2021/07/13 - 2021/07/14
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toroppeさん
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くじらの眠る丘を出て、ホキノ山公園の展望所によってから、「南さつま海道八景」を順に巡りました。それぞれに案内板があるのでわかりやすかったです。1.高崎山展望所、2.谷山展望所、3.後浜展望所、4.笠沙美術館、007映画ロケ地、5.落水展望所、6.丸木崎展望所、7.輝津館展望所、8.耳取峠展望所から素晴らしい風景を楽しんで、「なぎさ温泉」に寄って汗を流してから、今夜の宿「鳴海旅館」に向かいました。
=====
鹿児島に引っ越して2年半。まだ訪れていなかった「南さつま」を巡ってみました。
「今こそ鹿児島の旅」が再開されたので、鹿児島在住者には非常にお得です。
まずは (1) 吹上浜から、近くの万世特攻平和祈念館、くじらの眠る丘を経由して、(2)笠沙地域を海岸沿いの道路を走りながら「南さつま海道八景」の見所に順番に立ち寄りました。
最後に温泉につかってから、坊津町の泊浦に面した波音の聞こえる「鳴海旅館」に宿泊しました。
翌日は、(3)加世田の竹田神社に車をとめて、国選定の加世田麓「重要伝統的建築物群保存地区」を少し歩いてみました。
その後、東シナ海の江口浜海水浴場で少しくつろいでから霧島に帰りました。
(1)から(3)に分けて旅行記を書いていきます。
(1)の吹上浜、万世特攻平和祈念館、くじらの眠る丘 旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11702053
(3) 加世田麓「重要伝統的建築物群保存地区」はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11702290
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
くじらの眠る丘を出て
まずはホキノ山公園の展望所へ
226号線は二車線になったり
一車線になったりでしたが
ほとんど車には出会いませんでした -
東シナ海に浮かぶ桟敷島が
正面に見えます -
古事記・日本書記によると、ニニギノミコトはに笠沙(カササ)の御前(ミサキ)で木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)と出会い、妃に迎えることになります
それを記した石碑 -
南さつま海道八景を南下して行き
番号順に巡りました
1から8まで見てまわり約3時間でした -
1番 高崎山展望所
薩摩半島と崎ノ山一帯を見るポイントです -
解説板によると
甑島や吹上浜、江口浜も見えるようです -
神ノ島、崎ノ山半島は分かりますが
雲っていて他はよくわかりません -
2番 谷山展望所
段々畑の集落があった地区
石垣の文化もあったようです
ショートカットするトンネル工事をしていたので
完成すればここは見えなくなるのかも -
このあたりで耕地となるのは
段々畑しかないですからね
だいぶ雑草が成長していて
もとの姿がわかりにくくなってます -
途中にあった笠沙恵比寿はコロナ禍で臨時休業中のようです
3番 後浜展望所がすぐには見つけられませんでした
野間池郵便局横に車をとめて看板を見にいくと
この坂を登ると野間岬の方に行ってしまうのがわかりました -
歩いて探しに行ったら
海側の方に駐車場がありました -
夕陽の時が絶景のようです
-
透き通った海水と
立神が印象的な場所です -
神が立っていると
昔の人が考えてもおかしくない風景です -
周辺の岩の色が三色層になってました
堆積した時代が違うってことかな ? -
反対側には
これから向かう笠沙美術館の前に浮かぶ
沖秋目島も見えます -
最後に振り返ると
やはり神々しい風景です
駐車場奥の岩場にはBBQをした炭の跡が数カ所
とんでもない奴らですね
まあ人生のどこかでバチが当たるでしょ -
戻っていくと
鳥居と祠がありました
名前はわかりませんでした
とりあえず参拝 -
少し進むと
馬取山展望所(リアス式海岸展望所)がありました
先ほど見た立神や
野間岬の風景が素晴らしい -
斎藤茂吉さんの歌碑がありました
-
4番 笠沙美術館
火曜日は休館日なのはわかってましたが
ここからの風景が良いようなので寄りました
向かい側には焼酎の「杜氏の里笠沙」があります -
美術館の窓枠から
海、山など全てがアートになるようです笠沙美術館 美術館・博物館
-
橋を渡って島の方に近づきました
-
沖秋目島がなんとも言えず
いいフォルムで
見惚れてしまいますねぇ -
笠沙の周辺では
鑑真が上陸したり
ニニギノミコト
OO7
色んな人が上陸するって不思議だな -
軍艦のようにも見えるし
像がペタッと寝てるみたいでもある
あなたは何に見えますか ? -
226号線の道路から外れ
下に降って黒瀬海岸(神渡海岸)にも寄ってみました
沖秋目島が目線の高さでみられます -
ニニギノミコトが、天孫降臨後に舟で南下し、たどり着いたのがこの黒瀬海岸だという神話があります
宇宙人ではなかったのだろうか ?
