日本温泉協会認定オール5の温泉を味わう、温泉津温泉（島根県温泉津）

2021/11/22 - 2021/11/22

温泉津は「ゆのつ」と呼ぶ難読地名。
温泉津の町は、世界遺産石見銀山の外港として発展した温泉のある港町。2004年（平成14年）温泉街としては初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に。
温泉津温泉ほ、日本温泉協会によるオール5温泉に認定されている。

約1300年前から湧き出る「元湯」と、明治時代の地震をきっかけに湯量の増えた「薬師湯」、ふたつの湯質は異なる源泉がある。薬湯として有名。

共同浴場（外湯）は「元湯」が源泉の「元湯泉薬湯」と、「薬師湯」が源泉の「薬師湯」の2箇所あり、源泉掛け流しの湯が楽しめる。

共に浴槽には数人しか入浴できない広さ。入浴待ちになる可能性性が高い。しかし、高温湯なので長湯は難しい。

エリア 温泉津(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1面2線の温泉津駅は、「ゆのつ」駅と呼ぶ難読駅名。温泉の温泉津温泉（ゆのつおんせん）最寄り駅となる。

温泉津駅駅舎と温泉津温泉方面行きのバス停のあるロータリー。

駅舎にはJAしまね温泉津支店があり、JAに出札業務が受託された簡易委託駅。窓口の営業時間は平日の8:30～17:00。

温泉津駅駅前。
温泉津駅から温泉津温泉へは、バスで5分程、徒歩で15分程の距離。

温泉津駅前バス停。
雨なので往復バスを利用。

太田市生活バス、温泉津線時刻表。

乗車する太田市生活バス。

薬師湯の前にある、温泉津温泉バス停で下車。
元湯温泉（元湯泉薬湯）の看板と、温泉津の町並み。
道幅は狭く、さびれた味わいのある温泉街の町並み。

「薬師湯」と「元湯泉薬湯」は斜め向かいにあり、目と鼻の先程の距離。

「元湯泉薬湯」。
泉薬湯　温泉津温泉元湯の由来。

薬効高さから湯治場として温泉津の評判が広まる元となった約1300年の歴史ある温泉。

「元湯泉薬湯」。

「元湯泉薬湯」。
源泉より僅か1mの自然湧出の引き湯源泉掛け流しの茶褐色の温泉で、湯船の周囲には長年の温泉成分が茶色く固まっている。

「熱い湯」（水銀温度計は47℃前後）・「ぬるい湯」（湯温41℃～42℃）・「座り湯」（気持ちの良い湯温）の3槽の浴槽。
全て数人しか入浴できないすごく狭い浴槽。

全身浴の効能のひとつに『原爆被爆障害』と記載されていた。

入浴料：450円
営業時間：6:00～20:00
定休日：不定休（GW・盆時期・年末年始は営業）

泉質：ナトリウムー塩化物泉　
　　　（等張性中性高温泉）
泉温：48.1℃
PH：6.4

「元湯泉薬湯」。
脱衣所。

「元湯泉薬湯」。
温泉分析書。

「元湯泉薬湯」。
温泉分析書。

「元湯泉薬湯」。
純温泉認定書。

「元湯泉薬湯」。
温泉利用許可書。

温泉津の町並み。

温泉津の町並み。

「震湯カフェ内蔵丞」。
「薬師湯」に隣接している木造洋館。木造洋館は温泉津に現存する温泉施設としては最古。大正時代の建築物で薬師湯の旧館。現在はレトロ感溢れるカフェ＆ギャラリーとして営業。

営業時間：11:00～17:00
定休日：木曜日

「薬師湯」。
日本温泉協会から、山陰で唯一最高評価「オール５」と認定された万能に効くと言われる源泉かけ流しの自噴湧出の天然温泉。
茶褐色の湯に浴槽の周囲は茶褐色の湯の花か堆積している。

1Fは、受付フロント・浴槽。
浴槽は1槽のみで5～6人程しか入浴できない狭さ。混雑時は入浴待ち（待機）あり。
2Fは、無料休憩スペース・屋外のガーデンテラス。
町並みを眺めながらゆったりとしたひと時を楽しめる。
3Fには、コーヒーマシーンがありコーヒーは無料。

入浴料：500円
営業時間：【土日祝】6:00～21:00　　　
　　　　　【月～金】8:00～21:00
定休日：年中無休

泉質：ナトリウム・カルシウムー塩化物泉
（低張性中性高温泉）
泉温：45.3℃
PH：6.3

平日の朝に入浴したので即入浴できたが、その後は、平日の荒天気にも関わらず、入浴待ちの人がいた。

「薬師湯」。

「薬師湯」。

「薬師湯」。
温泉分析書。

「薬師湯」。
脱衣所。

「薬師湯」。
脱衣所。

「薬師湯」。
2F無料休憩スペース。

「薬師湯」。
2F無料休憩スペース。
町並みを眺めながらゆったりとしたひと時を楽しめる。

「薬師湯」。
2F無料休憩スペースからの眺め。

「薬師湯」。
2F無料休憩スペース。

「薬師湯」。
2F無料休憩スペース。

「薬師湯」。
2Fから3階への階段。

「薬師湯」。
2Fから3階への階段。

「薬師湯」。
3F無料のコーヒーマシーン。

「薬師湯」の前からバスに乗り、温泉津駅に戻る。