横浜神宮阪神天王山決戦の旅　ドロップコーヒー~川崎大師~ポルニックベーカリー~神田川クルーズ~神宮野球場

2021/10/08 - 2021/10/08

横浜から川崎に移動して、
浅草橋から両国方面へ、
午後に日本橋からクルーズ船に乗って、
日本橋川、神田川、隅田川と、
40もの橋を巡り、
いよいよ天王山決戦に向かいました。

橋の画像整理が大変で10か月たってしまいました。
2021年の旅行記です。

エリア 日本橋(東京)

屋上からの日の出です。
もっと早起きすれば、海からの日の出が見えました。
昨夜の大地震には驚きました。
電車で帰れない人がたくさんいたでしょう。
おまけにスワローズとの天王山決戦の前哨戦に敗戦で、
気分はすっかりダダ下がりです。

横浜ベイブリッジも見えます。

観覧車も朝日を浴びています。

みなとみらいです。

ぷかりさん橋も見えます。
早朝の穏やかな海は気持ちいいです。

ぷかりさん橋 名所・史跡

まずは朝食です。

ドロップコーヒー グルメ・レストラン

大きなアイスコーヒーでした。

川崎大師駅にやってきました。

川崎大師駅 駅

駅からすぐにある商店街です。
なにしろ川崎大師駅は、初もうでのためにわざわざ作られた駅です。

川崎大師銀座商店街 市場・商店街

馬頭観音がありました。

馬頭観音 寺・神社・教会

続いて明長寺がありました。

明長寺 寺・神社・教会

中はあまり見るところはなさそうです。

参道にやってきました。

川崎大師にやってきました。
不動門です。

平間寺(川崎大師) 寺・神社・教会

しかし、人がいません。

初詣の大賑わいが嘘のようです。
大本堂です。

平間寺(川崎大師) 寺・神社・教会

聖徳太子堂です。

八角五重塔です。
歴史があるのかと思ったら、
1984年落慶だそうです。
弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として建てられたそうです。
阪神が日本一になった前年でした。

力石です。

奇跡の銀杏です。
第2次世界大戦により幹の大半を焼失しましたが、
奇跡的に蘇生して、今でもたくさんの葉をつけることで、
健康長寿、心願成就を祈念するといいそうです。
根元にはまだ焼け跡が残るそうです。
そういえば、浅草寺にもありますね。

弘法大師遍路尊像です。

鶴の池です。

やすらぎ橋です。
お釈迦様、お薬師さまへと続く朱色の橋です。

降魔成道釈迦如来像です。
黄金に輝いていて、驚きました。

しょうづかのばあさんです。
美人になれます。

至真門です。

まるでインドの寺院ですが、
薬師殿です。
これが川崎大師とは驚きです。
ここに来るまで知りませんでした。

では、東京に向かいます。

浅草見附跡にやってきました。

浅草見附跡碑 名所・史跡

橋の印象が薄い、浅草橋です。
後で下からも見学します。

浅草橋 名所・史跡

両国橋です。
昔は単に大橋と呼ばれていましたが、
新大橋やら何やらで、この名称になったそうです。
こちらもあとのお楽しみです。

両国橋 名所・史跡

柳の色の柳橋です。
1929年に作られた、緩やかなラインが特長の橋です。
ライトアップもされたり、ドラマにもよく登場するロケ地です。

柳橋 名所・史跡

両国橋を渡った先に、
日露戦争戦没者慰霊碑がありました。
なぜ、ここにあるのかは不明です。
児童遊園というのもあまりにも殺風景です。

表忠碑 (両国橋児童遊園) 名所・史跡

大高源五句碑です。
赤穂浪士の碑です。

大高源五句碑 名所・史跡

駒留橋跡です。
それほど大きさはなかった石橋だったそうです。

駒留橋跡 名所・史跡

ビルと雲と青空がいい感じでした。

かつてこの辺りに毛利藤左衛門という人が、
自分の土地を貯木場として取られた代わりにこの地をもらったそうです。
藤左衛門が代わりにもらったということで、
藤代町となったそうです。

藤代町跡 名所・史跡

旧両国橋はこのあたりにあったそうです。
1657年の大火災から2年後に完成。
広小路とよばれ、見世物小屋、芝居小屋等立ち並び、
大変賑やかだったそうです。
1742年の調査では、1日に2万人以上が往来したそうです。

