2021/12/01 - 2021/12/07
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2013tomoさん
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この旅行記スケジュールを元に
長門市の仙崎で金子みすゞさんの詩が生れた街を歩きました。
「みんなちがって、みんないい。」
みすずさんの詩の中にある一節で私が好きな言葉です。
12月3日(金)に長門市駅から仙崎駅にバスで行きました。
仙崎駅前からみすゞ通りを歩いて金子みすゞ記念館を訪ねました。
彼女の詩を読んだのは何時頃のことでしょう。
詩集を読み、お芝居や映画を見ては彼女の短すぎる人生の終わり方に
胸の底の一番柔らかい部分から哀しい溜息がいつも零れました。
いつか仙崎を訪ねてみたいと思いながら機会がありませんでした。
今回、ようやくみすゞさんが歩いた街を自分の足で歩くことが
出来て胸が熱くなるような気持がしました。
『切に思うことは必ずとぐるなり』という言葉がありますが
70歳になって長い昔の夢が叶うなんて不思議な思いがしています。
みすゞ通りを歩いていると目に飛び込んできた
私が知らない
みすゞさんの詩がありましたのでカメラに収めました。
通りを歩きながら私の吐く息、吸う息が銀の糸のように
細くなりました。
『螢のころ』
ほたるのころに
なりました。
新しい
麥わらで、
小さな螢籠
編みましよか、
編み編み小徑(こみち)を
行きましょか。
青いつゆくさ、
露のみち、
はだしで踏み踏み
ゆきましよか。
『金子みすゞ童謡全集』(JURA出版局)より
<金子みすゞ記念館へのアクセス>
JR仙崎駅を下車し、
駅前のロータリーを渡れば「みすゞ通り」があります。
この「みすゞ通り」を道なりに300m程歩けば右側に
記念館の「金子文英堂」があります。
途中、至る所にみすゞさんお詩が掲げられていますので
一つ一つ味わいながら歩くと到着するまでかなり時間が
掛かりました
でも旅はプロセス(みち草)が大切だと考えていますので
これも良いかなと思っています。
金子みすゞ記念館長門市ホームページのアドレスは次の通りです。
https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/misuzu/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 Peach ジェットスター
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
JR山陰本線で益田駅から長門市駅へ行きます。
列車は冬が近づく日本海を右手に見ながら海岸線を
一路走ります。
2012年の早春から2015年の盛夏にかけて北スペインの
サンチャゴ巡礼路を3回に分けて歩きました。
通算で合計1,500㎞ほどの距離を歩いたことになりますが
毎日、何かに誘われるような気持で歩き続けていました。
旅に出るとあの時の突き動かされるよな懐かしい想いが
静かに胸に広がって来るのを感じます。
金子みすゞさんの詩集の中に私の気持ちを現してくれる
詩がありましたので紹介いたします。
「このみち」金子みすゞ『空のかあさま』より
このみちのさきには、
大きな森があろうよ。
ひとりぼっちの榎(えのき)よ。
このみちをゆこうよ。
このみちのさきには、
おおきな海があろうよ。
蓮池(はすいけ)のかえろよ、
このみちをゆこうよ。
※「かえろ」は蛙(かえる)のことです。
このみちのさきには、
大きな都があろうよ。
さびしそうな案山子(かかし)よ、
このみちを行こうよ。
このみちのさきには、
なにかなにかあろうよ。
みんなでみんなで行こうよ、
このみちをゆこうよ。
サンチャゴ巡礼路(カミーノ・デ・サンチャゴ)を
空と、自然と、化石のような村々の間に遥かに続く一筋の路を
ある時は独りで、ある日は巡礼仲間と一緒に歩き続けた日々を
懐かしく思い出させてくれる詩です。
いつまでも「このみち」を歩き続けたいと思います。益田駅 駅
-
冬の日本海は鉛色の空と海が溶け込むようなモノトーン
の世界を見せながら後ろへ後ろへと流れて行きました。
車窓の向こうに広がる海と空を見ていると
