2007/03/11 - 2007/03/14
2607位(同エリア16398件中)
TMBSさん
この旅行記のスケジュール
2007/03/11
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電車での移動
ケルン中央1444→(ドイツ鉄道・ベルギー国鉄ICE14号)→1701ブリュッセル南
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電車での移動
ブリュッセル南1713→(ベルギー国鉄・フランス国鉄タリス9346号)→1835パリ北
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電車での移動
パリ北(Gare du Nord)→(パリメトロ5号線)→レピュブリック(Republique)
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電車での移動
レピュブリック→(パリメトロ3号線)→パルマンティエ(Parmentier)
2007/03/12
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電車での移動
パルマンティエ→(パリメトロ3号線)→サン・ラザール(St-Lazare)
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電車での移動
サン・ラザール→(フランス国鉄近郊電車)→ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト
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電車での移動
ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト→(フランス国鉄近郊電車)→ラ・デファンス
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電車での移動
ラ・デファンス→(トラムT2系統)→Belvedere→(トラムT2系統)→ラ・デファンス
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電車での移動
ラ・デファンス→(パリメトロ1号線)→コンコルド(Concorde)
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電車での移動
コンコルド→(パリメトロ8号線?12号線?)→マドレーヌ(Madeleine)
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電車での移動
キャトル セプタンブル(Quatre Septembre)→(パリメトロ3号線)→サン・ラザール
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電車での移動
サン・ラザール→(パリメトロ13号線)→シャンゼリゼ クレマンソー
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電車での移動
シャンゼリゼ クレマンソー→(パリメトロ1号線)→シャルル・ド・ゴール エトワール
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電車での移動
シャルル・ド・ゴール エトワール→(パリメトロ6号線)→ビル アケム
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電車での移動
ビル アケム→(パリメトロ6号線)→シャルル・ド・ゴール エトワール
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電車での移動
シャルル・ド・ゴール エトワール→(パリメトロ1号線)→バスティーユ(Bastille)
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電車での移動
バスティーユ→(パリメトロ5号線)→レピュブリック→(パリメトロ3号線)→パルマンティエ
2007/03/13
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電車での移動
パルマンティエ→(パリメトロ3号線)→オペラ
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バスでの移動
オペラ→(ロワシーバス)→シャルル=ド・ゴール国際空港ターミナル1
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飛行機での移動
シャルル=ド・ゴール国際空港→(カタール航空QR22便)→ドーハ国際空港
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飛行機での移動
ドーハ国際空港2315→(カタール航空QR820便・機内泊)→関西国際空港
2007/03/14
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この旅行記スケジュールを元に
新型コロナウイルスの感染拡大により海外旅行が夢のまた夢になりはや1年。
8年間放置していた2013年夏のハンガリー、オーストリア、ドイツへの旅の模様を書き終えてふと思いました。
「どうせやるのならば、大学時代の卒業旅行で中欧とドイツ、フランスを巡った時の模様も振り返ってみたい。」
前のデジタルカメラは実家の建て替えと同時にデータごと行方不明になり、手元に有るのはフィルムカメラとガラケーの出来の良くない写真ばかり。
それでも折を見て書けるだけ書いてみることにしたので、可能であればお付き合いください。
最終回となる今回は、ケルン中央駅から「ICE」・「タリス」を乗り継いで最後の滞在地・パリを目指す様子。そしてヴェルサイユの庭園鑑賞、家族旅行で何度か訪れた思い出の場所巡りを楽しみ、大学生活最後の海外旅行を締めくくった様子をご紹介させていただきます。
(大まかな行程表)
大阪→(カタール航空QR821便)→ドーハ→(カタール航空QR25便)→フランクフルト→(鉄道)→ミュンヘン→(鉄道)→ザルツブルク→(鉄道)→ウィーン→(鉄道)→ブラチスラバ→(鉄道)→ウィーン→(鉄道)→クラクフ→(鉄道)→オシフィエンチム→(鉄道)→クラクフ→(鉄道)→プラハ→(鉄道)→ベルリン→(鉄道)→ケルン→(鉄道)→ブリュッセル→(鉄道)→パリ→(カタール航空QR22便)→ドーハ→(カタール航空QR820便)→大阪
