2021/04/22 - 2021/04/22
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「そういえばこないださ。JRで特急日光って電車を見たんだよ。」
「特急日光?何それ?知らない」
「僕も知らなかったんだけど、ホームにいたんだよね」
「えーと……(調査中)」
「へー!1日1本なんだって!レアよそれ」
「どうりで知らないはずだね」
「乗ってみたい!特急なんて、いつ無くなってもおかしくないわ」
「えー?!僕が見たのは夕方だよ?泊り?」
「往復で朝7時に出発してる。駅弁食べて列車旅したい!」
旅のルールは、およそ東京から150Km圏。およそ北関東。無理なく日帰りができて、野鳥観察と温泉を楽しめるところに行ってくること。
ただし今回は”JR東日本の特急日光に乗る”という特別ルールとなりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝7時過ぎ。
ホームに特急日光がやってきます。
「きた!」
「おー、カッコいい電車だね」
「特急なんて最近全然乗ってなかったし、新鮮だね」
うちは車を使うことの方が多くて、新幹線にもほとんど乗りません。まして特急は……利用した経験はありますが、かなり昔の記憶しかありません。
たまには新幹線や特急列車で駅弁食べる旅行がしたいと言いながらも、チャンスがないまま年月が過ぎていました。ここから約2時間、日光までの道のりは、紛れもなく機会です。 -
駅ねっとで予約すると、料金30%オフのキャンペーンもやっていて、空いている車両を選んで予約できます。
ご時世もあって、ほとんど貸切状態です。
料金的には30%オフで東武のスペーシアと変わらないくらいの値段なので本当におトクかというと微妙かなと思うところもありますが、1人5000円そこそこで乗車できます。 -
のぞいてみましたが、隣の車両もほぼ空……
心配になるくらい人が乗っておりません。
シートの色がオレンジと青で交互になっています。日光1号は奇数オレンジ偶数青のようです。
「これだけ空いてると電車の旅もいいもんだね」
「リクライニング倒そう!」
「コンビニのおにぎり開く?」
「ダメ!お食事は電車が動き出してから」
「そうね、その方がいいね!」 -
シートピッチも広々。ボックスシートで回転もさせられます。
-
車窓の風景も荒川を超えて郊外の景色に変わっていきます。埼玉県最後の駅、栗橋駅からはJR東日本から東武鉄道の路線に切り替わります。
栗橋駅 駅
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栗橋駅を超えてしばらく走ると、渡良瀬遊水地までやってきます。利根川の近く、この辺で茨城と埼玉、群馬と栃木が交錯しています。
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バードウオッチングで一度来てみたいと思いつつ、今日のところは通り過ぎます。
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すっかり田園風景です。田んぼに水が入っています。今のうちに代掻きやって、ゴールデンウィークは田植えでしょうか。
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さあ!東武日光駅に到着です。到着は9時30分頃でした。
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いつもは真っ先に自然公園に向かいますが、今日は鳥さん探しのゴールデンタイムにあたる朝の時間帯は諦めていますので、逆にゆっくりと車両の確認をしたりしながら駅前に向かいます。
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数少ない乗客がスタスタと改札に向かう中、電車の写真を撮ったり、私たちだけフラフラ。すっかり置いていかれます。
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もうみんな行ってしまったので、駅の改札もこの通り。無人の改札を抜けて、駅前のロータリーに向かいます。
はじめての特急日光、満喫しました! -
抜けるような青い空。幸い天気には恵まれました。ただ、今日は風が強く、春の嵐になっています。
現地の足をどうしようか迷ったのですが、1人4000円するフリーパスにしても2人分だと結構かかりますし、泊まりならともかく日帰りではバスや電車では待ち時間ばかりで時間がかかるので、レンタカーにしました。
風のなか、駅前のレンタカー屋さんを探していると、青空をヒュンヒュンと飛び交う何かに気がつきます。
「え、あれツバメだよ!」
「そういえば時期だけど。こんなに数がいるとはね」
「昔はうちの玄関にも巣をしてたんだよね。でもマジマジと見たことなかったし、こんなに飛んでる記憶ないよ」
「うちは納屋の中に巣を作ってたなあ。ざっと見て5羽くらいかな?近くに巣があるんだよ」
「巣探してみよう」
「レンタカーの時間帯まで30分あるから、駅前回ってみようか?」
「そうね!」東武日光駅 駅
-
飛んでるツバメを写真で撮れるほどの腕は無いので、巣を探します。東武日光の駅舎にもありそうですが、ロータリー右手の商店街のさかえやさんの軒先あたりが怪しい感じです。
さかえや グルメ・レストラン
-
「あった!あの軒の中だ」
「巣の中に子供いるかな?」
「子供はまだ早いと思うけど、巣作り中じゃないかな」
「あ、でも巣の中にいるよ!」 -
軒先のフードの内側に巣を作っています。中にいる子、でてこーい!