ふとハーンの作品とみすゞさんの詩が私の心の中で共鳴
してきました。
ハーンは「草ひばり」の中で次のように書いています。
「小さな籠にいる微小な魂と、わたしの内なる微小な魂とが、
実在の広大な深淵にあって永遠に同一のものであると、
わたしに語るものを―しみじみと感じたのである。」
みすゞさんは「蜂と神さま」の中で次のように詩っています。
「そうして、そうして、神様は、
小ちゃな蜂のなかに。」
旅をしていると心の中で不思議な出逢いと共振が起きるようです。長門市駅 駅
-
街が近づくと海から吹き寄せる冷たい北風に
海辺の家々は身をすくめるように低く身構えて
いました。
雨粒なのでしょうか、
それとも風に運ばれてきた波の雫なのでしょうか、
車窓のガラスが濡れています。長門市駅 駅
-
日本海は春には少女のように優しく嫋やかな
姿を見せてくれますが、
冬になると荒々しく泣き叫んでいます。
この荒れる日本海を見ていますと
1974(昭和49年)に公開された映画「砂の器」
のポスターが思い浮かんできます。
ハンセン病に病む父親と幼い少年の巡礼の後ろ姿の前には
吹き荒ぶ冬の風に波立つ暗い海と空が広がっています。
二人はどのような気持ちで歩いていたのでしょうか。
映画の「オススメコメント」には次のように書かれています。
企画から完成まで14年
清張の原作を超えた傑作!
ある殺人事件を捜査する刑事。
浮かび上がる人気作曲家の暗い過去。
彼が作曲した「宿命」をバックに、
病身の親とその息子が日本縦断する姿。
原作では数行程度の親子の放浪を、
日本の美しくも厳しい四季と重ねて映像が語る!
原作
松本清張
監督
野村芳太郎
脚本
橋本忍:山田洋次
出演
丹波哲郎:森田健作:加藤剛
©1974 松竹株式会社/橋本プロダクション
今回の旅の前にビデオで見ましたが
私の心に重たく残る映画でした。長門市駅 駅
-
真冬になればこの砂浜も真っ白な雪に覆われて
しまうでしょう。
私は雪国で働いたことがあります。
冬場の浜辺を歩いていると海から飛んで来る横殴りの
吹雪に体の片側半身が雪で真っ白になった経験があります。
今では懐かしい思い出となっていますが。
海を見ていてみすゞさんの詩を思い出しました。
『星とたんぽぽ』金子みすゞ
青(あお)いお空(そら)の底(そこ)ふかく、
海(うみ)の小石(こいし)のそのように、
夜(よる)がくるまで沈(しず)んでる、
昼(ひる)のお星(ほし)は眼(め)にみえぬ。
見(み)えぬけれどもあるんだよ、
見(み)えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、
瓦(かわら)のすきに、だァまって
春(はる)のくるまでかくれてる、
つよいその根(ね)は眼(め)にみえぬ。
見(み)えぬけれどもあるんだよ、
見(み)えぬものでもあるんだよ。
「見えぬものでもあるんだよ。」という詩句を読んで
「星の王子様」の「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」
という砂漠キツネの秘密の言葉を連想しました。
大切なものはどこかですべて繋がっているようです。
ご参考に英訳も引用しておきます。
”Stars and Dandelion”
Kaneko Misuzu
In the deep blue sky,
Like the pebbles at the bottom of the sea,
The daytime stars, sinking until night comes,
Are invisible to our eyes.
But though we can’t see them, they are there,
Things invisible are still there.
A fallen withered dandelion,
Silently hides in the cracks of a roof tile,
In the strong roots, waiting until spring comes,
Are invisible to our eyes.
But though we can’t see them, they are there,
Things invisible are still there.
