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2020年11月19日(木)1時過ぎ、石清水八幡宮参拝を終え、男山展望台で素晴らしい景色を楽しんだ後、下りにかかる。男山展望台の西側の階段(下の写真1)を下りると石清水八幡宮参道ケーブルの八幡宮山上駅がある。<br /><br />所要時間約3分で男山の山麓と山上を繋ぐこのケーブルは、1926年6月に男山索道として開業、1928年に男山鉄道に社名変更し、京阪の子会社となった。1944年2月に戦時中の鉄資材供給のため一旦廃止されが、戦後の1955年12月、京阪電気鉄道鋼索線として再開業し、現在も多くの参詣客を運んでいる。<br /><br />2019年10月に山麓の八幡市駅をケーブル八幡宮口駅に、山上の男山山上駅をケーブル八幡宮山上駅に変更し、通称を男山ケーブルから石清水八幡宮参道ケーブルとした。なお、京阪本線車内では参道ケーブルと案内されている。<br /><br />全長は0.4kmで、軌間1067mmの単線2両交走式。高低差は82mあり、最大勾配が20.6%。通常時は30分間隔の運行で、現在(2021年5月)の運賃は片道300円。<br /><br />現在の車両は2001年製造の川崎重工製。定員は座席36人含む145人。座席は大部分を展望の良い下向きとし、スタンションポールの形状はエジソン電球をモチーフにしたものを採用している。2019年に石清水八幡宮との一体感を醸成するための新デザインを採用し、「あかね」「こがね」と車両の愛称も新たに設定した。<br /><br />ケーブル八幡宮山上駅は1926年の男山索道開業時には男山駅だった。1955年の京阪での再開業時には八幡宮駅となり、1957年に男山山上駅に改称し、2019年に現在の名称となった。<br /><br />櫛形2面1線のホームを持つが、通常は西側の1面1線しか使用されない。この時はあかね号が停車中だった。なお、改札口は無人化されており(運転扱いのため係員はいる)、当駅から乗車する場合はケーブル八幡宮口駅での出場時に運賃を精算する。<br /><br />何度も石清水八幡宮には何度もお参りに来ており、いつも使っていたケーブルであるが、今回はケーブルは利用せずに、帰りも歩いて降りることとする。山上駅から御本社の西側を回り込んで西谷に戻り、石翠亭でお昼を食べて、戻りは西側の車道を進む(下の写真2)。<br /><br />数分進むと右手に男山レクリエーションセンター。1987年に完成した八幡市のスポーツ施設設置公園で、ソフトボール場、フットサルコート、テニスコートなどのスポーツ施設を保有し、ロッジやキャビン、テント設営場などのキャンプ宿泊施設も備えている(下の写真3)。<br /><br />ここから京阪石清水八幡宮駅(案内板は旧駅名の八幡市駅となったまま)まで男山散策路こもれびルートを歩く。約1.3㎞あるこのルートは八幡市が整備したもので、他に石清水八幡宮の南参道に当たる善法律寺の南から約0.7㎞のせせらぎルートと、神原交差点(バス停走上り)から約1.3㎞のひだまりルートがある。<br /><br />男山レクリエーションセンターを右手に見下ろしながら5分ほど山道を登って行くと鳩ヶ峰山頂。鳩が八幡神の使鳥であることから命名された。標高142.5mと低い山だが、八幡市の最高峰。1655年に出版された扶桑京華志では山の名は八幡(はちまん)山とされ、男山の別称があり、初名が鴿(はと)ノ峯と記されている。<br /><br />三角点の近くに国分寺跡の石碑が建つ。鳩ヶ峰の山頂に経塚があったことは何度か歴史書に記されているが国分寺の記述はないそうで、一時期山城国の国分寺が大山崎に置かれていた時があり、その際に国分寺の派遣寺のような格式の高い寺院がこの地に置かれていたかもと云われているが、詳細不明。<br /><br />山頂からは緩やかな下り坂が続く。10分ほど歩くとケーブルの鉄橋が見えてくる。全長108.7m、高さ約50mでケーブルとしては日本一のトレッスル橋の男山橋梁。京阪として開業した1955年の竣工。<br /><br />トレッスルとは架台またはうまのことで、これに橋桁を乗せた構造を持つ桁橋。2010年に新しい橋に変わった山陰本線の余部橋梁は309.42mあり、日本最長のトレッスル橋だった。上下2つのトンネルに挟まれており、下のトンネルに掛けては行き違い箇所で、複線になっている。<br /><br />散策路は下のトンネルの上を横切っており、いったん通り過ぎてから神應寺の奥の院である杉山谷不動尊に向かう道で、鉄橋の下を潜ることも出来る。下から見てもなかなかの迫力。この季節は真っ赤な紅葉と鉄橋が美しい。<br /><br />ケーブルの山麓駅になるケーブル八幡宮口駅は、京阪本線石清水八幡宮駅の改札を出た西側にある。1926年6月に男山索道の八幡口駅として開業。1955年には京阪の男山駅として再開業。1957年に八幡町駅に改称し、1977年11月の市制移行に伴い八幡市駅となり、さらに2019年に現在の駅名となった。<br /><br />櫛型2面1線のホームを持つが、初詣の混雑時以外は1面1線しか使われてない。改札口は1ヶ所のみだが、混雑時には仮設臨時出札口が設置されることもある。駅舎に併設して、トイレがある。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.5778064962263480&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />神應寺に続く

京都 八幡 石清水八幡宮参道ケーブル(Iwashimizu Hachimangu Cable, Yawata, Kyoto, JP)

