ウィグモア ホール Wigmore Hall

ニューヨークからきたカルテットのコンサートに行きました。前々日くらいにコンサート情報を知り、急に買いましたが、席は余裕であ...  続きを読むりました。若い人は５ポンド、本当に安くてすばらしいです。地下にレストランもありますが、お客さんは誰もいませんでした。まあ、紅茶くらいいただくこともあるのかな。
席はふかふか、赤いびろうどばりで、昔ながらの作りですが、清潔で、きちんと整備されています。ただ、非常に足が狭い。背の高いイギリス人たちは、どうしているんだろうと思いきや、思い切り、足を曲げているんですね。みなさんお行儀良く座っていました。騒がしい人もいなく、係の人も整然としており、演奏をすばらしく堪能できました。

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投稿日:2023/10/20

オックスフォードサーカス駅の近くにある劇場です。周囲の建物の中でも目立つ白亜の宮殿です。豪華なバルコニーの中央の入り口から...  続きを読むは、王子様とお妃様が出てきそうなゴージャスな宮殿です。トップの半円形が柔らかな雰囲気も出しています。  閉じる

投稿日:2024/03/05

アメリカ出身のチェンバロ奏者マハン・エスファニーのオンライン演奏会を聴きました。使っている楽器が本当にグロテスクで、歴史的...  続きを読むなチェンバロではなく、18世紀の北ドイツ系の楽器とプレイエルのモダンチェンバロを掛け合わせたような外観で、響板はカーボンファイバーでできていて、16フィートの弦も備えられていると言うグロテスクな楽器の演奏でした。

やはり、彼の演奏は、ヒストリカルな、バッハの時代を追求するためのチェンバロ演奏ではなく、エスファニー自身の考える音楽ただそれだけの演奏であって、私のように、歴史的な構造の楽器と文献からわかる歴史的な演奏と、私自身の考えや感性をいかに総合させるか、と言う観点の演奏家とは全く違う人でした。エスファハニーはギルドホール音楽大学で教授をしていますが、私だったらあんな人には習いたくないな、と思いました。  閉じる

投稿日:2021/04/25

こちらのホール、以前からBBCラジオやオンラインでの同時配信に積極的でしたが、コロナウイルスの影響により、オンラインでの視...  続きを読む聴が基本となり、会場に入れる客はごくわずかと言う体制になっています。ということで、日本に居ながらにして、コンサートの観客もどきになることができます。

私は特に聴きたい演奏会もほとんどないので、特に頻繁には聴いてはおりませんが、先日のレイチェル・ポッジャーの演奏会は視聴いたしました。ポッジャーはいつも通り最高で、チェンバロはクリス・ベズイデンホウトでしたが、まあ普通のチェンバロ演奏ですね。憂いのある美しさのポッジャーの音とくらべて、彼のチェンバロはあっけらかんとした感じでした。

クリス宅でのリハーサル写真を見ているとクリスはチェンバロを持ってないようで、フォルテピアノと普通のモダンのアップライトがありました。同じ組み合わせで楽器を持っていたという、ポッジャーの学生時代の共演者のことを思い出しました。  閉じる

投稿日:2020/10/02

ロンドンの室内楽の中心地というべきところ。室内楽の場所としては、サウスバンク・センターのなかの、中ホールであるQueen ...  続きを読むElizabeth Hallと小ホールであるPurcell Roomもよく利用するが、Wigmore Hallは、やはり独特の雰囲気を持つし、音響もよく、企画もすばらしい。この３月は、息子の薦めもあって、Belcea Quartetという今絶好調の弦楽四重奏団を聴いた。平日の昼間１時からのコンサートとあって、老人が多い感じだったが、満員。このカルテットの実力は、息子がウィーンで聞いて、絶対に聴くべきだと強く推薦してきたものだったが、まさにその通りだった。全盛期のAlban Berg Quartetに負けない、すみずみ完成度の高い演奏で、柔軟で歌に溢れたベートーヴェンのラズモフスキー第１番だった。

音響を気にする私でも、このホールについては文句はない。かなり後ろでも問題はない。広すぎない適度な室内楽ホールだ。チケットは日本から予約していたが、金額は忘れた。どうせ２０００円前後だったろう。息子はウィーンで、この数倍の金額だったそうだ。ロンドンはクラシック音楽の演奏会は確かに安い。数年前に寝過ごしていけなかったポリーニのピアノ・リサイタルは、９ポンドのチケットだったから、金額としては、惜しくはなかった。当時１５００円以下だったろうが。。。他の国や町では考えられない金額だろう。博物館や美術館も全て無料だから、毎年訪問しても、文化活動費は、本等に抑えられた。ホテルと食費のみは工夫を要するが。。。  閉じる

投稿日:2014/09/08