『金子みすゞ 心の詩集』
The Poetry of Misuzu(”よしだみどり編 藤原書店”より)
この書籍は長門市仙崎みすゞ通りの小さな本屋さん
「木村聖文堂」で購入いたしました。
みどりさんが画いた可愛らしい絵が付いています。
定価:本体2,800円+税で特別付録CD付きでした。
* The most important thing is invisible (from "The Little Prince")長門市駅 駅
-
2連結の列車は単線の線路の上をひたすら走ります。
長門市駅 駅
-
列車が長門市駅に到着した後は路線バスで
仙崎駅に向かいました。仙崎駅 駅
-
仙崎駅のロータリーの前から金子みすゞ記念館へ行く
みすゞ通りが始まります。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
記念館までは歩いて4分です。
約300mぐらいでしょうか。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
みすゞ通りは普通の通りです。
でも歩き始めて分かりました。
この街にはみすゞさんの心が
まだ生きています。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
キョロキョロしながら歩いていると
家々のいたる所にみすゞさんの詩が
掲げられています。
「こころ」、「お魚」、「星とたんぽぽ」、仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
「こだまでしょうか」、「極楽寺」、「私と小鳥と鈴と」
みんな私が良く知っている詩です。
みすゞさんが、はじめて自作の童謡を
「童話」、「婦人倶楽部」、「婦人画報」、「金の星」
などに投稿したのは大正12年6月だったそうです。
「金の星」の選者だった野口雨情や残りの雑誌の選者だった
西條八十たちはたちまち彼女の詩を話題にし、
西條八十は金子みすゞの詩を読んで激賞しました。
八十はみすゞさんの詩をイギリスの詩人
クリスティーナ・ロセッティの詩を想わせる
と言っています。
クリスチナ ・ロセッティの「風」という詩を
思い出しました。
「誰が風を見たでしょう
僕もあなたも見やしない
けれど木(こ)の葉をふるわせて
風は通りぬけてゆく
誰が風を見たでしょう
あなたも僕も見やしない
けれど樹立(こだち)が頭をさげて
風は通りすぎてゆく」
(西條八十訳)
<英詩原文>
Who has seen the wind?
Neither I nor you;
But when the leaves hang trembling
The wind is passing thro'.
Who has seen the wind?
Neither you nor I;
But when the trees bow down their heads
The wind is passing by.
(参考ブログ)
還暦過ぎ夫婦、コタキナバル日本人墓地を訪ねて、
”誰が風を見たでしょう…”(ボルネオ島編その4)
2019・1・1~2019・1・5
https://4travel.jp/travelogue/11442534
みすゞさんにも風を詠った詩がありました。
「夜なかの風」
夜なかの風はいたずら風よ
ひとり通ればさびしいな。
ねむの葉っぱをゆすぶろか、
ねむの葉っぱはゆすぶられ、
お船に乗った夢をみる。
草の葉っぱをゆすぶろか、
草の葉っぱはゆすぶられ、
ぶらんこしている夢をみる。
夜なかの風はつまらなそうに
ひとりで空をすぎてゆく。
二人の詩人の間には心地よい風が
吹き抜けているようです。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
「蛍のころ」?
