2021/03/11 - 2021/03/11
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ケロケロマニアさん
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前旅行記では、南美深駅にて途中下車後、北星駅に向かって歩く途中、智恵文駅まででしたので、その続きから。
ここでは2021年春のダイヤ改正における名寄市域で唯一の廃駅となってしまう北星駅に立ち寄ってから、再び智恵文駅を経由してバスで名寄に向かい、最後は剣淵駅経由で和寒に戻るまでの旅程となります。
ダイヤ改正まで残り二日、最終日は宗谷南線エリアを主に自転車で巡る予定でしたので、ダイヤ改正前の鉄道旅程のメインとしてはこの日が最後、ということになりましたが、敢えて、未来志向の旅を標榜している立場上、最後は剣淵駅に立ち寄ります。
良い意味でも悪い意味でも、和寒と剣淵とは良いライバル関係(元々は剣淵から和寒が分村しているのですが…)にあります。今回の改正で、剣淵町域では唯一の駅となってしまう剣淵駅の今後の繁栄を願いつつ…。
(表紙:味わい深い風情が最後まで残されていた廃駅二日前の北星駅の様子)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
では、前旅行記の続きから。
名寄市域の智恵文駅。
今回のダイヤ改編に際して、JR宗谷本線上においては、12の廃駅と、17の地方自治体維持管理移行駅を生み出すことになってしまった。
逆に、特急停車駅と旭川市内の数駅を除いて、どこがそれ以外の駅なのか、と探してみると、その一つにこの駅が含まれていた。
因みに、この駅の両サイドに関しては、北星は廃止、智北は4月から名寄市が維持管理する駅となり、JRからは見放される駅ということになる。智恵文駅 駅
-
時刻は15時過ぎ。
何とか間に合ったようだ。 -
ここでは、この15時13分の稚内行きをお見送りしていくことにする。
-
智恵文駅の運賃表。
この表内の区間だけでも4つの駅が消えてしまう(しまった)。 -
内部の様子。
-
時刻表の様子。
名寄市域ではあるが、本数は少ない。 -
で、やって来たのはこの子。
-
54さんの504。
韻を踏んでいるような番号で、ちょっと可愛い( ´∀` )。 -
スケジュール的に貴重な普通列車だったので、車内は混雑しているようであった。
私も先程の列車で先に北星へ、そしてこの列車で南美深へ向かう、という旅程も一考したのであるが、きっとマニアの多くは同じ事を考えるだろうと思ったので、敢えて裏をかいて、南美深から北星に歩くことにしたのだ。 -
で、無事、お見送りの儀(単にながめるだけ)を敢行した後は、再び歩き始める。
智恵文駅前通りの様子。
ここは良い意味で宗谷本線らしからぬ、人々の生活の匂いがまだ感じられる風情。
特に地元の方には、もっと積極的に利用して欲しいと願いつつ歩く。 -
特急停車駅以外で、駅傍に飲料自販機が見られる、という駅も、宗谷本線上では案外珍しい。流石、”JR存続駅”である。
-
で、この駅の良いところはもう一つ。
なんと、駅傍に郵便局があるのだ!
