三年ぶりのフランスです。一昨年はスペイン、昨年はハンガリー、クロアチア、イタリアを訪れ、しばらくフランスおよび「フランスの美しい村」とはご無沙汰となってしまいました。今回はまだ訪れていない西フランスを皮切りに、できるだけ多くの「フランスの美しい村」をレンタカーで巡ってみることにしました。それとこれだけ何度もCDGを利用しながらいつもパリは素通りなので、今回は少しゆっくりと散策を楽しんでみようと考えました。<br />二十三日間の長丁場ですが、良ければお付き合いください。<br />本編は旅行初日（8/17）及び旅行二日目（8/18）の記録です。<br /><br />旅程<br />　8/17（月）　KIX→HND→NRT→CDG・・・本編<br />　8/18（火）　パリ滞在・・・本編<br />　8/19（水）　パリ滞在<br />　8/20（木）　ラ・ロッシュ・ギヨン→ジヴェルニー→ジェルヴロア→<br /> リヨン・ラ・フォレ<br />　8/21（金）　ルーアン→ル・ベック・エルルワン→ドーヴィル→<br /> オンフルール<br />　8/22（土）　ブーヴロン・アン・オージュ→<br />　　　　　　　サン・セヌリ・ル・ジェルイ→モン・サン・ミッシェル<br />　8/23（日）　サン・マロ→サン・シュリアック→ディナン<br />　8/24（月）　モンコントゥール→ル・ファウ→カンペール<br />　8/25（火）　ロクロナン→ポン・タヴァン→ラ岬→ファ岬→ミリエ岬<br />　8/26（水）　オレー→バンヌ→ロシュフォール・アン・テール→<br />　　　　　　　ブリュエルラン<br />　8/27（木）　ソーミュール→モンソロー→カンドサン・マルタン→<br /> 　　　　　　　ボーモン・アン・ヴェロン<br />　8/28（金）　シノン→ユッセ城→アゼ・ル・リドー→モントレゾール→<br /> 　　　　　　　アングル・シュル・ラングラン<br />　8/29（土）　ガルジレース・ダンピエール→サンブノワ・デュ・ソ→<br /> 　　　　　　　コロンジュ・ラ・ルージュ→ラグロリエール<br />　8/30（日）　サン・タマン・ド・コリ→サン・レオン・シュル・ヴェゼ<br />　　　　　　　ール→ リムーユ→ベナック・エ・カズナック→<br />　　　　　　　カステルノー城→ボーリュ・シュル・ドルトーニュ<br />　8/31（月）　カルダヤック→コンク→コルド・シュル・シェル→<br /> ナジャック<br />　9/01（火）　ソヴテール・ド・ルーエルグ→モネスティエ→<br />　　　　　　　サン・タントナン・ノヴル・ヴァル→ブリュニケル<br />　9/02（水）　コルド・シュル・シェル→カステルノー・ド・モンミラン<br /> → ピュイスシ→トゥルーズ<br />　9/03（木）　サラン→ローゼルト→ビュジョル・ル・オー→<br />　　　　　　　モンフランカン<br />　9/04（金）　モンパズィエ→ベルビュス→サルラ・ラ・カネダ→<br />　　　　　　　ペリグー<br />　9/05（土）サン・テミリオン→ボルドー<br />　9/06（日）　ボルドー滞在<br />　9/07（月）　BOD→ORY→CDG<br />　9/08（火）　CDG→NRT→HND→KIX　　<br />

シニアのフランスの旅［１］　パリ(1)

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2015/08/17 - 2015/09/08

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masaさん

三年ぶりのフランスです。一昨年はスペイン、昨年はハンガリー、クロアチア、イタリアを訪れ、しばらくフランスおよび「フランスの美しい村」とはご無沙汰となってしまいました。今回はまだ訪れていない西フランスを皮切りに、できるだけ多くの「フランスの美しい村」をレンタカーで巡ってみることにしました。それとこれだけ何度もCDGを利用しながらいつもパリは素通りなので、今回は少しゆっくりと散策を楽しんでみようと考えました。
二十三日間の長丁場ですが、良ければお付き合いください。
本編は旅行初日（8/17）及び旅行二日目（8/18）の記録です。

