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写真は京都府立植物園内の小さな公園に設置されている<br />水琴窟からの音色を聴いている家内の様子です。<br /><br />(話は変わりますが)<br />「家内」という言葉を中国語では「愛人(アイレン)」と<br />表現しています。<br />言葉のニュアンスとしては「partner(連れ合い)」に近い<br />のではと思っています。<br />今度中国を旅行した時は「家内」ではなく「愛人」という言葉<br />を使ってみたいです(少し勇気が必要かも)。<br /><br />(話はまた変わりますが…。)<br />昨日(2021年4月27日)夕方7時ごろに満月を見ました。<br />これはピンクムーン(4月の満月)と呼ばれるそうです。<br />孫娘(9歳)と孫(5歳の男の子)と一緒に家内の運転する<br />車で彼らの母親が待っているマンションに帰る時のことです。<br />フロントガラスの前方に大きなピンクムーンが東の空に昇って<br />くるのが見えました。<br />子供たちは「ジジ!あれは何?あれは何なの?!」と大騒ぎして<br />います。<br />「あれはお月様で、今夜が丁度満月なんだよ。」と説明しますと<br />「写真に撮って!撮ってよ!」とまた大騒ぎです。<br />スマホで写真を撮ってあげましたが画面には明るいけれど小さな<br />お星さまが恥ずかしそうに映っているだけです。<br />マンションの玄関に到着すると<br />「ママ~!大きなまん丸のお月様が出ているから一緒に見て~!」<br />と大騒ぎしながら二人でお願いしていました。<br />後で聞きますと3人でマンションの屋上階に上がりピンクムーンの<br />写真を撮ったそうです。<br />蘇東坡の詩を思い出しました。<br />「人に悲歓離合有り/月に陰晴円欠有り/<br />この事古より全くなり難し<br />但だ願わくは/人の長久に/<br />千里嬋娟(せんけん)を共にせんことを」<br />※嬋娟(せんけん)とは「月」の別称であでやかに美しい美女の<br />代名詞だそうです。<br />(意味)<br />人には、喜びと悲しみ、出会いと別れがあり、<br />月には、晴れと曇り、満ち欠けがある。<br />このことは、昔から全き形に保つのはむつかしい。<br />ただ願うことは、人がいつまでも、<br />千里を隔てつつも、美しい月をそれぞれの地で、<br />同時に賞(め)でられるということだけだ。」<br />ー「水調歌頭(すいちょうかとう)」より一部抜粋ー<br />(『漢詩を読む、蘇東坡100選』NHKライブラリー<br />石川忠久氏解説)<br />※テレサ・テン(鄧麗君)さんが「但願人長久」という<br />題名でCD「淡淡幽情」の中でこの漢詩を歌っています。<br />(北宋時代の天才詩人蘇東坡の漢詩がそのままの歌詞で<br />歌姫テレサ・テンさんに歌われていたなんて驚きます)<br /><br />親子三人で東の夜空から登って来たピンクムーンを見ながら<br />現在、上海で単身赴任しているパパのことを想っていたのかも<br />しれません(パパも同じピンクムーンを見ていたかもね)。<br /><br />(話は戻ります)<br />竹の水樋から流れ落ちる銀糸のように細い水流が<br />地面の下につくられた水がめのに中へ滴り落ちるとき<br />水滴が甕の空洞に反響して不思議な音色を奏でます。<br />水琴窟という名前の由来は不明だそうですが<br />水琴窟の音色はyou-tubeでも楽しめます。<br />(例)京都音風景~水琴窟の調べ~<br /><br />手水鉢の横に置かれた竹筒を耳に当てて音色を楽しむのですが<br />自然が生み出す水晶のような透明な音に心が癒されました。<br /><br />水琴窟の音色を聞いていると2018年の夏に訪れた満足願寺の<br />参道で聞こえてきた不思議な音色を思い出します。<br /><br />私のブログでは次のように書いています。<br /><br />今日は青春18きっぷの5回目(最終回)を使って<br />栃木市出流(いずる)町にある坂東第17番札所の満願寺<br />にお参りしてきました。<br />山門をくぐり抜け鐘楼を過ぎて本堂へ向かって歩いていると<br />山の緑の中から”呟(つぶ)く様な、歌うような不思議な声”が<br />聞こえてきます。<br />声の聞こえている方へ歩いて行って見るとその正体が分かり<br />ました。<br />山の上流から流れ落ちるせせらぎの水音です。<br />俳人山頭火さんも青い山を分けいて行くなかで<br />”呟く様な、歌うような水の音”に聴き入って心の安らぎを<br />感じたのかもしれません。<br />「分け入れば水音」(山頭火『草木塔』より)<br /><br />還暦過ぎ、七十路(ななそじ)前の一人旅 <br />青春18きっぷで坂東三十三か所札所めぐり5回目、<br />満願寺で最終回終了!(2018/08/19)<br />https://4travel.jp/travelogue/11391115<br /><br />これは道元の『正法眼蔵』第二十五の「渓声山色」で書いている<br />「渓声(けいせい)」でしょうか?<br /><br />今日は春の京都・奈良の旅の最終日です。<br />午前中の半日かけて京都府立植物園の春を満喫しました。<br /><br /><旅のスケジュール><br />春の桜、京都・奈良旅スケジュール<br />04月05日(月)<br />のぞみ5号東京06:30発⇒京都08:45着、普通車指定席<br />1-2日目:三井ガーデンホテル京都四条<br />禁煙スタンダードツイン(本館)朝食あり<br />5日は京都市内で桜見物、<br />6日は滋賀県の比叡山延暦寺観光<br /><br />4月7日水曜日、9時、大阪経由で奈良へ移動<br />奈良観光3日間フリーチケット購入<br /><br />2021年4月7日水曜日から2泊、15:00~00:00<br />アウト9日10:00まで朝食込み<br />ルートイン桜井駅前大字桜井1227-5奈良県桜井市, 633-0091<br />ツイン温泉付き<br />ブッキングコムから予約。当日20,655円支払う。<br /><br />4月8日は吉野、奥千本(西行庵も行く)観光など。<br />中千本経由、路線バス8:35竹林院行き始発、<br />9:05奥千本口行き始発竹林から奥千本400円<br />ロープウエイ料金は一人450円<br />4月9日、午前は長谷寺観光、午後は京都へ移動<br /><br />2021年4月9日金曜日14:00からチェックイン	<br />ホテル グランバッハ 京都 セレクト、ツイン温泉あり。<br />烏丸から5分大丸近く、マツキヨのすぐ裏<br />朝食込み和の重箱、洋、選択	1泊, 1部屋¥7,890<br /><br />04月10日(土)のぞみ228号、京都14:13発→品川16:18着<br />普通車指定席<br />

