万世特攻平和祈念館

知覧特攻平和会館ほど観光化されていない特攻平和祈念館です。地味な祈念館ですが展示内容は知覧特攻平和会館と遜色ありません。1...  続きを読む階には吹上浜沖合の海底から引き揚げられた零式水上偵察機が展示されています。2階には万世飛行場から飛び立った特攻隊員の写真と遺書などが展示されています。志願した10代の特攻隊員の顔写真を観ると何とも言えない哀しい気持ちになります。平和について静かに考えることが出来る平和祈念館です。  閉じる

投稿日:2024/03/29

万世にも戦争資料館があるのをご存知ですか？
知覧がとにかく知名度高く、他はそれほど多くの人に知られていない印象があります...  続きを読む。
私自身、万世に来たのは初めてでした。
終戦の数ヶ月前、砂地で滑走路としては悪条件のこの地に陸軍が大急ぎで作った基地です。
特攻で出撃した人も大勢います。

1階に展示してある海軍零式三座水偵は、私が見てきた軍用機の展示で一番リアルです。
修復はしてあるけれど綺麗にし過ぎず、酷いダメージが残る姿で保存されているのでしばらく凝視してしまいました。
そしていろんな角度から撮影。
見慣れていない人は不気味さを感じると思いますが、それが本当の歴史を知ることに繋がります。
この展示は海底に着底している状態を表現しています。

ここから特攻に出撃した多くは振部隊です。
子犬を抱いた少年兵達の写真は有名ですね。
知覧にも写真があるので紛らわしいのですが、彼らはここ万世から出撃しています。

見学者は私ひとり。
係員の方が来て色々説明してくれました。
コロナ禍なのにありがたかったです。
2階は遺影や遺品があるので撮影できません。
私は子犬を抱いた少年兵達の氏名と遺影と出撃した日を確認しました。
残酷だと思うばかりです。

母を車で待たせていたので見学は1時間ほどでしたが、それほど大きくない祈念館なのでちょうど良い時間配分だったと思います。
ひとりならもっと見ていたでしょうけど。
九州は旅程の折り合いをつけるのが大変です。
同行者の関心も同じなら良いんですけどね。
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投稿日:2023/05/13

201人が命を落とした、終戦間際のたった4ヶ月だけ使われた最後の特攻基地。
鹿児島在住でも知らない人が多いこの場所へ、鹿...  続きを読む児島空港到着後に直行しました。
知覧とは違い、小ぢんまりで訪問者も少なめ。その分じっくり見ることが出来ました。
たとえどんなに混雑していたとしても、号泣してしまうけど・・。
ここも絶対に見るべき場所。
全くの余談ですが、地元の小中学生とすれ違うと、よそ者の僕にもみんな必ず｢こんにちはー｣と声を掛けてくれる。そんな素朴で気持ちいい場所にあります。  閉じる

投稿日:2022/01/07

戦争ダメ、かわいそう・・・な口コミは他の方が散々書かれているので、そちらを参照してもらって、個人的には水偵と言う珍しい機体...  続きを読むの展示がありましたので興味を引きました。

展示は偵察行動で沖縄から帰投する際に燃料切れで不時着した様子が再現されています。
※特攻機ではない。

他にもこの機体に装備されていたドラム型弾倉（7.7mm旋回機銃用）なども展示されていて、なかなか興味深かったです。  閉じる

投稿日:2022/03/21

吹上浜海浜公園と同じエリアにある特攻隊員の遺品などを展示している記念館です。戦争当時の特攻隊員の思いに触れることができます...  続きを読む。ここにくると二度と戦争を起こしてはならないことを痛感します。子供と一緒にきてその思いをつたえてほしいです。  閉じる