旧両国橋 広小路跡 名所・史跡

神奈川県伊勢原市にある大山の阿夫利神社に出発する前に、
水垢離をして体を清め場所がここだったそうです。
胸まで川につかって、藁で作ったサシというものを流したそうです。

高札 石尊垢離場跡 名所・史跡

片葉の葦という伝説です。

片葉の葦 名所・史跡

両国橋の東詰めにあった、
最初の町ということで、
元町とよばれたそうです。

元町跡 名所・史跡

討ち入り後、泉岳寺に引き上げる前に赤穂浪士が休憩したとされす場所です。
吉良家の応援として上杉家の家臣が攻めてくるのを迎撃するためとの説もあるそうです。

高札 赤穂浪士休息の地 名所・史跡

江戸前の握り寿司を考案したとされる小泉与兵衛ですが、
店がここにあったわけではないそうです。

与兵衛寿司跡 名所・史跡

旧国技館跡です。
といっても説明看板だけです。
自分の記憶では日大講堂として利用されていたくらいです。

旧国技館跡 名所・史跡

回向院にやってきました。
ここで始まった勧進相撲が国技大相撲になっていったそうです。

回向院 寺・神社・教会

力塚です。
さすがは勧進相撲の土地柄です。

ねずみ小僧の墓です。
お前立という石が別にあって、
この石を削って財布に入れるとお金が入ってくるそうです。
また、するりと入ることで合格祈願にもいいようです。

猫塚です。
猫好きの魚やが、病気で困窮しているところに、
2両をくわえてやってきた猫に助けてもらいました。
ところが商家の奉公人に殴り殺されたことを知り、
回向院に葬ったという江戸っ子の話のもとになった塚です。
となりがやはり人助けのねずみ小僧の墓なのも面白いです。

ベーカリーがあったので、ここでランチにします。
店内でも食べられます。

ベーカリー&カフェ ポルニック グルメ・レストラン

セットです。

芥川龍之介生育の地です。
1歳から18歳まで過ごしたそうです。
若くして亡くなっているので、
ここでの生活は多感な時期だったに違いありません。

芥川龍之介生育の地 名所・史跡

しかし、芥川龍之介の生育地が、横綱横丁になるとは、
芥川も驚いているかもしれません。

日本橋にやってきました。

日本橋 名所・史跡

いよいよクルーズ船です。
初めて乗ります。
ネットで予約してきました。

この船で出発です。
思い切りオープンです。
席は自由で、トイレもあります。
7，8人しかいなかったので、
左最前席に陣とりました。

まずは西河岸橋です。

西河岸橋 名所・史跡

日本橋のすぐ隣にある橋です。
裏側が見えるのはクルーズ船ならではです。
かなり精巧にできています。

西河岸橋 名所・史跡

柱に跡がありますが、
潮の満ち引きによって水位が変わるからだそうです。

日本橋川 名所・史跡

日本銀行が見えます。

日本銀行 名所・史跡

東野圭吾の小説「祈りの幕が下りる時」で、
加賀恭一郎が捜査の急展開する場面で登場するので有名です。
ここから橋の話が一気に進むんですよね。
その時の「時は金なり常盤橋」で思い出しました。
映画では三越をバックに、ロケが行われていました。

常盤橋 名所・史跡

常磐橋です。
都内最古の石橋で、1877年に架けられ、
江戸城桝形門のひとつで国指定史跡でしたが、
2011年の東日本大震災で橋の輪石にゆがみが生じ、
崩落の危険があったため、それから9年もの補修工事を行い、
当時の写真を基に建造当時の姿を復元したそうです。
令和3年4月にようやく工事が終了したそうです。
このときは完成してまだ半年くらいでした。
新しく見えたのは納得です。
3本あるときわ橋の真ん中の橋ですし、
渋沢栄一の銅像が見えるのもいい感じです。
ちなみに他の2本のときわ橋と字が違うのは、
皿ではなく石にすれば壊れにくいからだそうです。
昔の人はこんなこだわりがあったのですね。

