雪質は良いけど吹雪がきつい、でも温泉で癒やされつつの蔵王スキー＝2021年1月

2021/01/16 - 2021/01/17

温泉に泊まりがけでいって滑ってこよう、と蔵王温泉へ。蔵王に行くのは2年ぶりですが、その時は春スキーだったので雪質が……。今回は1月だったので雪質はバッチリ、ですが、あいにくの天候で吹雪いていたのが少し残念。それでも、2日目にはある程度は状況も改善したので良しとします。
北海道スキーや学生時代の旅の記録を優先していたら、もはやスキーシーズンも終了間近ですが、備忘録も兼ねて

エリア 蔵王温泉(山形)

朝は比較的ゆっくり。11時過ぎに山形駅に到着の山形新幹線で

山形駅 駅

そのままバスに乗って蔵王温泉へ

まずは腹ごしらえ。中央ロープウェイ近くの蔵王レストハウスでカツカレー（1300円）。レストラン下の森スポーツで半日スキーをレンタル（3000円）したら

蔵王中央ロープウェイに乗って中央ゲレンデへ。視界はご覧の通り

パウダーで雪質は問題ないのですが

雪も降り続き、なかなか厳しそうなコンディションです

とりあえず軽く中央ゲレンデを滑ったら、蔵王大権現堂横目で見つつ

見返りペア、中央第2ペアなどを乗り継いで

パラダイスゲレンデに向かいます

だいぶ吹雪いてきましたが、パラダイスリフトに乗って

滑りがいのあるザイラーコースに挑戦。なんですが、かなり視界が厳しくなってきました。新雪が降り積もり、コンディションは抜群ですが、こんだけ視界がないと大変です

これ以上吹雪くと、ロープウェイが止まってしまうかも。その前に山頂まで行ってみよう。樹氷高原駅から蔵王ロープウェイ山頂線に乗って

山頂に向かいます。天候の悪化もあって18人乗りのロープウェイなのに乗車しているのは自分だけ

１人だけなのでゆっくりと樹氷に覆われた世界を眺めます

山頂に近づくにつれ吹雪はどんどん強くなり

視界はご覧の通り。でも、これくらいなら何とか滑ることも可能ですね

山頂のお地蔵様は半分雪に埋まっています

樹氷原コースのスタート地点。標高1661ｍ。視界は10ｍ以上はあるけれどスピードの出し過ぎは危ないので

慎重に滑っていくこととしましょう

樹氷に囲まれたコースを進み

ユートピアゲレンデを経由して

標高990ｍの黒姫第1クワッドへ。700ｍ近く滑り降りてきました

この後さらに視界が厳しくなる場面もあり、自分がゲレンデのどの辺にいるのか見失いかけたり……。結局、横倉のカベを通って横倉ゲレンデへ

既に16時過ぎ、比較的天候がましな山麓で最後は軽く滑ってから

16時20分過ぎでこの日は終了。レンタルスキーを返却し

温泉街を通って

本日の宿「蔵王温泉　吉田屋旅館」にチェックイン

蔵王温泉 吉田屋旅館 宿・ホテル

今回は楽天トラベルの＝【冬春旅セール】≪一泊二食≫人情と温泉と郷土料理に癒される♪5種の選べるお料理＝で11400円也

で、ひと息ついたら宿のすぐ近く、上湯共同浴場で汗を流します。ここは蔵王にある3つの共同浴場の1つ。泉質は、強酸性の硫黄泉です。中は脱衣場と浴場のみのシンプルなつくり。入浴料は200円ですが、宿には宿泊者用のチケットがあります

蔵王温泉 上湯共同浴場 温泉

で、お待ちかねの夕食。山形名物の芋煮に天ぷらやら蕎麦やらボリュームは十分。お得なプラントということを考えれば満足です

夕食をいただいたら内湯も堪能して、おやすみなさい

と思ったら、夜中の1時ごろに火災報知器の非常ベルが鳴り響く。実際は誤作動で問題なかったのですが、翌日のチェックアウトの際に女将さんが「お騒がせしました」と恐縮して夕食の際に頼んだビールと冷酒をサービスしてくれました。ただでさえ、宿泊客が減少して苦しいとき。何だか申し訳ないような

さて翌朝は朝食前に下湯共同浴場へ。午前7時半ということもあってか、誰もいない貸切状態。ちょっと熱めの湯で目を覚まします

蔵王温泉 下湯共同浴場 温泉

静かな朝の温泉街。ただ、営業していない宿やお店もあって……。大変です

それはともかく宿に戻って美味しい朝食をいただいたら

温泉街を進んで

上の台ゲレンデへ。ここの蔵王ベースセンタージュピア１階の「レンタルショップポケット」でこの日はボードをレンタルします。宿でもらった割引券を使い3500円也

この日も天気は微妙ですが

まず温泉第1ペアに乗って

軽く足慣らし

温泉第2クワッドから

ある程度感覚を取り戻したら

スカイケーブルに乗って中央ゲレンデへ。前日降り積もったおかげで新雪はたっぷり。ボードで滑るには楽しい状況です

では、リフトを乗り継いで

再びパラダイスゲレンデへ。雲の合間に太陽が

新雪でふかふかのザイラーコース

無茶面白いのでパラダイスリフトに繰り返し乗って

樹氷を観ながら

しばらく誰も滑っていない新雪を探しながら浮遊感を楽しみました

気がかりだった天気も午前中はそれほど崩れることもなし。とりあえず前日は足を伸ばせなかった大森ゲレンデもサラッと滑ってから

12時45分、黒姫ゲレンデのレストラン黒姫でハンバーグセットにビールでランチ

しかし相変わらず怪しげな空模様

雲が低いのが不安だなあと思っていたら

14時少し前にはこんな状況に（百万人ゲレンデ）

で、結局のところ山頂は

この日もこんな状況に（14時21分）。午前中に一回山頂まで行っておくべきだった

山頂は厳しい状況なので太平コースを通って上の台ゲレンデへ

残り時間はスカイケーブルから

高島コースを滑ったり

温泉蔵王国体ペアリフトに乗って

見返りコース等を滑り

15時過ぎに切り上げて

酢川温泉神社の摂社にあたる薬師神社を横目に見ながら

酢川温泉神社 寺・神社・教会

露天風呂のある源七露天の湯で疲れを癒やします。チェックアウト後も宿の内湯は入れたのですが、広い露天風呂で雪見風呂は気持ちがいいです

源七露天の湯 温泉

さて一汗流したら宿で荷物をピックアップ。16時20分のバスで蔵王温泉から山形駅へ

さて帰りは山形空港からのJAL便で羽田ですが、バスの時間まで40分ほどあります。何か簡単に食べられるものはと探したら、こちらで山形そばと山形牛丼のセットがあるとのこと。お手軽に地元の料理をいただいたら

もつ焼串 山形肉問屋センター グルメ・レストラン

シャトルバスで空港へ。天候は今ひとつでしたが、雪質は上々なのでまずまずの滑りを楽しめました