2021/11/15 - 2021/11/18
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この旅行記のスケジュール
2021/11/17
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この旅行記スケジュールを元に
今回は1年ぶりに阪神地方を周遊しました。1日目は新幹線で京都へ、そこから奈良線、関西線、大阪東線と乗り鉄、2日目は神戸、須磨、六甲で紅葉と夜景を楽しむ。3日目は子どものころ住んでいた西宮で紅葉めぐり。4日目は大阪で撮り鉄ののち帰る、という行程です。
旅程に余裕を持たせて、現地で見たいところを巡るという方式でとにかく阪神の寺社や山々の紅葉を見てきました。
3日目となる第3部は、子どもの頃暮らした西宮を訪れます。思い出深い甲山や甲東園、そして阪急電車で足を延ばし宝塚の中山寺へ。子どもの頃の思い出をたどりながらの紀行です。
今回の主な目的地である甲山森林公園、私の少年時代の思い出の地は、「涼宮ハルヒ」の舞台にもなっていたんですね。最近知りました。
3日目の行程
1.早朝に阪急で夙川駅へ。
2.さくらやまなみバスで西宮北、金仙寺湖へ。
3.バスで戻り、甲山高校から北山ダム、甲山大師、甲山森林公園、仁川百合野、関西学院と徒歩で縦走。
4.甲東園駅から阪急中山観音駅へ、中山観音を散策(ここは第4章で)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝6時。大阪梅田駅。ここから阪急神戸線で夙川駅へ。
大阪梅田駅 駅
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入線してきた8000系通勤特急新開地行。
阪急神戸線 乗り物
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前の方に乗客が集まっている。理由はコレ。
先頭2両がクロスシート。ついている。阪急電車 乗り物
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阪急夙川駅。西宮市内。大阪平野もここで終わりで、六甲の山が迫ってきている。
JRのさくら夙川駅に対抗し、特急を停めるようになった。夙川駅 駅
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ここから、阪急が運行する「さくらやまなみバス」で、六甲(船坂峠)を越えて、西宮市北部の金仙寺湖に行く。
六甲を間に挟む西宮市は、市内南北の交通網が弱く。公共交通は、このバス以外では宝塚まで出ないと西宮南部には行けない。本数が朝夕多く土日が少ない。来ないときは2時間くらい来ない。路線バス (阪急バス) 乗り物
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このバス、甲陽園の西側から凄い急坂を登り始め、北山植物園、鷲林寺で甲山の西に出るんだけど、そこから仁川渓谷にアタックすると凄い所をぐいぐい登って船坂峠を磐滝トンネルで越えるんだよね。それで、北側の船坂に出ると....
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まるで山の上を走ってるようなところに出るんだよね。六甲の越え方がダイナミック。西宮や神戸を南から北へ越えるのがどれだけ大変か分かるわ。
トンネル出来る前の小笠峠なんて凄い道だったし(本当に山のてっぺんを通る)。
夙川の駅前が標高17m、北山植物園正門で176m、県立甲山高校のあたりで262m、社家郷山の磐滝トンネル入口で392m(甲山の標高より高い)、トンネル船坂出口で422m。ちなみに夙川駅から磐滝トンネル入り口まで8km足らずだ。
おかげで道は狭くつづら折りの連続、大型車どおしはすれ違いの難しい所もある。そんな細道は西宮の南北を結ぶ重要道路なのだ。 -
最初の目的地点。
西宮市北部、山口町、金仙寺湖(丸山ダム)。
1980年頃に完成した西宮市北部の水がめだ。六甲の裏側にある。丸山城跡 名所・史跡
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朝日に湖面が輝く。紅葉も。
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イチオシ
朝日が美しい。だが兵庫のチベットと呼ばれる三田が近いこともあって、さむい。
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背景の橋(シェルター)は、阪神高速道路。
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貯水池の下には小さなお寺(金仙寺)があった。
