2007年4月 日本アジア航空で行く台湾 台灣高鐵開通記念 台湾の新幹線に乗りに行こう！（前編）花蓮到着編

2007/03/31 - 2007/04/03

世界の鉄道想い出の旅シリーズ　（2004年～2009年）
1989年韓国の鉄道、2004年4月に台湾の鉄道と海外の鉄道を利用した旅に魅了され、以後いろいろな国の鉄道に乗るようになりました。
銀塩フイルムカメラからデジカメに変わり撮り貯めた世界の鉄道旅を想い出の旅としてシリーズ化しました。
これからも海外鉄道の旅を少しづつアップできたらいいなと思います。
今回の思い出の鉄道旅行第3弾は2007年3月2日に開業した臺灣高速鐵路（台湾新幹線）の乗車記です。

2007年4月に2日休暇を取得して台湾に向かい、開業31日目の臺灣高速鐵路に初乗車して来ました。
臺灣高鐵を利用して台湾一周も考えましたが、片道ではなく往復乗車したかったので高雄まで往復の乗車記を紹介します。

前編は当時、台湾線のみ運行していた日本アジア航空搭乗記と臺灣高鐵乗車の前日に販売機で購入したチケットの買い方、そして自強号に乗車して花蓮に到着までを紹介します。

2015年12月10日に投稿した旅行記ですが、画像が100枚を超えてしまい題名を変え画像を追加し2回に分けて再編集しました。

日程
2007年3月30日（金）
宇部中央22時46分発→（サンデン夜行バス）

3月31日（土）
神戸三宮 05時51分着　06時10分発
関西国際空港 7時25分着　
関西国際空港 10時00分発(13時30分発に変更）EG211便
桃園国際空港→台北市内

4月1日（日）
台北→　自強号　→　花蓮

4月2日（月）
花蓮→　自強号 →　台北
台北16時50分発→ 臺灣高速鐵路（台湾新幹線）103次
→ 高雄（左營)1830分着

4月3日（火）
高雄→新左營
高雄（左營）10時25分発→ 臺灣高速鐵路408次 → 桃園桃園着12時11分着
桃園国際空港 → EG212便 → 関西国際空港

写真は往復の復路で利用した日本アジア航空ボーイング747
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世界の鉄道想い出の旅シリーズ
第1弾 2004年ＧＷ第1回台湾一周鉄道の旅（前半後編）
https://4travel.jp/travelogue/11137681
https://4travel.jp/travelogue/11269117　

第2弾 2007年12月-2008年1月 タイ・チェンマイ鉄道の旅（前半後半)
https://4travel.jp/travelogue/10898659
https://4travel.jp/travelogue/10898661

第3弾 2007年日本アジア航空で行く台湾 台灣高鐵開通記念 台湾の新幹線に乗りに行こう！（前編）
第3弾 2007年日本アジア航空で行く台湾 台灣高鐵開通記念 台湾の新幹線に乗りに行こう！（後編）
https://4travel.jp/travelogue/11083342

2004年7月Amtrak アセラエクスプレスで行くアメリカ東海岸の旅（前後編）未投稿

第4弾 2005年7月タイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅（前編）https://4travel.jp/travelogue/11213880

第5弾 2006年GWタイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅（後編）https://4travel.jp/travelogue/11707801

2006年7月イギリス・フランス・モナコ鉄道の旅　未投稿
2007年7月Amtrak・エンパイアビルダー号で行くアメリカ横断鉄道の旅
未投稿
2008年2月イタリア・フランス・スペイン鉄道の旅　未投稿
2008年7月カナダ・アメリカ・メキシコ・Amtrak３大列車で行くアメリカ西海岸縦断鉄道の旅　未投稿
2009年11月インディアンパシフィック号で行くオーストラリア横断鉄道の旅　未投稿

エリア 花蓮(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

2007年3月30日
山口県宇部市から夜行バスで神戸三宮へ
2007年3月31日
早朝　関西国際空港へ到着しました。

今回の旅行は関空から始まりです。

2007年当時、台湾に行くエアラインは日本航空ではなく日本アジア航空でした。
（中国とのお国の事情で日本-台湾路線を運行、ちょうど１年後の2008年4月1日に日本航空での運行になりました）

今はなつかしいボーイング747（ジャンボジェット）です。
出発は午前10時でいたが、機体の整備で遅れるとのアナウンスがあり、
結局3時間遅れの出発でした。

日程が3月から4月になったのは、JALのサファイア特典で3枚のアップグレード券（3月末まで有効）の残り1枚を使い切るという少しセコイ考えが理由です。
復路は4月から使える新たなアップグレード券の1枚を使用。

エコノミークラスからアップグレードでビジネスクラスを予約しました。座席は1階メインデッキのファーストクラス席がビジネスクラス席に開放されていました。

ジャンボジェットのメインデッキフロント側はスカイスリーパーという（現在のスカイスィートの前のソロの前）2世代前のファースト・クラス席
古くてもさすがファーストクラス。今ではビジネス・クラスもフルフラットになる時代ですが、余裕でフルフラットになります。

13時30分に成田空港を離陸、出発が遅れたので2千円の食事券で昼を食べた後だったので機内食は希望した時間に用意していただく事に。
シートをフルフラットにしたら熟睡してしまいました。

