2025/11/06 - 2025/11/06
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kimi shinさん
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山口県二日目。
「道の駅おふく」で迎えた二日目。
厚狭川左岸に位置する道の駅は、早朝の気温と水温の差で川霧が発生する場所のようです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
山口県二日目。
「道の駅おふく」で迎えた二日目。
厚狭川左岸に位置する道の駅は、早朝の気温と水温の差で川霧が発生する場所のようです。
6:30。
明るくなって周囲を見渡すと、民家は少なく刈り取りを終えた田圃が広がる長閑な光景が広がっていました。 -
二日目は国道316号線、みのりロードを経て、日本海に出て長門市油谷津黄に鎮座する「元乃隅神社」に向かいます。
その前に朝食と行きたいところですが、道の駅周辺にはファミレスの類がなく、道中のコンビニで済ませます。
道中は信号も少なく、制限速度+10km程度で走っていると、どんどん追いつかれます。
速度取り締まりをしないのか、結構飛ばしていく、所謂一発免停領域、また躊躇なく本線に合流してくる印象を受けます。
ただ、名古屋のように無理くり合流し、後続車にブレーキを踏ませる速度で走るようなことはなく、みるみる走り去るのは素晴らしい、悪名高い名古屋もそこは見習うべき。
路面のセンターラインや、交差点の停止表示が消えた部分が多く、地方から来た者は怖い。
助手席のかみさんが盛んにブレーキを踏むのを見ると個人的感想でもないようです。 -
8:15。
元乃隅神社有料駐車場到着。
神社の参拝時間は7:30からとか情報が錯綜しているようです、参拝時間は9:30です。
7:30に来ても駐車場には係員がおり車は止められ、土産物屋も開いています。
これでもコンビニで朝食を済ませ、時間調整に近くの神社を検索(結局寄らなかったが)しながら走って来たが、まだ早すぎるようです。
とはいえ、観光バスが訪れる時間帯になれば、駐車場に向かう細い道路の流れが滞るだけに、一旦神社に向かうことにした。 -
駐車場脇の周辺観光マップ。
元乃隅神社は、SNSで赤い鳥居が海に向かって連なる光景でお馴染みの神社です。 -
道沿いにはツワブキの花が多く見られました。
こうした海岸線に自生するので、珍しくはないのでしょうが、カラフルな色合いの花が少なくなると、濃い緑の中で咲く黄色の花は目立つ存在です。 -
駐車場入口から海岸の眺め。
二人とも一度はこの光景を見ておきたかった。 -
駐車場から道路沿いに下ると、岩場に下る道があり鳥居の入口に降りていけます。
この時間でも鳥居をくぐり、中腹にある小さな祠の手前までは通行可能です。 -
123基の奉納鳥居をくぐり、祠の手前から岩場の眺め。
一帯の海岸は海蝕の進んだ岩場が続き、岩礁や洞穴が多数できています。
その中に龍宮洞や龍宮の船隠しと呼ばれる小さな入江があり、波が荒れる日や冬場には写真正面の岩場から高さ30㍍に達する海水を吹き上がるそうです。
土地の人は、その光景を見て龍神のなせるわざとして、岩場の頂に幾つかの石の祠を建て崇敬対象として崇めてきました。
当日の日本海は波が穏やかで潮が噴き上げる光景は見られなかった、運よくそんな神々しい光景に出会えば、ここに神社を建てた理由も実感できるのだろう。
そうした神秘の光景を生み出す地形は天然記念物に指定されている。
写真中央の岩山の左手から岩礁に下りる小道があり、釣り人の姿もありますが、道は手摺がなく滑ったりすれば一大事になりそうです。 -
鳥居の出口に鎮座する祠。 これ以上は先に行けないので、内部の状況は分かりません。 祠の脇には、狐の姿も見られます。
山口県神社誌から由緒を調べても当神社は掲載されておらず、現地解説板とHPから由緒を抜粋してみました。
「白狐のお告げから創建された神社。
創建当時の昭和30年はお堂だけだったが、昭和33年に祠を建立。
その後、昭和62年から平成9年にかけて約123基の朱の鳥居が奉納され、現在の姿になった。
御利益は航海安全、福徳円満、学業成就、商売繁盛など。 平成28年、海沿いの絶景スポットとして観光庁のプレスリリースで世界中に発信され注目を集め、翌年6月にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの二つ星観光地として掲載されてから、海外からの観光客が増加した。」
最上段の大鳥居の先の境内に小社が祀られているようですが、開門前はここまでになります。
この神社は、日本海を背景に潮を噴き上げる聖地に向け、赤い鳥居が連なる光景を楽しむ神社です。
元乃隅神社
創建 / 昭和30年
祭神 / 白狐