-
おお~顔を出しました。
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もう1羽飛んできて、軒の骨組みで毛繕いをはじめました。お尻向きですが、こんなポーズのツバメを見たのは初めてです。
-
イチオシ
くすくす、ドナルドダッグみたい。燕尾の裏側ってこんな感じなんですね。
-
ツバメの巣をかけているお店、よく見ると名物湯葉まんじゅうのお店のようです。なんでもマツコデラックスも絶賛だとか。
「ツバメの巣を残してらっしゃるんですね」
「ほんとは糞で汚れるし考えものなんだけど、毎年来てくれるからね」
「そうですね、でもお陰で楽しめました。おまんじゅういただけますか?」
「揚げまんじゅうがおすすめですよ」
「じゃあこっちの普通の2個と揚げまんじゅうを1つ。揚げまんじゅうの方は、ここで食べていっちゃいます」
「そこの席使っていいよ、お茶もあるからね」
お店のお母さんもツバメの話からまんじゅう買う人も珍しかったろうと思いますが、快く付き合っていただきました。鳥さんは今回は厳しいと感じていただけに、こんなにツバメが飛んでいるのは嬉しい誤算です。 -
パラパラと塩振って、揚げたてのおまんじゅうを2人でシェアしていただきました。塩味が餡子の甘さをいい感じに引き立てていて、おいしかったです。
おまんじゅうもいただいたので、そろそろレンタカーを借りて、まずは今日の第一目的地へ向かいます。 -
駅前から車で20分。近くの里山から、ちょうどウグイスの鳴き声もして、後で寄ってみようと思いながら、田園広がる小林地区の和田菓子店さんに伺いました。
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午前中からおまんじゅうハントです。実は私たち色々なところの温泉まんじゅうコレクターです。日光には食べたことがなければ一生の損と言われるほどの名物「武平まんじゅう」があると聞き、それは捨て置けないと真っ先にやってきました。
和田菓子店 グルメ・レストラン
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お店の真向かいが小林小学校。小学生も大事なお客さまなんでしょう。お店は駄菓子屋さんみたいな作りです。奥にあるカウンターででおまんじゅうを注文します。
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一個75円。お手頃価格です!
まとめ買い前提のお値段表が親切ですね。
私たちの後にも次から次へとお客さんがやってきて、10個の小分けを一山抱えて帰ったり、50個とか買って行ったり。小学校の裏っ手の小さなお店とは思えない人の出入りです。 -
出来立て武平まんじゅう。その場で一つづつ味見しました。黒糖のもちもちっとした皮が特徴的なこし餡のおまんじゅうです。おいし~い!
お日待ちは3日間。初日のフレッシュな状態のものも美味しいのですが、一晩たって馴染んでしっとりさが増してきたものも美味しいです。
賞味期限切れると少し固くなり、5日程ほっとくとカビも生えるので、早めにお召し上がりください。 -
少し待ってみると、和田菓子店さんの駐車場にもツバメが飛んでいます。
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おまんじゅうを買った後、さっきウグイスの声が聞こえた林まで少し近所を鳥さん探して回ってみます。ツバメはいっぱい飛んでいましたが、ウグイスは未発見でした。
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田んぼの畦道を歩いて林の周りを歩いて行きます。綺麗なお花が咲いていました。
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国道沿いにJAの直売所がありました。こちらの軒先には3つもツバメが巣をかけていて、あたりをヒュンヒュンと飛び交っています。
タラの芽とかイチゴとかお野菜を売っています。イチゴ1パック330円なら安いかなと思って購入しました。 -
天井が低いので、写真も撮りやすかったてす。
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瞳がくりくりしています。かわいい~
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散歩から帰って、次は温泉に向かいます。鬼怒川に沿って、鬼怒川から川治温泉を抜けて走ります。
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鬼怒川温泉を抜けたら、だいぶ山奥感が増してきます。
川治温泉手前から左に入って、つづら折れの道路を上がっていきます。 -
少し上がって、八汐湖につきます。ダム湖ですが、なかなか風光明媚な湖で、少しぷらぷらしてみます。魚釣りを楽しんでいる方もいらっしゃいました。
八汐湖 自然・景勝地
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枝垂れ桜が満開でした。
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湖畔で何か見つけて撮ったのですが、たぶんツグミでしょうね。
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八汐湖からさらに上がって、1230頃に目的の黒部温泉に到着します。看板は栗山温泉と地区名で書いていて、表記ブレがあるみたい。
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建物の方は黒部温泉なんですけどね。黒部ダムの側の温泉です。今日は風が強くて、ノレンもワサワサと揺れています。
四季の湯 温泉
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駐車場にダバダバと出っ放しの蛇口が。まさかと思って手をちょっと当ててみると、温泉でした。お~。
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入り口で入湯料600円をお支払いして、貴重品はロッカーへ。早速お風呂に入ります。私たち以外にお客さんはゼロ!