宗谷本線沿線で、この郵便局の近さは、駅構内に郵便局がある旭川を除くと、実は一番なのかもしれない。 -
ホント、コロナに負けないで欲しいわ。
-
で、本日は3・11から10年の節目の年だったということもあり、この日付での風景印が欲しかった、というのも、この駅経由で歩いた理由の一つ。
思えば、10年前はジャマイカの山の中に居たので、あの大地震の衝撃はリアルタイムでは知らない非国民、なのであるが、やはり節目の年の思い出、というものは、これからも何らかの形ある姿と共に残していきたい、と思っている…。 -
この郵便局前のポスト。
なんと、昔懐かしいこの子であった…。
宗谷本線沿線には似つかわしい雰囲気で素晴らしい! -
で、ここからは一旦、こちらの道を進んで北星を目指す。
雪が大分解けてくる季節。 -
排水溝まで水路が掘られていないと、こんな水たまりが出来て歩きにくい。
だからこの時期は、見てくれは気にせず長靴で、というのが徒歩旅道民の基本。 -
でも、乾いている箇所が多いから、基本的には歩きやすい道だった。
因みに、立地的には北星という駅は、ちょっと不便な場所にあり、それだけに”秘境駅”としての存在価値が注目されていたのだと思う。
でも、”実用”で考えると、やはり不要な駅だったと言わざるを得ない。
秘境駅として存続させたいなら、小幌や糠南のように、飛び抜けた個性が必要なのだろうが、正直、北星は”中途半端”な印象だった…。 -
で、トボトボと歩いていると、何故か自分の目前で車が停車。
どうやら、”乗っていけ”のお誘いらしい。
こういう場合、私は向こうからお声掛け頂いた際には、基本的に断らないようにしている。
だって、声掛ける側も、一回断られたら、次から声掛け辛いと思うし、今後の旅人の皆様に対して、ご迷惑をおかけすることにもなりそうだから…。
という、言い訳にて、有難く”文明の利器”に甘えさせて頂く。
この辺りが、普段はお車族をぼろくそに言っている自分の自己矛盾だな…。 -
で、あっという間に北星駅へ。
車窓からは見えない裏側。
案外シンプル。 -
この駅名標の朽ちた感じも素敵。
北星駅 駅
-
でもね…。
”廃線特需”の時期だけに、何やら怪しい動画を撮っている人々がいるようだ…。
あのおばあちゃんは有名人だよね。
でも、何だか、複雑な気持ち…。
おばあちゃんは見世物じゃないんだよ…。 -
何やら、動画の撮り主は、このおばあちゃんが特急を見送るシーンを撮りたがっているらしく、何やらホームで構えていた自分が邪魔者扱いされたよ…。
めんどくせーな…。
だから、こういう特需は嫌いや。 -
まあ、特急さんに罪はないけどね…。
-
北星駅内の様子。
秘境駅マニアの間では、かなり人気のある駅の一つだったと思う。 -
こんなメッセージボードも…。
沢山貼られている光景に、やはり愛されていた駅だったのだと改めて思った。
愛されているだけで存在価値のある駅、なんて綺麗事は、今のJR北海道には通じない。彼らが求めているのはただ一つ、”利用実績”なのだから…。 -
恐らく、今回の宗谷本線上の12の廃駅の中で、”絵的”に一番注目されていたのはこの駅だったのではないだろうか。
それだけ歴史を感じる駅だし、個性ある風情だし、たった一人のおばあちゃんの存在、というドラマ性が、マスコミや胡散臭い動画作成者にとっては好都合な駅に思われたことだろう。
だから逆に、私は停車列車が来る時間帯や、最終日の胡散臭いイベントなどは避けることにしていた。
だって、そんなのわざとらしいじゃん。
きっと後になって、動画とかで幾らでも見られるだろうし、逆に普段着の風景を求める立場としては、鬱陶しいだけ…。 -
この味わい深い建物は、今後どうなってしまうのだろう…。
-
3月12日にさようなら…。
悲し過ぎる最期の時のカレンダー。 -
そしてお決まりのフォーマットのも。
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こういう皮肉な掲示が見られるのも、別な意味で悲しい…。
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何かが置かれていたようだが、既にその痕跡はなし。
”廃駅特需”の人気を、ある意味物語っているのかな…。 -
最期の時の時刻表。
上り・下りとも4本ずつ。 -
最期の時の運賃表。
