張家界旅行記(ブログ) 一覧に戻る
写真は張家界景色の黄石塞へ上るロープウェイから<br />撮影した奇岩群と大きな空間の様子です。<br />しかし写真では空間の一部を切り取っただけでその<br />全貌を表すことはできません。<br /><br />蘇東坡の詩に次のような一節があります。<br />「断岸(だんがん)千尺(せんせき)、山高くして月小さく、<br />水落ちて石出づ」(後赤壁賦)<br />(切り立った岸は千尺、山は高くそびえて、月は小さく見え、<br />水は枯れて岩石がごつごつと突出している)<br /><br />高所恐怖症の私は足元から痺れるような恐怖を感じながら後ろに<br />流れ去る素晴らしい景観と小さなロープウェイが相対的に作り出す<br />大空間をレンズに収めようとしました。<br />しかしこれは徒労であることがすぐに分かりました。<br />武陵源の大パノラマを矮小なカメラの目に収めるのは不可能だと。<br /><br />今日から4日間の張家界・武陵源の旅が始まります。<br />これから4回に分けて旅の顛末を報告したいと思います。<br /><br />2009年に公開され大ヒットした映画『AVATAR(アバター)』の<br />モデルとなったのがここ武陵源です。<br />武陵源が発見されたのは1979年でつい最近のことです。<br />この武陵源という地名は陶淵明の『桃華源記』に登場する桃源郷<br />「武陵桃源」に由来し、1984年に武陵源と名付けられました。<br />サイトには次のような説明がありました。<br />【武陵桃源】(ぶりょう-とうげん)<br />俗世間からかけ離れた平和な別天地、理想郷のこと。<br />「武陵」は地名。中国湖南省(こなんしょう)にある。<br />「桃源」は世俗を離れた平和な別天地。<br /><br />確かにここは世俗を離れた仙境という雰囲気が漂う土地だと<br />思います。<br />ただ理想郷であるがどうか疑問がある光景も見ました。<br />映画のアバターのように要望にまみれた人間たちがこの地の<br />自然や人々の生活を破壊しているような現場も垣間見ることが<br />ありました。<br />後ほどブログの中で報告いたします。<br /><br />森林公園ゲートから武陵源へ抜けるコースの概要を説明します。<br />武陵源の地図の下半分を周遊するダイジェスト版です。<br />(還暦過ぎの私たちにはとても強行軍の1日となり疲れました)<br /><br />1.まずはチケット売り場まで10分平坦な舗装道を行きます。<br />  森林公園の入り口で4日券チケット購入しました。<br />  パスポートを見せるだけで65歳以上の夫の入場料はなんと<br />  無料になりました。<br />  チケット代は保険料だけで3元約50円でした。<br />  60歳以上65歳未満の私は113元(保険料3元込み)でした。<br />  チケット代金はキャッシュで支払いました。<br />(100元でお釣りをくれます)<br /> 敬老の日か何かの理由で安くなったのではと思いました。<br /> 日本人ご夫婦もチケット代が一人113元と安かったので<br /> 驚いていました。<br /> 窓口の女性が電卓で料金を示してくれました。<br /> 昨年中国政府が観光地の入場料が高すぎると言っている<br /> ニュースを見たので料金が安くなったのはそのためかも<br />しれません<br /> 無料の人(65歳以上の高齢者)は3元のレシートを持って<br /> 端の入り口からすぐ入れます。<br /> 65歳未満の人は有人の改札で右手親指を押し当てた後に<br /> 入場できます。<br />2、改札口からバスの乗り場まで10分ほど歩きます。<br />3、ロープウェーまで無料のバスで5分くらい走り<br /> 「索道(ロープウェイ)下駅」で降ります。<br />4、ロープウェー料金所の窓口でパスポート見せて<br /> 60歳以上はシニア割引(?)片道33元で往復料金は<br /> 59元と少し安くなりキャッシュで払いました。<br /> 往復にしないときは山道の登りか下りを自力で歩くことに<br /> なります (実際に歩いて登っている人や、<br /> 降りている人を見ました)。<br /> 私たちはあわてて片道づつ購入したため二人で合計14元<br /> (約250円)無駄にしてしまいました。<br />5、バスは「黄石塞」ロープウェー山頂駅で降ります。<br />  観光地はどこもトイレが完備されていますがペーパーが<br />  ありません。<br />  ペーパーは持参して行ったので助かりました。 <br />6、9:20右手にある階段を100段くらい降りて<br /> 「黄石塞」の周囲を巡る出発点に来ます<br /> (右回りと左回りがあるようでした)。<br />  私は膝が心配だったので石碑のあるベンチで休んでいました。<br />  夫は一人で1時間コースの「黄石塞」の山道を小走りで<br />  昇り降りしながら観光(?)しました。<br />7、また同じ「黄石塞」のロープウエー(33元)を降りて<br />  無料バス(5分)に乗り龍鳳庵下バス停で降りました。<br />8、それから500段の木と石の階段を休みながら30分かけて<br />  登りました。<br />  途中左右に分かれていたので右の石段を登りました。<br />  左側の木の階段は工事中のようでした。<br />9、登りきったところにバス停がありました。<br />  ここで無料のバスに乗り楊家界方面の龍鳳庵上バス停で降ります。<br />  10:50にグレー色の無料の小型バスでくねくねした道を<br />  下ります。<br />10、11時に民宿のところで10人ほどの乗客がバスを降りました。<br />11、11:05に私たちは楊家界ロープウエー麓駅で降りました。<br />   その駅まで少し歩いて上ったと思います。<br />   ここでは昇り降りは常につきものですので足腰の強さが<br />   必要です。<br />12、楊家界ケーブルカーは60歳以上の割引(?)があり<br />   片道料金38元をキャッシュで支払いました。<br />13、11:45楊家界ケーブルカー山頂駅で降り猿家界方面に<br />   向かう。<br />   バス停に行き先別の標識があるのでそこに並びます。<br />   (私たちは猿家界方面に向かうバスに乗りました)<br />   あわてて間違った方面に乗り降りしたことがあったので<br />   ドライーバーに行き先を紙に書いて見せたほうが良いと<br />   思います。<br />14、無料バスで袁家界、天下第一橋バス停で降りる。<br />   ケンタッキーがあり<br />   インフォメーションセンターやレストラン、トイレもあった。<br />   翌日再度訪れる予定だったので今日は観光はしませんでした。<br />15、標識があるので落ち着いてみると停車場は必ず見つかります。<br />   停車場が広いので遠くに標識が見えることもあります。<br />   5分くらい歩いて迷魂台停留所に行きます。<br />16、今日は運よくどこも空いてエレベーターやバスなどは<br />   ほとんど待たずに乗れました。<br />   バスで10分ほど走り百龍エレベーター山頂停留所で<br />   降ります。<br />17、5分歩いてエレベーターのチケット売り場へ行く。<br />   窓口の女性に聞くとここは中国人のみがシニア割引対象<br />   とのこと。<br />   エレベーターの料金は72元(約1200円)と高い。<br />   それも片道だけで。<br />   各チケット売り場は<br />   クレジットはビザ、マスターが使える表示はなかった。<br />   15分くらいエレベーター前の待合広場で待っていた。<br />   満員まで押し込むので行列の一番最後に乗る羽目になった。<br />   5月2日は連休中なのでもっと大混雑で90分も待ったと<br />   帰りの飛行機で隣の席に座った日本人観光客に<br />   教えて頂いた。しかも彼らは往復乗ったとのこと。<br />   私たちはガラス越しに空だけしか見えず<br />   人の後ろ頭しか見えなかった。<br />   約1分くらいで下に着き階段を下りて広場に出た。<br />   ここから見上げるエレベーターや<br />   奇岩群は撮影対象としてもよいと思う。<br />18、百龍エレベーター麓駅停留所からバスに乗り<br />   十里画廊停留所で降りた(観光トロッコがある)。<br />   トロッコのチケット売り場でパスポートを見せ<br />   シニア割引(?)で往復料金が一人38元(約600円)、<br />   キャッシュで払う。<br />19、トロッコは殆ど待たずに乗れた。<br />   行きは少し上り坂で左側座席からの景色が良い。<br />   すぐ左に幅1mくらいの遊歩道があり歩く人もいます。<br />   迷わないので元気な人なら往復のどちらか歩いても<br />   良いかもしれません。<br />   ここから見る景色は朝から見た景色と同じでどこも<br />   似ていました。<br />20、十里画廊バス停留所から武陵源ゲートに帰ります。<br />   14時、バスの中では立っている人もいました。<br />   夫は女の子連れのお父さんに席を譲っていました。<br />   それを見ていた後部席の中国人が席を詰めて空けて<br />   夫を座らせてくれました(中国人は親切でした)。<br />   天子山方面のケーブルカーの駅で降りる人もいます。<br />   (天子山には翌日行きました)<br />   バスはくねくねした山道を走り武陵源に着きました。<br />   長い時間でしたが乗客は全員座られたと思います。    <br /> <br /> 今日は森林公園ゲートで入場、黄石塞「楊家界」、それから<br />「袁家界」から 高速エレベーターで下界に下り、<br /> 最後は天子山の麓にある トロッコ電車を楽しんでバスで<br /> 武陵源ゲートに抜けるという とてもハードで欲張りな<br /> コースです。 <br /> 詳細はブログの中で報告いたします。<br /><br />スケジュール<br />○4月29日(月)武陵源へバスで張家界80元、4h<br /> 張家界乗り換えの場合(12元)乗換1hで移動 <br /> 武陵源へ直通は8:30発と14:30発のみ、100元<br />実際は14:30発の直通だが5時間近くかかった。<br />(宿泊)Zhangjiajie 1982 Chujian International Youth Hostel<br />(4月29日イン5月2日アウト3泊)CNY673.82(¥10,409)<br />『張家界1982初見国際青年旅舎(1982初見国際青年旅舍)』<br />ヂァンジャージエ 1982 チュージエン インターナショナル <br />ユース ホステル<br />住所 Intersection of Jundi Rd and Tuofeng Rd, Wu Lingyuan, <br />427000 張家界市<br />武陵源区、邸路与駄峰路交叉口、 武陵源、 張家界427000<br />(電話:+86 132 9744 5554)<br />(世界遺産武陵源を観光)クレジットカード可<br /> ホステルからメールあり(日本語翻訳)<br /> Wulingyuanバスステーションから徒歩約8分の武陵源エリアに位置。<br />

10連休、湖南省武陵源から上海へ(その3)桃源郷とアバターの原風景を歩く(2019年4月29日~5月3日)

42いいね!