所在地 / 山口県長門市油谷津黄498
海に連なる鳥居を見た後は、日本海沿いに25kmほど南下して、青い海の上に綺麗な曲線を描く橋を見に行きます。 -
9:45、目的地の角島大橋を眺められる海士ヶ瀬公園に到着。
海を隔てた角島と本土を結ぶ全長1780mの橋で、青い海と白い橋の対比が美しい観光スポット。
橋は無料で通行でき、助手席は喜ぶかもしれないが、運転手にとっては特別感じるものはないかもしれない。 -
角島展望台から青い海に伸びていく白いコンクリート橋と角島の眺め。
橋は緩やかな曲線を描き角島に伸びていきます。
左側の砂浜が続く段丘の上の建物は西長門教会で、海岸はサーフィンスポットのようです。 -
架橋前は渡船で結ばれ、海が荒れれば欠航となり孤島になったが、橋の完成によって常時渡れるようになり島民の利便性は格段に向上した。
鉛色の冷たい色を連想する日本海ですが、展望台から見る海の色は南国の明るい色合いをしていました。
海士ヶ瀬公園
所在地 / 山口県下関市豊北町大字神田附野3462-2
海士ヶ瀬公園を後に国道を10分ほど南下して「道の駅ほうほく」に立ち寄ります。 -
10:15、「道の駅ほうほく」に到着。
写真は道の駅内の展望デッキから和久漁港と角島大橋の眺め。
道の駅の外観を取り忘れたが、施設は海産物を中心にした土産物売り場が充実し、地酒や野菜の産直市が開かれており、野菜や酒、水産加工品を土産に買い求める。 -
上空には多くの鳶が飛び、隙あらば観光客の持つポテトフライなどを狙っていた。
施設には「餌を与えないで」の表示もしてあるのだが、与える人がいるのだろう、彼らにとっては絶好のポイントになっているようだ。 -
施設の外れにある「和久古墳」。
6世紀以降に作られた横穴式墳墓で、墳丘の上は石室の天井石が露出しており、展望台になっています。
道の駅 北浦街道 ほうほく
所在地 / 山口県下関市豊北町大字神田上314-1
次は、かみさんが山口に来たら必ず食べたいと言っていた「瓦蕎麦」を食べるため、国道を40分ほど南下した川棚温泉方向に向かいます。 -
11:20、「元祖 瓦そば たかせ 川棚本館」到着。
当日は趣のある本館は定休日、左手の高台にある近代建築の南館に移動する。 -
ガラス張りの南館全景。
この辺りに東本館、南本館、本館の三つがあり、さながら瓦蕎麦のメッカになっている。 -
上はランチメニューと瓦蕎麦の食べ方。
自分もかみさんも初めての体験で、選んだのはお勧めの瓦そば・うな茶セット。 -
「瓦そば」は西南の役の際に熊本城攻略の野戦食として瓦を焼いて野草や肉などを焼いて食べたことが起源で、それを創業者が茶そばを主にした現在の形にしたものという。
-
熱々に焼かれた瓦の上に盛られた茶そば、その上には肉・錦糸卵・海苔・レモン・もみじおろしが盛られており、瓦の余熱で焼きながら、暖かい汁に付けて食べるもの。
個人的な感想です。
蕎麦の風味が好きな自分は茶そばはあまり好みではない、まして蕎麦に肉は合わないと思い込んでいます。
カリッと焼かれた茶そばの食感や肉も美味しいもので、これはそばの固定概念を打ち破った、全く異次元の食べ方で、戦場の兵士の気分に浸かれる山口県のソウルフードそのものでした。
元祖 瓦そば たかせ 川棚本館
所在地 / 山口県下関市豊浦町大字川棚5437
昼食を済ませ、この旅の目的である一宮に向かいます、最後の一宮は「長門國一宮 住吉神社」。
川棚から南下を続け、神社まで約30分、距離にして20kmほどの道のりです。 -
13:00、「長門國一宮 住吉神社」到着。
写真は社頭左の神池から鳥居、社叢の眺め。 -
長門國一宮 住吉神社社頭全景。
大鳥居の先から神橋を渡り、長い石段の先に荘厳な社殿が広がっています。 -
石段を上り詰めた先に朱に彩られた楼門。
室町時代建立の楼門ですが、現在の門は明治34年(1901)に再建された入母屋造の檜皮葺、三間一戸の楼門で国の登録有形文化財に指定されています。 -
「由緒
延喜式所載の住吉坐荒魂神社名神大社にて長門一の宮である。
神功皇后新羅征討に当り、七日七夜戦勝の御祈願あり。
神託に「わが荒魂は先鋒となり軍船を導き、わが和魂は寿命を守らん」とあり。
皇后神託のまに進発せられ凱旋ののち親ら神霊を祀らる。
社殿は1700年前の創建になり、現社殿は応安3年(1370)、大内弘世の再建による九間社流造で、室町初期の神社建築として特色を伝へ、昭和28年10月指定国宝建造物。
社殿 本殿 九間社流造、拝殿 切妻造。
境内神社 恵美須社、七社、検非違使社、妥女社、厳島社、稲荷社。
境外神社 天神社、若宮神社、打下社、貴船社、高元社。」
社叢は原始的植物形体を保有し県文化財天然記念物に指定せらる。(旧官幣中社)」
正面の切妻檜皮葺の拝殿は天文8年(1539)毛利元就が寄進したものです。 -
本殿正面を彩る四季の花鳥図、写真は秋の図「紅葉と鷹」。