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一応、自分もメッセージボードに痕跡を残していこう。
ありがとう、北の星! -
で、お天気も良くて、それほど寒くもないので、何やら落ち着かない(翌日のイベントに向けて、関係者が色々と動いている)待合所を離れて、しばらくホームに座り込んで駅ノートを読んでみることにした。
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で、一通り書き込んで…。
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今度は対岸からホーム越しの待合所を撮ってみた。
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こうして、北星駅とはお別れして、とりあえず先程の智恵文までは元来た道を戻ることになる。
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既に夕刻が近づき、西日が眩しい時間帯であった。
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廃屋と思しき建物の風情。
この冬の雪の重みで、よくもまあ倒壊しなかったものだと感心する。 -
斜陽、という言葉を思い出しながら、人生の黄昏も感じつつ歩き続け…。
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智恵文の集落まで戻って来た。
ここにはこちらの小さな神社もある。 -
で、再び智恵文駅に戻って来た。
智恵文駅 駅
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この駅には、”智恵の文”が月初めに用意されるようになったようだ。
今後のふるさと大使さんのご活躍にも乞うご期待。 -
で、先程は15時13分発の稚内行きを見送ったが、今度は16時54分発の音威子府行きを見送っていくことにする。
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今度の子はこちら。
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先程とは1番違いの子のようだ。
-
という訳で、ここでは先を急ぐので…。
さいなら~、智恵文駅。
この駅はまだ存続するので、チャラいモードでの本日としてのお別れ。 -
で、実はこの先がちょっとタイト。
智恵文駅最寄りのバス停から、名寄行きのバスに乗ろうと思っていたのだ。
まあ、乗り遅れたら、再び智恵文駅に戻って、約1時間半後の汽車に乗ればいいか、とは思っていたのだけれど…。(有効な乗車券があるので、実はその方がバス代の分安い、ということになるし…。)
まあ、より早く名寄に移動できる分、”特急料金”的な意味合いのバス運賃ということになる。 -
智恵文駅から最寄りのバス停までは、駅前通りを直進するだけ、なので迷うことはない。
ただ、バスの時刻が17時20分。これに間に合うかどうか、が問題なのである。 -
途中、天塩川を渡る。
-
ここで越えるのが天智橋。
大化の改新の歴史ロマン(?)が感じられるお名前だこと。 -
天塩川の景観。
やっぱり美しいな。
宗谷本線が誇る景観の一つは、この川が提供してくれる。 -
先程から、1キロほど進み、時間も大分迫って来た。
そんな折に、おばちゃんから話しかけられて、智恵文の人じゃないしょ?みたいなことを言われて、お話ししたそうな雰囲気の方だったが…。
ごめん、おばちゃん、今は時間がないのです。
許してケロ~。
という訳で、この辺りからおばちゃんの視線を背後に感じつつ(てか、しばらく後ろ向きで手を振りながら歩いたけど…)、先を急ぐ。 -
ランニング観光にて、途中、智恵文神社を右手に…。
-
そして、先程とは別の郵便局を左手に見ながら…。
こんな小さな集落で二つも郵便局があるのは凄いな。しかも両方、簡易ではないし…。 -
バス発車予定時刻の約2分前に国道分岐に到着。
-
で、こちらの智恵文11線バス停に到着した頃に、道路の先を見つめると…。
うわっ、もうバスが来ているではないか!