2019/04/29 - 2019/05/03

43位(同エリア327件中)

2013tomo

2013tomoさん

この旅行記スケジュールを元に

写真は張家界景色の黄石塞へ上るロープウェイから
撮影した奇岩群と大きな空間の様子です。
しかし写真では空間の一部を切り取っただけでその
全貌を表すことはできません。

蘇東坡の詩に次のような一節があります。
「断岸(だんがん)千尺(せんせき)、山高くして月小さく、
水落ちて石出づ」(後赤壁賦)
(切り立った岸は千尺、山は高くそびえて、月は小さく見え、
水は枯れて岩石がごつごつと突出している)

高所恐怖症の私は足元から痺れるような恐怖を感じながら後ろに
流れ去る素晴らしい景観と小さなロープウェイが相対的に作り出す
大空間をレンズに収めようとしました。
しかしこれは徒労であることがすぐに分かりました。
武陵源の大パノラマを矮小なカメラの目に収めるのは不可能だと。

今日から4日間の張家界・武陵源の旅が始まります。
これから4回に分けて旅の顛末を報告したいと思います。

2009年に公開され大ヒットした映画『AVATAR(アバター)』の
モデルとなったのがここ武陵源です。
武陵源が発見されたのは1979年でつい最近のことです。
この武陵源という地名は陶淵明の『桃華源記』に登場する桃源郷
「武陵桃源」に由来し、1984年に武陵源と名付けられました。
サイトには次のような説明がありました。
【武陵桃源】(ぶりょう-とうげん)
俗世間からかけ離れた平和な別天地、理想郷のこと。
「武陵」は地名。中国湖南省(こなんしょう)にある。
「桃源」は世俗を離れた平和な別天地。

確かにここは世俗を離れた仙境という雰囲気が漂う土地だと
思います。
ただ理想郷であるがどうか疑問がある光景も見ました。
映画のアバターのように要望にまみれた人間たちがこの地の
自然や人々の生活を破壊しているような現場も垣間見ることが
ありました。
後ほどブログの中で報告いたします。

森林公園ゲートから武陵源へ抜けるコースの概要を説明します。
武陵源の地図の下半分を周遊するダイジェスト版です。
(還暦過ぎの私たちにはとても強行軍の1日となり疲れました)

1.まずはチケット売り場まで10分平坦な舗装道を行きます。
  森林公園の入り口で4日券チケット購入しました。
  パスポートを見せるだけで65歳以上の夫の入場料はなんと
  無料になりました。
  チケット代は保険料だけで3元約50円でした。
  60歳以上65歳未満の私は113元(保険料3元込み)でした。
  チケット代金はキャッシュで支払いました。
(100元でお釣りをくれます)
 敬老の日か何かの理由で安くなったのではと思いました。
 日本人ご夫婦もチケット代が一人113元と安かったので
 驚いていました。
 窓口の女性が電卓で料金を示してくれました。
 昨年中国政府が観光地の入場料が高すぎると言っている
 ニュースを見たので料金が安くなったのはそのためかも
しれません
 無料の人(65歳以上の高齢者)は3元のレシートを持って
 端の入り口からすぐ入れます。
 65歳未満の人は有人の改札で右手親指を押し当てた後に
 入場できます。
2、改札口からバスの乗り場まで10分ほど歩きます。
3、ロープウェーまで無料のバスで5分くらい走り
 「索道(ロープウェイ)下駅」で降ります。
4、ロープウェー料金所の窓口でパスポート見せて
 60歳以上はシニア割引(?)片道33元で往復料金は
 59元と少し安くなりキャッシュで払いました。
 往復にしないときは山道の登りか下りを自力で歩くことに
 なります (実際に歩いて登っている人や、
 降りている人を見ました)。
 私たちはあわてて片道づつ購入したため二人で合計14元
 (約250円)無駄にしてしまいました。
5、バスは「黄石塞」ロープウェー山頂駅で降ります。
  観光地はどこもトイレが完備されていますがペーパーが
  ありません。
  ペーパーは持参して行ったので助かりました。 
6、9:20右手にある階段を100段くらい降りて
 「黄石塞」の周囲を巡る出発点に来ます
 (右回りと左回りがあるようでした)。
  私は膝が心配だったので石碑のあるベンチで休んでいました。
  夫は一人で1時間コースの「黄石塞」の山道を小走りで
  昇り降りしながら観光(?)しました。
7、また同じ「黄石塞」のロープウエー(33元)を降りて
  無料バス(5分)に乗り龍鳳庵下バス停で降りました。
8、それから500段の木と石の階段を休みながら30分かけて
  登りました。
  途中左右に分かれていたので右の石段を登りました。
  左側の木の階段は工事中のようでした。
9、登りきったところにバス停がありました。
  ここで無料のバスに乗り楊家界方面の龍鳳庵上バス停で降ります。
  10:50にグレー色の無料の小型バスでくねくねした道を
  下ります。
10、11時に民宿のところで10人ほどの乗客がバスを降りました。
11、11:05に私たちは楊家界ロープウエー麓駅で降りました。
   その駅まで少し歩いて上ったと思います。
   ここでは昇り降りは常につきものですので足腰の強さが
   必要です。
12、楊家界ケーブルカーは60歳以上の割引(?)があり
   片道料金38元をキャッシュで支払いました。
13、11:45楊家界ケーブルカー山頂駅で降り猿家界方面に
   向かう。
   バス停に行き先別の標識があるのでそこに並びます。
   (私たちは猿家界方面に向かうバスに乗りました)
   あわてて間違った方面に乗り降りしたことがあったので
   ドライーバーに行き先を紙に書いて見せたほうが良いと
   思います。
14、無料バスで袁家界、天下第一橋バス停で降りる。
   ケンタッキーがあり
   インフォメーションセンターやレストラン、トイレもあった。
   翌日再度訪れる予定だったので今日は観光はしませんでした。
15、標識があるので落ち着いてみると停車場は必ず見つかります。
   停車場が広いので遠くに標識が見えることもあります。
   5分くらい歩いて迷魂台停留所に行きます。
16、今日は運よくどこも空いてエレベーターやバスなどは
   ほとんど待たずに乗れました。
   バスで10分ほど走り百龍エレベーター山頂停留所で
   降ります。
17、5分歩いてエレベーターのチケット売り場へ行く。
   窓口の女性に聞くとここは中国人のみがシニア割引対象
   とのこと。
   エレベーターの料金は72元(約1200円)と高い。
   それも片道だけで。
   各チケット売り場は
   クレジットはビザ、マスターが使える表示はなかった。
   15分くらいエレベーター前の待合広場で待っていた。
   満員まで押し込むので行列の一番最後に乗る羽目になった。
   5月2日は連休中なのでもっと大混雑で90分も待ったと
   帰りの飛行機で隣の席に座った日本人観光客に
   教えて頂いた。しかも彼らは往復乗ったとのこと。
   私たちはガラス越しに空だけしか見えず
   人の後ろ頭しか見えなかった。
   約1分くらいで下に着き階段を下りて広場に出た。
   ここから見上げるエレベーターや
   奇岩群は撮影対象としてもよいと思う。
18、百龍エレベーター麓駅停留所からバスに乗り
   十里画廊停留所で降りた(観光トロッコがある)。
   トロッコのチケット売り場でパスポートを見せ
   シニア割引(?)で往復料金が一人38元(約600円)、
   キャッシュで払う。
19、トロッコは殆ど待たずに乗れた。
   行きは少し上り坂で左側座席からの景色が良い。
   すぐ左に幅1mくらいの遊歩道があり歩く人もいます。
   迷わないので元気な人なら往復のどちらか歩いても
   良いかもしれません。
   ここから見る景色は朝から見た景色と同じでどこも
   似ていました。
20、十里画廊バス停留所から武陵源ゲートに帰ります。
   14時、バスの中では立っている人もいました。
   夫は女の子連れのお父さんに席を譲っていました。
   それを見ていた後部席の中国人が席を詰めて空けて
   夫を座らせてくれました(中国人は親切でした)。
   天子山方面のケーブルカーの駅で降りる人もいます。
   (天子山には翌日行きました)
   バスはくねくねした山道を走り武陵源に着きました。
   長い時間でしたが乗客は全員座られたと思います。    
 
 今日は森林公園ゲートで入場、黄石塞「楊家界」、それから
「袁家界」から 高速エレベーターで下界に下り、
 最後は天子山の麓にある トロッコ電車を楽しんでバスで
 武陵源ゲートに抜けるという とてもハードで欲張りな
 コースです。 
 詳細はブログの中で報告いたします。

スケジュール
○4月29日(月)武陵源へバスで張家界80元、4h
 張家界乗り換えの場合(12元)乗換1hで移動 
 武陵源へ直通は8:30発と14:30発のみ、100元
実際は14:30発の直通だが5時間近くかかった。
(宿泊)Zhangjiajie 1982 Chujian International Youth Hostel
(4月29日イン5月2日アウト3泊)CNY673.82(¥10,409)
『張家界1982初見国際青年旅舎(1982初見国際青年旅舍)』
ヂァンジャージエ 1982 チュージエン インターナショナル
ユース ホステル
住所 Intersection of Jundi Rd and Tuofeng Rd, Wu Lingyuan,
427000 張家界市
武陵源区、邸路与駄峰路交叉口、 武陵源、 張家界427000
(電話:+86 132 9744 5554)
(世界遺産武陵源を観光)クレジットカード可
 ホステルからメールあり(日本語翻訳)
 Wulingyuanバスステーションから徒歩約8分の武陵源エリアに位置。

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  • 写真は武陵源バスターミナルの朝の様子です。<br />各景観地区行きのバスが停車していました。<br /><br />4月30日(火〉の早朝6:40に私たちは宿泊している<br />ユースホステルを出発いたしました。<br />ホステルの出口を出ると前の大きなホテルの前には<br />すでに数台の観光バスが<br />待機しエンジンの音を上げながら出発の準備をしています。<br />きっとこのホテルに宿泊している観光客は現在朝食中で<br />それが終わったら大挙して<br />それぞれ間もなく武陵源の景観地区に出発するのでしょう。<br />私たちは彼らが大挙して来る前に目的の景観地区に<br />行きたいとバスターミナルへ足を速めます。<br />バスターミナルへ行く途中でも<br />多くのバスがホテル街に向かっていました。<br />中国は明日の5月1日から4日までの連休が始まります。<br />これは数か月前に政府により決定されたものですが<br />日本と同じで多くの中国国民が<br />観光で移動することが予想されると<br />テレビでも報道されていました。<br />※連休終了後のテレビ速報では1.95億人の中国人が<br />観光等で国内を移動したと報道していました。<br />1.95億人と言えば日本の総人口の約2倍です。<br />やはり中国はスケールが違うと思いました。<br /><br />昨日に鳳凰から武陵源までの直行バスが停車した<br />道路の道向かいに武陵源のバスターミナルがありました。<br />7時ごろに到着しましたが中に入るとチケット売り場の前には<br />すでに人が並んでいました。<br />ただそんなに大勢でもありません。<br />私たちは森林公園ゲート行きのバスチケットを<br />この窓口で購入するつもりでしたが窓口の女性から<br />5番のバスの中で買うように言われました。<br />私たちは改札口を通って裏手に行きます。<br />その前に荷物をチェックし5番の森林公園ゲート行きの<br />バスが停車しているところへ行きました。<br />

    写真は武陵源バスターミナルの朝の様子です。
    各景観地区行きのバスが停車していました。

    4月30日(火〉の早朝6:40に私たちは宿泊している
    ユースホステルを出発いたしました。
    ホステルの出口を出ると前の大きなホテルの前には
    すでに数台の観光バスが
    待機しエンジンの音を上げながら出発の準備をしています。
    きっとこのホテルに宿泊している観光客は現在朝食中で
    それが終わったら大挙して
    それぞれ間もなく武陵源の景観地区に出発するのでしょう。
    私たちは彼らが大挙して来る前に目的の景観地区に
    行きたいとバスターミナルへ足を速めます。
    バスターミナルへ行く途中でも
    多くのバスがホテル街に向かっていました。
    中国は明日の5月1日から4日までの連休が始まります。
    これは数か月前に政府により決定されたものですが
    日本と同じで多くの中国国民が
    観光で移動することが予想されると
    テレビでも報道されていました。
    ※連休終了後のテレビ速報では1.95億人の中国人が
    観光等で国内を移動したと報道していました。
    1.95億人と言えば日本の総人口の約2倍です。
    やはり中国はスケールが違うと思いました。