旅程
　8/17（月）　KIX→HND→NRT→CDG・・・本編
　8/18（火）　パリ滞在・・・本編
　8/19（水）　パリ滞在
　8/20（木）　ラ・ロッシュ・ギヨン→ジヴェルニー→ジェルヴロア→
リヨン・ラ・フォレ
　8/21（金）　ルーアン→ル・ベック・エルルワン→ドーヴィル→
オンフルール
　8/22（土）　ブーヴロン・アン・オージュ→
　　　　　　　サン・セヌリ・ル・ジェルイ→モン・サン・ミッシェル
　8/23（日）　サン・マロ→サン・シュリアック→ディナン
　8/24（月）　モンコントゥール→ル・ファウ→カンペール
　8/25（火）　ロクロナン→ポン・タヴァン→ラ岬→ファ岬→ミリエ岬
　8/26（水）　オレー→バンヌ→ロシュフォール・アン・テール→
　　　　　　　ブリュエルラン
　8/27（木）　ソーミュール→モンソロー→カンドサン・マルタン→
　　　　　　　ボーモン・アン・ヴェロン
　8/28（金）　シノン→ユッセ城→アゼ・ル・リドー→モントレゾール→
　　　　　　　アングル・シュル・ラングラン
　8/29（土）　ガルジレース・ダンピエール→サンブノワ・デュ・ソ→
　　　　　　　コロンジュ・ラ・ルージュ→ラグロリエール
　8/30（日）　サン・タマン・ド・コリ→サン・レオン・シュル・ヴェゼ
　　　　　　　ール→ リムーユ→ベナック・エ・カズナック→
　　　　　　　カステルノー城→ボーリュ・シュル・ドルトーニュ
　8/31（月）　カルダヤック→コンク→コルド・シュル・シェル→
ナジャック
　9/01（火）　ソヴテール・ド・ルーエルグ→モネスティエ→
　　　　　　　サン・タントナン・ノヴル・ヴァル→ブリュニケル
　9/02（水）　コルド・シュル・シェル→カステルノー・ド・モンミラン
→ ピュイスシ→トゥルーズ
　9/03（木）　サラン→ローゼルト→ビュジョル・ル・オー→
　　　　　　　モンフランカン
　9/04（金）　モンパズィエ→ベルビュス→サルラ・ラ・カネダ→
　　　　　　　ペリグー
　9/05（土）サン・テミリオン→ボルドー
　9/06（日）　ボルドー滞在
　9/07（月）　BOD→ORY→CDG
　9/08（火）　CDG→NRT→HND→KIX　　

エリア

フランス

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 鉄道船徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