と思えるような日本創成期の神話ですよね
世界中の神話も空からやってくるパターンが多いし -
226号線に戻ってさらに進むと
後藤鼻展望所がありました
007でショーンコネリーが向かった洞窟は
沖秋目島の裏側にあるようです -
来た方を眺めると
笠沙美術館
下には黒瀬海岸が見えました -
正面に沖秋目島が見える
素晴らしいロケーションの展望所です -
226号線を秋目港まで降り
少し登りに入るカーブに
007の石碑がありました
ショーンコネリー、丹波哲郎のサインも彫られてます
すぐ横にある鑑真記念館第2駐車場に車をとめました -
007は二度死ぬのロケ地ということで
1990年に記念碑を建てたようです
写っている外国人は何者 ?
ジェームスボンドの子孫 ? なんかいないか
ショーンコネリーの子孫 ?
隠し子 ? (笑) -
映画のワンシーンに秋目峠が出てくるようです
もう一度映画を見直してみよう !! -
こちらも映画のワンシーンの解説
-
先ほどのシーンの天神島
-
海から上がったのがコチラですね
内海が秋目浦 -
007の石碑向かい側には
鑑真記念館がありますが
今回は立ち寄ってません
写真は別の場所で見かけた看板 -
5番 落水展望所
何もなさそうでしたが
解説板を見てわかりました -
背景の山の方でした
亀ケ丘岸壁を眺める場所なんです
山の上には牧場、展望台、星降る展望所などあるようです
ちなみにショーンコネリーらは、指宿に宿泊し亀ケ丘にヘリコプターで通ったとのこと -
ここから眺めると沖秋目島も
横一列の棒状態 -
226号線から少し山に入って旧道を行くと
6番 丸木崎展望所
これまでで一番大規模な展望所でした -
サイケな地図がありました
野間半島の方から坊津あたりまで
かなり広範囲な俯瞰図でした -
谷崎潤一郎の歌碑と解説
-
展望所の先端に行ってみました
このあたりはリアス式海岸で
どこも素敵な風景が見られました -
「瀬」と呼ばれる小さな岩山が
いくつも連なります -
養殖の網でしょうか ?