    昨日に鳳凰から武陵源までの直行バスが停車した
    道路の道向かいに武陵源のバスターミナルがありました。
    7時ごろに到着しましたが中に入るとチケット売り場の前には
    すでに人が並んでいました。
    ただそんなに大勢でもありません。
    私たちは森林公園ゲート行きのバスチケットを
    この窓口で購入するつもりでしたが窓口の女性から
    5番のバスの中で買うように言われました。
    私たちは改札口を通って裏手に行きます。
    その前に荷物をチェックし5番の森林公園ゲート行きの
    バスが停車しているところへ行きました。

    張家界武陵源汽車站

  • 森林公園行のバス乗り場にはすでに小型のワゴンが<br />停車していました。<br />15人くらいは乗車できそうです。<br />待合場所のベンチには中年の観光客が座っていました。<br />日本人だと思いましたので。<br />「日本からの方ですかと?」と声をかけると<br />「そうです。」という返事がありました。<br />お聞きすると私たちより1日ほど早く武陵源に着いた<br />ということですでに数か所を観光されていました。<br />早速の観光状況をお聞きしてみることにしました。<br />お二人の話では「一昨日、帳家界、天門山景観区に行った<br />のですが天候が悪く霧で何も見えませんでした。<br />昨日も雨だったので洞窟と張家界大渓谷に行って<br />きました。<br />洞窟ではガイドさんの大声が反響して<br />具合が悪くなりそうでした。」とのことです。<br />私(家内)は耳栓を持参したので重宝しました。<br />すると家内が<br />「今日からは晴れると思います。<br />夫は”晴れ男”ですから大丈夫です。」<br />と根拠の薄い天気予報を始めました。<br />そんなに断定的なことを他人様に申し上げて<br />大丈夫かなと思いましたが確かにそれからの4日間は<br />雨に降られたり霧で景色が見れないということは<br />ありませんでした。<br />夫への”理由なき迷信”もここまでくるとなんだか<br />神がかってきます。<br />家内へは私のこれまでの行いが良かったから<br />旅の神様が助けてくれるのだと<br />いつも適当な説明をしています(本当かなあ?)<br />バスは定刻通り7:30に発車しました。<br />発車する前に集金人がバスの中に入ってきて<br />乗客からチケット代10元(約170円)を集金して<br />いました。<br />森林公園までバスで30分ほどの道程でした。<br />途中でも人が乗車してきます。<br />集金人がその後乗車して来て集金してすぐ降ります。<br />どうやらドライバーに乗車賃を払わせないように<br />していました。<br />

    森林公園行のバス乗り場にはすでに小型のワゴンが
    停車していました。
    15人くらいは乗車できそうです。
    待合場所のベンチには中年の観光客が座っていました。
    日本人だと思いましたので。
    「日本からの方ですかと?」と声をかけると
    「そうです。」という返事がありました。
    お聞きすると私たちより1日ほど早く武陵源に着いた
    ということですでに数か所を観光されていました。
    早速の観光状況をお聞きしてみることにしました。
    お二人の話では「一昨日、帳家界、天門山景観区に行った
    のですが天候が悪く霧で何も見えませんでした。
    昨日も雨だったので洞窟と張家界大渓谷に行って
    きました。
    洞窟ではガイドさんの大声が反響して
    具合が悪くなりそうでした。」とのことです。
    私(家内)は耳栓を持参したので重宝しました。
    すると家内が
    「今日からは晴れると思います。
    夫は”晴れ男”ですから大丈夫です。」
    と根拠の薄い天気予報を始めました。
    そんなに断定的なことを他人様に申し上げて
    大丈夫かなと思いましたが確かにそれからの4日間は
    雨に降られたり霧で景色が見れないということは
    ありませんでした。
    夫への”理由なき迷信”もここまでくるとなんだか
    神がかってきます。
    家内へは私のこれまでの行いが良かったから
    旅の神様が助けてくれるのだと
    いつも適当な説明をしています(本当かなあ?)
    バスは定刻通り7:30に発車しました。
    発車する前に集金人がバスの中に入ってきて
    乗客からチケット代10元(約170円)を集金して
    いました。
    森林公園までバスで30分ほどの道程でした。
    途中でも人が乗車してきます。
    集金人がその後乗車して来て集金してすぐ降ります。
    どうやらドライバーに乗車賃を払わせないように
    していました。

    張家界武陵源汽車站

  • バスは30分乗車で8時ごろに森林公園ゲートに到着しました。<br />(私たちにとって)幸いに観光バスはまだたくさん停車していません。<br />観光客の集団より少し早めに到着することができたようです。<br />バスから降りた人たちが森林公園ゲートのチケット売り場へ<br />向かっているのが見えました。<br />お土産屋さんの中に銀行のATMもありましたが<br />利用できるかはわかりません。<br />先ほどお会いした日本人夫婦たちも足早にチケット売り場へ歩いて<br />行かれました。<br />私たちはあたりの写真を撮影しながらゆっくりと前に進みます。<br />するとそれを見ていた売り子さんたち(たいていは売り子は<br />おばあさんですが)が私たちに声をかけてきました。<br />手には杖とか雨合羽や傘を持っています。<br />私たちのゆっくりした歩き方を見てそのうち杖が必要になる<br />老人たちと考えたのでしょう。<br />確かに景観区の中はアップダウンの多い山道が<br />多くありますので足腰の<br />弱い人は杖を持って行ったほうが<br />歩くのが楽ですし安全かもしれません。<br />とにかく私たちの武陵源巡りの一日が始まりました。<br /><br />今日は武陵源の森林公園口から西から東へ抜けるコース<br />で回りました。<br /> ロープウェーには延べ3回エレベーター1回トロッコに往復2回<br /> バスには7回乗ります。<br /> バス停などに行くために階段も千段は昇り降りしたと思います。<br /> 景観場所を丁寧にみると歩く距離が長くなり時間がかかので<br /> もっと大変です。<br /> 武陵源ゲートから私たちが宿泊しているユースホステルまでは<br /> 歩いて10分くらいです。<br /> 一日で主だった景観区ほぼ一周する計画ですから強行軍な<br /> 一日に なりそうです。<br /> 天気がおかしくなる前に、また体力があるうちにできるだけ<br /> 多くの場所を見たいと考えていました。<br /> しかし、いつものことですが私たちの経年劣化からくる<br /> 疲労の蓄積速度を考慮することを忘れていました。<br /> 旅に出ると高揚感のためか実年齢を忘れて意識的には<br /> 30歳代と錯誤してしまいがちです。<br /> 疲れからくる思考鈍麻はとっさの判断ミスをもたらす傾向が<br /> 大きくなります。<br /> 後ほど失敗談を報告いたします。<br /><br />

    バスは30分乗車で8時ごろに森林公園ゲートに到着しました。
    (私たちにとって)幸いに観光バスはまだたくさん停車していません。
    観光客の集団より少し早めに到着することができたようです。
    バスから降りた人たちが森林公園ゲートのチケット売り場へ
    向かっているのが見えました。
    お土産屋さんの中に銀行のATMもありましたが
    利用できるかはわかりません。
    先ほどお会いした日本人夫婦たちも足早にチケット売り場へ歩いて
    行かれました。
    私たちはあたりの写真を撮影しながらゆっくりと前に進みます。
    するとそれを見ていた売り子さんたち(たいていは売り子は
    おばあさんですが)が私たちに声をかけてきました。
    手には杖とか雨合羽や傘を持っています。
    私たちのゆっくりした歩き方を見てそのうち杖が必要になる
    老人たちと考えたのでしょう。
    確かに景観区の中はアップダウンの多い山道が
    多くありますので足腰の
    弱い人は杖を持って行ったほうが
    歩くのが楽ですし安全かもしれません。
    とにかく私たちの武陵源巡りの一日が始まりました。

    今日は武陵源の森林公園口から西から東へ抜けるコース
    で回りました。
     ロープウェーには延べ3回エレベーター1回トロッコに往復2回
     バスには7回乗ります。
     バス停などに行くために階段も千段は昇り降りしたと思います。
     景観場所を丁寧にみると歩く距離が長くなり時間がかかので
     もっと大変です。
     武陵源ゲートから私たちが宿泊しているユースホステルまでは
     歩いて10分くらいです。
     一日で主だった景観区ほぼ一周する計画ですから強行軍な
     一日に なりそうです。
     天気がおかしくなる前に、また体力があるうちにできるだけ
     多くの場所を見たいと考えていました。
     しかし、いつものことですが私たちの経年劣化からくる
     疲労の蓄積速度を考慮することを忘れていました。
     旅に出ると高揚感のためか実年齢を忘れて意識的には
     30歳代と錯誤してしまいがちです。
     疲れからくる思考鈍麻はとっさの判断ミスをもたらす傾向が
     大きくなります。
     後ほど失敗談を報告いたします。

    張家界国家森林公園 国立公園

  • 森林公園の記念碑です。<br />後で後悔したことですが武陵源の景色は<br />よく似たところが多いので写真を見ても<br />どこの景区なのかわからなくなる時があります。<br />ポイントでは場所が分かるように名前がある標識<br />等を背景に入れることがあると思いました。

    森林公園の記念碑です。
    後で後悔したことですが武陵源の景色は
    よく似たところが多いので写真を見ても
    どこの景区なのかわからなくなる時があります。
    ポイントでは場所が分かるように名前がある標識
    等を背景に入れることがあると思いました。

    張家界国家森林公園 国立公園

  • 森林公園ゲート窓口でチケットを購入するときに<br />面白い体験をしました。<br />65歳以上の高齢者(私のこと)の入園料がなんと0元(無料)<br />だったのです。<br />窓口の料金表示には65歳以上14歳未満の人には英語で「Concession」<br />があると記載されていましたので私にはなんらかの割引をして<br />いただけるのだと考えていました。<br />(家内は残念ながらまだ65歳未満です。もう少し辛抱してください。)<br />私と家内のパスポートを窓口で提示して入園料の金額を聞きますと<br />予想していた金額よりもずいぶん安いので<br />「これは二人分ですか?」と窓口のお姉さんに質問すると<br />当たり前だろうという顔をして「そうです」という回答です。<br />入園チケットをいただいてよく見てみると私のチケットの入園料欄<br />には「0」という数字が印字されていました。<br />中国は高齢者には優しい国なのでしょうか?<br />それとも連休の特別措置のお陰かなあ?<br />私たち二人が入場口に行きますと入場口は65歳以上と<br />それ未満とに分かれています。<br />65歳未満の入場口には観光客の行列ができています。<br />しかし65歳以上の入場口には該当者の人はなく検察官のような<br />制服を着た男性が6~7人だけが立っていました。<br />私は正真正銘の65歳以上ですので胸をそらせて威張って<br />検察官に私のパスポートを提示しました。<br />すると検察官の一人が私のパスポートを手に取り中身を「ペラッ!」<br />とだけめくり、次に私の顔をジッと見てから「通ってよろしい」と<br />顎をしゃくって奥へ入るように指示しました。<br />この時に私の顔はパスポートの生年月日を確認するまでもなく<br />65歳以上の年齢的特徴を証明する生体認証書になっていたのを<br />理解しました。<br />すこし残念に思うところもありましたが中国では私の顔は65歳以上<br />のパスポートとしてかなり有効だという自信を持つことができました。<br />年を取るということは良いことも増えてくるという予感が致します。<br />私は入場口で待つことなくフリーパスで家内より早く入園し<br />彼女が後から入ってくるのを得意な心を抑えて待っていました。<br /><br />入場口からバスでロープウェイの乗り場まで行きます。<br />ロープウエイで黄石塞の頂上に向かいます。<br />武陵源の奇岩群を見るのが初めてでしたので感激しました。<br />映画のアバター原風景と言われている理由がよくわかりました。<br />立体的な大空間の中に奇岩群がそそり立っています。<br />冒頭に引用いたしました<br />「断岸(だんがん)千尺(せんせき)、山高くして月小さく、<br />水落ちて石出づ」(後赤壁賦)という蘇東坡の詩のようです。<br />