ホント、ギリギリだったな…。 -
ここでは、公共交通応援の立場として、名士バスの応援もしようと思った訳で…。
智恵文11線バス停からの整理券番号は21番。 -
バスに着席したところで時計を確認すると17時21分。
冬道だと遅延することも多いバスだが、道路が乾燥すると遅延も少なくなる、というのが北海道アルアルの一つ。
こうした点からも春を感じる一道民であった…。 -
この日のこの時点における歩数計はこちら。
2万歩は越えていた。 -
勿論、バスで名寄駅前まで直行できるのだが、せっかくバスに乗ったので、敢えてちょっと手前のこのバス停で下車する。(運賃は同じ440円。)
因みに、美深から名寄だと確か500円ちょいの金額だった筈なので、美深=智恵文の距離の分は60円ちょいしか変わらない、ということになる。
近距離で乗ると損、という”道北バスの法則”(と、個人的に勝手に呼んでいる)は、名士バスにも適用できるようだ。 -
で、このバス停のすぐ向かいにあるのがこちらの西條名寄店。
道北に数店舗を展開する、地元民にはお馴染みの”日本最北の百貨店(は稚内店だけど…)”の本店がこの名寄の店舗でもある。東陽軒 西條名寄店 グルメ・レストラン
-
ここの道路脇には勿論、このカエルさん達がいらっしゃることでも有名(?)だ。
いつまでもケロケロ歌いながら頑張って欲しい~。 -
で、私のようなお洒落ボーイ(?)が立ち寄るのは、西條内のミスド。
田舎の店舗は営業時間も短いので注意が必要。
ここは19時までと言われた。 -
まあ、丁度19時位まで時間潰そうと思っていたから、丁度良いよね。
という訳で、ミスド名物のお替りコーヒーなども数回頂きながら、閉店時まで本日の旅程をノートに整理したりしつつ、名寄からの汽車の発車時刻を待つ。 -
で、再び外に出た頃には、当たり前だがもう真っ暗。
この時期の路面は、昼間で解けた分が凍結し始めて危ないので、注意して歩こう。 -
寄ってって!!名よせ通り。
名寄=名寄せ、ということなのか。
この子は名寄の観光キャラクター、なよろうだよね?
ニット帽被っているのは初めて見たな。 -
途中、こんな壁画アートも発見。
-
名大生が描いたらしい。
名古屋人が言いたがるネタの一つとして、”メーダイ”といって名古屋大学を思い出すのが名古屋圏の人間、明治大学を思い出すのがそれ以外(特に関東人)、というのがあるが、名寄でメーダイ、といえば、名寄市立大学のことを指すのかもしれない。 -
ファイターズ絵本。
これも道内ではかなり有名だが、全国的な知名度はどうなんだろう??? -
この絵本の作者、堀川真氏は、名寄市立大学の准教授をされているそうで…。
因みに、氏の生まれは紋別とのこと。 -
で、西條から歩くこと約10分。
名寄駅前に到着。
ちょっとしたイルミネーションが美しい。 -
最後は、よろーなに寄ろーな、的な…。
2021年冬は、ご多分に漏れず、名寄の雪質日本一フェスティバルもイベントなどは中止となってしまったようだが、名寄市民が各所で自作した雪像を投稿する雪像コンテストは開催されたそうで、その写真展を開催していた。駅前交流プラザ よろーな 名所・史跡
-
よろーな併設のバス待合所。
流石にこの時間はひっそりとしている。 -
名寄から和寒までは道北バスで移動すると870円。
旭川=和寒だと780円なので、やはり和寒からだと名寄よりも旭川の方が近い。
因みに、この区間をJRで移動すると970円もかかる。 -
札幌行きの高速バス。
コロナ禍で便数が半減しているので、和寒町民的にも使い辛い。 -
で、ここでは宗谷本線上では、旭川・稚内とここにしかないこのタイプの自動販売機を利用して、本日の乗車券を買い足す。
前旅行記で記させて頂いた通り、この日は安牛→東六線の普通乗車券で移動中(途中一部区間(南美深~名寄)は乗車権利放棄)なので、和寒に戻るためには、少し買い足さなければならない。
要は、安牛発東六線行きの切符を回収されたくなかったから、最後剣淵で途中下車して、その後はこちらの乗車券で移動する、ってこと。 -
剣淵→和寒は300円。
-
和寒の隣駅はもうすぐ剣淵になってしまうので、この日のような”途中下車”旅程は、もう組めなくなってしまうのである。