その1(プラハ編)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11684052
その2(ドレスデン編)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11694078
その3(ベルリン編)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11694466
その4(ケルン編)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11695516
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2011年3月11日お昼すぎ、ケルン中央駅前の広場にて。
当初の予定では1時間程度だけの滞在予定だったところ、不意のアクシデント(乗車券の紛失)によりさらに2時間足止めを食らってしまう形になりましたが、乗車予定の列車の時間が近づいてきたのでそろそろホームに向かいます。ケルン中央駅 駅
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まずはケルン中央駅14時44分発の高速列車「ICE14号」で、終点のブリュッセル南へ。車輌は最新鋭の「ICE3」です。
当初乗車予定だった12時14分発の「タリス9436号」パリ北行きとは異なり、パリに向かうには途中のブリュッセル南駅での乗り換えが必要になるわけですが、当初は訪問予定でなかったベルギーに立ち寄れるのは思わぬ幸運でした。ケルン中央駅 駅
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イチオシ
ちなみにこちらは旅行2日目(2007年3月5日)にフランクフルト空港長距離駅で撮影した「ICE3」
「ICE3」については、この6年後(2013年)のドイツ旅行の際の乗車記も合わせてご参照ください。
https://4travel.jp/travelogue/11691794 -
「ICE14号」はドイツとベルギーを結ぶ国際便で、高速列車「ICE」のなかでもとりわけ運転本数の少ない系統で、週末を中心に混雑がみられるようです。
にも関わらず、事前に座席指定を受けずに乗車した私はケルン中央駅を発車後長時間にわたり立ちっぱなしを強いられることに。
幸い、1駅目のアーヘン中央駅で空席ができたので、そこからは着席することができました。
あとは、MDプレーヤーで倖田來未さんのアルバムを聴きながら、のんびり寛いで移動するだけです。 -
イチオシ
17時1分、「ICE14号」は終点のブリュッセル南駅に到着。
ベルギーを訪問するのは、生涯でこれが初めてでした。
ちなみにここでもあわやという事態が。
「ICE14号」のブリュッセル南駅の一つ前の停車駅が、ブリュッセル北駅なのですが、長旅の疲れのせいなのか私はこの駅をブリュッセル南駅と勘違いして下車してしまったのです。
幸い、乗り換え予定の「タリス」の姿がどこにもない、駅名標に「Midi」や「Zuid」の文字がないという異変に気づき、すぐに「ICE14号」の車内に戻れたから事なきを得たものの、下手をすればブリュッセルに一人置き去りにされ、野宿を強いられてもおかしくない状況でした。ブリュッセル南駅 駅
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乗り継ぎ予定の「タリス9346号」パリ北行きの発車時刻は17時13分。
初めてのベルギー滞在は、駅舎の外に一瞬出て、自販機のコーラを買っただけで終わってしまいました。
「タリス9346号」は「ICE14号」が到着したのと同じホームに入線するそうで、しばらく待つことに。ブリュッセル南駅 駅
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ただ、「タリス9346号」は定刻より10分以上遅れたダイヤでの運転になるとのこと。
ブリュッセル南駅 駅
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ようやく「タリス9346号」が入線。これでどうにかこの旅最後の滞在地であるパリに向かうことができます。
今回、ケルン中央駅でチケットを手配しようとしたところ、2等車はすでに満席だったので、背に腹は変えられぬということで1等車を奮発。
それでも、日本の新幹線グリーン車よりはやや割安な価格だったと記憶しています。ブリュッセル南駅 駅
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「タリス」の側面ロゴ
ブリュッセル南駅 駅
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「タリス」には、ドイツ乗り入れ対応の「PBKA」型とドイツ乗り入れ非対応の「PBA」型、計2種類の車輌が使用されていますが、今回乗車したのは写真の「PBKA」型でした。(2012年撮影)
「PBA」型の1等車については、2012年のオランダ・ベルギー旅行の際に乗車した際の旅行記がありますので、そちらも合わせてご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10748034ブリュッセル南駅 駅
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ブリュッセル南からパリ北までの所要時間は約1時間。
短い乗車時間にも関わらず、1等車の車内では軽食のサービスもあり、至れり尽せりのサービスを受けました。タリス (ブリュッセル方面) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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18時35分、「タリス9346号」は終点のパリ北駅に到着。
パリ北駅 駅
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夜のパリ北駅構内。
2007年当時の使い捨てカメラでは、これが限界でした。
この後はメトロ5号線と3号線を乗り継いで、パルマンティエ駅近くのホテル「ホテル ドゥ ネムール」にチェックイン。
「タリス」車内の食事だけではお腹が空いたので、近くのマクドナルドで夜食をテイクアウトし、部屋で休みました。パリ北駅 駅