    森林公園ゲート窓口でチケットを購入するときに
    面白い体験をしました。
    65歳以上の高齢者(私のこと)の入園料がなんと0元(無料)
    だったのです。
    窓口の料金表示には65歳以上14歳未満の人には英語で「Concession」
    があると記載されていましたので私にはなんらかの割引をして
    いただけるのだと考えていました。
    (家内は残念ながらまだ65歳未満です。もう少し辛抱してください。)
    私と家内のパスポートを窓口で提示して入園料の金額を聞きますと
    予想していた金額よりもずいぶん安いので
    「これは二人分ですか?」と窓口のお姉さんに質問すると
    当たり前だろうという顔をして「そうです」という回答です。
    入園チケットをいただいてよく見てみると私のチケットの入園料欄
    には「0」という数字が印字されていました。
    中国は高齢者には優しい国なのでしょうか?
    それとも連休の特別措置のお陰かなあ?
    私たち二人が入場口に行きますと入場口は65歳以上と
    それ未満とに分かれています。
    65歳未満の入場口には観光客の行列ができています。
    しかし65歳以上の入場口には該当者の人はなく検察官のような
    制服を着た男性が6~7人だけが立っていました。
    私は正真正銘の65歳以上ですので胸をそらせて威張って
    検察官に私のパスポートを提示しました。
    すると検察官の一人が私のパスポートを手に取り中身を「ペラッ!」
    とだけめくり、次に私の顔をジッと見てから「通ってよろしい」と
    顎をしゃくって奥へ入るように指示しました。
    この時に私の顔はパスポートの生年月日を確認するまでもなく
    65歳以上の年齢的特徴を証明する生体認証書になっていたのを
    理解しました。
    すこし残念に思うところもありましたが中国では私の顔は65歳以上
    のパスポートとしてかなり有効だという自信を持つことができました。
    年を取るということは良いことも増えてくるという予感が致します。
    私は入場口で待つことなくフリーパスで家内より早く入園し
    彼女が後から入ってくるのを得意な心を抑えて待っていました。

    入場口からバスでロープウェイの乗り場まで行きます。
    ロープウエイで黄石塞の頂上に向かいます。
    武陵源の奇岩群を見るのが初めてでしたので感激しました。
    映画のアバター原風景と言われている理由がよくわかりました。
    立体的な大空間の中に奇岩群がそそり立っています。
    冒頭に引用いたしました
    「断岸(だんがん)千尺(せんせき)、山高くして月小さく、
    水落ちて石出づ」(後赤壁賦)という蘇東坡の詩のようです。

    張家界国家森林公園 国立公園

  • ロープウェイがさらに上に昇って行きますと<br />奇岩の向こうに白い雲海が見えてきました。

    ロープウェイがさらに上に昇って行きますと
    奇岩の向こうに白い雲海が見えてきました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 奇岩群の器に溢れた雲海は更に勢力を増し<br />奇岩の切れ目から滝のように流れ出し始めました。<br />

    奇岩群の器に溢れた雲海は更に勢力を増し
    奇岩の切れ目から滝のように流れ出し始めました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 白い雲海は奇岩の絶壁に生える緑の樹木の上を<br />駆け下りて行きます。

    白い雲海は奇岩の絶壁に生える緑の樹木の上を
    駆け下りて行きます。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 更にロープウェイが昇って行くと<br />奇岩群が自然にできた器のように大量の雲海を<br />たたえているが見えました。

    更にロープウェイが昇って行くと
    奇岩群が自然にできた器のように大量の雲海を
    たたえているが見えました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 器の中でいっぱいになった雲海がもう耐えきれなくて<br />奇岩の切れ目から洪水のように流れ落ち始めています。<br />天気の変わりやすい武陵源では今日が雨とか霧で視界が<br />悪いとこのような自然現象を見ることができなかったでしょう。<br />今日はラッキーな一日になりそうです。

    器の中でいっぱいになった雲海がもう耐えきれなくて
    奇岩の切れ目から洪水のように流れ落ち始めています。
    天気の変わりやすい武陵源では今日が雨とか霧で視界が
    悪いとこのような自然現象を見ることができなかったでしょう。
    今日はラッキーな一日になりそうです。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 私たちが乗ったロープウェイの後ろには<br />後続のロープウェイが次々連なっています。<br />しかしどれも観光客で満員という状態では<br />ありません。<br />私たちのロープウェイも私たち二人だけでした<br />ので自由に写真を撮ることができました。

    私たちが乗ったロープウェイの後ろには
    後続のロープウェイが次々連なっています。
    しかしどれも観光客で満員という状態では
    ありません。
    私たちのロープウェイも私たち二人だけでした
    ので自由に写真を撮ることができました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 空中からの観光を十分楽しみました。<br />でも最初のインパクトが強すぎたせいか<br />そのあとの景色がどれも同じに見えてしまい<br />感激が薄らいでしまいました。<br />短時間で旅のデジャブ現象(「この景色は以前に<br />どこかで見たことがあるぞ…?」という現象)が<br />起きてしまったのです。<br />足腰に自信がない人もこのロープウェーの往復だけで<br />奇岩観光は良いと思います。<br />

    空中からの観光を十分楽しみました。
    でも最初のインパクトが強すぎたせいか
    そのあとの景色がどれも同じに見えてしまい
    感激が薄らいでしまいました。
    短時間で旅のデジャブ現象(「この景色は以前に
    どこかで見たことがあるぞ…?」という現象)が
    起きてしまったのです。
    足腰に自信がない人もこのロープウェーの往復だけで
    奇岩観光は良いと思います。

  • 黄石塞のロープウェイを降りて周囲を歩いて散策します。<br />景観ポイントへの標識がありますので迷うことはありません。<br />それぞれに名前が付けられているのですが私は事前に詳しく<br />勉強していないので素晴らしい奇岩を見ても区別がつきません。<br />これは観光ガイドブックにお任せしたほうがよいと思いました。<br />私はここまで兎にも角にも無事に来ていること自体が奇跡のような<br />気持ちがしました。<br />それと素晴らしい景色を見ていると「この景色はどこかで見た<br />ことがあるぞ…?」という<br />あのデジャブ現象が起きて来ました。<br />今まで旅をして私たちの記憶に残されている<br />似たような風景を脳が<br />勝手に検索して<br />「この風景はアメリカのグランドサークルにある<br />ブライスキャニオンに似ているなあ。」とか<br />「トルコのカッパドキアでも見たような風景だ。」とか<br />「中国でもあったぞ~。そうそうこれは黄山でみた山にも<br />似ているなあ。」とか勝手に既視現象が<br />走馬灯の様に頭の中のスクリーンに流されています。<br />旅をすることはとても楽しいのですが<br />反比例して出逢いの新鮮さは低減する傾向があるようです。<br />

    黄石塞のロープウェイを降りて周囲を歩いて散策します。
    景観ポイントへの標識がありますので迷うことはありません。
    それぞれに名前が付けられているのですが私は事前に詳しく
    勉強していないので素晴らしい奇岩を見ても区別がつきません。
    これは観光ガイドブックにお任せしたほうがよいと思いました。
    私はここまで兎にも角にも無事に来ていること自体が奇跡のような
    気持ちがしました。
    それと素晴らしい景色を見ていると「この景色はどこかで見た
    ことがあるぞ…?」という
    あのデジャブ現象が起きて来ました。
    今まで旅をして私たちの記憶に残されている
    似たような風景を脳が
    勝手に検索して
    「この風景はアメリカのグランドサークルにある
    ブライスキャニオンに似ているなあ。」とか
    「トルコのカッパドキアでも見たような風景だ。」とか
    「中国でもあったぞ~。そうそうこれは黄山でみた山にも
    似ているなあ。」とか勝手に既視現象が
    走馬灯の様に頭の中のスクリーンに流されています。
    旅をすることはとても楽しいのですが
    反比例して出逢いの新鮮さは低減する傾向があるようです。

  • ー「おじいさん武陵源を走る事件」の顛末ー<br />ロープウェイ駅から暫く坂道を降りたところで<br />家内は歩くのが疲れたのか<br />「ここのベンチに座っているから一人で周ってきて写真だけ<br />撮ってきてよ。」とか言い出しました。<br />これは外国の旅先ではやってはいけない行為です。<br />チームワークをとってきた二人があえて分かれる行為は<br />リスク対応が分散されて手薄になってしまう行為です。<br />私ももうすでに疲れが蓄積されていたのか<br />「それじゃ30分くらいで一周してくる。」と<br />とんでもないことを言い始めました。<br />これは短い散策コースが約4㎞くらいなので小走りに走れば<br />30分ほどで一周が可能だと勝手に判断してしまった<br />からです。<br />普通「小走りで30分で行ける」という判断は<br />「平地」でしかも<br />「地理を熟知している」という条件で<br />可能になる走り方です。<br />黄石塞の散策路はアップダウンの多い<br />石段の山道でしかも途中に<br />いくつも枝道があるため<br />運動場のグラウンドを走るというわけにはいきません。<br />すでに私の判断能力がかなり低下している証拠です。<br />(普段から低いですが)<br />私は一人ベンチに座る家内を残し脱兎のごとく(?)<br />走り出しました。<br />ここでさらに勘違いがあったことを後で知りました。<br />私が「30分くらいで帰ってくる。」と言ったのを<br />家内は私が少し先に行って<br />景観ポイントの「五指峯」の写真を撮影して<br />また同じ道を引き返してくると勘違いしていたようでした。<br />家内が夫の帰りをトイレに行くのも我慢してベンチで<br />一人待っている間に68歳の夫は重たい旅行ジャケットと<br />旅行必須アイテム(パスポート、現金が入った腰バック、<br />小銭が入った小型の財布、カメラ、ノートと筆記用具)、<br />背中にリュックサックを背負った旅姿完全装備に加えて<br />旅行用の重たいコロンビアの靴を履いて4㎞のアップダウンの<br />激しい石段の山道を脱兎のように走って行ったのです。<br />そして更に散策路には韋駄天走りに走る<br />おじいさんの行く手を遮る障害物が多く待っていました。<br />一つは私の前を家族連れ観光客たちがゆっくりとした速度で<br />周囲の景色を楽しみながら歩いていました。<br />中には高齢者(私もその一人なのですが)や<br />小さなヨチヨチ歩きの幼児も私の前をゆっくりと歩いています。<br />彼らが一瞬作る隙間をぶつからない様に注意して素早くすり抜けて<br />また走り出します。<br />別れ道もあり行き先が枝分かれしていました。<br />私は分かれ道に来たときは<br />「下り道は降りない」、<br />「とにかく左に曲がる道を行けばよい」<br />という勝手なルールを作ってとっさに判断しながら<br />走ってゆきます。<br />それでも途中で道に迷うことがありました。<br />その時はたまたま前から歩いてきた山の管理人らしき人に<br />「ロープウェイの駅はどこですか?」と<br />聞いて前に進んで行きました。<br />(二人ぐらいに聞いたかなあ…)<br />一人の管理人さんは外国人のおじいさんが道に迷ったと思った<br />のでしょうか<br />草むらの中に見える黒いケーブル線を指さしながら<br />「あのケーブルが見えるかい。あれをたどればロープウェイの駅に<br />行き着けるはずだ。気を付けて行きなさい<br />(マン、マン、ツォウ ゆっくり歩きなさい)。」<br />という丁寧なアドバイスをしてくれました。<br />30分以上も息を切らせ大汗をか走っていると<br />ロープウェイの駅らしい建物が<br />見えてきました。」<br />「30分は少し過ぎたが何とか家内のところへたどり着けるぞ!」と<br />建物のある山道を見上げるとなんと<br />前方の道が途切れていました。<br />工事のため迂回道が作られていたのです。<br />工事の人に「ここを通ってよいですか?」と聞くと<br />「この道を行きなさい。」と工事中の迂回路の泥道を指さします。<br />仕方がないので迂回路を走っていると<br />ロープウェイ駅の裏側に出て<br />しまいました。<br />正面への通路を探しましたがドアが閉まっていて通ることが<br />できません。<br />仕方がないので今来た道を引き返していると<br />正面玄関の広場が見えました。<br />しかしここも工事中らしく<br />石畳は真新しいコンクリートで固められたばかりのようです。<br />私は抜き足差し足で補修されたばかりの<br />真新しい石畳の上を歩きました。<br />するとそれを見ていた工事の親方らしきおじさんが<br />大きな声を出して怒っています。<br />私は「すみません、すみません。」と<br />手を合わせながらその広場をなんとか<br />通り抜けました。<br />待ち合わせの時間は既に大分過ぎてしまいました。<br />私は家内がロープウェイの<br />チケット売り場で待っているかもしれないと思い<br />売り場周辺を探してみましたが家内の姿はありませんでした。<br />一瞬、「昆明待ちぼうけ事件」(詳しくは2月の雲南省のブログを<br />参照ください)が脳裏をかすめましたが<br />道に迷った時の原則である「迷ったところに戻れ!」<br />という原則に従って家内が待っている<br />ベンチのほうへ再度走り出しました。<br />そしてようやく家内が座って待っているベンチのところまで<br />息を切らせながら走って行きました。<br />私が「あぁ~!ようやくたどり着いた。少し遅くなったけど<br />大分待った?」<br />と言うと家内は驚いたような顔をして<br />(てっきり前の道を引き返してくると思っていた夫が後ろから<br />現れたので驚いたのです)<br />「どこから帰って来るのよ~。30分て言ったからトイレへ行くのも<br />我慢してずっと座って待っていたのに!」と怒っています。<br />「いや~、黄石塞の短時間コースを走って一周してきたんだ。」<br />と言うと「すぐに帰ってくると言ったじゃない。」という<br />返事です。<br />これで私が「30分で帰ってくる。」と言ったのを<br />彼女は「30分で引き返してくる。」<br />と勘違いしてしまったということが分かりました。<br />気づくと私のジャケットのファスナーが壊れていました。<br />どこかで引っ掛けて壊してしまったのでしょう。<br />もし私が慌てて山道を足を踏み外していたら今頃は<br />「68歳の邦人男性高齢者が武陵源で<br />足を踏み外して転落いたようです。<br />状況は現在中国大使館職員が調査中です。」という記事が<br />日本のニュースで流れるところでした。<br />「おじいさん武陵源を走る事件」の顛末でした。<br />