投稿日:2020/06/20

1Fは撮影可、2FはNGですが1Fに展示されている引き揚げられた実機や映像など写真に撮る気にもならない凄惨な様子は後世に語...  続きを読むり継いでいく必要があると強く感じました。係員さんとも少し話しましたが、こちらは知覧とは異なりこじんまりとここから飛び立っていった方を中心に遺品などを展示しているとのこと。それでも内容にインパクトがあることには違いがなく機会を作って若い人でも見てほしい内容です。  閉じる

投稿日:2020/07/26

旧陸軍万世飛行場の跡地に建てられており、加世田のバスターミナルからタクシーで10分ほどの場所にあります。
こじんまりとし...  続きを読むた館内には知覧特攻平和館とはまた違った雰囲気があり万世から終戦間近までこの地から次々と出撃して散った特攻隊員の方々のみの遺影が出撃の日時ごとに展示されております。
子犬を抱きながら微笑む少年たちの写真をご覧になった方も多いと思います。  閉じる

投稿日:2020/02/13

特攻隊の出撃基地と言うと知覧が非常に有名ですが、他の基地からも出撃しておりこの地にあった万世飛行場からも出撃しています。知...  続きを読む覧と同じく飛行場跡に祈念館が建っており特攻や戦争に関して展示されています。

有名な犬を抱いた特攻隊員の写真は知覧ではなくここ万世で撮影された物で、その翌日に彼らは沖縄に向けて出撃したことを学芸員の人から教えていただきました。また出身地を伝えるとあなたの県からはこの方々が特攻に参加したということを伝えられました。
１階には水没していた零式水上偵察機が引き上げられ公開されている他戦争や万世飛行場についての解説があり、２階は万世から出撃した隊員達の遺書が公開されていました。
知覧と違い一部箇所は撮影が可能になっていました。

万世飛行場は元々戦中に造ったものだったこともあり戦後取り壊されたこともあり現在この地に飛行場があったことを示す物はほとんどなく、隣接する吹上浜には海浜公園が出来賑わっています。
閉館間際だったということもあるのでしょうが知覧に比べ来訪者が少なく、私としては学芸員の方と一対一で直接話すことが出来有意義な時間を過ごせたことは良かったですが、ここからも多くの特攻隊員が出撃していったことを多くの人に知って欲しいと思いました。  閉じる

投稿日:2019/12/31

旧陸軍最後の特攻基地万世飛行場跡に建てられた記念館

入場時にどこから来たのか尋ねられて、そこに眠る同郷の隊員さんのこ...  続きを読むと話してもらえます

とても厳かな雰囲気の中、遺骨もない遺書のみの展示や遺品に涙が流れます

暗室に置かれた血書が光とともに浮かび上がり、平和の尊さ感じされられます

重要航空遺産の零式三座水上偵察機も展示されていて、当時のすさまじさ実感することができます  閉じる

投稿日:2017/07/19

太平洋戦争の特攻隊の事実を語る平和祈念館です。かつてあった万世飛行場の跡地に作られたと聞きました。さまざまな遺品や写真など...  続きを読むが展示され、この場所から旅立った若者たちひとりひとりに焦点を当てています。ここの展示の目玉のひとつが零式水上偵察機で、これに実際に人が乗って飛び立ったのかと思うと何とも言えない気持ちになりました。
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投稿日:2019/06/09

ここに入ると一番目立つ位置にあるのが海中から引き上げられた「零式三座水上偵察機」です。日本にここだけしかないものです。偵察...  続きを読む機なので座席が３つもあるのもすごい、初めて見ました。
ゼロ戦もそうだが、ほんと鉄板が薄い。尾翼には木材が使われていた。
２階は特攻隊員の遺書などが置かれ、犬を抱く写真の特攻隊員が次の日、ここから飛び立っていったことを知った。なんとも心が痛みます。  閉じる