-
で、名寄からはこの子に乗る。
こちらももうすぐ宗谷本線では定期では見られなくなってしまう40ちゃん。名寄駅 駅
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当たり前のように乗っていた子がいなくなってしまう(しまった)…。
その事実がこれを綴っている2021年4月時点においても、まだ受け入れ切れていない…。 -
まあ、別の路線ではまだお会いすることが出来るだろうから、完全なお別れではないだけに、地元民としてはより複雑な思いがある…。
-
途中、下士別駅を経由。
この日は単に眺めるだけ、翌日、最後の姿を拝みに再訪することになる。下士別駅 駅
-
で、実際は南美深→名寄をワープしてしまい、最後の剣淵→東六線も乗車しないので、3630円分は乗っていないこちらの乗車券とも間もなくお別れ。
まあ、”個人博物館”入りだな…。
思い出に投資する金額としては、貧民にとってはかなりの高額。 -
で、剣淵に到着。
ここで下車して、40ちゃんとはお別れ。
実はこの日の最後と、翌日も二回ほど宗谷本線上を乗車することになるのだが、何れも54ちゃんだったので、宗谷本線定期運用上の40ちゃん乗車、という意味では、私にとってのこれが最後の40ちゃんということになってしまった…。剣淵駅 駅
-
剣淵駅の駅名標。
これは貴重。両サイドがもうなくなってしまう(しまった)駅だから…。
左側がわっさむに、右側がしべつになる(なった)なんて、いまだに信じられないよ…。 -
和寒町民的にはある意味ライバル的な立ち位置の剣淵駅。
ただ、和寒と比較すると良いところも一杯あるんだよね。
冬季のストーブは和寒駅にも導入されますが…。 -
トイレのグレードは剣淵の方が遥かに上。
洗浄器までついてるし~(驚)。
(和寒は〇っとん便所) -
剣淵駅からは温泉のあるレークサイド桜岡までのバスや、剣淵町内を巡回する町営バスも発着している。
和寒の町営バスは朝一便を除いてオンデマンド方式になってしまったので、定期運行の本数としては、各路線で二便ずつ運行している剣淵の方が上、といえそう。 -
因みにこの町営バス、一部の便は(旧)東六線駅のすぐ傍も経由する。
うまく組めば、JRと剣淵町営バスとのコラボ旅も楽しめただけに、やっぱり東六線駅がなくなってしまう(しまった)のは痛い。 -
で、剣淵といえば、絵本の町としても有名。
という訳で、絵本の館の絵本の一部が、駅の待合室内にこのように用意されているので、全国の旅人の皆様も、是非剣淵で途中下車して、絵本の読書(?)なんて洒落た時間を過ごして楽しんで頂きたい。
こういう楽しみがあるという点でも、旅人に勧められるのは和寒よりも剣淵だ、と断言する、”非町民”的な物言いの和寒町民である…。 -
で、この駅には、こういう柔らかいシートのVIP席(?)が用意されているのも好感が持てる。和寒駅も色々と見習ってほしいと思うのだが…。
現実は、剣淵駅の場所すら知らない、という和寒町民で溢れていたりする。(逆に和寒駅は国道40号線沿いにあるので、和寒駅の場所を知らない剣淵町民は少ないのではないかと推察されるが…。)
まあ、どちらの町民にも共通して言えるのは、そもそも町民の多くの脳裏には、公共交通としての鉄道は存在していない、ということ。 -
で、神妙な顔でVIP席に座り込み、すべての絵本を読了(それでも30分程しかかからなかった)する筆者の様子。
文庫本みたいなのが雑多にたくさん置かれている駅、というのは、全国的に見ても結構多くあると思うのだが、絵本に特化して用意している駅、というのは案外少ないのではないだろうか、そういう意味で、旅人の暇つぶし的には、短時間でたくさん読めるこの駅の存在価値は非常に大きいとも思うのだ。 -
剣淵駅の歴史を綴った年表。
宗谷本線(当初は天塩線)は、南から徐々に延伸開業していることもあり、和寒と比較すると開業は9か月ほど遅い、ということになる。
因みに、和寒町(元は和寒村)が剣淵町(同剣淵村)から分村したのは1915年のことだったので、実は和寒駅は開業当時は剣淵村域の和寒駅だった、ということにもなる。 -
昔の剣淵駅界隈の写真。
流石に、リアルタイムでは知らない…。 -