令和3年コロナに負けず京都・奈良の桜の下を歩きたい!その5、府立植物園(2021年4月10日最終日)

51いいね!

2021/04/05 - 2021/04/10

497位(同エリア3389件中)

2013tomo

2013tomoさん

この旅行記のスケジュール

2021/04/09

この旅行記スケジュールを元に

写真は京都府立植物園内の小さな公園に設置されている
水琴窟からの音色を聴いている家内の様子です。

(話は変わりますが)
「家内」という言葉を中国語では「愛人(アイレン)」と
表現しています。
言葉のニュアンスとしては「partner(連れ合い)」に近い
のではと思っています。
今度中国を旅行した時は「家内」ではなく「愛人」という言葉
を使ってみたいです(少し勇気が必要かも)。

(話はまた変わりますが…。)
昨日(2021年4月27日)夕方7時ごろに満月を見ました。
これはピンクムーン(4月の満月)と呼ばれるそうです。
孫娘(9歳)と孫(5歳の男の子)と一緒に家内の運転する
車で彼らの母親が待っているマンションに帰る時のことです。
フロントガラスの前方に大きなピンクムーンが東の空に昇って
くるのが見えました。
子供たちは「ジジ!あれは何?あれは何なの?!」と大騒ぎして
います。
「あれはお月様で、今夜が丁度満月なんだよ。」と説明しますと
「写真に撮って!撮ってよ!」とまた大騒ぎです。
スマホで写真を撮ってあげましたが画面には明るいけれど小さな
お星さまが恥ずかしそうに映っているだけです。
マンションの玄関に到着すると
「ママ~!大きなまん丸のお月様が出ているから一緒に見て~!」
と大騒ぎしながら二人でお願いしていました。
後で聞きますと3人でマンションの屋上階に上がりピンクムーンの
写真を撮ったそうです。
蘇東坡の詩を思い出しました。
「人に悲歓離合有り/月に陰晴円欠有り/
この事古より全くなり難し
但だ願わくは/人の長久に/
千里嬋娟(せんけん)を共にせんことを」
※嬋娟(せんけん)とは「月」の別称であでやかに美しい美女の
代名詞だそうです。
(意味)
人には、喜びと悲しみ、出会いと別れがあり、
月には、晴れと曇り、満ち欠けがある。
このことは、昔から全き形に保つのはむつかしい。
ただ願うことは、人がいつまでも、
千里を隔てつつも、美しい月をそれぞれの地で、
同時に賞(め)でられるということだけだ。」
ー「水調歌頭(すいちょうかとう)」より一部抜粋ー
(『漢詩を読む、蘇東坡100選』NHKライブラリー
石川忠久氏解説)
※テレサ・テン(鄧麗君)さんが「但願人長久」という
題名でCD「淡淡幽情」の中でこの漢詩を歌っています。
(北宋時代の天才詩人蘇東坡の漢詩がそのままの歌詞で
歌姫テレサ・テンさんに歌われていたなんて驚きます)