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さて、最寄りの金仙寺バス停から、「さくらやまなみバス」で、甲山高校バス停まで戻る。車内は甲山高校の学生で満席、そのためかバス自体が15分くらい遅れて到着。さらに道も渋滞気味。
このあたり、このバスしか交通機関が無いんだから混むわな。西宮の市街地から来る阪急阪神の路線バスは、甲山高校までしか行かないし。
道路も、西宮の南北を縦貫するこの県道大沢西宮線は朝になるとイナロクの交差点先頭に磐滝トンネルまで渋滞する。イナロク周辺に中国道のインターや物流団地があるからなおさら。
西宮市の交通体系は根本から考えないとダメなようだ。屏風のような六甲が邪魔するとはいえ南北を結ぶ幹線がこんなに弱くて宝塚に逃げないと阪神の海岸沿いに行けないんじゃあね。
船坂峠のつづら折りの中を20分立ってるのはさすがにしんどかった。
甲山高校前バス停で大半の学生とともに降りる。ここから、「歩いて」関西学院まで行くのだ。 -
甲山高校からてくてく下ってゆく。ずっと斜面続きで画像左の甲山まで下り坂。右のこんもりした森は甲山墓地。周辺は西宮市民農園というそうだ。
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振り返ると市境をなすゴロゴロ岳の山容。高原地帯だね。
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甲山墓苑の紅葉の背景に甲山。
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イチオシ
墓地沿いの道、大師みちを西へとゆくと。
着きました次の目的地、北山貯水池。西宮市民の水がめだ。桜の名所でもある貯水池 by fmi(ふみ)さん北山貯水池 自然・景勝地
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北側から眺める北山貯水池。
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まわりこんで貯水池南東から北西の社家郷・ごろごろ岳方向を見る。
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イチオシ
南側から、甲山を望む。
ここ北山貯水池を歩き、この山を見たのは、実に40年ぶり。西宮市のシンボル by fmi(ふみ)さん甲山 自然・景勝地
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西側の自然観察池から見た甲山。
小学生の頃、何回ここに来ただろうか。
そして、最後に訪れたのは、もう30年ちかく前のことだ。 -
大師道の急坂を降りていく。背後から阪神バスが来た。
1時間毎に走ってる、西宮駅ー鷲林寺ー甲山森林公園ー広田神社ー西宮と走る循環バス。西宮市甲山周辺を走る路線を紹介 by fmi(ふみ)さん路線バス (阪神バス) 乗り物
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バスが停まったあたり、甲山大師とよばれる神呪寺。有名なお寺です。
有名なためか、涼宮ハルヒのエンドレスエイトの舞台にもなりました。甲山の中腹にある、通称「甲山大師」 by fmi(ふみ)さん神呪寺(甲山大師) 寺・神社・教会
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道を挟んで山門がある。
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甲山大師から道路を外れ、山道を下る。こちらを通った方が森林公園には行きやすい。
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甲山森林公園。
起伏にとんだ緑の豊富な山中、池や沢、小高い山、展望台がある。
かなり広く、私も子供のころから何回も来てるが、まだ、ここの全体を廻りきってはいない。紅葉が美しかった広大な公園 by fmi(ふみ)さん甲山森林公園 公園・植物園
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甲山公園のメイン、みくるま池。
広田神社や市民体育館のそばを流れ、大阪湾にそそぐ御手洗(みたらし)川、(またの名を東川)の源流部をせき止めて作った池。
鷲林寺から県道と別れ、甲山大師の前を通る「大師道」は、この川沿いに山を下って行って国道171号に出る。 -
みくるま池と背後に甲山。このみくるま池周辺の紅葉が、ひときわ美しかった。
甲山のある西宮市と言えば、「涼宮ハルヒ」の舞台で有名だが、ハルヒの舞台になってるのは西宮北口駅周辺を除くと、主に、阪急甲陽園線から西側。
