2014/03/05 - 2014/03/29
888位(同エリア9830件中)
tadさん
古い写真を見直すシリーズ。
2014年3月のロンドン滞在の写真をこのところ、まとめて旅行記にしているが、まだ一番好きな音楽会情報をまとめていない。1986年夏に初めてイギリスに来て以来、17回ロンドンには滞在しているし、実際に行ったロンドンでの演奏会の数は、たった今、音楽会記録に記入されたものだけ数えてみた。総計155回となる!
そこには、音楽会場とプログラム、音楽家名などが記録されている。因みに、ロンドンで聞いた最後の演奏会は、ロイヤル・オペラ・ハウスで、ワグナーの楽劇「ローエングリン」。2018年6月10日の演奏。指揮はアンドリス・ネルソンス。歌手陣は、最高のフォークト他、ゲルネ、J.Davis,など。この次の月2018年7月末に大腸がん発見となり、現在まで治療中。
今回の写真は、その2014年3月ロンドンの音楽会で撮影した写真を中心に並べたい。
一枚目は、ロンドンのオペラ・ハウスで、Coliseumコロシアム(ENO,English National Opera)という二番手のオペラ劇場。勿論、コヴェントガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウスが一番だし、普段はこちらしか行かないが、どういうわけか、この年は、二回もコロシアムに入場している。多分、他の音楽会場の出し物より、こちらを選ぶ理由があったのだろう。ここでは、ヘンデルのオペラ「ロデリンダ」をCurnyn指揮の古楽器合奏で見て気に入り、続けて、ヴェルディの「リゴレット」もここで見ている。ここは当日に空いた席があれば、シニア割引で簡単に入れた。半額以下だったと思う。
勿論、ロイヤル・オペラ・ハウスにも入場している。プッチーニの「トゥーランドット」をルイゾッティの指揮で見ている。
その他は、オーケストラ演奏会で、ロイヤルフェスティバルホールか、バービカンセンターのホールだ。一度、室内楽の殿堂、ウィグモアホールにも入っている。なお、音楽会記録には書いていないが、ウェストミンスター大聖堂の日曜ミサも合唱団とオルガン演奏がすばらしいので、一度入っている。
いつもの滞在よりは音楽会に入った回数が少ない。だから、途中で、一週間ほど、ウィーンに行ったのだろう。
(2021年3月6日記す。)
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
2014年3月6日。バービカンセンターのホール。
Rousse, Christophe指揮 Les Talens Lyriques古楽器合奏団
R_ameau作曲 Les Indes Galantes
これは、最高の演奏で、イギリスの厳しい新聞批評が珍しく5点を出した!
バービカン センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
バービカンセンター
-
3月7日ロイヤル・オペラ・ハウス
Luisotti指揮 Royal Opera, Covent Garden
Puccini 作曲 Turandotロイヤル オペラ ハウス 劇場・ホール・ショー
-
-
-
-
-
コヴェント・ガーデン
このすぐ横にロイヤル・オペラ・ハウスはある。 -
ヘンデルのオペラ「ロデリンダ」を見る。
Curnyn指揮、 English National Opera Orc
Handel作曲 Rodelinda
オーケストラは完全な古楽器演奏ではなく、折衷型だった。 -
-
ヘンデルのオペラの出来がよかったので、つづけて、リゴレットも見たのだろうが、こちらは、普通の出来だった。それで、コリシーアムにはその後行っていない。
-
ENOの本拠地であるコリシーアムの写真はこの時だけだ。貴重写真。其の後はまた行かなくなった。
-
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseumロンドン コリシアム 劇場・ホール・ショー
-
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
ENOの本拠地であるコリシーアム
London Coliseum -
Zinman, David 指揮
London Philharmonic Orchestra
Ax,Emanuelピアノ
Beethoven Piano Concerto no.1.
