＃2アールヌーボー探し2004ＧＷ～バルセロナ街歩き１日目は工事中の教会や現役のステキ病院めぐり～

2004/05/02 - 2004/05/07

くろねこツーリストのしるくんが2004年のＧＷに行ったバルセロナ4連泊のフリーツアー。
滞在１日目は、モデルニスモ(スペインのアールヌーボー)三昧。サグラダ・ファミリア、サン・パウ病院、グエル公園へ。途中にもいい建物がある～～♪

くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま～す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
5月2日　成田空港からアムステルダムを経由しバルセロナへ
5月3日～5日　バルセロナ街歩き
5月6日　バルセロナ空港からアムステルダム経由
5月7日　成田空港着

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

のんびり7時起き。フリーだとついついのんびりしちゃいます。
ホテルで朝ごはん。甘いパンというかお菓子？が充実～♪

ホテル出発は10時過ぎ。地下鉄Sants Estació駅に近いホテルでとっても便利です。
回数券・タルヘタを買って、最初の訪問先へＧＯ！

エクスポ ホテル ホテル

お決まり(？)のサグラダ・ファミリアの全体が見えるところでパチリと１枚。
昨年８月からどのくらい進んだのかな。

ガウディ広場 広場・公園

グエル公園のガウディ博物館とのコンビチケット９ユーロを購入し、サグラダ・ファミリアの中へ。
なかなか混んでいます。そしてゴゴゴゴゴゴと工事現場の音。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

柱のデザインの素は樹木、といったような展示が中にありました。

なんだか、ボイジャー探査機のゴールデンレコードみたいだな～、などと思って撮った１枚。
他にも魔法陣のような数字が書かれてるところがあったり、メッセージがいろいろ込められていますよね。

２ユーロ払って受難のファサード側のエレベーターで鐘塔へ。
上から見下ろすのってちょっと楽しい♪し。

下りの階段は巻貝のよう。
ココ、手すりがないのですよ。なので、壁を触りつつそろりそろり(という気分)降りてるんですけど、キレイな螺旋を写真に撮りたい！ではないですか。
う～む、身を乗り出して撮ってると足がすくむ！　そして暗いからボケますね。

敷地の南西角地に付属学校が再現されていました。前は無かった気がする…。
資料によると、この建物は1910年にガウディ設計で作られた仮設建築で、経済性がよく、施工期間も短く、内部は自由に部屋を分割できる、といった点がかなり画期的であった。ということらしいです。今ならプレハブ工法みたいな感じってこと？

元教室が展示ルームなんですけど、屋根も壁もうねってる～。
あ、でも幾何学的うねってるんですよね。そこはオーストリアのフンデルトヴァッサーとはちょっと違うように思えますが、どうかな。

教会を支える亀さん(たしか)にご挨拶。
「また来るにゃ♪ 元気でね～」。

ガウディ通りを北上してサン・パウ病院へ。

途中、ガイドブックにも載っていたＭＯＲＡというカフェでお昼。
２種類のバゲットサンドにカフェ・コン・レチェ。
チーズがおいしかった～♪
そして、二人で計８ユーロほど、と格安なお昼だったのでした。
Avinguda de Gaudí, 60

このカフェ、チョコなんかも売ってたんですけど、今は他の店舗も含め無くなっちゃったようですね。残念。

サン・パウ病院へ。
まだ一部は現役で使われていた時代だったので、ご迷惑にならないように「おじゃまします…」という気分。

サン パウ病院 現代・近代建築

あんまり患者さんっぽいヒトもいなかったんですけど、観光客っぽいヒトもいなかったな～。
ここ、ちょっとカーブがイスラムっぽいですね。

病棟間も広くとられていて、排水や換気に配慮されて建てられているそうです。
緑も多いんですよね。花がいろいろ咲いていてとってもいい香りでした～。リラックスするのにぴったり♪

ステンドグラスとか彫刻とか、病院ぽくな～い。ステキ♪　ステキ♪

建物の内部のみならず、外観もこんなカワイイデザインのタイルが使われていたり。

病院といえば四角くて白い建物としかイメージが無いんですけど、ここはいい意味で異質すぎる！
現在は全面的に病院機能は移転し、建物自体は博物館というか美術館として公開されています。

道端にあった、たぶんゴミ箱。なんだかポップでかわいい♪

地下鉄に乗って、Vallcarca駅からグエル公園へ。前年同様、エスカレーターは一部壊れたまま。
なんか、あんまりヒトがいない～。

グエル公園 広場・公園

あ、猫、ねこ～♪

まずはガウディ博物館へ。
チケットは午前中に行ったサグラダ・ファミリアで買っているので、それを見せてここのレシートをもらったのでした。
感熱紙のレシートって年月が経つと消えちゃうんですよね～。う～む。保存してあるんですけど、17年経つとただの白い紙だ。え～ん。

ガウディの家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

天井の造作とか、カサ・バトリョなんかと比べると割と控えめ？と思ったら、ここはガウディ設計ではなく、Francesc Berenguer Mestresというヒトの設計なんですね。ちょっと勘違いしておりました。

なんだか妙にモザイクがカワイイ。

こちらは海の生き物っぽいし。

大とかげくんと撮るってのも定番ですね。

８月に比べると５月の平日はちょっと空いてる感じかな。
当時と今では入場料がかかったり、と激変しておりますので、公式サイトなどでご確認ください。ね。

歩いてカサ・ビセンスへ。
途中、Nostrumというお惣菜屋さんでコロッケやマッシュルームのサラダを購入。夜ごはん用です。

この道であっているのか…？と不安になりかかったところでようやく発見！
よかった～。あった～。
市松模様が特徴的なガウディが最初に設計した住宅、カサ・ビセンス。
なぜか長らく「カサ・ビンセス」と思い込んでましたよ～。ははは。

当時はフツウの個人のお宅。中をうかがうように写真を撮っていたら、室内でテレビが光っておりました。お邪魔しました～！

カサ ビセンス 建造物

門の棕櫚のデザインはグエル公園の門と同じなんですね。へ～。

こちらの建物、道路拡張で取り壊された設備があったり、後年増築されたり、と紆余曲折あったらしい。
2017年に、数年にわたる修復を経て、現在は一般公開されています。
入場料16ユーロというのはちょ～っと考えちゃいますけど、130年に渡る建物の変遷が展示されているそうで、そこは興味あるな～。みたい。

カサ・ビセンスから地下鉄Fontana駅の間で見つけたステキ建物。
placa de trillaという広場に面したところです。
出窓がステキ～～♪　1996年に来た時にもここの写真を撮っておりました。ん～、その時と比べるとヤシ(？)の樹が成長して、１階分は高くなり、ますます見えなくなっている…。常緑樹だといつ来ても見えにくいかあ…。ううむ。

地下鉄を乗り継いでホテルへ。
部屋に戻る前にホテルの地下と１階に入っているスーパーへ。当時はESCLATというお店でしたが、今はMercadonaになっている模様。
おお～、骨付きハムだ～。しかも爪付き…。この形で売っているのか。ちっとコワイな。

散らかる前に部屋の中をパチリ。
ベッド２台の手前にソファーがあるので、幅は狭いものの奥行はある部屋かな。
６階で、ベランダ付きの東南向きなので遠くにカタルーニャ美術館の建物が見えます。

エクスポ ホテル ホテル

観光の途中で買ったお惣菜と下のスーパーで買ったパンとインスタントスープで夜ごはん。
よく歩いた！