旅行初日です。
今回ヨーロッパへのフライトでは初めてANAを利用しました。夏休みということで羽田からの直行便は高く、KIX→HND→NRT→CDGという面倒な旅程になりました。ただラッキーなことに、チェクインカウンターで思いもかけずアップグレードのオファーがありビジネスクラスに搭乗できました。新鋭機787のビジネスは1-2-1の座席配列で快適そのもの、5年前のエールフランスのビジネスクラスのシートとは雲泥の差でした。日頃の行いがいいのかしら？？
元来短い足ですが、フルフラットでゆっくり横になっていけるのはやっぱり楽ですね。大きなディスプレイも装備されていました。
でも787の座席配置、ビジネスやプレエコの席が多く、エコノミーの座席数が少ないような気がします。世の中金持ちが多いんですねー。
アペタイザー（京鴨生ハム等）。まずキールロワイヤルをお願いしました。
牛フィレ肉ガビーワインソースと赤ワインです。
桃のムースのコンポート乗せ。洋食は美味しかったですね。
二度目の食事は和食にしましたがこれがいけません。メインの煮魚は大変に臭く、塩味が強いです。副菜も冷えていてあまり味がせず、ほとんど大部分を食べずに残しました。ちょっと事前の温め方を間違ったのじゃないのかなー。アテンダントが「お口に会いませんか？」と尋ねにきました。
スターアライアンスグループが利用するCDGのターミナル１に到着しましたが、全体に大変古臭く傷んでいる感じですね。
ライン3のバスでポルトマイヨーで下車ホテル「Fertel Maillot」にチェックインしました。休み中のパリ、結構ホテル代も高いので頑張ってかなり安い所を探して見つけたホテルで、今日から三連泊します（ホテルHPより借用）。
立地は何処に行くにも大変です。地下鉄のポルトマイヨー駅もすぐそばです（HPより）。
旅行二日目です。
三十数年前一人で何度もパリを訪れいろいろと観光しましたが、もう忘れてしまったので、べたな有名どころを観光することにしました。地下鉄駅を出て歩いていると、恋人たちが架ける鍵の重さで危ないと話題になった、ポン・デ・ザールに出くわしました。丁度係りが沢山の鍵を切り取るところでした。
2019年4月に大火災が発生しますが、それ以前の焼失前の姿を留めるノートルダム寺院です。
美しいバラ窓。この寺院は帝政を宣言したナポレオンの載冠式が執り行われるなど様々な歴史の舞台となっています。
次の訪れたのは「聖なる宝石箱」と称えられるパリ最古のステンドグラスが圧巻のサント・シャペルです。。外観は何の変哲もありません。
写真は１階の礼拝堂。少し圧迫感のある高さ７ｍほどの天井には星が描かれています。
両側にある螺旋階段から二階に上がると、とてつもなく素晴らしいステンドグラスの饗宴です。
礼拝堂の周りには全部で15の大窓で作られたステンドグラスが光を放ちます。
素晴らしいステンドグラスで溢れ「聖なる宝石箱」と言われるのもわかりますね。
サント・シャペルの隣が14世紀始めにフィリップ美貌王の王宮として建てられたコンシェルジュリーです。実はこの建物「ギロチンへの入口」と呼ばれフランス革命の時には大変に多くの人々が収容された牢獄になり、ここからダントンなど多くの人々が断頭台に送られた暗い歴史を持っています。
マリーアントワネットもその一人で、彼女の独房も再現されています。黒いヴェールを被っているのがアントワネットで、投獄中に使った遺品も展示されています。彼女の一生を考えると、その落差には涙を誘います。
次はオルセーに向かいました。
セキュリティーチェックのため長蛇の列で、係り員に聞いてみましたが、ミュージアムパスも優先権は無いとの返事でした。ほんとかなー？
かってのオルセー駅を利用した美術館は昔の駅の記憶を留めています。このドームも昔の駅の姿を残しています。
昔の駅の記憶でのシンボル的存在がこの大時計です。
19世紀美術専門の、とりわけ印象派の多くの作品を所蔵する美術館ですが、ここで展示作品の紹介や写真を掲載しても意味がありません、やめておきます。
オルセー内の内装と天井画が素晴らしいフレンチレストラン「Musée d’Orsay」でランチにしました。豪華ですねー。
こんな内装の中で食事ができます。
フランスのしかもオルセーで、スペイン料理のガスパチョとはなかなかのミスマッチの感じがしないでもないのですが・・・。
これは何だったかなー、忘れてしまいました。
こちらはペンネのジェノベーゼ、イタリアンです。
でもどの料理もそんなに値段も高くなく美味しくいただけました。
オルセーを出てフランス式庭園のチュイルリー庭園を散歩しました。様々な彫刻作品が展示され、パリ市民憩いの場でしょうか、それにしてもごみが多いなー。
ルーブル美術館外観です。
次はまたまたべたな凱旋門観光です。実はここの屋上からのパリの都市景観を見たかったのです。地下から道路を渡り屋上に登ります。
特にこの景観です。ラ・デファンスに続く真っ直ぐな大通りを見ていると、古い時代から新しい時代へと時代の移り変わりを一本の通りで表現するパリの都市計画の秀逸さがよくわかるような気がします。歴史を取り入れ大変に上手ですね。
凱旋門を中心としたこの放射線状の街路の広がりと、同じ石材を使い同じ階にベランダを設け統一性を保った建築なども大変美しいですね。アジアの混沌も面白いですが、やはりこの計画性は凄いです。
夜はパリ最古の橋であるPont Neufから出発する観光船ヴデット・デュ・ボン・ヌフでセーヌ河夜景クルーズに出かけました。チケットは日本で事前に予約を済ませておきました。
マザラン図書館の夜景です。
オルセー美術館ライトアップ。
コンコルド橋とブルボン宮殿。
アレキサンドル3世橋とエッフェル塔。
アレキサンドル橋は豪華な橋です。
言わずと知れたエッフェル塔です。綺麗にライトアップされています。
確かにセーヌ川の夜景はとてもきれいですが、個人的には昨年度訪れたブダペストの夜景の方に軍配を上げたい気分ですね。これだけはそれぞれの好みの問題でしょう。
ノートルダム寺院です。
火災により今はこの尖塔は焼失してしまい見ることはできません。
コンシェルジュリーですが、その歴史を見ると夜景も何かおどろおどろしい雰囲気がありそうな感じですね。

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