投稿日:2017/05/09

有名な「子犬を抱いた少年」の写真に惹かれました。　写真の真ん中の17歳の荒木幸雄さんは偶然にも群馬県の出身の方であったこと...  続きを読む、彼が南の空に向かって出撃されたのがこの万世基地であったことを知りどうしても行ってみたかったのでした。　たくさんの人で一杯の知覧平和祈念館に比べてほとんど人のいないこの万世平和祈念館は対照的出会ったことも印象的でした。　終戦の4か月前に造られた基地とのことですがここから出撃された201名の英霊の死とその志を無駄にしてはいけないのだと強く心に思い、修学旅行に広島を選ぶ学校が増えているうに、これからの子供たちにこそぜひ訪れてほしい場所だと思ったことでした。  閉じる

投稿日:2016/04/06

知覧の「特攻平和会館」もそうですが、大東亜戦争について学校で教わったことが違っていることに気づかされます。
「特攻隊員は...  続きを読む上官に命令されて無理やり飛行機に乗せられた」て学校で教わった方が多いかと思いますが、そんな人たちが遺書を残すでしょうか？残したとしても恨みつらみばかりのような気がします。
ところが、ここに残っている遺書はどれもが純粋に家族への感謝が述べられています。
学校で教えられていることと、これらの遺書の数々との間に違和感を感じるかもしれません。
ならば自分で調べて正しい歴史を学びましょう。

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投稿日:2015/05/20

これほど厳かな雰囲気を着いた瞬間に感じた場所ははじめてです。資料館の屋根は飛行訓練に使われた飛行機赤とんぼをモチーフにした...  続きを読むデザインになっています。展示室一階は撮影可で、有名な仔犬を抱いた少年兵の写真、当時の軍服・飛行服、海中より引き揚げらた飛行機などが、二階（撮影不可）には隊員の方々の遺書や遺品等が並んでいます。また屋外にはよろずよにの碑や、基地を作る際に犠牲になられた方の慰霊碑があります。
知覧に比べると知名度は低いですが、それは遺族の方々や施設側の意向で大きく宣伝はせず、今のまま静かな感じであって欲しいということからそうなっています。
一日中いても十分な内容があります。平和のありがたみを染み染みと感じさせる場所です。  閉じる

投稿日:2014/09/26

知覧特攻平和会館があまりにも有名ですが、同じ鹿児島県の薩摩半島にあり『もうひとつの特攻記念館』だというので行ってみました。...  続きを読む

確かに資料や当時の品々などが展示されていて、関係者やとても興味を持っている人たちにとっては大切な場所だろうかと思われます。

しかし一般観光客にとってはわざわざ行くほどでもないかな、というのが偽らざる心境です。
むろん先の戦争で亡くなられた方を軽んじているわけではありません。
そういった歴史の重要さはそれはそれで、単純明快に観光の場所としてではちょっと弱く感じます。
観光目的の場所ではない、そう言われれば謝ります。  閉じる

投稿日:2014/03/20

1.訪問経緯
九州の特攻隊基地を検索し、知覧以外にも陸軍の特攻隊基地があったことを初めて知り、車で訪問したものである。
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2.展示内容
知覧と同様に遺品遺書を展示。但し展示してある零式三座水上偵察機は撮影可。遺品遺書は撮影不可。遺品遺書はここからの特攻は約200名であったため知覧に比較するとすくない。  閉じる

投稿日:2014/08/05

外観は、パイロットたちが生まれて初めて飛んだ憧れの練習機「赤とんぼ」の複葉型を
模し、大屋根は平和を祈る合掌をシンボル化...  続きを読むしたユニークな「複葉合掌型」の形をしています。

館内には、吹上浜から引き上げられた日本に一機だけの「零式水上偵察機」や死を間近にした
特攻隊員たちが肉親たちに残したメッセージや「血書」、遺品・遺影などが多数展示されています。

ツアーの観光コースに入っている知覧特攻平和会館とは違って、こちらは周りに
観光スポットが何もないので、本当に見たい人しか来ません。
なので、ほとんど人がいなくて落ち着いてみることができます。
入館料も３００円と安いですが、貴重な展示がたくさんあります。  閉じる

投稿日:2014/11/05