2020/12/28 - 2020/12/30
654位(同エリア841件中)
はまぐりさん
この旅行記のスケジュール
2020/12/28
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電車での移動
品川6:00(のぞみ79)7:27名古屋→近鉄名古屋8:00(ひのとり)10:04鶴橋
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電車での移動
鶴橋(近鉄大阪線)河内山本(近鉄信貴線)信貴山口(近鉄西信貴鋼索線)高安山
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バスでの移動
高安山(近鉄バス)信貴山門
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バスでの移動
信貴大橋(奈良交通)信貴山下
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電車での移動
信貴山下(近鉄生駒線)王寺→新王寺(近鉄田原本線)西田原本→田原本(近鉄橿原線)八木西口
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徒歩での移動
八木西口→畝傍
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電車での移動
畝傍(JR桜井線)三輪
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電車での移動
三輪(JR桜井線)天理(近鉄天理線・橿原線)近鉄郡山→郡山(JR関西本線)王寺(近鉄生駒線)生駒
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電車での移動
生駒→鳥居前(近鉄生駒鋼索線)宝山寺(近鉄生駒鋼索線)生駒山上
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電車での移動
生駒山上(近鉄生駒鋼索線)宝山寺(近鉄生駒鋼索線)鳥居前→生駒(近鉄奈良線)近鉄奈良
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徒歩での移動
近鉄奈良→スマイルホテル奈良
2020/12/29
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徒歩での移動
スマイルホテル奈良→奈良公園
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徒歩での移動
春日大社→近鉄奈良
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電車での移動
近鉄奈良(近鉄奈良線)大和西大寺(近鉄橿原線)橿原神宮前
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電車での移動
橿原神宮前(近鉄吉野線)吉野
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バスでの移動
吉野(吉野ケーブル代行バス)吉野山
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徒歩での移動
吉野山→吉野
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電車での移動
吉野12:34(青の交響曲)13:21尺土(近鉄御所線)御所(近鉄御所線)尺土(近鉄南大阪線)古市
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電車での移動
古市(近鉄長野線)河内長野(近鉄長野線)古市(近鉄南大阪線)道明寺(近鉄道明寺線)柏原
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電車での移動
柏原(近鉄道明寺線)道明寺(金鉄南大阪線)大阪阿部野橋(大阪メトロ御堂筋線)大阪難波
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電車での移動
大阪難波(近鉄奈良線)近鉄奈良
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徒歩での移動
近鉄奈良→スマイルホテル奈良
2020/12/30
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徒歩での移動
スマイルホテル奈良→近鉄奈良
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電車での移動
近鉄奈良(近鉄奈良線)大和西大寺(特急)名張(近鉄大阪線)榊原温泉口
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バスでの移動
榊原温泉口(津市コミュニティバス)一志病院→家城
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電車での移動
家城(JR名松線)伊勢奥津
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電車での移動
伊勢奥津(JR名松線)一志→川合高岡(近鉄大阪線)伊勢中川(近鉄山田線)伊勢市
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バスでの移動
外宮前(三重交通)内宮前
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バスでの移動
浦田町→宇治山田駅
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電車での移動
宇治山田(しまかぜ)近鉄名古屋
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電車での移動
名古屋(のぞみ36)品川
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この旅行記スケジュールを元に
近鉄が3日間のフリーきっぷを発売したので、この機会に乗りつぶしをしつつ、近鉄の誇る特急にも乗ってしまおうというのが目的です。
奈良の中心部はほとんど回ることなく、それ以外の奈良をめぐることになりました。
とはいっても、そこは奈良ですからほとんど寺社仏閣です。
最終日はしまかぜに乗るため伊勢に。
伊勢神宮にもお参りしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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朝一の新幹線で名古屋へ向かいます。
品川駅 駅
