兵庫県民割でおでかけ　その１（六甲アイランドで結婚38年のお祝い）

2021/11/12 - 2021/11/13

私達夫婦が、1983年（昭和58年）11月6日に結婚式を挙げてから、なんと37年が経過し、38年目に突入しました。
遥か昔に思えますが、4月東京ディズニーランド開園、7月にファミコン発売、8月の夏の高校野球ではPL学園が、桑田、清原の1年生コンビの活躍で優勝という、結構印象深い出来事があった年でした。

それから38年、子供達も成長し、それぞれの世界を築いていますし、私達も齢を重ね、人生も晩秋に差し掛かったのかな、と感じるこの頃です。
自由な時間と足腰がそれなりに元気な間に、二人で行きたい所を訪れておこうと思います。

コロナ禍も少し落ち着きが現れてきた事で、深刻な影響を受けている観光業の活性化という事でしょうか、兵庫県民割という補助制度が始まりました。
１人5,000円の宿泊補助と、地域クーポン2,000円が付いて、これはお得だという事で、色々行きたい所をリストアップし、12月までに4か所訪れる事といたしました。

今回はその第一弾です。
近すぎて宿泊を考えた事が無かった、六甲アイランドでホテルのスパ&ディナー付きのプランがあり、丁度結婚記念日に近いという事で、お祝いをしてきました。

ホテルのスパでゆっくりと身体を癒し、夜景を見ながら美味しく食事を頂き、自宅から1時間程の距離で、非日常を楽しんできました。

エリア 六甲アイランド(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

本日の宿泊は、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ。

1992年、六甲アイランドに21階建ての高層ホテルとしてオープンしたのですが、神戸から少し離れている事と、住宅エリアの中という立地条件からか、2005年、2011年と運営会社が変わりました。

7つのレストラン、ラウンジバー、プール、フィットネスクラブ&リラクゼーションサロン、神戸六甲温泉「濱泉」 スパ&ウェルネスを持つ、マリオット・インターナショナル傘下のホテルです。

所有・運営はホテルニューアワジグループのようです。

神戸ベイシェラトンホテル＆タワーズ 宿・ホテル

ホテル隣接のショッピングモールのシェラトンスクエア吹き抜け部の天井です。

4階までぶち抜きの吹き抜けは迫力がありますが、店舗は1Fと2Fのみが営業しており、3Fと4Fは一部ホテル施設以外は閉鎖されています。
かつては飲食店が多かったようですが、現在は3店舗と寂しい感じがします。

本日の客室は、シェラトンフロア　モデレートツイン。
なかなか落ち着いた雰囲気の部屋です。

窓からは、少し距離がありますが海が望めます。

ただ・・・。
非常用出入口のカバーが壊れていました。
点検と修理が必要だと思いますが、部屋清掃、チェックの際、気が付かないものですかね。

ホテル内にある、神戸六甲温泉「濱泉」です。

シェラトンホテル敷地の地下1,600mから、最大400L/分湧き出ていて、湯質は、塩化物を含んだ56.5℃の温泉で、神経痛・関節痛・疲労回復・アトピー・冷え症等に効果があるということです。

「濱泉」には広々とした湯上り処があり、ヒーリングサロンや中央に暖炉を据えたヨガストレッチも出来るという、ウォームラウンジもあります。

風呂好きの私、朝夕5回ほど入浴させて頂きましたが、特に朝の露天風呂は最高でしたね。

本日のプランは、「ダイニング -Kobe Grill-　兵庫五国の四季を味わうフレンチディナー＆アイテム豊富な朝食ブッフェ」という長い名称のプランでした。

夕食会場の、最上階の-Kobe Grill-に向かいます。

Kobe Grill グルメ・レストラン

本日のメニューです。

スパ・キュイジーヌという料理のようで、スパのあるリゾートホテル等で提供される、素材の味を活かしながらカラダの内側からキレイを生み出す「美容や健康を意識した」料理らしいです。