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翌日はホテルで朝食後、メトロ3号線でサン・ラザール駅へ。
印象派の巨匠・モネの絵画にも描かれた、歴史のある駅です。サン ラザール駅 駅
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ピンぼけした写真ですが、フランス国鉄によく見られるZ字型の前面スタイルの電気機関車が牽引した客車列車が発車を待っていました。
サン ラザール駅 駅
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この日最初の目的地は、これまで3回パリを訪れたにも関わらず1度も行ったことがなかったヴェルサイユ宮殿とその周囲の庭園。
まずは、サン・ラザール駅から通勤電車で、最寄りのヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅へ。 -
市街地から宮殿に向かう大通り。
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ヴェルサイユ宮殿の入口に到着しました。ヴェルサイユ・シャンティエ駅からはそう遠くなかったはずです。
ヴェルサイユの宮殿と庭園 城・宮殿
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ヴェルサイユ宮殿・庭園の入口。
この日はあいにく月曜日で、宮殿は休館日。
しかし、無料で観覧できる庭園への立ち入りは可能だったので、せっかくなので宮殿の外観と美しい庭園を見て回ることに。ヴェルサイユの宮殿と庭園 城・宮殿
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イチオシ
17世紀の「太陽王」ことルイ14世が築いた壮麗な宮殿。
ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿
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次パリに行けるのがいつになるか分からないだけに、休館日で内部を見学できないのは残念・・・
ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿
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宮殿の建物を通り抜け、広大な庭園に出ました。
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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幼き日のルイ14世とその母親、親子に歯向かった貴族たちを象った「ラトナの泉」。
奥に見える大きな池は、十字の形に配置された「大運河」です。ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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しばらく「ラトナの泉」付近を散策
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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左手に宮殿の建物が見えます。
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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見事に手入れされた植栽
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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「ラトナの泉」の手前に左右対称で並んだ池の周囲には、ブロンズ像があれこれ並んでいました。
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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「ラトナの泉」
中央に建つ像が、ギリシャ神話の女神ラトナとその息子である太陽神アポロン。
周囲の像は、神の怒りに触れて蛙やトカゲに変えられた村人たちだそうです。ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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美しい庭園をもう少しじっくり見て回りたい気もしたのですが、時間の都合上、中程に位置する「アポロンの泉」まで行って折り返すことに。
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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この当時、ヴェルサイユ宮殿では17年がかりの大改修工事が実施されており、境内のあちこちに囲いが設置されていました。
ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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名残惜しいですが、昼からはパリの街中を歩きたかったので、ヴェルサイユ宮殿を後に。
ヴェルサイユの宮殿と庭園 城・宮殿
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ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅に戻ってきました。
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春の日差しの中、近郊電車はパリの街に向かいます。
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このまま、まっすぐサン・ラザール駅に戻っても良かったのですが、途中寄り道したい場所があったので、ラ・デファンス駅で下車しました。
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ラ・デファンスといえば、新凱旋門(アルシュ)の最寄り駅ですが、こちらは小学生時代に一度訪問しているのでパス。
