回はまだ布引観音に行かなければならなかったので今日はここまででした。
城山史跡公園(荒砥城) 公園・植物園
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案内所付近はたぶん標高550m(本郭は標高590m)で、上山田温泉からは約200mの高低差があります。ここからは上山田温泉や千曲川の雄大な流れなど、坂城町付近まで見渡せます。本郭にある展望台からはさらに眺めが良いそうです。 来年は必ず来ます。
城山史跡公園(荒砥城) 公園・植物園
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16:38布引観音に、計画より38分遅く到着。 ここは小諸市にある天台宗の寺で、「牛にひかれて善光寺参り」の牛に化身した観音様が、ここに安置されています。 なお場所は、道路沿いにはお寺の建物がないため注意しないと通り過ぎてしまいます。
お寺へは駐車場から登りますが、最初はなだらかな階段で、直ぐに少し急の階段になります。観音堂の社務所までは、早い人で10分、のんびり登ってきても15分で、寺務所へ着きます。
注意:遠回りをすれば、車でお寺の少し離れた裏側(駐車場有)に行けますが、道中の道は狭いうえすれ違える場所がほとんどないため、対向車が来ると大変でパニックになります。布引観音 名所・史跡
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参道を登る途中には牛馬の形をした岩や小さな滝、善光寺とつながっていると言われている洞窟など、いろいろ見所があります。ただ参道は暗くなってきて、これ以上進むと帰りは真っ暗になり遭難?するので約半分の所までにしました。
布引観音 名所・史跡
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なお、さらに上ると、古い山門(仁王門)が見えてきて、その山門の真上にそびえたつ崖に観音堂があります(写真)。初めての人は下ばかりを見ているため気づかず登っていきます。そして、寺務所の前から観音堂を眺め、さらに観音堂の舞台からは小諸市内を眺めることができます。紅葉のシ-ズンなら最高と思われます(写真は2015年のものです)。
布引観音 名所・史跡
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布引観音駐車場から約4kmで、小諸城址 懐古園に到着(17:00)。この門(三門)は、懐古園の扁額が掲げられ小諸を代表する名所のシンボルで、1600年頃に創建されましたが1742年に流出し、1765年に再建されたものです。 なお小諸城は、明治の廃藩置県により本丸御殿は解体され、書院等は移築されて民家の一部となり、大手門と三の門のみ元の場所に残されました。そして小諸城の本丸跡に明治13年に「懐古神社」が祀られ、三の門より城内を「懐古園」と名づけられました。 道路と線路をはさんで反対側にある大手門公園には復元修理された大手門があります。
徴古館 公園・植物園
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三門を裏から見たものです。小さくても風格が感じられ、城好きにはたまらないです。少なくとも門だけでも見ておく価値はあると思います。
ここの開園時間は9:00~17:00で、散策券(園内散策及び動物園)は大人300円、共通券(園内散策・動物園、藤村記念館、小山敬三美術館、徴古館、小諸義塾記念館)は大人500円です。ただ、17:00前から暗くなるまでと開園前までの朝は、市民の皆さんの散歩のためか無料で散策できます。徴古館 公園・植物園
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17時をかなり過ぎていましたが三門を通り本丸跡付近まで来ることができました。ただこの先は暗くて見えそうもないので、散策はすぐ先の弓道場まにしました。
今回は日本海と清水寺の紅葉に時間を取られたため、最後はドタバタしました。来年はもう少し時間配分を考え、もう一度チャレンジです。
中途半端な旅行記になり、すみませんでした。 3つの密を回避し、不織布マスクをして旅行を楽しみましょう。徴古館 公園・植物園
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