セットされたテーブルに着くと、これから提供される料理の期待が高まります。

ホテルの紹介を引用すると「素材の味をいかし、鼻にぬける香りや舌に残る余韻まで計算された繊細な料理はまさに五感で味わうもの。」
「農家直送の野菜の旨味を引き出したソースやハーブを使い、前菜・スープ・メインと進むうちに身体の感覚を目覚めさせ、ヘルシーでありながら食べ応えのあるスペシャリティをお届けします。」との事です。

スパ・キュイジーヌは、その効果をより実感していだくためにお食事前のご入浴（スパのご利用）をおすすめしております。→十分すぎる位入浴してきました。

ドリンクです。

私はビール、奥様はノンアルワイン・・・、グレープジュースとどう違うのかな。

食前のお楽しみ。

説明されたけど忘れてしまいました・・・、美味しかったのは覚えています。

牡丹海老　ボワロー　白胡麻　海藻。

メニューに表示があった料理名ですが、素材が良くわかりますね。

季節野菜のスープ。
とても美味しかったです。

魚料理は、真鯛　新蓮根　香住蟹　はなびら茸。

これも素材が良く分かりますが、はなびら茸って美味しいですね。

肉料理は、兵庫県産播磨牛ロース　王爵　ドライホップ　ボルト酒。

やはり、お肉は美味しいですね。

デザートは、邪払～ジャバラー～　黄金密　洋梨　アーモンドミルクと珈琲。

料理だけで9,680円との事ですが、兵庫県民割で非常にお得に利用させて頂きました。
朝食をランチビュッフェに変更可という事でしたのでお願いしました。
実質、食事代のみで宿泊できた事になりますね。

21階からの夜景を眺めながら、ゆっくりと美味しい料理を頂き、良い記念日になりました。

初めての六甲アイランドという事で、ホテル周辺を少しだけ散策いたしました。

六甲アイランドを歩くと、人工島らしい最初の都市計画に基づき、整備された水路や歩道等を結んだ大きな公園を設置し、緑や花の多い自然豊かな街を作り上げた。という印象です。

特にホテル周辺は、六甲アイランド・リバーモールと呼ばれているようで、六甲アイランド都市計画における中央軸線上に位置し、水路と一体となった広場や、モニュメントや彫刻を配置し、街路樹や水辺空間、周辺の商業施設、ホテル等と一体となった賑わいのある空間とｎなっています。

都市計画がきちんと整備された六甲アイランドらしく、神社仏閣が無いらしいです。
結婚式場に付随した教会やホテルの式場はあるのですが、確かに島内では見つけられなかったです。

ただ、美術館は沢山ありました。
神戸ファッションマートと呼ばれるこの建物内に「神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館」があります。

建物内に入り見上げた吹き抜けの天井は・・・。
ホテルのショッピングモールと同じ様なつくり。
大阪ドームもそうですが、円形天井の収まりはワンパターンとなるようです。

神戸ファッション美術館 美術館・博物館

神戸ファッション美術館は、ファッション（衣食住遊）をテーマにした、珍しい美術館のようです。
多彩なアートを紹介する「特別展示」と、収蔵品を活用した「コレクション展示」があり、当日は、「特別展アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」が行われていました。
3Fのライブラリーは、国内外のファッション関連の蔵書約40,000冊や、20世紀初頭からのファッション雑誌のバックナンバー等が閲覧できるというファッション分野に特化していますね。
前回の特別展示「深堀隆介展　金魚鉢、地球鉢」なら見たいなと思ったのですが。。。

また、神戸ゆかりの美術館は、神戸出身や神戸を拠点に活躍した芸術家の作品や、芸術文化に触れる場として設置されたようです。
こちらは、次回の特別展「海を渡った版画家たち～平塚運一と神原 浩～」なら見たいのですが。。。