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2020/11/19 - 2020/11/19

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旅行記グループ 石清水八幡宮

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年11月19日(木)1時過ぎ、石清水八幡宮参拝を終え、男山展望台で素晴らしい景色を楽しんだ後、下りにかかる。男山展望台の西側の階段(下の写真1)を下りると石清水八幡宮参道ケーブルの八幡宮山上駅がある。

所要時間約3分で男山の山麓と山上を繋ぐこのケーブルは、1926年6月に男山索道として開業、1928年に男山鉄道に社名変更し、京阪の子会社となった。1944年2月に戦時中の鉄資材供給のため一旦廃止されが、戦後の1955年12月、京阪電気鉄道鋼索線として再開業し、現在も多くの参詣客を運んでいる。

2019年10月に山麓の八幡市駅をケーブル八幡宮口駅に、山上の男山山上駅をケーブル八幡宮山上駅に変更し、通称を男山ケーブルから石清水八幡宮参道ケーブルとした。なお、京阪本線車内では参道ケーブルと案内されている。

全長は0.4kmで、軌間1067mmの単線2両交走式。高低差は82mあり、最大勾配が20.6%。通常時は30分間隔の運行で、現在(2021年5月)の運賃は片道300円。

現在の車両は2001年製造の川崎重工製。定員は座席36人含む145人。座席は大部分を展望の良い下向きとし、スタンションポールの形状はエジソン電球をモチーフにしたものを採用している。2019年に石清水八幡宮との一体感を醸成するための新デザインを採用し、「あかね」「こがね」と車両の愛称も新たに設定した。

ケーブル八幡宮山上駅は1926年の男山索道開業時には男山駅だった。1955年の京阪での再開業時には八幡宮駅となり、1957年に男山山上駅に改称し、2019年に現在の名称となった。

櫛形2面1線のホームを持つが、通常は西側の1面1線しか使用されない。この時はあかね号が停車中だった。なお、改札口は無人化されており(運転扱いのため係員はいる)、当駅から乗車する場合はケーブル八幡宮口駅での出場時に運賃を精算する。

何度も石清水八幡宮には何度もお参りに来ており、いつも使っていたケーブルであるが、今回はケーブルは利用せずに、帰りも歩いて降りることとする。山上駅から御本社の西側を回り込んで西谷に戻り、石翠亭でお昼を食べて、戻りは西側の車道を進む(下の写真2)。

数分進むと右手に男山レクリエーションセンター。1987年に完成した八幡市のスポーツ施設設置公園で、ソフトボール場、フットサルコート、テニスコートなどのスポーツ施設を保有し、ロッジやキャビン、テント設営場などのキャンプ宿泊施設も備えている(下の写真3)。

ここから京阪石清水八幡宮駅(案内板は旧駅名の八幡市駅となったまま)まで男山散策路こもれびルートを歩く。約1.3㎞あるこのルートは八幡市が整備したもので、他に石清水八幡宮の南参道に当たる善法律寺の南から約0.7㎞のせせらぎルートと、神原交差点(バス停走上り)から約1.3㎞のひだまりルートがある。

男山レクリエーションセンターを右手に見下ろしながら5分ほど山道を登って行くと鳩ヶ峰山頂。鳩が八幡神の使鳥であることから命名された。標高142.5mと低い山だが、八幡市の最高峰。1655年に出版された扶桑京華志では山の名は八幡(はちまん)山とされ、男山の別称があり、初名が鴿(はと)ノ峯と記されている。

三角点の近くに国分寺跡の石碑が建つ。鳩ヶ峰の山頂に経塚があったことは何度か歴史書に記されているが国分寺の記述はないそうで、一時期山城国の国分寺が大山崎に置かれていた時があり、その際に国分寺の派遣寺のような格式の高い寺院がこの地に置かれていたかもと云われているが、詳細不明。

山頂からは緩やかな下り坂が続く。10分ほど歩くとケーブルの鉄橋が見えてくる。全長108.7m、高さ約50mでケーブルとしては日本一のトレッスル橋の男山橋梁。京阪として開業した1955年の竣工。

トレッスルとは架台またはうまのことで、これに橋桁を乗せた構造を持つ桁橋。2010年に新しい橋に変わった山陰本線の余部橋梁は309.42mあり、日本最長のトレッスル橋だった。上下2つのトンネルに挟まれており、下のトンネルに掛けては行き違い箇所で、複線になっている。

散策路は下のトンネルの上を横切っており、いったん通り過ぎてから神應寺の奥の院である杉山谷不動尊に向かう道で、鉄橋の下を潜ることも出来る。下から見てもなかなかの迫力。この季節は真っ赤な紅葉と鉄橋が美しい。

ケーブルの山麓駅になるケーブル八幡宮口駅は、京阪本線石清水八幡宮駅の改札を出た西側にある。1926年6月に男山索道の八幡口駅として開業。1955年には京阪の男山駅として再開業。1957年に八幡町駅に改称し、1977年11月の市制移行に伴い八幡市駅となり、さらに2019年に現在の駅名となった。

櫛型2面1線のホームを持つが、初詣の混雑時以外は1面1線しか使われてない。改札口は1ヶ所のみだが、混雑時には仮設臨時出札口が設置されることもある。駅舎に併設して、トイレがある。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.5778064962263480&type=1&l=223fe1adec


神應寺に続く

  • 写真1 男山展望台西側階段

    写真1 男山展望台西側階段

  • 写真2 石清水八幡宮登山道

    写真2 石清水八幡宮登山道

  • 写真3 男山レクリエーションセンター

    写真3 男山レクリエーションセンター

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