貸切状態です。 -
こちらのお風呂は露天風呂しかありません。ぬるっとするうえ、温泉らしい匂いもして、気持ちがいいお風呂です。
ただ洗い場の蛇口ひねってしばらく待ちますが、なかなか暖かくならず、湯船からお湯を汲んで使いました。 -
ふー、いいお湯でした。pH9.8のヌルヌル系のアルカリ単純泉です。こういうお湯は冷鉱泉が多いんですが、こちらは湯温が高く、加温せずとも源泉そのまま掛け流しができるのが強みですね。
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しばらくお部屋で休んでいるうちに、お肌ツルツルになってきます。こちらでご飯を頂こうと思っていましたが、新型コロナでお風呂の方では食事を出しておられないとのことでした。
同じ敷地のドライブインに行ったら食べられるとのお話でしたので、そのまま伺ったら1時過ぎたら営業時間外なんだそうで……食べそびれてしまいました。 -
「お腹すいた~」
「霧降高原行けば何か開いてるよ」
と、そのままさらに上がって、大笹牧場までやってきました。普通なら日光側からだと奥になるのですが、裏口から入ってきてるようなもので、本来奥にあたる牧場が高原の入口です。周りを見渡す限り他に選択肢もなく、牧場のレストハウスに向かいます。日光霧降高原 大笹牧場 動物園・水族館
-
大笹牧場レストハウスに入るとマスクをした牛さんのオブジェがお出迎えです。たぶんこれがブラウンスイス牛ですね。
お客さんはチラホラ。まだシーズンも外していますし、コロナ禍を考えれば、ちらほらいるだけでも流石の観光地なんだろうなあと思いつつ、レストランに向かいます。 -
レストハウスは、ジンギスカンを焼けるすごーい広い焼肉空間。たまたまガラガラでしたが、時期がこれば、多くの観光バスに乗って団体様がやってきて、わいわい言いながら焼肉を食べて帰るのでしょう。目を閉じれば、昭和の伝統みたいな賑わった観光地のイメージが瞼の裏に自然に浮かんでくるような……そんな空気のある空間です。
今日はがらーんとしてるうえ、お客さんも焼肉には目もくれずにお蕎麦とブラウンスイス牛のハンバーグを頼んでる残念な客しかいなくてごめんなさい。
お蕎麦は美味しかったです。ブラウンスイス牛のハンバーグは、知らないで注文したんですが、お土産物コーナーに置いてあるハンバーグみたいです。買って帰るよりちょっと安いみたい。作るのに25分とか、結構時間がかかります。大笹牧場 レストハウス 売店 グルメ・レストラン
-
売店にチーズを売っていましたが、ひっくり返すと生産は-1-で伺ったチーズファクトリーさん。必然プロセスチーズってことで購入パス。ブラウンスイス牛が自家製のようなので、バターを一ついただいて帰ります。
「そういえばさー、海外行けないからバターも切れちゃって困るよね」
「デイリー持って帰るの楽しいのに」
「去年のこの時期の羊の出産イベント予約入れてたよね」
「入れてた。スコットランドでね。コロナ終わったら行きたいね」
「仔羊ちゃんかわいいのに」
「ここの第3駐車場の奥にさ、仔山羊の丘ってあるんだよ。羊がこの時期子供産むなら山羊も産むと思うんだよね」
「仔山羊ちゃん?!いるかな?」
「公開してるって看板出てる」
「えー?行ってみようよ」
「どうせ鳥さんは夕方だから、時間はあるしね。行ってみる?」 -
仔山羊の丘に向かうと、毛の長い馬こが何頭か草を食んでいます。
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ポニーでしょうか?
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なかなかかわいい顔をしています。
馬この横の小屋に山羊の親子が飼われているみたいです。 -
イチオシ
いました~!