代わりに、2駅だけですがトラムT2系統に体験乗車することに。
第二次世界大戦前の1938年に全線廃止となったパリのトラムですが、1990年代以降に復活の動きが見られ、現在は9つの系統が運行されています。 -
2駅目のBelvedere電停まで行き、そこからすぐに反対方向のトラムでラ・デファンスに戻ります。
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ラ・デファンスからメトロ1号線と8号線?12号線?を乗り継ぎ、マドレーヌ駅へ。
マドレーヌ寺院近くにカタール航空のパリ支店があり、そちらで翌日搭乗予定のカタール航空便のリコンファームができているかを確認する必要があったのです。
当時のカタール航空ではまだ帰国便のリコンファームが必要とあり、旅行2日目にフランクフルト国際空港のチェックインカウンターで見よう見まねで必要な手続きを済ませていたものの、無事に手続きが通っているか否かが不安だったので直接支店を訪ねてみたわけです。
問題なくリコンファームがなされていることを確認した後は、いよいよ本格的にパリの街歩きを始めることに。
写真はギリシャ神殿風の建築様式で知られる、マドレーヌ寺院。マドレーヌ寺院 寺院・教会
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まずは遅めの昼ご飯とインターネットカフェ探しのため、オペラ・ガルニエ界隈の日本人街へ。
兵庫県のパリ事務所が入居しているビルがありました。 -
もうあと2日で帰国の予定なのですが、いい加減日本食が恋しかったので、昼食はオペラ・ガルニエ近くのラーメン店でラーメンとサーモン丼のセットをいただきました。
祖国の味で英気を養った後、再び活動再開。
写真は、幼い頃の家族旅行でも何度か立ち寄ったオペラ・ガルニエ(パリ・オペラ座)。オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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街歩きといっても、明日朝にはシャルル=ド・ゴール国際空港に向かわないといけないので、出来ることは限られています。
とりあえず、パリの歴史を映像で紹介する観光施設「パリストーリー」で、古代から現代に至るまでのパリの街並みの移り変わりについておさらいすることに。パリストーリー 劇場・ホール・ショー
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「パリストーリー」でパリの歴史を復習した後は、翌朝シャルル=ド・ゴール国際空港に向かう際に利用する「ロワシーバス」の乗り場を確認。
パリの中心部とシャルル=ド・ゴール国際空港の間のアクセス手段としては、大きく分けてバスとRER(近郊電車)の2つがありますが、治安の問題を考えると前者の利用がお勧めです。ロワシーバス バス系
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バス停の場所を確かめた後は、徒歩でアーケードのある商店街「パッサージュ・ショワズール」へ。
ここには、「地球の歩き方」に載っていた日本人女性経営のインターネットカフェ「カリ・テレマシオン」があり、メールとSNSをチェックするため入店。
気さくなママさんと雑談しながら、メールを開けたりブログを書いたりしてのんびり過ごしました。パッサージュ ショワズール 散歩・街歩き
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「パッサージュ・ショワズール」のアーケード。
ガラス張りの屋根が、昔懐かしい日本の商店街を思わせます。パッサージュ ショワズール 散歩・街歩き
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「パッサージュ・ショワズール」のオペラ・ガルニエ側の入口。
昭和初期に建てられた日本の百貨店や銀行に近い重厚な佇まいでした。パッサージュ ショワズール 散歩・街歩き
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イチオシ
ここからは、駆け足でパリの思い出の地を巡る形になります。
「パッサージュ・ショワズール」至近のキャトル・セプタンブル駅からメトロ3号線、13号線、1号線を乗り継ぎ、シャルルドゴール・エトワール(シャルルドゴール広場)駅へ。
お目当てはパリのランドマークの一つである凱旋門。
幼稚園児~小学生時代に2度訪問し、小学3年生の時には階段で登った思い出の場所です。
少し写真を撮った後は、シャンゼリゼ大通り沿いのカフェで休憩。
コーヒーを頼んだか、子どもの頃と同じレモンスカッシュを頼んだか、今となっては記憶が定かではありません。凱旋門 建造物
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イチオシ
続いてはメトロ6号線でビル・アケム駅へ。
ここでのミッションは、これまた思い出のエッフェル塔を至近距離からじっくり眺めること。エッフェル塔 建造物
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今回は展望台に登るのではなく、至近距離からエッフェル塔を愛でようというわけです。
エッフェル塔 建造物
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19世紀末にこのような巨大な建築物を作ることができたエッフェル氏とその元で働いた技師や職人には、つくづく驚嘆させられる思いです。
エッフェル塔 建造物
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エッフェル塔近くの日本文化会館の前の広場は、姉妹都市である京都市にちなみ「PLACE DE KYOTO(京都広場)」と名乗っていました。
この年勇退したジャック=シラク大統領(故人)が大の親日家であったこともそうですが、フランスの日本文化好き、日本びいきは相当なものです。 -
イチオシ
夕暮れのセーヌ川を渡るメトロ6号線の電車。
次来る時はもっと本格的なカメラで、このアングルから写真を撮りたいです。パリのセーヌ河岸 史跡・遺跡
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空が完全に暗くなる前に、エッフェル塔を後にしてホテルに戻ることにします。
