南さつまを巡る旅 (1) 吹上浜、万世特攻平和祈念館、くじらの眠る丘

2021/07/13 - 2021/07/14

鹿児島に引っ越して1年半。まだ訪れていなかった「南さつま」を巡ってみました。

「今こそ鹿児島の旅」が再開されたので、鹿児島在住者には非常にお得です。

まずは (1) 吹上浜から、近くの万世特攻平和祈念館、くじらの眠る丘を経由して、(2)笠沙地域を海岸沿いの道路を走りながら「南さつま海道八景」の見所に順番に立ち寄りました。

最後に温泉につかってから、坊津町の泊浦に面した波音の聞こえる「鳴海旅館」に宿泊しました。

翌日は、(3)加世田の竹田神社に車をとめて、国選定の加世田麓「重要伝統的建築物群保存地区」を少し歩いてみました。

その後、東シナ海の江口浜海水浴場で少しくつろいでから霧島に帰りました。

(1)から(3)に分けて旅行記を書いていきます。

(2) 南さつま海道八景の旅行記はコチラ
　https://4travel.jp/travelogue/11702075

(3) 加世田麓「重要伝統的建築物群保存地区」はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11702290

エリア 知覧・南さつま・日置(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはナビで霧島市から吹上浜へ

こんな防風林のところに来てしまいました

吹上浜って遊泳禁止なのね(泣)

ビーチに出てみると

釣りしている人しかいませんわ

拉致されたのもこんな海岸だったのでしょうか

吹上浜 自然・景勝地

水も浜も綺麗なのに・・・

自己責任なら

泳いでもいいのかな ?

カレントが強いのかな ?

監視員がいられるような場所もないしかも

少し先の

吹上浜海浜公園に行ってみました

県立吹上浜海浜公園 公園・植物園

プールやキャンプ場もあって

なかなかお金のかかった

立派な設備のある公園です

プールは学校の夏休みに合わせてオープン

コロナ禍の今年はどうかな ?

周辺にも色々と施設があるようです

万世特攻平和祈念館は後で寄る事に

砂の像もマスクしてます

早くコロナも落ち着いて欲しいものですね

お祭り広場に登っていくと

音楽の池、キャンプ場方向が見えました

なかなかいいロケーションです、が

維持整備も大変そうです

さらに進むと

自転車道との交差に出ました

さらに進むと

展望所の登口がありました

雷が遠くで鳴り始めたので急ぎます

北側

少し砂丘感はありますが

鳥取砂丘とかと比べると

しょぼいカモ

以前は草がこんなに無かったのかもなぁ

南側

もっと草が多くて

あまり砂丘感はありません

公園を出て

万世特攻平和祈念館に立ち寄りました

万世特攻平和祈念館 美術館・博物館

以前に知覧には行きましたので

とりあえずハンカチを持っているか確認

受付をすると

1Fは写真撮影OK

2Fは鎮魂の場なのでダメとのこと

今日の日本の平和と繁栄は、このような英霊の犠牲の上に築かれたものであることを、後世に伝えていくために開設された

と言うような説明が書かれていました

こういう場所は若い人たちに見てほしいですね

現在の地図と照らし合わせ

滑走路があった位置などがわかります

整地するのが少ない場所が選ばれたようです

終戦間際のわずか4ケ月しか使用されてません

こんな若者たちが・・・

本当はどんな思いで・・・

心が痛みます

引き上げられた飛行機などが展示されています

海に不時着させ

漆黒の海を泳いで帰ったって

凄すぎます

万世飛行場からは

17歳の少年飛行兵をはじめとして

優秀な若者201名が犠牲になりました

合掌

施設内マップ

2回には決意の書や

両親への最後の手紙など

死を目前にしても乱れの無い文字が

逆に戦争というものの狂気を感じさせます

1Fのビデオルーム

出撃前に彼らを宿泊させていた民家の人など

生々しい声が聞けます

車を進めて

くじらの眠る丘へ

13頭のくじらが迷い込んで

死んだというニュースは

なんとなく記憶があります

賢い哺乳類なのに

どうしてこうなるんでしょうね

かろうじて1頭だけは

救出されたのですね

骨格標本が展示されています

いかに大きいかがわかります

これから地図でピンクの笠沙地区へ

南さつま海道八景を番号順に巡って行きます