残念ながら私が子供時代を過ごした門戸厄神や甲東地区は舞台になってはいないようだ。県道大沢西宮線の鷲林寺交差点より南側には「はるひ」の舞台が集中している。
そのような中で、この甲山森林公園、特にみくるま池周辺は、「はるひ」の舞台として何回か出てくるところ。先の甲山大師もそうだが、問題作エンドレスエイトの舞台になったようだ。みくるま池と朝比奈さんの名前の関連は知らん。 -
みくるま池に流れ込む沢。
みくるま池は周囲を歩道があるんだけど、2か所ある沢が流れ込むところは、このように沢に降りられる。
この沢周囲が紅葉谷になってて見事な紅葉。 -
イチオシ
沢と紅葉1
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沢と紅葉2
見事な錦秋 -
イチオシ
沢と紅葉3
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みくるま池と紅葉
このあたりもハルヒで出てきたらしい。
西宮で一番紅葉が綺麗な所ではないか。何より谷川が錦秋と言うのが良い。 -
甲山森林公園の東端に、高台があり、そこが一番お見晴らし台になってる。昔は石切り場だったらしい。
甲東園や関西学院への出口に近い。標高177m。眼下に宝塚市、西宮市全貌、遠く大阪市や生駒まで見える。
ちなみにみくるま池が標高116m。甲山大師が標高211m。 -
展望台から、西宮市、宝塚市仁川をのぞむ。
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宝塚市展望
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阪神競馬場
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関西学院
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西宮市中心部
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展望台から北東方向と西方向の2つ、登山路が伸びている。東に進むルートは上ヶ原浄水場と関西学院にまっすぐ向かう(こちらがメジャー)が、今回は、北東に進む本当の山道(狭いうえ沢づたい)を往き、仁川百合野地すべり記念館へ出ることにした。
甲山森林公園へ門戸、甲東から登る道はいくつもあり、その中には私の通ったことのない道もあったのだ。
こんな山道をひたすら降りる。険しめ。 -
こんな道。
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源頭があり沢が流れてる。仁川にそそぐ。
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仁川が見える。何とか麓に降りられた。標高90メートル前後。展望台から一挙に80mも下って来た。
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ここ、斜面が段々に造成されている。何だろう?
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これ、実は、地滑りの跡。
1995年の阪神大震災の時に、この斜面が仁川に向かって大崩落、仁川百合野町と呼ばれたこのあたりの新興住宅地が一挙に押し流されたり潰されたりして、34名が死んだ。大惨事である。
26年たった今はこのように治山しなおされ、有志によって芝桜などの草木が植えられた。仁川百合野町地すべり資料館はこの麓にある。
1995年1月17日、実はその前日まで私は神戸に所用で滞在していた。日程が1日ずれていたらどうなっていたか分からない。早朝6時前に発生した兵庫県南部地震は典型的な都市直下型地震で、6434人が犠牲となる。東日本大震災が発生するまでは戦後最大の災害だった。横倒しになった高速道路はじめ、交通機関に甚大な被害が出、神戸市長田区では火災、崩れ去った三ノ宮駅ビル... 西宮市内ではここのほか、北口駅北東のアーケード街が全滅。40万を超えていた人口は30万台に激減した。この災害は、我が国でインターネットが急速に普及する要因の一つになった。
阪神大震災の祈念施設は神戸市内にも2か所ある。涼宮ハルヒのような華やかさの陰にある、忘れてはならない歴史である。仁川百合野町地すべり資料館 美術館・博物館
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その百合野町を斜面伝いに流れる用水路。
甲山の裏、社家郷で仁川から取水し、山沿いに延々と伸びている、「上ヶ原用水」。今回の旅行の目的の一つはコレを見るためでもあった。
江戸時代に造られた用水路である。 -
用水路は上ヶ原浄水場の麓を東から南に流れ、関西学院の裏(西側)で、3つに分岐していた。