仔山羊ちゃん!まだほんとちっちゃいです。 -
双子ちゃん連れてるお母さん山羊もいます。お母さんに抱きついてます。この子たちの方が少しお姉さんですね。
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イチオシ
並んでチーズ!
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ちゅ!
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小屋の外に何かいる!と思って撮ったらスズメでした。
山羊さん親子の小屋は離れているのですが、私たちの後にもカップルが来て、盛り上がっていました。 -
羊もいます。仔羊はいませんでしたが。
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オスの山羊さん。ボスらしいです。
仔山羊ちゃんたちも見たし、そろそろ霧降高原に向けて出発です。 -
大笹牧場と霧降高原の間にでっかい橋があって、ちょっとした展望です。車を止めてちょっとだけ見学します。
六方沢橋 名所・史跡
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人っ子1人いない駐車場にあった看板。ああ、そういう場所でしたっけ。ちょっとゾッとして、ソソクサと退散です。
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15時過ぎに霧降高原に到着しました。時期的にもう新緑の時期ですが、標高1300mの霧降高原付近はまだ芽吹きもしていないので、目視もききます。今日はここで鳥さんを探してみます。昼間は鳥さんが少ないので、これくらいからスタートして17時頃までの夕方で高原の鳥さんを狙います。
小丸山展望台の「天空回廊」は景色も良いらしく、それも楽しみです。 -
ゲートを潜って公園の中に入ると、延々と続く階段……
もともとスキー場だった土地を、ニッコウキスゲを保存するために鹿が入らないようにした草原の公園を山頂まで階段が貫いています。
たまに降りてくる方とすれ違いますが、ほとんど人に会うことはありません。霧降高原 自然・景勝地
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所々にカタクリが群生していて、ちょうど花を咲かせています。
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イチオシ
風の強い中、頑張って咲いてました。
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この子も春を告げるお花ですね。
カタクリの群生地周りの林で薮を飛んで行った鳥さんがいたのですが、残念ながら見失いました。 -
イチオシ
ひゃー、こんなにたくさん咲いているのを見たのは初めてです。向こうのほうまでずっとカタクリ。
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イチオシ
E地点あたりから勾配が急になり、旦那の足が上がらなくなってきます。なんとかたどり着いた展望台でちょっと休憩します。
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風は強いですが、いい天気です。夏になると緑が綺麗でしょうね。
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ある程度の高さごとにこうして地点標識があったり、今何段の表記があったりして、励まされます。
スタートがA地点で、今はO地点です。このO地点から先が「天空回廊」と名付けられている急勾配の階段です。 -
イチオシ
そしてついに最終地点。頂上まで後僅かです。
まさにStairway to Heaven!16時少し前くらいかと思いますが、階段の先と太陽がほとんど直線で並びます。 -
最後はお約束の「せーの!」で、2人同時に登頂しました。小丸山展望台です。
ここからさらに丸山に向かって登山道が伸びていますが、階段登りで満足しました。 -
頂上にも展望台があって、パノラマの風景を楽しめます。
小丸山展望台 名所・史跡
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高いですね~、気持ちいいです!
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展望台にはベンチもあるので、少し座って休みます。それと、降りた時に登頂証明書カードがもらえる合言葉も書いてあるので、忘れずにチェックします。
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さあ、あとは降りるだけですよ。降り始めてすぐ、2回ほど木から落ちる鳥さんを見かけましたが、残念ながら写真は撮れませんでした。今回は鳥さんは厳しいかなあ……と、半ば諦めモードです。
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「なんかいる!あそこ」
上から降りてきて、だいぶ坂も緩くなってきた頃、離れた柵のところに一羽で止まっている鳥さんがいます。 -
イチオシ
「初めてみる子だよ!」
「ビタキの類だと思うけど、見たことないね」 -
イチオシ
胸のところがオレンジで、かわいいです。
さらに降りてきたところで、制服を着た公園の方が居られたので、写真を見せたところ"キビタキ"という子だそうです。
夏の高原の鳥さんだと教えていただきました。もう来たんですね~!と嬉しそうに話されていました。 -
イチオシ
管理棟までもう少しというところで、裏の林で止まっている鳥さんを見つけました。
「背中の青い子だよ!」
「この子も見たことない!」
この鳥さんも、後で聞いたところルリビタキというそうです。まだ若くて、色がまだ淡くて、来年になれば成鳥になって、もっと綺麗な青になるんだそうです。 -
管理棟で教えていただいたお礼にコーヒーを頼んで、一息つくことにしました。展望台の合言葉を伝えると、1445段!踏破の記念スタンプが貰えます。
合言葉は毎月19日に変わるそうです。隠しておきますね。子供向けかもしれませんが、かなり達成感あります。 -
17時少し前に霧降高原から日光に向かって降りて行きます。ここまで来ると木々も緑が目立ちます。
-
東武日光駅まで20分程で到着しました。まだ少し時間もあるので、近くの大谷川の公園に寄ることにしました。
大谷川 自然・景勝地
-
河原を散歩していたら、セキレイをみかけました。
-
やまぶきが綺麗に咲いています。
眺めていると、藪の向こうから、不意に「ぐわーっ」と、何かの鳴き声が聞こえてきます。
「?!」
「聞こえた?」
「聞こえた。なんだろう、大きい鳥っぽいけど」
「河原の方だよね」
しばらく耳を澄ましますが、その後鳴き声はしてきません。 -
「あそこに歩道の橋があるから、あそこからファインダーで河原見てみよう。何がいるかもしれない」
ソロソロと橋に向かって歩き出します。 -
橋を渡し始めてすぐに、左手の薮をガサガサガサッと走っていく何かがいます。
「いた!」
「何あれ?」
「あそこ走ってくけど、結構大きい」
バサバサバサバサッ!