こちらはもう少し新しい時代の剣淵駅。
駅舎の規模としては、今よりずっと立派だな…。 -
そんな誰もいない剣淵駅にてひっそりと過ごす約1時間。
最初のイベントとしての下り特急「サロベツ」のお見送り。
この時間帯は、前から撮るとこのような状態になってしまうので、よく見えない。 -
で、続いては上り特急「宗谷」のお見送り。
今度は同じアングルで、後ろから撮ったので、何とか車両の様子は確認することが出来た。
そういえば、智北駅付近ですれ違ったのはこの子だったな。
稚内まで往復してきたんだね。ご苦労様。
札幌まで頑張って走るんだよ~。 -
で、続いては下りの普通列車が入線してきた。
特急は停まらない剣淵だが、勿論、この子は停車する。 -
なので、車両の側面を確認。
一両目は40ちゃん。
ああっ、これに乗りたい~(-_-;)。 -
もう一両の54ちゃんを見に行く途中で動き始めたので、こんな状態になってしまい絶賛撮り損ね…(~_~;)。
-
さいなら~。
これで本日の剣淵駅お見送りイベントは終了。
次の上り列車に乗車することになる。 -
20時1分に剣淵に到着し、これから乗車するのが21時24分発の子。
残念ながら、この列車は東六線駅は通過となってしまう。
因みに翌日は、この一本前の東六線駅停車列車が、東六線駅の歴史としての最後の停車列車となる予定なので、それを涙ながらにお見送りすることになる…。 -
で、40ちゃんに乗りたいな、と思っていたけれど、やってきたのは54ちゃん。
-
車内の様子。
この列車に関しては、”廃駅特需”でいらしたマニアの方々には使い辛い(廃駅予定駅も全て通過だし…)ので、車内はガラガラ。
まっ、これがこの時間帯の平時の宗谷本線の姿だわな…。 -
という訳で、本日最後の乗車。
結局、安牛から和寒まで、バス代を含めると4500円近くも片道移動で支払っていることになる。ほぼ18きっぷ二回分だよね。往路の和寒→安牛分を含めると、一日で8000円を超える金額を支払っていることになる訳でして…。
そりゃ、18きっぷが使用できるシーズンなのに、敢えて普通乗車券で旅する廃駅マニアはいないわな…(-_-;)。 -
で、最後は約8分で和寒に到着し、この日の旅程は終了となった。
この”東六線バージョン”の駅名標が見られるのも、明日が最後か…。和寒駅 駅
-
この日の最後に乗車したのはこの子。
54ちゃんに関しては、宗谷本線上でダイヤ改正以降も継続運行する。 -
せっかくなので、最後に和寒駅のおトイレを。
うーん、やっぱり剣淵とは雲泥の差だな…。 -
間もなく、この冬バージョンの駅待合所のレイアウトも、ストーブが撤去されて夏バージョンに移行することだろう。
-
で、最後は自転車(ケロアスちゃん)にてお家に戻る。
道の風情は流石に春を感じるな…。 -
で、お家に到着。
この日の最終的な歩数計はこんな感じ。
距離にして20キロ近く歩いていることになるのだが、ホントかな、と、ちょっと歩数計の距離表示に関しては正確性という意味では違和感を感じる。 -
こういう鉄旅においては、食なんて正直どーでも良い。
この日は最後にお家で前日購入したカップ麺を頂いておしまい。
以上で本旅行記は終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ねもさん 2021/04/14 13:46:39
- 座布団1枚!
- ケロケロさん お久しぶりです。
オーヤさん似の演出、笑えました。拍手!
1から拝読しましたが、何だかせつないですね(><)
「どちらの町民にも共通して言えるのは、そもそも町民の多くの脳裏には、公共交通としての鉄道は存在していない」とは冷徹すぎる見方のようにも感じますが、たぶん真相に近いのでしょう(夫婦とも無免許のわが家なんて札幌以外の北海道には住めない!?、苦笑)
単なる自慢話ですが、約40年前に天塩岳に登りました。人より熊が多そうな北の弧峰、印象深い山旅です。山頂付近に4人パーティー、だいぶ距離はありましたが、思わず声をかけると、北海道大学ワンダーフォーゲル部の面々でした。
- ケロケロマニアさん からの返信 2021/04/15 10:50:45
- RE: 座布団1枚!