この設備も江戸時代にできたもので有名。甲東地区、門戸地区、上ヶ原地区へ分水する。この流れは門戸などの平地に出て、百樋の用水路と合流し、すべて津門川に合流する、というか、津門川の水源がコレ。
江戸時代に山中にトンネルを掘ったりと苦労して水を得ていたらしい。
詳細は、https://nishinomiya-style.jp/rakuraku/blog/1693 -
この水が、あの甲東小学校の横を流れて門戸の駅前を通る、子ども時代に毎日見たどぶ川にそそいでたのか..... (今は下水道完備で水質も綺麗になった)。
現在も下流の田畑を潤す現役の用水路だ。西宮のこのあたりは甲山の麓が斜面になっている高台で仁川の位置関係から水利には苦労していたようである。それが西宮に多く点在するため池や用水路にあらわれている。
水利は昭和になっても悩みの種だったようで、このあたりから北の地下水にはフッ素が多く含まれていたため、その除去に苦心、北部の丸山ダム建設の原因にもなった。それだけでなく武庫川や淀川に水利を依存するこの地域は周辺自治体とも現代版水争議が昭和にはあったようである。 -
分岐した用水はご覧のとおり、関西学院のキャンパスの中を流れていた。
この先、池に流れ込み、その先は暗渠になるようである。近畿地方有数の名門大学 by fmi(ふみ)さん関西学院大学 名所・史跡
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というわけで紅葉たけなわの関西学院キャンパスにたどり着いた。かなり広大なキャンパスである。
近畿地方でも一二位を争うお嬢様大学。
「ハルヒ」の原作者、谷川流は西宮市出身で関西学院法学部卒業。ここ上ヶ原キャンパスに通っていたのか。関西学院はここのほか、門戸厄神の高台にも施設があり、さらに三田市内にも大きなキャンパスを持つ。 -
綺麗な学園だなあ。私の母校の日大桜上水キャンパスとは大違いだよ。
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古風で瀟洒な学舎と紅葉。
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関学の正門を出て、目の前の通りに停まっていた阪急バスで甲東園駅へ向かった。
涼宮ハルヒだが、最新作が出てるようだね。またここ関学は舞台になっていないようだ。ハルヒが代表作の京都アニメ制作といえば「聖地巡礼」がつきもので、西宮市も巡礼地としてメジャー。関東でその代表といえば「らきすた」の久喜市鷲宮だが、らきすたやガルパンが地域総出で萌え起こしをしてるのに対し、西宮は目立った動きは無いようだ。もっとも、人口48万の大都市で灘のお酒や広田神社、甲山、甲子園と有名どころばかりだからなあ。 -
関学の前を通る阪急バス。
甲東園と関学を結び、さらに上ヶ原や広田を通ってニシキタの駅へ至るバス路線は系統も本数も多くて便利。関西学院学生の重要な足だ。なぜって? 阪急の駅とこの学園、標高差が結構あるのよ。
関西学院が60m前後の標高で、甲東園駅が13m。 -
阪急今津線甲東園駅。ここから阪急で宝塚へ。
甲東園駅 駅
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イチオシ
宝塚南口駅で降りて、阪急電車を撮り鉄。
ここから宝塚駅まで武庫川沿いに歩き、駅で昼食、その後、中山寺へ行くのだが、長くなりそうなので、いったんここで切ります。
次回は「第4部、宝塚編」とし、その次が3日目夜と4日目にまわった、大阪ミナミ編とする予定です。
第4部へ続く。10分ごとに走る便利な学園電車 by fmi(ふみ)さん阪急今津線 乗り物
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おまけ、門戸厄神駅付近を流れてる上ヶ原用水の下流。この先、百樋と合流して津門川となる。2017年頃の撮影。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 熟年ドラゴンさん 2021/12/05 18:24:22
- イイネをありがとうございます。
- 西宮在住で母校が関学のドラゴンです。
西宮の郷愁紀行拝見しました。
三田が兵庫のチベットとは知りませんでした。雰囲気出てますね。
- fmi(ふみ)さん からの返信 2021/12/06 21:43:15
- Re: イイネをありがとうございます。
- 旅行記をいつもご覧いただき有難うございます。熟年ドラゴン様の、六甲をはじめとした山岳縦走、大変楽しく止ませてもらっております。特に甲山界隈は懐かしくもあり、感慨深げです。今後ともよろしくお願いします。兵庫のチベットの由来ですが、私の知り合いが三田在住で、そう自称していました。冬は六甲の表側より寒いそうです。
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