-
泊浦と番屋山に並ぶ風力発電の風車
-
島が一部白い
スマホで拡大してみたら
消波ブロックでした -
旅館のある泊浦を通過して少し先へ
7番 輝津館展望所 -
坊津歴史資料センター「輝津館」
ここに車を止めました坊津歴史資料センター輝津館 美術館・博物館
-
ここの見所は
なんといっても双剣石
浮世絵の歌川(安藤 )広重も題材にしたそうです
ここまで歩いてきたのかなぁー
まあ仕事だしな -
少し降って坊津観光案内所へ
周辺地図をもらいました -
アイスバーを買い
イタリアンシェフが作る焼き菓子も
今夜のデザート用に -
さらに降った公園のようなところから
双剣石がよく見えます -
スマホの望遠で写すと
左の三角山と右の三角山の間に
尖った二つの岩が見えます
それが双剣石
それぞれ27mと21mと巨大ですね -
もらった地図に
双剣石のビューポイントがあり
案内所に戻っておばちゃんに聞いたけど
「よく知らない」って
案内になってませんけど(笑)
とりあえず横の階段を登ってみました -
展望の丘を目指しました
-
まあ少し高いところから見る感じですが
双剣石は背景と重なってしまい
2つであることがわかりにくい
さっきの公園の方がビューポイントだったわ -
司馬遼太郎にまつわる話
フランシスコ・ザビエルが坊津に滞在したあとの報告書で、「国民は聡明で、名誉を重んじ、辱められると猛然と戦い、気は優しく、勇敢で秩序を好み、モラルも高い民族で、キリスト教国以外でこれほど優れた国は見たことがない」と書いている
それが薩摩人、厳密には坊津の人達
日本が植民地化を免れたのは、坊津のおかげであると、大いに賞賛し、新聞にも紹介されたそうです
坊津の人も立派ですが、それを鋭く観察したザビエルも凄いと感じる話ですね
大谷選手がメジャーリーグで、他チームファンにも人気があるのと、通じるようにも思いました -
展望所から先は
獣道みたいに草がボウボウだったので
引き返して違う散策路を降ると
梅崎春生の文学碑 -
すみませんが
存じ上げませんでした -
いよいよラスト
8番 耳取峠展望所
226号線でカーブを曲がったところにある
小さな駐車場なので要注意です -
ここのポイントは
開聞岳と枕崎市街 -
最初に来たときは
開聞岳は完全に雲の中でした
温泉から旅館に向かう時には
少しだけ開聞岳が頭を出していました -
今夜の旅館には温泉も大浴場もないので
枕崎市街地を少し過ぎた所の温泉へ
枕崎なぎさ温泉は別途にプールもあります枕崎なぎさ温泉 温泉
-
露天風呂から見える風景は
駐車場からとほぼ同じ
室内の方の浴槽は電気風呂なので要注意です
以前、足つけたとたんに、つった事あります
洗い場は6つくらい
シャンプー、タオルなどは全て自前が必要です
なければ受付で購入できます -
さっぱりしたら旅館に向かいました
7番と8番の間なので少し戻る形です
司馬遼太郎も利用した旅館です鳴海旅館 宿・ホテル
-
フロントで検温しチェックイン
いつも思いますが
もし熱があったらどうなるのでしょう ? -
ネットで予約した際には
るるぶJTBで残り1部屋だったので
満室なのか ? と思って来ましたが
我が家1組だけの貸切でした
コロナ禍で入れないようにしてるのか ?
JTB枠が1部屋だけだったのか ?
謎です
2人には十分の広さ -
部屋のバスタブは狭い
温泉に行ったので
寝る前にシャワー浴びただけ
トイレはウォシュレットなし -
掛け軸の下にあるのがTV
部屋の割に小さいかもね
セイフティボックスはありません
喫煙可能です -
部屋にあるのは
浴衣、タオル、歯ブラシのみ -
天井の白い点々が気になる
元々の模様なのか ?
上に貼ってあった壁紙を剥がした接着剤のあとか ?
気になって眠れませんでした
という事は私はありません -
窓からの風景はなかなかGood
展望所で見た瀬の島、岩が見えます
網戸もあるので窓を開けられました -
6時から夕食にしてもらいました
大広間で2人
ソーシャルディスタンスもくそもない
ほんと観光業は心配です
鹿児島なんか感染者数めちゃ少ないのに -
料金の高いプランは伊勢海老も出るらしい
ウチは年金生活プラン(笑)
特筆すべきものはないですが
おばちゃんの家に泊まりに来た感じで
これはこれで旅としては良いのでは
食べきれなくて少し残して申し訳ございません -
デザートはスイカ
やっぱりおばちゃんの家に来てたんやー -
食べて戻ると
布団が敷いてありました
寝るには7時は早すぎるな -
まだサンセット前でしすね
赤焼けが綺麗になって来ました -
日没後のこの時間帯も好きです
月も見えてきました
エアコン消して窓を少し開けて寝ました
鳴海旅館の名が示すように
波の音がかなり激しく
目が覚めたり寝たりの繰り返しでした
神経質な人は耳栓でもないと眠れないかも
翌日は、加世田麓「重要伝統的建築物群保存地区」に向かい、少し歩いてみました
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