400年間吹曝だったオリジナルの板絵は修復され、現在見られるものはレプリカ。
長門國一宮 住吉神社
創建 / 仲哀天皇9年(200)
祭神 / 住吉大神(表筒男命、中筒男命、底筒男命)の荒魂、応神天皇、武内宿祢命、神功皇后、建御名方命
境内社 / 恵美須社、七社、検非違使社、妥女社、厳島社、稲荷社
所在地 / 山口県下関市一の宮住吉1-11-1
13:40、神社を後にして関門トンネルで瀬戸内海を通り、福岡県門司市に向かいます。 -
14:00、今回の最終目的地、福岡県門司市の門司港レトロに到着。
明治から昭和にかけて作られた趣のある建造物や飲食店が並ぶ街並みを散策する。 -
門司港から眺める関門橋。
昭和48年(1973)に開通した全長1068mの橋で、開通当時は日本最長のつり橋で、本州と九州を結ぶ唯一の橋。
九州に熊がいないとされる、その要因は潮流の早いこの海峡を熊は渡れないということらしい。 -
上はブルー ウィングもじ。
明治23年(1890)に完成以来、はしけの係留場と港を結ぶ入口に架けられた跳ね橋で、現在は主に観光用に10時から16時までの各一回橋が跳ね上げられます。
所在地 / 福岡県北九州市門司区港町4-1
下は旧 門司税関。
明治42年(1909)の門司税関発足に伴い、明治45年に建てられた煉瓦造り瓦葺平屋構造の建築物。
昭和初期まで税関庁舎として使用され、現在は休憩所や税関展示施設があります。
所在地 / 福岡県北九州市門司区東港町1-24 -
上は大連友好記念館。
北九州市と中国大連市の友好都市締結15周年を記念して、大連市にある歴史的建造物を複製建築したもの。
所在地 / 福岡県北九州市門司区東港町1-12
下は旧 門司三井倶楽部。
大正10年(1921)に三井物産の接客・宿泊施設として建築され、アインシュタイン夫妻が宿泊した所でもある。
所在地 / 福岡県北九州市門司区港町7-1 -
門司港駅。
大正3年(1914)旧門司駅として開業。
外観は左右対称のネオ・ルネッサンス様式の木造建築の駅舎。
昭和63年に鉄道駅舎としては初の国の重要文化財に指定されました。
現在の建物は平成31年に創建当時の姿のまま復原されたもので、外観のみならず内部もヨーロッパの雰囲気が漂う味のある駅舎です。 -
門司港駅。
九州鉄道記念館を経て、清滝高架橋から見る駅舎と鹿児島本線。
所在地 / 福岡県北九州市門司区西海岸1-8-31
この後、関門海峡ミュージアムや旧大連航路上屋を散策し、ブルー ウィングもじを渡り、約3km、90分ほどかけて門司港レトロを一周してきました。
門司港レトロの印象は歴史的建造物を維持して、古くから大陸航路の玄関口、資材の運搬の要となってきた港を上手く観光地化し、焼カレーなどの飲食店やテナントを呼び込み、昭和世代や若い世代も楽しめるスポットになっており、あの中国からのインバウンド客も多かった。
16:00、駐車料金を精算し門司港レトロを後にして今夜の宿泊地新門司港に向かいます。 -
16:30、二泊目の宿となる阪九フェリー「やまと」ターミナルに到着。
そう、今回の一宮巡りもここで終わりを迎えます。
ここ新門司港を18:40に出航、翌7:10に神戸港着のフェリー移動で帰路に着きます。
阪九フェリー 新門司港 神戸行きターミナル
所在地 / 福岡県北九州市門司区新門司北1 -
長距離フェリーに乗るのは二人とも初めて、一宮巡りも遠方ばかり残り、車での移動時間を考えるとフェリーも選択肢になってくる、今回はお試しで利用してみました。
デラックス和洋室 (2~3名部屋)・2人と車一台で神戸まで38,140円。
食事は付かないので有料レストランで食べる事になりますが、酒は飲めるし、露天風呂もあり、寝ていれば長距離移動ができるので運転する者にとっては楽ちん。
室内だってビジネスホテル並みで何ら問題ない、選択肢としてはありだと感じました。 -
船窓から瀬戸内海の夜景を眺めながら眠りにつき、翌朝の朝陽が上るまでぐっすり眠れました。
外洋クルーズ船より余程揺れも少なく、快適な船旅でした。 -
二日目、新門司までの走行データは上記になります。
名古屋から走り、フェリーで神戸までの総走行距離796km、延べ運転時間14時間30分。 -
今回手にした御朱印。
本州西端でポツンと空いていた山口県も今回ようやく塗り潰す事ができた。 -
今回買って来た地酒。
下関の酒蔵「長州酒造」の「天美」、美発泡性の酒で癖のない爽やかでフルーティーな飲み心地の純米吟醸。
料理の味を殺さない美味しいお酒でした。
名古屋でも取り扱いのある酒屋もありリピートしてみたい。
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旅行記グループ 山口県 周防國・長門國一ノ宮巡り
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