    ー「おじいさん武陵源を走る事件」の顛末ー
    ロープウェイ駅から暫く坂道を降りたところで
    家内は歩くのが疲れたのか
    「ここのベンチに座っているから一人で周ってきて写真だけ
    撮ってきてよ。」とか言い出しました。
    これは外国の旅先ではやってはいけない行為です。
    チームワークをとってきた二人があえて分かれる行為は
    リスク対応が分散されて手薄になってしまう行為です。
    私ももうすでに疲れが蓄積されていたのか
    「それじゃ30分くらいで一周してくる。」と
    とんでもないことを言い始めました。
    これは短い散策コースが約4㎞くらいなので小走りに走れば
    30分ほどで一周が可能だと勝手に判断してしまった
    からです。
    普通「小走りで30分で行ける」という判断は
    「平地」でしかも
    「地理を熟知している」という条件で
    可能になる走り方です。
    黄石塞の散策路はアップダウンの多い
    石段の山道でしかも途中に
    いくつも枝道があるため
    運動場のグラウンドを走るというわけにはいきません。
    すでに私の判断能力がかなり低下している証拠です。
    (普段から低いですが)
    私は一人ベンチに座る家内を残し脱兎のごとく(?)
    走り出しました。
    ここでさらに勘違いがあったことを後で知りました。
    私が「30分くらいで帰ってくる。」と言ったのを
    家内は私が少し先に行って
    景観ポイントの「五指峯」の写真を撮影して
    また同じ道を引き返してくると勘違いしていたようでした。
    家内が夫の帰りをトイレに行くのも我慢してベンチで
    一人待っている間に68歳の夫は重たい旅行ジャケットと
    旅行必須アイテム(パスポート、現金が入った腰バック、
    小銭が入った小型の財布、カメラ、ノートと筆記用具)、
    背中にリュックサックを背負った旅姿完全装備に加えて
    旅行用の重たいコロンビアの靴を履いて4㎞のアップダウンの
    激しい石段の山道を脱兎のように走って行ったのです。
    そして更に散策路には韋駄天走りに走る
    おじいさんの行く手を遮る障害物が多く待っていました。
    一つは私の前を家族連れ観光客たちがゆっくりとした速度で
    周囲の景色を楽しみながら歩いていました。
    中には高齢者(私もその一人なのですが)や
    小さなヨチヨチ歩きの幼児も私の前をゆっくりと歩いています。
    彼らが一瞬作る隙間をぶつからない様に注意して素早くすり抜けて
    また走り出します。
    別れ道もあり行き先が枝分かれしていました。
    私は分かれ道に来たときは
    「下り道は降りない」、
    「とにかく左に曲がる道を行けばよい」
    という勝手なルールを作ってとっさに判断しながら
    走ってゆきます。
    それでも途中で道に迷うことがありました。
    その時はたまたま前から歩いてきた山の管理人らしき人に
    「ロープウェイの駅はどこですか?」と
    聞いて前に進んで行きました。
    (二人ぐらいに聞いたかなあ…)
    一人の管理人さんは外国人のおじいさんが道に迷ったと思った
    のでしょうか
    草むらの中に見える黒いケーブル線を指さしながら
    「あのケーブルが見えるかい。あれをたどればロープウェイの駅に
    行き着けるはずだ。気を付けて行きなさい
    (マン、マン、ツォウ ゆっくり歩きなさい)。」
    という丁寧なアドバイスをしてくれました。
    30分以上も息を切らせ大汗をか走っていると
    ロープウェイの駅らしい建物が
    見えてきました。」
    「30分は少し過ぎたが何とか家内のところへたどり着けるぞ!」と
    建物のある山道を見上げるとなんと
    前方の道が途切れていました。
    工事のため迂回道が作られていたのです。
    工事の人に「ここを通ってよいですか?」と聞くと
    「この道を行きなさい。」と工事中の迂回路の泥道を指さします。
    仕方がないので迂回路を走っていると
    ロープウェイ駅の裏側に出て
    しまいました。
    正面への通路を探しましたがドアが閉まっていて通ることが
    できません。
    仕方がないので今来た道を引き返していると
    正面玄関の広場が見えました。
    しかしここも工事中らしく
    石畳は真新しいコンクリートで固められたばかりのようです。
    私は抜き足差し足で補修されたばかりの
    真新しい石畳の上を歩きました。
    するとそれを見ていた工事の親方らしきおじさんが
    大きな声を出して怒っています。
    私は「すみません、すみません。」と
    手を合わせながらその広場をなんとか
    通り抜けました。
    待ち合わせの時間は既に大分過ぎてしまいました。
    私は家内がロープウェイの
    チケット売り場で待っているかもしれないと思い
    売り場周辺を探してみましたが家内の姿はありませんでした。
    一瞬、「昆明待ちぼうけ事件」(詳しくは2月の雲南省のブログを
    参照ください)が脳裏をかすめましたが
    道に迷った時の原則である「迷ったところに戻れ!」
    という原則に従って家内が待っている
    ベンチのほうへ再度走り出しました。
    そしてようやく家内が座って待っているベンチのところまで
    息を切らせながら走って行きました。
    私が「あぁ~!ようやくたどり着いた。少し遅くなったけど
    大分待った?」
    と言うと家内は驚いたような顔をして
    (てっきり前の道を引き返してくると思っていた夫が後ろから
    現れたので驚いたのです)
    「どこから帰って来るのよ~。30分て言ったからトイレへ行くのも
    我慢してずっと座って待っていたのに!」と怒っています。
    「いや~、黄石塞の短時間コースを走って一周してきたんだ。」
    と言うと「すぐに帰ってくると言ったじゃない。」という
    返事です。
    これで私が「30分で帰ってくる。」と言ったのを
    彼女は「30分で引き返してくる。」
    と勘違いしてしまったということが分かりました。
    気づくと私のジャケットのファスナーが壊れていました。
    どこかで引っ掛けて壊してしまったのでしょう。
    もし私が慌てて山道を足を踏み外していたら今頃は
    「68歳の邦人男性高齢者が武陵源で
    足を踏み外して転落いたようです。
    状況は現在中国大使館職員が調査中です。」という記事が
    日本のニュースで流れるところでした。
    「おじいさん武陵源を走る事件」の顛末でした。

  • 家内が一人で座って待っていたベンチから歩いて<br />5分くらいのところに五指峯の展望台がありました。<br />私がここまで歩いて写真を撮り、<br />またもと来た道を引き返していたら<br />15分ほどで家内のところに戻れたはずです。<br />短時間コースとはいえ4㎞の山道を<br />旅姿完全装備でジョギングした<br />ことは得難い体験とはいえ<br />肉体的にも精神的にも掛け算で大変疲れました。

    家内が一人で座って待っていたベンチから歩いて
    5分くらいのところに五指峯の展望台がありました。
    私がここまで歩いて写真を撮り、
    またもと来た道を引き返していたら
    15分ほどで家内のところに戻れたはずです。
    短時間コースとはいえ4㎞の山道を
    旅姿完全装備でジョギングした
    ことは得難い体験とはいえ
    肉体的にも精神的にも掛け算で大変疲れました。

  • 黄石塞のロープウェー山頂駅から<br />再度ロープウェイでロープウェー麓駅(索道下駅)まで<br />行きます。<br />まず無料観光バスで龍風庵下停車場まで行きます。<br />写真の木製と石の階段500段を歩いて<br />龍風庵上停留所まで登ります。

    黄石塞のロープウェー山頂駅から
    再度ロープウェイでロープウェー麓駅(索道下駅)まで
    行きます。
    まず無料観光バスで龍風庵下停車場まで行きます。
    写真の木製と石の階段500段を歩いて
    龍風庵上停留所まで登ります。

  • この階段をかなり長時間歩いて登るのは結構体力が<br />必要です。<br />私は家内の背中を押しながら一歩一歩登りました。<br />宿泊したユースホステルに頂いた地図には「歩いて15分」<br />という表示がありましたが休み休みしながらゆっくり<br />登る私たちには30分ほどかかったように記憶しています。<br />北スペインのサンチャゴ巡礼でカミーノ(巡礼路)を歩いた<br />ことを思い出しました。<br />その時は「ポコアポコ(少しずつ)、<br />アピエアピエ(一歩ずつ)」<br />と口の中でお経のように唱えながら1日25~30㎞を歩きました。<br />今はあの時に比べれば距離が短いだけに楽だと思うように<br />していました。<br />