親子三人で東の夜空から登って来たピンクムーンを見ながら
現在、上海で単身赴任しているパパのことを想っていたのかも
しれません(パパも同じピンクムーンを見ていたかもね)。

(話は戻ります)
竹の水樋から流れ落ちる銀糸のように細い水流が
地面の下につくられた水がめのに中へ滴り落ちるとき
水滴が甕の空洞に反響して不思議な音色を奏でます。
水琴窟という名前の由来は不明だそうですが
水琴窟の音色はyou-tubeでも楽しめます。
(例)京都音風景~水琴窟の調べ~

手水鉢の横に置かれた竹筒を耳に当てて音色を楽しむのですが
自然が生み出す水晶のような透明な音に心が癒されました。

水琴窟の音色を聞いていると2018年の夏に訪れた満足願寺の
参道で聞こえてきた不思議な音色を思い出します。

私のブログでは次のように書いています。

今日は青春18きっぷの5回目(最終回)を使って
栃木市出流(いずる)町にある坂東第17番札所の満願寺
にお参りしてきました。
山門をくぐり抜け鐘楼を過ぎて本堂へ向かって歩いていると
山の緑の中から”呟(つぶ)く様な、歌うような不思議な声”が
聞こえてきます。
声の聞こえている方へ歩いて行って見るとその正体が分かり
ました。
山の上流から流れ落ちるせせらぎの水音です。
俳人山頭火さんも青い山を分けいて行くなかで
”呟く様な、歌うような水の音”に聴き入って心の安らぎを
感じたのかもしれません。
「分け入れば水音」(山頭火『草木塔』より)

還暦過ぎ、七十路(ななそじ)前の一人旅 
青春18きっぷで坂東三十三か所札所めぐり5回目、
満願寺で最終回終了!(2018/08/19)
https://4travel.jp/travelogue/11391115

これは道元の『正法眼蔵』第二十五の「渓声山色」で書いている
「渓声(けいせい)」でしょうか?

今日は春の京都・奈良の旅の最終日です。
午前中の半日かけて京都府立植物園の春を満喫しました。

<旅のスケジュール>
春の桜、京都・奈良旅スケジュール
04月05日(月)
のぞみ5号東京06:30発⇒京都08:45着、普通車指定席
1-2日目:三井ガーデンホテル京都四条
禁煙スタンダードツイン(本館)朝食あり
5日は京都市内で桜見物、
6日は滋賀県の比叡山延暦寺観光

4月7日水曜日、9時、大阪経由で奈良へ移動
奈良観光3日間フリーチケット購入

2021年4月7日水曜日から2泊、15:00~00:00
アウト9日10:00まで朝食込み
ルートイン桜井駅前大字桜井1227-5奈良県桜井市, 633-0091
ツイン温泉付き
ブッキングコムから予約。当日20,655円支払う。

4月8日は吉野、奥千本(西行庵も行く)観光など。
中千本経由、路線バス8:35竹林院行き始発、
9:05奥千本口行き始発竹林から奥千本400円
ロープウエイ料金は一人450円
4月9日、午前は長谷寺観光、午後は京都へ移動

2021年4月9日金曜日14:00からチェックイン
ホテル グランバッハ 京都 セレクト、ツイン温泉あり。
烏丸から5分大丸近く、マツキヨのすぐ裏
朝食込み和の重箱、洋、選択 1泊, 1部屋¥7,890

04月10日(土)のぞみ228号、京都14:13発→品川16:18着
普通車指定席

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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