- ねもさん、こんにちは。
こちらこそ、どうもご無沙汰しております。
私の自撮りは、O師匠からは叱責を受けてしまうレベルだと思いますので、師匠の嘆息が聞こえてきそうな、そんな残念な旅行記になってしまっていますことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます(←O師匠もここ見てたりして…(^^;)。)。
まあ、道民の多くが公共の足という言葉を失ってしまった、というのは今に始まったことではないですけどね。語弊を恐れずに大雑把に申し上げますと、恐らく、バブル期の高揚が人々をおかしくしてしまった流れが、今までなし崩し的に続いてしまっている、ということなのではないでしょうか…。
旅をしていても、お車族の人々の会話の含蓄の無さには驚かされることが多いものです。”点 ”でしか旅をしていないことが習慣づいているためなのか、途中のことを全く知らない人ばかりで、会話をする気もなくなってしまう、と申しますか…。
その反面、公共交通機関を通じて旅されている方というのは、皆さん”線”で旅をされていて、やはり色々と考えて行動していらっしゃる方が多くて、こちらも勉強になります。まあ、あくまでも経験則として申し上げているだけで、科学的根拠とかは全くありませんので、ねもさんのような方には、また”言い過ぎだろ”って、怒られてしまうかと思いますが…(;´Д`)。
いやいや、北海道でも札幌圏以外でも車なしで暮らせるところなんて、本人の意識改革次第で幾らでもあると思いますよ。現に私は和寒暮らしですが、プライベートでは殆ど車乗ってませんし(令和になってから、まだ自費でガソリン代を払ったことすらない…)。車がないと生活できない、と多くの道民が何も考えることなく決めつけてしまっている現状にこそ、大きな問題があると思います。
コロナ禍を経た今だからこそ、テレワークとかソーシャルディスタンスとか騒いでる暇あったら、まず田舎で暮らせ、ってことではないでしょうか、なんて、便利さしか追求しない都会の輩に対してはどうしても思ってしまいます。じゃないと、今回の大阪の件もそうですし、また東京も増えてきてますし、同じことの繰り返しでしょう。要は、そもそも論として密になって住み過ぎだ、ってことです。
天塩岳、居住地からは最も近い日本二百名山でありつつ、いまだ登れていないんですよね〜。40年前ということは、昭和の末期に登られていたんですね。まあ、百名山と違って、二百名山ランクの山なら、登山者の急増ということもなく、往時の姿がまだまだ残されているのかもしれませんね。
ワンゲルでヒグマ、というお言葉からは、どうしても今なお伝説的に語られている、カムエクでの福岡大学ワンゲル部の事故を思い出してしまいますが、まあ、北海道ならどこでもキムンカムイさんはお住まいですからね。出会ったら出会った時、まあ、ヒグマさんも沢山殺されているんですから、逆にレアな人間の犠牲者として生を終えるのも一興か、位の謙虚な気持ちで、北海道の山歩きは楽しみたいものです…。
それでは、また!
byケロケロマニア
> ケロケロさん お久しぶりです。
> オーヤさん似の演出、笑えました。拍手!
> 1から拝読しましたが、何だかせつないですね(><)
> 「どちらの町民にも共通して言えるのは、そもそも町民の多くの脳裏には、公共交通としての鉄道は存在していない」とは冷徹すぎる見方のようにも感じますが、たぶん真相に近いのでしょう(夫婦とも無免許のわが家なんて札幌以外の北海道には住めない!?、苦笑)
>
> 単なる自慢話ですが、約40年前に天塩岳に登りました。人より熊が多そうな北の弧峰、印象深い山旅です。山頂付近に4人パーティー、だいぶ距離はありましたが、思わず声をかけると、北海道大学ワンダーフォーゲル部の面々でした。
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