    この階段をかなり長時間歩いて登るのは結構体力が
    必要です。
    私は家内の背中を押しながら一歩一歩登りました。
    宿泊したユースホステルに頂いた地図には「歩いて15分」
    という表示がありましたが休み休みしながらゆっくり
    登る私たちには30分ほどかかったように記憶しています。
    北スペインのサンチャゴ巡礼でカミーノ(巡礼路)を歩いた
    ことを思い出しました。
    その時は「ポコアポコ(少しずつ)、
    アピエアピエ(一歩ずつ)」
    と口の中でお経のように唱えながら1日25~30㎞を歩きました。
    今はあの時に比べれば距離が短いだけに楽だと思うように
    していました。

  • 写真は壁に掲げられていた武陵源の入場価格表です。<br />摘要欄に高齢者割引があるという説明書きが書かれていました。<br />武陵源はアップダウンが多い道を歩くことが多いので高齢者には<br />きつい観光地だと思います。<br />どおりで武陵源に私のような高齢者の観光客は少なかったです。<br />100分の一位の割合で高齢者もゆっくり歩いていました。<br />ロープウェイなどを利用して全行程は無理ですが<br />なるべく歩かない観光も選べるでしょう。<br />場所によってはかごかきの人たちも<br />お客さん待ちをしていました。<br />二人でお客さんを椅子に乗せて階段などを<br />歩くスタイルです。<br />武陵源の入場チケットは65歳以上の入場利用が0元<br />(実際は保険料金3元約50円)だというのも理解できます。<br />4日間有効入場チケットは60歳以上は保険代入れて113元でした。<br />約2千円。<br />

    写真は壁に掲げられていた武陵源の入場価格表です。
    摘要欄に高齢者割引があるという説明書きが書かれていました。
    武陵源はアップダウンが多い道を歩くことが多いので高齢者には
    きつい観光地だと思います。
    どおりで武陵源に私のような高齢者の観光客は少なかったです。
    100分の一位の割合で高齢者もゆっくり歩いていました。
    ロープウェイなどを利用して全行程は無理ですが
    なるべく歩かない観光も選べるでしょう。
    場所によってはかごかきの人たちも
    お客さん待ちをしていました。
    二人でお客さんを椅子に乗せて階段などを
    歩くスタイルです。
    武陵源の入場チケットは65歳以上の入場利用が0元
    (実際は保険料金3元約50円)だというのも理解できます。
    4日間有効入場チケットは60歳以上は保険代入れて113元でした。
    約2千円。

  • 頂上にある龍風庵上停留所から無料の観光バスに乗って<br />楊家界索道停車場(ロープウェイ停留所)に向かいます。<br />そこで下車し楊家界索道(ロープウェイ麓駅)で<br />(楊家界ロープウェイ山頂駅)鳥龍塞路口まで<br />ロープウェイで行きます。<br />料金は高齢者割引?があり38元でした。<br />3回目のロープウェイからの景色は<br />朝のロープウェイからの景色と同じような景色です。<br /><br />写真は楊家界索道(ロープウェイ)の立派な建物です。<br />チケット売り場まで石の階段を登ります。<br />(どうしていつもこんなに階段が多いのでしょうか)<br />

    頂上にある龍風庵上停留所から無料の観光バスに乗って
    楊家界索道停車場(ロープウェイ停留所)に向かいます。
    そこで下車し楊家界索道(ロープウェイ麓駅)で
    (楊家界ロープウェイ山頂駅)鳥龍塞路口まで
    ロープウェイで行きます。
    料金は高齢者割引?があり38元でした。
    3回目のロープウェイからの景色は
    朝のロープウェイからの景色と同じような景色です。

    写真は楊家界索道(ロープウェイ)の立派な建物です。
    チケット売り場まで石の階段を登ります。
    (どうしていつもこんなに階段が多いのでしょうか)

  • 私は武陵源観光を甘く考えていました。<br />なんだか少しやつれてしまった様です。<br />持参した飴やお菓子類は口にしましたが<br />正式なお昼ご飯は食べていません。<br />観光地の要所には必ず売店の長い通路を<br />歩かされますので焼きそばや油で揚げた食物<br />の美味しそうな匂いが気になりました。<br />しかしここで食物をおなかに入れてしまうと<br />体が重くなって歩けなくなる可能性があったので<br />武陵源を降りるまで我慢することにしました。<br />「山を下りたら冷たいビールを飲もう!」という<br />不純な動機が私を歩かせるエネルギーになりました。

    私は武陵源観光を甘く考えていました。
    なんだか少しやつれてしまった様です。
    持参した飴やお菓子類は口にしましたが
    正式なお昼ご飯は食べていません。
    観光地の要所には必ず売店の長い通路を
    歩かされますので焼きそばや油で揚げた食物
    の美味しそうな匂いが気になりました。
    しかしここで食物をおなかに入れてしまうと
    体が重くなって歩けなくなる可能性があったので
    武陵源を降りるまで我慢することにしました。
    「山を下りたら冷たいビールを飲もう!」という
    不純な動機が私を歩かせるエネルギーになりました。

  • 楊家界索道(ロープウェイ麓駅)で鳥龍塞路口(山頂駅)まで<br />行きます。<br />眼下を見下ろすと山の木々のところどころに紅葉しているのが<br />見えました。<br />秋になるともっと素晴らしい紅葉の景色が見れるかもしれません。

    楊家界索道(ロープウェイ麓駅)で鳥龍塞路口(山頂駅)まで
    行きます。
    眼下を見下ろすと山の木々のところどころに紅葉しているのが
    見えました。
    秋になるともっと素晴らしい紅葉の景色が見れるかもしれません。

  • ロープウェイの窓から楊家界の奇岩群が観光できました。<br />素晴らしい光景ですが疲労のため素晴らしい景色にも食傷気味<br />です。<br />以降は素晴らしい光景が連続していました。<br />しかしもう言葉が見つからず良いコメントができません。

    ロープウェイの窓から楊家界の奇岩群が観光できました。
    素晴らしい光景ですが疲労のため素晴らしい景色にも食傷気味
    です。
    以降は素晴らしい光景が連続していました。
    しかしもう言葉が見つからず良いコメントができません。

  • 巨大な立体空間をロープウェイが進んでゆきます。

    巨大な立体空間をロープウェイが進んでゆきます。

  • 奇岩群が人間のように私たちを見下ろしていました。

    奇岩群が人間のように私たちを見下ろしていました。

  • ロープウェイはかなり高いところを進んでいきますので<br />高所恐怖症の私は目がく眩みそうになります。

    ロープウェイはかなり高いところを進んでいきますので
    高所恐怖症の私は目がく眩みそうになります。

  • なんだか仙人でも住んでいそうな岩山です。

    なんだか仙人でも住んでいそうな岩山です。

  • 最後のほうになるともう言葉を失い茫然として<br />前に現れては後ろに過ぎ去る景観に見入っていました。

    最後のほうになるともう言葉を失い茫然として
    前に現れては後ろに過ぎ去る景観に見入っていました。

  • 11:45楊家界ケーブルカー山頂駅で降り猿家界方面に向かう。<br />バス停に行き先別の標識があるのでそこに並びます。<br />(私たちは猿家界方面に向かうバスに乗りました)<br /> あわてて間違った方面に乗り降りしたことがあったので<br /> ドライーバーに行き先を書いて見せたほうが良いと思います。<br />無料バスで袁家界、天下第一橋バス停で降りる。<br />ケンタッキーがありインフォメーションセンターやレストラン、<br />トイレもあった。<br />翌日再度訪れる予定だったので今日は観光はしませんでした。<br />標識があるので落ち着いてみると停車場は必ず見つかります。<br />停車場が広いので遠くに標識が見えることもあります。<br />5分くらい歩いて迷魂台停留所に行きます。<br />今日は運よくどこも空いてエレベーターやバスなどは<br />ほとんど待たずに乗れました。 <br />ようやく袁家界に到着しました。<br />私は素晴らしい景色にすでに食あたり状態の<br />顔をしています。<br />私の後ろに日本人観光客ツアーの姿が映っています。<br />日本は10連休中なのに日本人の観光客ツアーはあまり<br />見ませんでした。<br />韓国人ツアーのほうが多かったように記憶しています。

    11:45楊家界ケーブルカー山頂駅で降り猿家界方面に向かう。
    バス停に行き先別の標識があるのでそこに並びます。
    (私たちは猿家界方面に向かうバスに乗りました)
     あわてて間違った方面に乗り降りしたことがあったので
     ドライーバーに行き先を書いて見せたほうが良いと思います。
    無料バスで袁家界、天下第一橋バス停で降りる。
    ケンタッキーがありインフォメーションセンターやレストラン、
    トイレもあった。
    翌日再度訪れる予定だったので今日は観光はしませんでした。
    標識があるので落ち着いてみると停車場は必ず見つかります。
    停車場が広いので遠くに標識が見えることもあります。
    5分くらい歩いて迷魂台停留所に行きます。
    今日は運よくどこも空いてエレベーターやバスなどは
    ほとんど待たずに乗れました。 
    ようやく袁家界に到着しました。
    私は素晴らしい景色にすでに食あたり状態の
    顔をしています。
    私の後ろに日本人観光客ツアーの姿が映っています。
    日本は10連休中なのに日本人の観光客ツアーはあまり
    見ませんでした。
    韓国人ツアーのほうが多かったように記憶しています。

  • 記念碑の前に人が入れ替わり立ち代わり<br />立つのでカメラ撮影のチャンスがなかなか<br />回ってきません。<br />仕方がないので他の観光客の記念撮影を<br />勝手に記念撮影してしまいました。

    記念碑の前に人が入れ替わり立ち代わり
    立つのでカメラ撮影のチャンスがなかなか
    回ってきません。
    仕方がないので他の観光客の記念撮影を
    勝手に記念撮影してしまいました。

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 徒歩遊道の各所に行き先案内の表示がありますので<br />迷うことはないと思います。<br />「左に進めば楊家界索道停車場」という文字が<br />読み取れます。

    徒歩遊道の各所に行き先案内の表示がありますので
    迷うことはないと思います。
    「左に進めば楊家界索道停車場」という文字が
    読み取れます。

  • 景観地区の要所(ロープウェイ乗り場等)には<br />必ず売店の長い通りがあります。<br />様々な食物が店先で売られていますが<br />良い匂いがして食欲を高めさせます。<br />でも下山するまで我慢我慢です。

    景観地区の要所(ロープウェイ乗り場等)には
    必ず売店の長い通りがあります。
    様々な食物が店先で売られていますが
    良い匂いがして食欲を高めさせます。
    でも下山するまで我慢我慢です。

  • バス、ロープウエーなどはほとんど待たずに乗れました。   <br /> バスで8分ほど走り百龍エレベーター山頂停留所で降ります。<br />無料の観光バスで百龍天てい(木篇に弟と書き階段の意味です<br />バス停で下車します。<br />写真は百龍大てい上駅(高層エレベーターの駅)です。<br />

    バス、ロープウエーなどはほとんど待たずに乗れました。   
     バスで8分ほど走り百龍エレベーター山頂停留所で降ります。
    無料の観光バスで百龍天てい(木篇に弟と書き階段の意味です
    バス停で下車します。
    写真は百龍大てい上駅(高層エレベーターの駅)です。

  • バスを降りて5分ほど歩いてエレベーターの<br />チケット売り場へ行きました。<br />窓口の女性に聞くとここは中国人のみが<br />シニア割引対象とのこと。<br />「高齢者割引はありませんか?」と聞くと<br />「メイヨー(ありません)。」と素気無く言われて<br />しまいました。<br />この観光地の各チケット売り場は<br />クレジットはビザ、マスターが使える表示はなかった。   <br />エレベーターの料金は一人72元(約1200円)と高額です。<br />それも片道だけで。<br />