この詩は初めて見たなぁ…。
私がまだ知らないみすゞさんの世界があるんだ。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
仙崎「みすゞ通り」の由来が書かれていました。
「みすゞの童謡はやさしくあたたかい心底深い詩心
にあふれています。」と説明されています。
その通りだと思います。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
みすゞさんが通った小学校跡です。
子供の頃はどのような女の子だったのでしょうか。
「女の子」金子みすゞ
女の子って
ものは、
木のぼりしない
ものなのよ。
竹馬乗ったら
おてんばで、
打ち独楽するのは
お馬鹿なの。
私はこいだけ
知ってるの、
だって一ぺんずつ
叱られたから。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
「なまけ時計」の詩です。
エンデの「モモ」の中に出て来る
時間泥棒をイメージしてしまいました。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
これは「木」の詩です。
「そうして何べん
まわったら、
この木は御用(ごよう)が
すむかしら。」
の最後の言葉を読むと
自分のことのように
思ってしまいました。
私の旅も
あと何回歩いたら
「寂しさのはてる国」にたどり着く
ことが出来るのでしょう。仙崎みすゞ通り 名所・史跡
-
金子みすゞ記念館にやって来ました。
この「金子文英堂」はみすゞさんの実家跡に
書店「金子文英堂」を再現したものだそうです。
店先から上がった2階にみすゞさんの部屋があり、
よく窓から通りを見ていたと言われています。
「みすゞさんの部屋はどちらの窓かなぁ?}金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
入館料は一般で350円でした。
小中高校生は150円です。
来訪者ノートに子供たちからみすゞさんへの
メッセージがたくさん綴られていました。
「みすゞさん、大好き!」とか
「みすゞさん、ありがとうございます。」とか
暖かい言葉がたくさん書かれていました。
私も読んでいてとてもうれしくなりました。金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
代表的な詩に「私と小鳥と鈴と」があります。
ボランティアで支援している在日外国人
のための「日本語ひろば」の資料として
この詩を英語、中国語、ロシア語に翻訳して
提供しました。
「みんなちがって、みんないい」という言葉は
海外旅行をしていていつも実感しています。金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
小さな記念館を順路に従って見学しました。
金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
なにやら井戸のようなものが中庭にありました。
金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
唯一残された実際に使用されていた井戸です。
みすゞさんもこの井戸から美味しい水を飲んで
いたのでしょう。金子みすゞ記念館 美術館・博物館
-
有名な「大漁」の詩です。
「浜は祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰯(いわし)のとむらい
するだろう。」
普通の世界も
優しい眼差しで視点を変えると
異なる映像が見えてきます。
みすゞさんの「優しい眼差し」を大切にしたい
と思います。仙崎駅 駅
-
『金子みすゞ』が愛した青海島(おうみじま)の看板がありました。
みすゞさんが、「仙崎八景」のひとつとして詠ったところです。
次に来る機会は「いつ」かなぁ…。
みすずさんの「繭と墓」の詩を読んでいて
「これは何処が出読んだことがあるぞ…」
というデジャブ(既視)感覚が心の中をよぎりました。
これは旅で歩いているときに突然、私を襲ってくる
あの「予感(気づき)」です。
そうだこれは「死の瞬間」で有名なキュブラーロス博士が
子供たちに「死」を理解させるために使っている
シンボルイメージだ。
「子供たちの死の瞬間」ではキュブラーロス博士が
「死の瞬間」を研究するきっかけとなった
メーダック強制収容所の壁に書き残された
子供たちの無数の蝶の絵の意味について
次のように説明しています。
「それは間もなくガス室で殺される子供たちが
象徴的な言語で死後の世界を理解していることを
示していました。
もうすぐガス室に送られる子供たちは、
繭(肉体)は破壊されるかもしれないが、
繭が壊れた後には中から自由な蝶(魂)が解き放たれる
ということを言葉ではなく無意識からのメッセージとして理解し、
蝶の絵を収容所の壁に書き残したものである。」
このようにロス女史は感じたのです。
また、彼女は「死ぬ瞬間の子供たち」
(川口正吉氏訳、読売新聞社)で
死につつある病床のマミィについて
まだ幼い女の子のダイアナが"Show&Tell"の中で
クラスメートに「繭とチョウチョの画」を示して
次のような話をしたと書いています。
「みなさん、繭はまるで死んでいるように見えるわね、
でも繭はただ待っているだけなの。
ちゃんとそのときがくれば、繭はひらいて、
そこからチョウチョが出てくるのだから…。」
(参考ブログ)
還暦過ぎ夫婦2017年5月1日
クラクフから『夜と霧』のアウシュビッツ強制収容所を訪ねて
(2017/05/01 - 2017/05/01)
https://4travel.jp/travelogue/11242274
ロス女史が見たメーダック強制収容所の壁に
書き残された子供たちの無数の蝶の絵と
みすゞさんの「繭と墓」の詩がその時共振したのだと
思いました。
更に追加します。
神谷美恵子さんが翻訳された
『ハリール・ジブラーンの詩』の「預言者」(The Prophet)
”死について(On Death)”の最後の詩句は
「からだが土の中に横たわるとき
そのときこそあなたは真に踊るだろう。」
"And when the earth shall claim your limbs,
then shall you truly dance."