ちなみに、パリ滞在最後の夕食ですが、ホテル近くのレストランのテラス席で、50ユーロぐらい払って煮込み料理と紅茶をいただきました。エッフェル塔 建造物
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2011年3月13日。
約10日に及んだ卒業旅行も、名残惜しいですが帰国の日となりました。
朝8時頃、昨日調べておいたオペラ・ガルニエ横のバス停からロワシーバスに乗車、シャルル=ド・ゴール国際空港のターミナル1に向かいます。ロワシーバス バス系
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まずは11時発のカタール航空QR22便ドーハ行きで、ドーハ国際空港(当時は旧空港)を目指します。
カタール航空はシャルル=ド・ゴール国際空港ではターミナル1に発着。
無事にチェックインと出国手続きを済ませ、サテライト4の47番搭乗口でしばらく待機します。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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バンコクへの出発を待つタイ国際航空のB747-400。
今回の旅行ではタイ国際航空の利用も検討しましたが、空席状況やチケットの値段から最終的にカタール航空を利用することにしたと記憶しています。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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ようやく搭乗案内があり、当時最新鋭機だったA340-600の右主翼横の窓側席に着席しました。
機内の乗客は大半がヨーロッパ人でしたが、数名ながら私以外の日本人乗客もいる様子でした。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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QR22便は、滑走路の手前でしばらく待たされた後、無事にシャルル=ド・ゴール国際空港を飛び立ちました。
離陸直後、眼下に見えたセーヌ川とパリの街並みを前に、逆ホームシックで感極まった時の感情は今なお忘れられません。
折しも季節は3月、スイス上空での冠雪したアルプスの絶景も格別でした。
旅の打ち上げということで、機内食の際にビールを注文したこと、機内エンターテイメントでビートルズやt.A.T.u.のアルバムをヘビロテしていたことも良い思い出です。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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【参考】パリ発ドーハ行きQR22便に運用されていたカタール航空のA340-600
(往路のドーハ国際空港で撮影)
2007年当時のカタール航空の花形機材で、ドーハとロンドン・パリを結ぶ路線に投入されていましたが、その後より燃費の良いB777-300ERが投入されたことでほどなく第一線から退き、2021年現在はすでにカタール航空から引退しています。ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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QR22便は美しい夜景のビル街を飛び越え、夜19時過ぎにドーハ国際空港に到着。
ここで3時間ほど待った後、関西国際空港行きQR820便(機材A330-200)に乗り継ぎました。
ドーハ国際空港10番搭乗口の前に集まった関西、首都圏、鹿児島に帰るツアー客の姿を前に、ようやく日本に帰れるのだと心強い気持ちになりました。
復路の座席は首都圏に帰るツアー客のご婦人と隣り合わせ。お互いに旅の思い出を話しながら、鰻丼の機内食をいただいたのが忘れられません。
翌3月14日の夕方、QR820便は無事関西国際空港に到着、父親の迎えで兵庫県内の自宅に帰りました。
今回、緊急事態宣言で京阪神から出られないなか、改めて14年前のヨーロッパ旅行を振り返ってみたわけですが、あの時見残したスポットが実に多く、その大半を訪れることがないままつくづく年を重ねてしまったなというのが率直な感想です。
この14年間、テロの連発や難民の流入、さらにはコロナ禍などヨーロッパでは数多くの出来事があったわけですが、それでも美しい世界遺産や魅力的な列車などが私たちを待っていることには変わりがないわけで、いつかワクチンの接種が済めば、好きなプロ野球チームの優勝祝いも兼ねて、パリ、ベルリン、プラハ、あるいはウィーン、ミュンヘン、ワルシャワといった都市をゆっくり回ってみたいものです。(完)関西国際空港 空港
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旅行記グループ
2007年3月卒業旅行の記録(チェコ・ドイツ・フランス)
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2007年春、フィルムカメラとガラケーの画像で振り返るヨーロッパ卒業旅行(その1・プラハ編)
2007/03/09~
プラハ
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2007年春、フィルムカメラとガラケーの画像で振り返るヨーロッパ卒業旅行(その2・ドレスデン中央駅編)
2007/03/10~
ドレスデン
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2007年春、フィルムカメラとガラケーの画像で振り返るヨーロッパ卒業旅行(その3・ベルリン編)
2007/03/10~
ベルリン
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2007年春、フィルムカメラとガラケーの画像で振り返るヨーロッパ卒業旅行(その4・ケルンへ大移動)
2007/03/11~
ケルン
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2007年春、フィルムカメラとガラケーの画像で振り返るヨーロッパ卒業旅行(その5・パリ編)
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パリ
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