どちらも神戸市立、公立美術館と言うのが凄いですね。

ただ、今回の展示内容は両方とも私の好みに合わず、パスさせて頂きました。

神戸ゆかりの美術館 美術館・博物館

六甲アイランドには、2つのホテル、チャペル結婚式場が2つあるようです。

公園から白亜のお城のように目立っていた、ア・ラ・モードパレ＆ザ・リゾート神戸です。
前庭での撮影も、こちらのアピールポイントで人気のようです。

38年前には、このようなスタイルの式場は少なかった（無かったかも）と思いますが、結婚式当時の事を懐かしく思い返す時間となりました。

さぁ、腹ごなしを終えホテルに戻ります。

1日目これまで。

ア・ラ・モードパレ＆ザ・リゾート神戸 グルメ・レストラン

お・ま・け
六甲アイランドは、我が家から1時間位の距離です。

日帰り圏内で宿泊と言うのは、少し贅沢な気持ちになりますね。
私の仕事の都合で、午後からの出発となりましたので、ランチは夕食を考えて「軽くしておこう」となりました。

早く食べた方が良いねと、近くの鼓が滝食堂で自分好みのおかずを数点チョイスしました。

うどん、ご飯、玉子焼き、明太子、じゃこおろし、茄子の煮浸しです。

腹8分目以上となりましたが、到着したら散歩で腹ごなしをしよう、という事になりました。

川西鼓が滝食堂 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2022/01/12 23:10:48

  今年もよろしくお願いします<(_ _)>

  まつじゅんさん、こんばんは＆少し遅くなりましたが、新年おめでとうございます(^^)/
  
  ご結婚３８年目とか、これまた重ねておめでとうございます！
  自宅から近いホテルでのお祝いって、遠出するよりも逆に贅沢な感じがします。
  こういうのもありですね！
  
  私たちは2020年３月に結婚40周年を、奈良で祝おうと思って予約までしていたのに、コロナのせいでキャンセルしました。
  奈良に行きたかったのですがねぇ。
  そういう特別な年って、やっぱりいつもと違うところでお祝いしたいとなるのですが、神様は意地悪ですね！
  2030年の金婚式まで、元気でいられたらいいのですがねぇ。
  2029年に、また松江で「ホーランエンヤ」が行われます。
  これは行ってみたいのですが、さてどうなりますことやら(^Д^)
  
  神戸には素敵なホテルやレストラン等々、たくさんあってお祝いには事欠きませんね。
  二人でおいしい食事を食べ、ゆっくりと寛ぐ、お互いにそんな年になりましたね。
  
  コロナが一日も早く終息し、平穏な日々の戻ることが何よりですが、できる範囲でそれなりの楽しみ方を見つけて行きたいものです。
  
  今年もなにとぞよろしくお願いいたします(^_^)v
  
  
  前日光

  まつじゅんさん からの返信 2022/01/12 23:45:53

  Re: 今年もよろしくお願いします<(_ _)>

  前日光　様
  こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
  しかし、COVID-19は変異しながら今年も居座るのでしょうか。
  新年を迎えても、「おめでとうございます」と笑顔で挨拶できる日々が、一日も早く戻ることを願っています。
  昨年末は、暫く世情も落ち着いてきたので、兵庫割を利用し巡りを行ってきました。
  在庫が一杯でなかなかアップできないのですが、六甲に続き、赤穂御崎温泉、淡路島洲本温泉、年末は神戸のポートピアホテルに滞在してきました。
  すべて楽しく、リラックスできた時間でしたが、特にポートピアホテルは兵庫県民にはお財布に優しいプランがあり、ルームサービスでコース料理に、朝食付きで実質一人3,000円。
  味を占めて今週末もホテルライフで、齢60超えの弱ってきた私達、生きるための充電をしてくる予定です。
  金婚式って50年ですよね、私が76歳・・・。この世に存在しているのかなという感じですが、頑張っていこうと思います。
  ホーランエンヤも、もう一度見たいですが、最近は近くの神社仏閣巡りに目覚め、疫病退散、健康長寿を願っていきたいと思います。
  今年はあちらこちらで大雪のニュースが多く、倉吉の友人からは悲鳴メールが来ていた年末ですが、また寒波襲来の様子、前日光さんもCOVID-19後の楽しい日々を信じて体調管理に留意されお過ごしください。
  PS:梵ちゃんの寛ぐ姿は、見ているだけで癒しですね。健康第一で過ごして欲しいと願っています。
  
  matujyunn