(世界はどこかで繋がっています)
「繭(まゆ)と墓(はか)」
蚕(かいこ)は繭(まゆ)に
はいります、
きゅくつそうな
あの繭(まゆ)に。
けれど蚕(かいこ)はうれしかろ、
蝶々(ちょうちょう)になって
飛べるのよ。
人はお墓へ
はいります、
暗いさみしい
あの墓へ
そしていい子は
翅(はね)が生(は)え
天使になって
飛べるのよ。
金子みすず
ご参考に英訳も引用いたします。
COCOON AND GRAVE 「Are You an Echo?」より
A silkworm enters its cocoon
that tight, uncomfortable cocoon.
But the silkworm must be happy;
it will become a butterfly
and fly away.
A person enters a graveー
that dark, lonely grave.
But the good person
will grow wings, become an angel
and fly away.
みすゞさんは26歳の若さで
この世を去ってしまいました。
最後に、みすゞさんの代表作の
「わたしと小鳥とすずと」を載せさせて頂きます。
これは先日、ボランティアで参加している外国人と
日本語を話すサークルで紹介いたしました。
多くの方にみすゞさんの素晴らしい詩を知って
頂きたいと思っています。
中国語、英語、露語と西語に翻訳したのですが
中国語は画面上一部上手く変換できなかったので
割愛いたしました(残念!)
※この翻訳はグーグル翻訳サイトを使いました。
「私(わたし)と小鳥(ことり)と鈴(すず)と」
金子(かねこ)みすゞ(みすず)
(英語(えいご)、ロシア語(ろしあご)、スペイン語(すぺいんご)
A Bird and a Bell and I / Misuzu Kaneko
Птица, колокольчик и я / Мисузу Канеко
Un pájaro y una campana y yo / Misuzu Kaneko
私(わたし)が両手(りょうて)をひろげても、
Even if I spread my arms,
Даже если я раскрою руки,
Incluso si extiendo mis brazos,
お空(おそら)はちっとも飛(と)べないが、
I cannot fly in the sky at all.
Я вообще не умею летать в небе.
No puedo volar en el cielo en absolute.
飛(と)べる小鳥(ことり)は私(わたし)のように、
But the bird that can fly,
Но птица, которая умеет летать,
Pero el pájaro que puede volar,
地面(じべた)を速(はや)くは走(はし)れない。
Cannot run on the ground as fast as I.
Не могу бегать по земле так быстро, как я.
No puede correr por el suelo tan rápido como yo.
私(わたし)がからだをゆすっても、
Even if I shake my body,
Даже если я встряхну свое тело,
Incluso si sacudo mi cuerpo,
きれいな音(おと)は出(で)ないけど、
I cannot produce pretty sounds,
Я не могу издавать красивые звуки,
No puedo producir sonidos bonitos,
あの鳴(な)る鈴(すず)は私(わたし)のように
Но колокол, который может звонить
Pero la campana que puede sonar
たくさんな唄(うた)は知らない(しらない)よ。
Doesn’t know as many songs as I.
Не знает столько песен, как я.
No sabe tantas canciones como yo.
鈴(すず)と、小鳥(ことり)と、それから私(わたし)、
The bell ,the bird and I,
Колокольчик, и птица, и я ,
La campana, el pájaro y yo,
みんなちがって、みんないい。
All are different and all are good.
Все разные и все хорошие.
Todos son diferentes y todos son buenos.
想像力を働かせて、他の人の見方を理解することの大切さ。
みすゞさんが時代に呼ばれている感覚があります。
以上です。
ところで私がみすずさんの街をキョロキョロと歩いている時、
家内はセンザキキッチンで買い物を楽しんでいました。
「家内と私、みんなちがって、みんないい。」ですね。
その日の夕暮れ時、私たち二人はセンザキキッチンのバス停で
偶然に落ち合うことが出来ました。
(待ち合わせ時間も決めていないのに…)
これもみすゞさんのご縁だと思っています。仙崎駅 駅
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