機内食は到着1時間前に目が覚めて和食を選びました。

しっかり食後のデザートもいただきました。

桃園国際空港に到着。
知らぬ間に、中正国際空港から桃園国際空港に空港名が変わっていました。

（2006年9月6日に台湾桃園国際空港と改称されたようです）

☆桃園国際空港
新しいターミナルで入国手続き、スムーズに入国できました。
手持ちの8,000元あったので、3万円を両替（8,136元 20元の手数料を含む）

國光客運バスで台北へ向かいます。　125元／460円

約90分で台北車站に到着。
今日宿泊するホテルは台北の駅前に有る天城大飯店。

どの食堂に入ったか覚えておりませんが、夕食後ホテルへ
明日は花蓮に向かいます。

2007年4月1日（日）
駅前の天城大飯店、今日は臺灣鐵路で花蓮に向かいます。

☆ 台北車站

台灣高鐵（台湾新幹線）臺北站で明日乗車する台北→高雄までのチケットを購入。

台灣高鐵、開業当時の時刻表

運賃表

左が（日本ではグリーン車）商務車両-ビジネスクラス
右が（日本では普通車）　　標準車両-スタンダードクラス

臺灣高速鐵路（台湾新幹線）のチケットを購入します。
乗車日は明日4月2日（台北→左營）と4月3日（左營→桃園）です。

窓口ではなく、自販機に挑戦！

この画面からスタート

台湾の漢字分からなくても・・・

英語に切り替えると理解できます、上が自由席
真中が指定席
一番下は予約チケットの受取りでしょうか。

逆に英語がわからない場合は漢字に切り替えると理解出来る事もあります。

ん、これは・・・

上は片道切符
下は往復切符みたいです。

英語表示もできます。そのとおりでした。

出発駅（台北）を指定してから目的地 左營(高雄）を決定。

この画面は英語にすると逆に分かりにくい。
｢Taipei｣｢Tainan｣はわかるけど・・・

人数（一人）を選択

上が大人
下が子供

乗車日4月2日を選びます。

出発時間を選択

出発時間に近い時間帯の列車が表示される。

右のオレンジ色のクラス（商務車-グリーン車　標準車-普通席）を選ぶ

購入する内容を確認して間違いがなければ確認ボタンを押す。

（撮影用なので実際の旅程とは違います、商務車-グリーン車を購入しましたが標準車-普通席に切り替えた画面となってます）

購入した4月2日のチケット　台北→左營　商務車（グリーン車）2440元

駅の地下にある吉野屋で朝食。
台湾の吉牛はこんな感じ

次は、在来線（臺灣鐵路）で行く花蓮までのチケットを購入。

花蓮で民宿をしているオーナーに会いに行きます。

8時28分発臺灣鐵路 自強号で花蓮に向かいます。

在来線のとなりに停車していた臺灣高速鐵路（台湾新幹線）
初めて700T系とご対面！白とオレンジ色の車体が眩しい！

台北駅で撮り忘れたので高雄站で撮影したＥ1000系プッシュプル自強号
この列車に乗車しました。

自強号モノクラスの車内
台北－花蓮間は常に満席です。

花蓮站が見えて来ました。

花蓮車站に到着。

自強号の車内を撮影

フッドレストも装備し、リクライニング角も深く日本の国鉄時代のグリーン車のようなゆったりとした座席です。

☆花蓮車站

站（駅）の通路

花蓮の観光写真が綺麗でした！

通路の観光写真を見入ってたら間違えて後站（裏口）に来てしまいました。

今日、宿泊する宿のオーナーに迎えに来てもらっていたので慌てて電話をして後站へ来ていただきました。

花蓮に来た時は、日本人オーナーの馨憶精緻民宿(しんいせいちみんしゅく)に宿泊します。

今回宿泊するお部屋です。

花蓮市内を散策。
初めに訪問したかったかき氷店に行こうとしたのですが・・・

2年前に来たかき氷屋さんですが閉店してなくなってました。

この写真が2年前に花蓮に来た時に訪問したカキ氷屋さん
今まで食べた台湾のカキ氷の中で今でも一番おいしいかき氷でした。

この時以来「幻のカキ氷｣となりました。
いつかまた食べられるのを夢見てます。

これが幻のかき氷（2年前の写真です）
鳳梨とはパイナップルです。当時パイナップルとは知らずに注文したのですが大正解！
普通のカキ氷と違って、味の付いた氷できめ細かい食感（今では雪花冰として一般的なかき氷ですが、初めて食べたフワフワのかき氷でした）そして今まで食べた事のない味で忘れられない美味しさでした！

実物の写真（2年前の写真です）
この「幻のカキ氷｣知っている方いるかなぁ？

旧花蓮駅までの廃線跡に出来た遊歩道。

夕食はオーナー夫妻の案内で海鮮料理のお店に来ました。

どの素材を料理してもらおうか選んでます。
オーナーの奥様に食材を選んでいただきました。

まずはお刺身

この白い身はマンボウです。

マンボウは食べられる魚と思っていなかったので初めて食べたお魚でした。

焼き魚（サーモン）とスープ

〆のお肉とチャーハン
ごちそうさまでした！

2015年12月10日 投稿
2022年4月26日 分割再投稿

2007年4月 台灣高鐵（台湾新幹線）に乗りに行こう！（後編）
台灣高鐵乗車編に続きます。