石組が綺麗ですね。

江戸城の石垣が続きます。

3本目のときわ橋です。
1988年に架けられた新しい橋です。
普通の橋で風情が無いのが残念です。

新常盤橋 名所・史跡

江戸城の石垣が見えます。
川からでないと見られません。

首都高がいい感じにカーブしています。

神田橋です。
昔、ここに神田橋御門があって、
将軍の通る御成道だったそうですが、
今は色々荒れた印象です。

神田橋 名所・史跡

ビルに鉄塔が写っていました。
なかなか綺麗です。

江戸城の石垣がいい感じですが、
首都高の柱が残念です。

このあたりも完全に首都高がかぶさってしまっています。

これは鉄橋です。

国鉄のレリーフだそうです。

一ツ橋です。
由来は昔、丸太が1本架けられただけの橋があったそうです。
松平伊豆守の屋敷が近くにあり、別名「伊豆橋」ともいうそうです。
その後、1925年に架けられたそうです。

一ツ橋 名所・史跡

復興局の名前が目立ちます。
このプレートはこの橋にしかない物だそうです。

錦橋にやってきました。
福沢諭吉が松の木が生い茂り、追剥が出そうな場所といったそうです。
このあたりは川の真上がほとんど首都高が通っているため、
橋からの景観は台無し状態ですが、
ここから見ると見事なアーチと、
川に映る様子は眼鏡橋のようです。

錦橋 名所・史跡

石垣の石に色々書いてあります。
江戸時代のものでしょう。
160は違いますが。

雉子橋です。
雉撃ちのための、鳥小屋があったそうで、
この名前が付いたそうです。

雉子橋 名所・史跡

近年架けられた橋はモダンなデザインと色です。

宝田橋です。
とくに印象はなかったです。

俎橋です。
難解な名称の橋です。
こちら側は平仮名です。
ふりがなは「はし」と濁らないのがほとんどです。
これは川の水が濁らないに通じているようです。
江戸時代は読み言葉と書き言葉が違った時代ですから、
そんなこともあってのことでしょう。

俎橋 名所・史跡

まないたどころではなかったですね。
がっしりした造りです。

南堀留橋です。
首都高の圧迫感がすごいです。

南堀留橋 名所・史跡

堀留橋です。
印象のない橋です。
こちらはもっと圧迫感ＭＡＸといったところでしょうか。

堀留橋 名所・史跡

新川橋です。
江戸時代、日本橋川と神田川は断ち切られていましたが、
明治になって再びつながることになり、
その際に掘られた水路が新川といい、
そこに架かる橋でこの名前になったそうです。

新川橋 名所・史跡

あいあい橋です。
和気あいあいから来たのは有名です。

あいあい橋 名所・史跡

新三崎橋です。

これは総武線鉄橋です。

これはこれで貴重な体験です。

鉄橋の下をくぐります。

小石川橋です。
ここから神田川になります。

神田川を東に隅田川に向かいます。

後楽橋 名所・史跡

手前の白い橋は水道橋駅から東京ドーム方向にある歩道橋です。

穴が開いていて、戦争の傷跡だそうです。

水道橋です。
現在の橋は1988年に架けられた、比較的新しい橋です。

水道橋 名所・史跡

江戸時代の水路が残っています。

東京都清掃局です。
ここから船にゴミを直接積むそうです。
こんな場所がまだあったのですね。

緩やかな流れの神田川です。

神田川側の窓がふさがれています。
悪臭によるためだそうです。
住んでいる人はずっと我慢していたのでしょうか。
今は綺麗な水になりましたが、
当時のクルーズも大変だったことでしょう。