    バスを降りて5分ほど歩いてエレベーターの
    チケット売り場へ行きました。
    窓口の女性に聞くとここは中国人のみが
    シニア割引対象とのこと。
    「高齢者割引はありませんか?」と聞くと
    「メイヨー(ありません)。」と素気無く言われて
    しまいました。
    この観光地の各チケット売り場は
    クレジットはビザ、マスターが使える表示はなかった。   
    エレベーターの料金は一人72元(約1200円)と高額です。
    それも片道だけで。

  • 中に入ると「初心忘るべからず、使命を銘記せよ!」という<br />スローガンが目に入ってきました。<br />でも「心」と言う文字にハートのマークが乗っているので<br />中国も遊び心があるなあと思いました。

    中に入ると「初心忘るべからず、使命を銘記せよ!」という
    スローガンが目に入ってきました。
    でも「心」と言う文字にハートのマークが乗っているので
    中国も遊び心があるなあと思いました。

  • エレベーターの入り口の前には大勢の観光客が<br />並んでいます。<br />15分くらいエレベーター前の待合広場で待っていました。<br /><br />5月2日は連休中なのでもっと大混雑で90分も待ったと<br />帰りの飛行機で隣の席に座った日本人観光客に<br />教えて頂いた。しかも彼らは往復乗ったとのこと。<br />私たちはガラス越しの空だけしか見えず<br />人の後ろ頭しか見えなかった。<br />運が良ければ前面の窓ガラスから外の景色を観光<br />できます。<br />私たちは最前列になるように頑張ったのですが最後に<br />満員まで押し込むのでエレベーターに押し込められて<br />扉の壁際になってしまいました。<br />人の頭の向こうに外の空だけが見えました。<br />私の腰辺りで何かごそごそ動いたので一瞬「スリ」かと思って<br />下を見下ろしますと母親の横で小さな男の子が不安そうに私を<br />見上げています。<br />彼も運悪く私たちと一緒にエレベーターの最後列に押し込め<br />られていたのです。<br />

    エレベーターの入り口の前には大勢の観光客が
    並んでいます。
    15分くらいエレベーター前の待合広場で待っていました。

    5月2日は連休中なのでもっと大混雑で90分も待ったと
    帰りの飛行機で隣の席に座った日本人観光客に
    教えて頂いた。しかも彼らは往復乗ったとのこと。
    私たちはガラス越しの空だけしか見えず
    人の後ろ頭しか見えなかった。
    運が良ければ前面の窓ガラスから外の景色を観光
    できます。
    私たちは最前列になるように頑張ったのですが最後に
    満員まで押し込むのでエレベーターに押し込められて
    扉の壁際になってしまいました。
    人の頭の向こうに外の空だけが見えました。
    私の腰辺りで何かごそごそ動いたので一瞬「スリ」かと思って
    下を見下ろしますと母親の横で小さな男の子が不安そうに私を
    見上げています。
    彼も運悪く私たちと一緒にエレベーターの最後列に押し込め
    られていたのです。

  • エレベータは300メートルほどの高さを1分くらいで<br />あっという間に下り下界に到着してしまいました。<br />これで72元かぁ~…。<br />それも見えたのは空と人の頭だけです。<br />とてももったいない経験でした。

    エレベータは300メートルほどの高さを1分くらいで
    あっという間に下り下界に到着してしまいました。
    これで72元かぁ~…。
    それも見えたのは空と人の頭だけです。
    とてももったいない経験でした。

  • 下界から見た高層エレベーターです。<br />ビルだと百階建てだそうです。

    下界から見た高層エレベーターです。
    ビルだと百階建てだそうです。

  • 約1分くらいで下に着き階段を結構下りて広場に出た。<br />ここから見上げる高層エレベーターや奇岩群は<br />撮影対象としてとてもよいと思う。<br />この広場は観光スポットになっていました。

    約1分くらいで下に着き階段を結構下りて広場に出た。
    ここから見上げる高層エレベーターや奇岩群は
    撮影対象としてとてもよいと思う。
    この広場は観光スポットになっていました。

  • エレベーターからの景色は見れませんでしたが<br />ここからの景色はよかったです。

    エレベーターからの景色は見れませんでしたが
    ここからの景色はよかったです。

  • 観光客も記念撮影をしています。

    観光客も記念撮影をしています。

  • 巨大な奇岩たちが「お疲れ様!」と言ってくれているようです。

    巨大な奇岩たちが「お疲れ様!」と言ってくれているようです。

  • 武陵源は中国でも5つ星(一番良い)の観光地です。<br />中国も明日の5月1日から連休が始まりますので観光客が<br />増えてきているようです。

    武陵源は中国でも5つ星(一番良い)の観光地です。
    中国も明日の5月1日から連休が始まりますので観光客が
    増えてきているようです。

  • 私たちの今日の武陵源観光はまだ終わりません。<br />最後は天子山麓にある観光トロッコを楽しみます。<br />百龍エレベーター麓駅停留所からバスに乗り十里画廊停留所で<br />降りた(観光トロッコがある)。<br />トロッコのチケット売り場でパスポートを見せシニア割引(?)<br />で往復料金が一人38元(約600円)。キャッシュで払う。<br />トロッコは殆ど待たずに乗れた。<br />単線で行きは少し上り坂で左側座席からの景色が良い。<br />すぐ左に幅1mくらいの遊歩道があり歩く人もいます。<br />迷わないので元気な人なら往復のどちらか歩いても<br />良いかもしれません。<br />ここから見る景色は朝から見た景色と同じでどこも似ていました。<br />  <br />無料の観光バスに乗り十里画廊路口駅で下車します。<br />観光トロッコ(中国語では「観光小火車」と書かれています)<br />のチケット売り場へはいつものように売店の長い通りを歩いて<br />行きます。<br />これは地元経済と観光が制度として一体化されているようです。

    私たちの今日の武陵源観光はまだ終わりません。
    最後は天子山麓にある観光トロッコを楽しみます。
    百龍エレベーター麓駅停留所からバスに乗り十里画廊停留所で
    降りた(観光トロッコがある)。
    トロッコのチケット売り場でパスポートを見せシニア割引(?)
    で往復料金が一人38元(約600円)。キャッシュで払う。
    トロッコは殆ど待たずに乗れた。
    単線で行きは少し上り坂で左側座席からの景色が良い。
    すぐ左に幅1mくらいの遊歩道があり歩く人もいます。
    迷わないので元気な人なら往復のどちらか歩いても
    良いかもしれません。
    ここから見る景色は朝から見た景色と同じでどこも似ていました。
      
    無料の観光バスに乗り十里画廊路口駅で下車します。
    観光トロッコ(中国語では「観光小火車」と書かれています)
    のチケット売り場へはいつものように売店の長い通りを歩いて
    行きます。
    これは地元経済と観光が制度として一体化されているようです。

  • 観光トロッコの乗り場への行列スペースです。<br />観光客はあまり並んでいませんでした。

    観光トロッコの乗り場への行列スペースです。
    観光客はあまり並んでいませんでした。

  • 車窓からの風景です。<br />左に歩道がありました。<br />歩いて往復している観光客がいました。

    車窓からの風景です。
    左に歩道がありました。
    歩いて往復している観光客がいました。

  • 車窓からも奇岩群を観光できます。

    車窓からも奇岩群を観光できます。

  • 緑の樹木の上に奇岩がニョキニョキ生えているようです。

    緑の樹木の上に奇岩がニョキニョキ生えているようです。

  • 駅の終点に到着しました。

    駅の終点に到着しました。

  • ここも周りは奇岩群に囲まれていました。

    ここも周りは奇岩群に囲まれていました。

  • 帰りのトロッコをホームで待ちます。<br />線路を見るとモノレールだということが分かります。

    帰りのトロッコをホームで待ちます。
    線路を見るとモノレールだということが分かります。

  • 十里画廊バス停留所から武陵源ゲートに帰ります。<br />14時、バスの中では立っている人もいました。<br />天子山方面のケーブルカーの駅で降りる人もいます。<br />(天子山には翌日行きました)<br />その後には長い時間でしたが乗客は全員座られたと<br />思います。  <br />川沿いや索渓湖の横の山道を通り最終地に向かいます。<br />無料のバスはくねくねした山道を30分ほど走り武陵源に<br />着きました。<br /><br />帰りのバスの楽しい出逢いがありました。<br />バスは帰りの観光客でいっぱいでした。<br />観光からのツアー客も多く韓国語が聞こえてきます。<br />途中で小さな女の子を抱っこしたお父さんがバスに<br />乗ってきました。<br />私は殆ど反射的に座席から立ち上がり<br />「ここに座って下さい。」と手招きしました。<br />お父さんは女の子を抱っこしたまま席に座って<br />「おじいさんにありがとうって言いなさい。」と<br />言っているようです。<br />言葉から韓国からの観光客だとわかりました。<br />吊革をつかんで立っているとバスの後部座席から<br />声が掛かりました。<br />振り向くと後部座席の男性乗客が席を詰めて「ここに座れ。」<br />とか中国語で言っています。<br />遠慮するのも悪いので後ろへ移動し空けて<br />頂いた座席に座りました(中国人は親切でした)。<br />彼は中国語で私に話しかけてきました。<br />「ニ、ーチー、ナァリ?(どこから来たの)」と<br />尋ねているようです。<br />「リーベン、ライ、タ。(日本から来ました)」と強いアクセントで<br />答えると<br />「日本人か~。日本人は〇〇だからなぁ。」と言っています。<br />「〇〇」という単語の意味が聞き取れなかったので<br />「どういう意味ですか?」<br />と聞くと彼は同じ単語を繰り返して「わからないかなぁ。」と<br />彼は言っています。<br />すると私の斜め前に座っていた若い女性客が笑顔で英語で<br />「Quiet(”控え目”とか”穏やか”という意味です)<br />ということよ。」と教えてくれました。<br />周りの人たちも私たちの会話を聞いていたようです。<br />男性はどうも「安静(ānjìng)」と中国語で言っていたと<br />わかりました。<br />おじいさんの私がすぐに席を立って小さな女の子を抱っこしている<br />お父さんに席を譲ったのを見ていて感心したのかもしれません。<br />それから周りの男性たちと話が弾み仲良くなりました<br />(しかも中国語で!)。<br />武陵源ゲートに到着前になって私はこのような時に使うため<br />準備してきた言葉を言いました。<br />今日の出逢いは「有縁千里来相会、無縁対面不相逢<br />(ヨイエンシェンリライシャンホエ、<br />ウーイエントイミエンプーシャンホン)」<br />ですね。<br />意味は「縁があれば千里の道を来ても出逢いがあり、<br />縁がなければ前に座っていても出逢いはない。」<br />(三国志演義の中に出てくる言葉で中国人は皆さん<br />知っている有名なフレーズのようです)<br />と下手くそな中国語発音で一節を唱えると男性は<br />びっくりしたような顔をして<br />「あんたは良い言葉を知っているなあ!」と<br />握手を求めてきました。<br />私はこんな出逢いが大好きです。<br />武陵源ターミナルにバスが到着して降りるときも<br />お互いに「再見!」と声をかけ合い手を振りながら別れました。<br />大変疲れた1日でしたが武陵源まで来てよかったと思った一瞬でした。<br />(これから中国語をもっと勉強しよう!)