Mozart symphony no.38 Prague
R.Strauss, Tod und Verklarung
2014.03.19 RFH London
Royal Festival Hallロイヤル フェスティバル ホール 劇場・ホール・ショー
-
Zinman, David 指揮
London Philharmonic Orchestra -
Zinman, David 指揮
London Philharmonic Orchestra -
Zinman, David 指揮
London Philharmonic Orchestra -
Royal Festival Hall
-
Royal Festival Hall
-
ロイヤルフェスティバルホールには、音楽会実況放送の前後、指揮者などを招いて、このスタジオでBBCがインタヴューをしたりする風景が見られる。
-
BBCのスタジオ
-
BBCのスタジオ
-
BBCのスタジオ
-
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra
R.Strauss Zarathustra,
R.Strauss Alpen symphony
2014.03.20
RFH London -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra
R.Strauss Zarathustra,
R.Strauss Alpen symphony
2014.03.20
RFH London -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra
リヒアルト・シュトラウス作曲のアルプス交響曲をこの日2014年3月20日、ロリン・マゼール指揮で聞いたのだが、この曲にはパイプ・オルガンも必要だ。大迫力の演奏会を楽しんだが、これが、まさか、ロリン・マゼールの最後の姿になるとは、この時は予想しなかっただろう。なにしろ、この後、2014年7月13日に突然の訃報を聞いた!83才だったが、元気そのものだったからだ。
マゼールを最初に聞いたのは1986年7月4日、(アメリカの独立記念日)。ヴェルディのレクイエムをロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで王室ご臨席の特別演奏会を超豪華メンバーのソリストたちで聞いた。合唱団は、ロンドンのいくつものプロの合唱団が結集した大迫力の演奏会だった。常に圧倒的な大曲でも、きちんと大袈裟にならず壮大にまとめあげた。大曲をこれほど安心して聞ける指揮者は珍しいと思う。ロンドン交響楽団とのマーラーの「巨人」も見事だった。ウィーン・フィルとの二晩連続演奏(ベートーヴェン、ブルックナー、ストラビンスキーなど)も特別記憶に残る名演の連続だった。私がライブで聞いた指揮者のなかでは、クライバー、カラヤンと並ぶ、大物だった。 -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra -
Maazel, Lorin指揮
Philharmonia Orchestra -
アルプス交響曲に使用したパイプ・オルガン
-
アルプス交響曲に使用したパイプ・オルガン
-
アルプス交響曲に使用したパイプ・オルガン
-
ロンドン滞在中には必ずお世話になるウィンブルドンの友人夫婦宅にて。この時もマゼール指揮の演奏を一緒に聞いた後だが、いつもの通りのご馳走になった。私が好きな新鮮なラムを3月に行くと一度は出してくれる。旬なのだそうだ。友人と私はクラシック音楽とワインとオーディオの友達なのだが、ワインは毎回、すごいものが並ぶ。
この日は、ブルゴーニュの最高の白ワイン、コルトン・シャルルマーニュで開始し、ラムは、ボルドーのシャトー・ディスクールとマリアージュさせ、デザート・コースでは私がくるといつも出してくれるボルドーの最高の貴腐ワイン、シャトー・ディケムが並ぶ。夢の世界だ。。。彼らが下関の我が家にもコロナ騒ぎまでは、毎年のように来てくれたが、昨年一月を最後に途絶えていて、寂しい。。 -
-
-
友人が写してくれた奥さんとのツーショット。私はこの頃は、デザートをほとんど食べなかったので、代わりに貴腐ワインを何杯も飲んでいた。シャトー・ディケムだ。
-
ウィグモア・ホール
Wigmore Hall
この日は、今でも世界トップランキングの上位にいるBelcea Quartetの演奏する
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番、「ラズモフスキー一番」の超名演を聞いた。後に、札幌のきららホールでも再びこのカルテットを聞いた。日本だといきなりだだっ広いホールで数倍の値段になるが。。ウィグモア ホール 劇場・ホール・ショー
-
ウィグモア・ホール
Wigmore Hall -
ウィグモア・ホール
Wigmore Hall -
ウィグモア・ホール
Wigmore Hall -
ウィグモア・ホール
Wigmore Hall -
Pre-concert talk
こちらでは、演奏会の前にその日、スポットをあびる人が、講演会を開くことが普通にある。この講演は、シギスバルト・クイケンが出演したバッハのブランデンブルク協奏曲全曲を演奏する前だったと思う。Orchestra of the Age of Englightenmentのメンバーが王室から称号を頂いた記念に講演したと記憶している。 -
Seguin指揮、
London Philharmonic Orchestra
Saint Saens organ symphony
2014.03.26 RFH London
オルガン修復記念演奏会。 -
Seguin指揮、
London Philharmonic Orchestra
Saint Saens organ symphony
2014.03.26 RFH London
オルガン修復記念演奏会。
パイプ・オルガン修復記念演奏会で、サンサーンスの交響曲3番はとっておきの曲だ。大迫力の演奏だった。 -
左側が指揮者のセガン
-
演奏会の後、BBCのスタジオで指揮者セガンは、インタヴユーを受けていた。
-
-
こちらを見てくれた。実は、演奏会の後、このスタジオに入ろうとする指揮者セガンと私は通路でぶつかりそうになったのだ。スタジオの前でカメラを向ける私のほうを向いてくれた。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
tadさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ロンドン(イギリス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
55