「キジだっ」
「写真!」
「無理、薮に入られて草しか映らないよ」
残念ながら、そのままキジは川上に飛んでいってしまいました。高いところからなら気づかれないかと、ちょっと油断していました。 -
キジもいなくなり、そろそろ電車の時間も近くなってきました。東武日光駅に戻ります。
-
18時にレンタカーを無事返して、東武日光駅に向かいます。
東武日光駅 駅
-
お店だいぶん閉まっていますが、お弁当屋さんが2軒開いていました。もう今日は終わりに近いので、いくらかオマケしてもらいました。どっちのお店のがいいかわからないので、嫁が左手の店のものを、旦那が右手の店のものを買って、両店痛み分けです。
-
スペーシアかと思ったら、東武の特急けごん号でした。帰りの日光は1630頃に出てしまっています。行きはJR東日本、帰りは東武の特急になって、結果的に乗り比べです。
-
シートはどっちも楽々でした!
テーブルはけごんの方がちょっと立派かな?
買った駅弁をシェアしながら、今日の晩御飯です。写真は撮り忘れたのに気がついた時には、ほとんど食べてしまっていたので割愛です。
日光は盛りだくさんで、なかなか日帰りは難しいエリアです。鳥さんにしても、一泊するなら朝から戦場ヶ原の方が色々と見れるようです。
それでも霧降高原でルリビタキもノビタキも見れました。
温泉も前回の八溝~大田原の与一温泉も良かったですが、今回の黒部温泉さんも良かったですし、牧場で仔山羊も見れました。
今回もかわいいもの盛りだくさんのショートトリップになりました!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちーちゃんさん 2021/04/29 18:22:12
- 可愛い(//∇//)可愛い♪可愛い♡
- こんにちは(^-^)
毎回可愛いことりさん達に、
心は、ほっこり。
なんだか気持ちが暖かくなってきます。
寒い時のことりのお腹、
空気を含んでぷっくりと膨らむ姿が
なんとも言えず、大好きです!
子供のルリビタキのなんと可愛い姿(*^▽^*)
ずーっと眺めていたいほどです。
やっぱり電車は空いていますね。
鉄道会社も、航空会社も今は
頑張って欲しいですね。
早く翼の無い人間が、
楽しい気持ちで、飛べる様になると良いですね!
- トゥーバーズさん からの返信 2021/04/30 14:57:16
- Re: 可愛い(//∇//)可愛い♪可愛い♡
- こんにちは!ちーちゃんさま
コメントありがとうございます
鳥さんたちの、ぽわぽわした感じ、ほんとかわいいですよね!今回は夏鳥が姿を見せていたんですけど、まだ少し季節が早いらしくて、なんかぽわぽわしていました。
ちーちゃんさまも、旅行記拝見すると、この春はお花を色々見て周られているみたいですね。春になると色々なお花も咲いて、本当に野山が綺麗になりますね。山の中にポツポツ咲いている自然の山桜も可愛くて、斜面にシャガや水仙がたくさん花をつけるのも好きです。他所様のお庭もお花がたくさん咲いていて、もう東京の方ではバラが咲いて紫陽花もだいぶ大きくなってきていて、季節が進むのが早いなあと思っています。
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