    十里画廊バス停留所から武陵源ゲートに帰ります。
    14時、バスの中では立っている人もいました。
    天子山方面のケーブルカーの駅で降りる人もいます。
    (天子山には翌日行きました)
    その後には長い時間でしたが乗客は全員座られたと
    思います。  
    川沿いや索渓湖の横の山道を通り最終地に向かいます。
    無料のバスはくねくねした山道を30分ほど走り武陵源に
    着きました。

    帰りのバスの楽しい出逢いがありました。
    バスは帰りの観光客でいっぱいでした。
    観光からのツアー客も多く韓国語が聞こえてきます。
    途中で小さな女の子を抱っこしたお父さんがバスに
    乗ってきました。
    私は殆ど反射的に座席から立ち上がり
    「ここに座って下さい。」と手招きしました。
    お父さんは女の子を抱っこしたまま席に座って
    「おじいさんにありがとうって言いなさい。」と
    言っているようです。
    言葉から韓国からの観光客だとわかりました。
    吊革をつかんで立っているとバスの後部座席から
    声が掛かりました。
    振り向くと後部座席の男性乗客が席を詰めて「ここに座れ。」
    とか中国語で言っています。
    遠慮するのも悪いので後ろへ移動し空けて
    頂いた座席に座りました(中国人は親切でした)。
    彼は中国語で私に話しかけてきました。
    「ニ、ーチー、ナァリ?(どこから来たの)」と
    尋ねているようです。
    「リーベン、ライ、タ。(日本から来ました)」と強いアクセントで
    答えると
    「日本人か~。日本人は〇〇だからなぁ。」と言っています。
    「〇〇」という単語の意味が聞き取れなかったので
    「どういう意味ですか?」
    と聞くと彼は同じ単語を繰り返して「わからないかなぁ。」と
    彼は言っています。
    すると私の斜め前に座っていた若い女性客が笑顔で英語で
    「Quiet(”控え目”とか”穏やか”という意味です)
    ということよ。」と教えてくれました。
    周りの人たちも私たちの会話を聞いていたようです。
    男性はどうも「安静(ānjìng)」と中国語で言っていたと
    わかりました。
    おじいさんの私がすぐに席を立って小さな女の子を抱っこしている
    お父さんに席を譲ったのを見ていて感心したのかもしれません。
    それから周りの男性たちと話が弾み仲良くなりました
    (しかも中国語で!)。
    武陵源ゲートに到着前になって私はこのような時に使うため
    準備してきた言葉を言いました。
    今日の出逢いは「有縁千里来相会、無縁対面不相逢
    (ヨイエンシェンリライシャンホエ、
    ウーイエントイミエンプーシャンホン)」
    ですね。
    意味は「縁があれば千里の道を来ても出逢いがあり、
    縁がなければ前に座っていても出逢いはない。」
    (三国志演義の中に出てくる言葉で中国人は皆さん
    知っている有名なフレーズのようです)
    と下手くそな中国語発音で一節を唱えると男性は
    びっくりしたような顔をして
    「あんたは良い言葉を知っているなあ!」と
    握手を求めてきました。
    私はこんな出逢いが大好きです。
    武陵源ターミナルにバスが到着して降りるときも
    お互いに「再見!」と声をかけ合い手を振りながら別れました。
    大変疲れた1日でしたが武陵源まで来てよかったと思った一瞬でした。
    (これから中国語をもっと勉強しよう!)

    武陵源の自然景観と歴史地域 自然・景勝地

  • 私たちは宿泊しているユースホステルに向かいます。<br />途中のショッピングセンターにはかわいらしい<br />「小便小僧」の噴水がありました。<br />観光帰りの小さな男の子が指をさして喜んでいました。<br />この東京超市ショッピングセンターの出口には<br />美味しいパン屋さんがありました。<br />お値段は少し高い(中国価格では)のですが美味しい<br />フランスパンでした。<br />明日の朝食用にいくつか選んで買って帰りました。<br />翌日もまた買ってしまいました。<br />欧米人の観光客も買っていましたのでお味は本格的な<br />フランスパンだと思います。

    私たちは宿泊しているユースホステルに向かいます。
    途中のショッピングセンターにはかわいらしい
    「小便小僧」の噴水がありました。
    観光帰りの小さな男の子が指をさして喜んでいました。
    この東京超市ショッピングセンターの出口には
    美味しいパン屋さんがありました。
    お値段は少し高い(中国価格では)のですが美味しい
    フランスパンでした。
    明日の朝食用にいくつか選んで買って帰りました。
    翌日もまた買ってしまいました。
    欧米人の観光客も買っていましたのでお味は本格的な
    フランスパンだと思います。

  • 私たちが宿泊したユースホステルの部屋の様子です。<br />シャワーも熱いお湯が出ました。<br />バスタブはありませんがお値段が安いので仕方ありません。<br />(3泊で476元、クレジットカードで8,060円、1泊で約2,700円)<br />朝食なしの個室でしたが安いと思います(一人分のお値段は<br />1泊1,350円です)<br />日本では関空のカプセルホテルでも一人一泊で8,000円くらいしました。

    私たちが宿泊したユースホステルの部屋の様子です。
    シャワーも熱いお湯が出ました。
    バスタブはありませんがお値段が安いので仕方ありません。
    (3泊で476元、クレジットカードで8,060円、1泊で約2,700円)
    朝食なしの個室でしたが安いと思います(一人分のお値段は
    1泊1,350円です)
    日本では関空のカプセルホテルでも一人一泊で8,000円くらいしました。

  • 部屋も広くツインでした。<br />ただし部屋のカテゴリーが「サンシャインルーム」という<br />名称でしたが朝日は朝だけ斜めからしか入ってきません。<br />窓の前には内装工事中の6階建ての<br />大きなホテルが立っていました。<br />この建物の正面近くにコンビニもあり<br />1.5Lの水を4元で買いました。<br />このホテルの部屋で備え付けは5元でしたので<br />あまり変わりません。<br />無料の水はありませんでした。<br />窓から相手のホテルの部屋の窓が見えます。<br />(朝の挨拶ができそうな距離でした。ニーハオ!)<br />無料のシャンプーはちっとも泡立たなくて量も少ないです。<br />リンスと共に持参すると良いでしょう。<br />部屋の有料のシャンプー類は量が多すぎて買おうかなと言う気に<br />なりません。<br />有料のカッパも部屋にありました。<br />2階のフロントの窓側で傘、ナップザックを<br />貸して頂けます。

    部屋も広くツインでした。
    ただし部屋のカテゴリーが「サンシャインルーム」という
    名称でしたが朝日は朝だけ斜めからしか入ってきません。
    窓の前には内装工事中の6階建ての
    大きなホテルが立っていました。
    この建物の正面近くにコンビニもあり
    1.5Lの水を4元で買いました。
    このホテルの部屋で備え付けは5元でしたので
    あまり変わりません。
    無料の水はありませんでした。
    窓から相手のホテルの部屋の窓が見えます。
    (朝の挨拶ができそうな距離でした。ニーハオ!)
    無料のシャンプーはちっとも泡立たなくて量も少ないです。
    リンスと共に持参すると良いでしょう。
    部屋の有料のシャンプー類は量が多すぎて買おうかなと言う気に
    なりません。
    有料のカッパも部屋にありました。
    2階のフロントの窓側で傘、ナップザックを
    貸して頂けます。

  • ユースホステルを出て隣にあるレストランで<br />夕食を2回食べました。<br />お値段は高めなのですがユースホステルの宿泊キーカードを<br />見せると割引(1割程度)してくれるので2回利用しました。<br />このレストランで冷えた青島ビールを2本も飲んでしまいました。<br />私にとっては一日の旅の終わりの至福の時です。<br />(料金内訳)<br />左の海鮮料理(春雨とトビッコ) 49元<br />右のイカとキノコ料理      39元<br />お茶代              4元<br />ナプキン一箱           2元<br />ご飯               4元<br />青島ビール(人瓶19元×2)38元<br />合計料金136元<br />(割引) ▲13元<br />実支払代金123元(約2,100円)    

    ユースホステルを出て隣にあるレストランで
    夕食を2回食べました。
    お値段は高めなのですがユースホステルの宿泊キーカードを
    見せると割引(1割程度)してくれるので2回利用しました。
    このレストランで冷えた青島ビールを2本も飲んでしまいました。
    私にとっては一日の旅の終わりの至福の時です。
    (料金内訳)
    左の海鮮料理(春雨とトビッコ) 49元
    右のイカとキノコ料理      39元
    お茶代              4元
    ナプキン一箱           2元
    ご飯               4元
    青島ビール(人瓶19元×2)38元
    合計料金136元
    (割引) ▲13元
    実支払代金123元(約2,100円)    

  • 中央の鍋は豆腐料理です。<br />左側の小皿は野菜の炒め物です。<br />(野菜類が不足していると思ったので<br />注文しました)<br />この時も青島ビールを飲みました。<br />料金は上の食事と同じくらいでした。<br />(割引あり)<br />

    中央の鍋は豆腐料理です。
    左側の小皿は野菜の炒め物です。
    (野菜類が不足していると思ったので
    注文しました)
    この時も青島ビールを飲みました。
    料金は上の食事と同じくらいでした。
    (割引あり)

  • 写真は翌日4月30日の武陵源ゲートの前の様子です。<br />中国では明日から4連休が始まるためか急に観光客が<br />増えてきました。<br />今日はとても良いお天気で空も真っ青です。<br />(雨や霧の多い武陵源では珍しい快晴です)

    写真は翌日4月30日の武陵源ゲートの前の様子です。
    中国では明日から4連休が始まるためか急に観光客が
    増えてきました。
    今日はとても良いお天気で空も真っ青です。
    (雨や霧の多い武陵源では珍しい快晴です)

  • 今回も私は「晴れ男」の本領を発揮できました。<br />今日一日は武陵源の観光が存分に楽しめそうです。<br />でも今日は日中はとても暑くなりそうです。<br />これから天子山を経由して空中田園の村を<br />訪ねる予定です。<br />出かける前にユースホステルのスタッフの女性から<br />「ここに行くと面白いわよ!」とアドバイスをもらったところです。<br />宿泊していたカナダ人の女性たちからも同様のアドバイスをもらいました。<br />昨年7月7日の東京圏フジテレビの<br />「世界の極タウンに住んでみる、落ちたら死ぬ<br />300mの頂上の村に住む」の番組でも放映されていました。<br />帰国後、ビデオを見ると私たちが尋ねた村も出てきました。<br />不思議ですが私たちが旅行を計画していると訪問先を紹介する<br />番組が放映されることが良くあります。<br />これは「引き寄せ効果」という現象でしょうか。<br />なんだか面白いですね。

    今回も私は「晴れ男」の本領を発揮できました。
    今日一日は武陵源の観光が存分に楽しめそうです。
    でも今日は日中はとても暑くなりそうです。
    これから天子山を経由して空中田園の村を
    訪ねる予定です。
    出かける前にユースホステルのスタッフの女性から
    「ここに行くと面白いわよ!」とアドバイスをもらったところです。
    宿泊していたカナダ人の女性たちからも同様のアドバイスをもらいました。
    昨年7月7日の東京圏フジテレビの
    「世界の極タウンに住んでみる、落ちたら死ぬ
    300mの頂上の村に住む」の番組でも放映されていました。
    帰国後、ビデオを見ると私たちが尋ねた村も出てきました。
    不思議ですが私たちが旅行を計画していると訪問先を紹介する
    番組が放映されることが良くあります。
    これは「引き寄せ効果」という現象でしょうか。
    なんだか面白いですね。

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