謎の鳥がいました。

工事中の御茶ノ水橋です。

お茶の水橋 名所・史跡

1931年に作られたので、補修工事でしょうか。

船とすれ違いました。

聖橋をくぐりながら前方に見えてきたのは。

地下鉄丸ノ内線が地上を走る区間です。
しかも、当時の新型車両でラッキーでした。

ずっと工事中だった聖橋はこんなに綺麗になったんですね。
地上からはわかりませんが。

聖橋 名所・史跡

ここも鉄道の交差ポイントです。

昌平橋です。

昌平橋 名所・史跡

かつての駅の跡です。

意外と華奢な柱です。

これも鉄橋の下です。

青い方が神田ふれあい橋です。
自動車は通れない橋で、
元は工事用の橋だったのを要望で使用できるようにしたそうです。

神田ふれあい橋 名所・史跡

美倉橋です。

美倉橋 名所・史跡

屋形船が多くなりました。
このあたりはクルーズの説明はありません。
近隣に配慮してだそうです。

浅草橋です。
地上からも見ましたが、看板も一番地味でした。

浅草橋 名所・史跡

裏側はこんな感じです。

柳橋まで来ました。
横から見ると意外と普通の橋です。
いよいよ隅田川に入ります。

柳橋 名所・史跡

隅田川に出てきました。

隅田川です。
ほとんど海です。
この規模の船だと怖かったです。

スカイツリーが見えてきました。
ここで南に向かいます。
ちなみにこれは橋ではなく、総武線の鉄橋です。
かなり立派でカッコいいです。

両国橋が近づいてきました。
しかし、江戸時代にここに木造の橋があったとは驚きです。
最初の工事はどうやったのでしょうか。

両国橋 名所・史跡

上は京葉道路です。

ヒミコがやってきました。
走っているのは初めてみました。

松本零士デザインのクルーズ船ですが、
この季節はオープンの方が楽しめると思います。

首都高7号線です。

新大橋です。
シンプルです。
石川島播磨重工製です。
旧新大橋は関東大震災に耐えた唯一の橋で、
お助け橋と呼ばれましたが、晩年は橋台の沈下が著しく、
4トン以下の車の重量制限まであったそうで、
ついに1977年に現在の橋に架け替えられたそうです。

新大橋 名所・史跡

芭蕉像が見えます。

清洲橋が見えてきました。

ケルンの眺めの清洲橋です。
名作ドラマ「男女七人夏物語」でも有名です。

清洲橋 名所・史跡

清洲橋をくぐります。
貴重な体験です。

近くて迫力があります。

首都高も川の上です。
よく作ったものです。

記念撮影ポイントだそうです。
これは貴重ですね。
しばらく停泊してくれます。

隅田川大橋です。
これは大きいです。
ちなみに名前はここにしか記されていないようです。

隅田川大橋 名所・史跡

首都高9号線が走ります。
石川島播磨重工製です。

永代橋が見えます。
永代に残る橋ではなく、
永代島に架かる橋の呼び名だそうです。

永代橋 名所・史跡

摩天楼です。
夜はライトアップが有名です。
いつかナイトクルーズもしてみたいです。

ここで隅田川と別れて、再び日本橋川に入ります。
とよみはしといいます。　

豊海橋 名所・史跡

フィーレンディール橋というデザインだそうです。
はしごを横にしたようで、
永代橋とのバランスを考えたそうです。
関東大震災の復興橋です。

湊橋です。
近年改修工事が行われて綺麗になりました。
3連アーチが美しいです。

湊橋 名所・史跡

ここからの首都高のカーブがすばらしいそうです。

もちろんクルーズ船からでないと決して見ることができません。

アーチマニアにはお勧めです。

日本橋の裏側は関東大震災で船が焼けた跡が見えます。

日本橋に戻ってきました。
これで終了です。

「麒麟の翼」でお馴染みの麒麟像です。
国道の起点、日本橋から翼を付けて飛び立てるよう、
麒麟に翼がある像になっています。
初めてのクルーズ船でしたが、橋の多さに驚きました。
クルーズ船もスピードがあって、
見たり、写真を撮ったり、説明を聞いたりで忙しいです。
また別ルートで乗ってみたいです。
約13キロの移動、1時間半の所要時間でした。

日本橋 麒麟像 名所・史跡

こちらで休憩します。
カフェも併設です。

メゾン・カイザー・カフェ COREDO日本橋店 グルメ・レストラン

こんな席でした。
他にもおひとり様席がいくつかあります。

こちらにしました。
おいしかったです。
さすがはクロワッサン人気店です。

明治神宮野球場にやってきました。
しかし、既に天王山の雰囲気ではなく、
あきらめムードでした。
昨日の敗戦が大きかった。

さすがは観客が多いです。
しかし、既に阪神は崖っぷちです。

なんと村上選手が100号本塁打です。
すごいなーと思っていたら、
1年たたずにここから50本打つとは驚きです。

リボンで応援です。

1点返すのがやっとです。
今シーズンは終戦でしょう。
肝心なところで必ず転ぶのが伝統芸の阪神ですから。

最後までごらんいただきありがとうございました。