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新幹線は5:52に入線してきました。
ホームに降りるまではそこそこ人がいるなと思いましたが、16両に散らばるとやはり少ないです。
同じ車両に乗っていたのは10人ほどでしょうか。
天気はイマイチで、西に向かうにつれて雨が降り始めました。
富士山が見られれば良いなと思いE席にしたのですが、残念ながらその姿を拝むことはできませんでした。品川駅 駅
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JR名古屋駅から近鉄名古屋駅まで徒歩で移動します。
事前に近畿日本ツーリストで支払いをして入手したクーポンを特急券購入窓口に出して近鉄全線3日間フリーきっぷ[https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/kintetsu3days/]と引き換えました。近鉄名古屋駅 駅
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まずは、ひのとり[https://www.kintetsu.co.jp/senden/hinotori/]に乗ります。
赤い車両は目立ちますね。(近鉄といえば赤の印象はありますが特急には使われていなかったので斬新な感じがします。)
事前のネット予約で先頭車両のプレミアムシートが取れました。
大阪方面の先頭車両である8号車に乗り込み、カフェスペースとロッカーの間を抜け階段を上がります。
プレミアムシートは21席ありますが8割くらいは埋まっているでしょうか。なかなかの乗車率です。
座席に座ると包まれるような感じがあります。ちょうど飛行機のビジネスクラスのような印象です。近鉄名古屋駅 駅
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朝食は地雷也[http://www.jiraiya.net/]の天むすです。
駅改札内のファミマでで買いました。(さすが名古屋です。)
一口サイズなので5個でもあっという間に完食です。近鉄名古屋駅 駅
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座席は前面眺望が楽しめる1C席です。
座った感じでは一番いい席はちょうど真正面に位置している1Bですね。もちろん、1Cも悪くはないのですが。
(ついつい窓側を選んでしまった、というわけではなく1Bは既に埋まっていたのですが、乗り慣れている感じの方が座ってらっしゃいました。)
座席をリクライニングしたい衝動に駆られつつも、車窓を楽しむとなるとあまりリクライニングできないということでどうしたものかと葛藤を覚えます。
結局、リクライニングはほどほどにして車窓を優先します。
ひのとりは天気が悪い中、大阪へ向けて走っていきます。
津でほぼ乗車率100%になりました。
伊勢中川の連絡線を通過して、榊原温泉口あたりはすっかり山の中。霧も出てきました。
東青山にある広い留置線を横目に見て、新青山トンネルに入るとスピードが上がります。(長くてまっすぐなので速度が出せるのでしょうが、残念ながら景色は楽しめません。)
トンネルを抜けた青山町あたりで雨が止み、大和八木を過ぎて、大阪に入る頃には日が差してきました。 -
今日の第一の目的地は信貴線からケーブルカーを使って信貴山です。
大和八木から河内山本へ向かうことも考えていたのですが、結局同じ時刻のケーブルカーになってしまうことが分かったので、ちょっとでも長い時間ひのとりに乗れる選択をして鶴橋から戻ることにしました。
5分の乗り換えで大阪線を戻って河内山本。そこから信貴線で信貴山口に向かいます。鶴橋駅 駅
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河内山本で信貴線は1番線に入線してきました。
長いホームに短い列車が止まっているのは不釣り合いですが、いかにもローカル線という風情でもあります。
河内山本を出た列車は住宅街を抜け、高架で道を超えて服部川駅につきました。駅は勾配の途中に設置されており、傾斜のために出発時に少しだけ後ろに下がりました。
信貴線は2駅だけなので間も無く信貴山口に到着します。
ここからケーブルカーに乗り換えて高安山へ向かいます。
ホームの終端側の改札前右側にケーブルカーが待っています。
ケーブルカーは朝護孫子寺の象徴である虎のラッピングになっていました。派手ですね。(ここに来るまで朝護孫子寺が虎にゆかりのある事を知りませんでしたが。)信貴山口駅 駅
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この辺りから晴れてきたので、ケーブルカーから大阪平野が一望できました。
景色を眺めつつ高安山へは7分ほどで到着です。
駅を出たところには旧信貴山急行の名残のホームと説明文があります。
ハイキングコースもあって歩けるようですが、今回は信貴山へは近鉄バスを利用します。 -
バスはケーブルカーに接続しているため、すぐに出発しました。
霊園を経由して、信貴山門には7分ほどで着きます。
信貴山門のバス停から朝護孫子寺[http://www.sigisan.or.jp/]は徒歩で10分ほどでしょうか。
参道の土産物屋さんの間を抜けると、大きな鳥居が見えてきました。寺なのですが入り口には鳥居があります。
鳥居を抜けると大きな虎が出迎えてくれます。(これが虎かぁと思いつつも、この時点でもなぜ虎なのかはまだ知らない。)
山あり谷ありの複雑な地形に本堂へ向かう参道が伸びています。参道の両側は灯籠や幟がびっしりと並んでいてそれらの間を通り抜け本堂に到着しました。
本堂は高台にあるので遠くまで見渡せました。本堂前の舞台からの景色はなかなかのものです。信貴山朝護孫子寺 寺・神社・教会
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お参りを終えて、奈良側へ下ります。
始発は信貴山門なのですがそこまでは戻らず、本堂に近い信貴大橋バス停で王寺行きのバスを捕まえました。
信貴山下との間を結んでいたケーブルカーの旧信貴山駅跡を過ぎて急坂を一気に下り切ったところにある信貴山下駅でバスを降りました。
信貴山下駅の横には廃線となった東信貴鋼索線が静態保存されていました。
駅前の道とその勾配を見るとなるほどケーブルカーが必要だと感じます。そして、駅前からまっすぐ山に向かう道がまさにケーブルカーの跡だとよくわかります。信貴山下駅 駅
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信貴山下から王寺へは生駒線で移動しました。
そこから、田原本線に乗り換えるのですが、ちょうどJR王寺駅のホームの端から端まで歩き新王寺駅に到着しました。王寺の駅前の広場はきれいに整備されています。JR王寺駅が大きな橋上駅であるのに対して、申し訳程度に近鉄生駒線と田原本線の駅が配置されています。王寺駅周辺はJRの両側に街が発展していてそれなりに賑わっているようですが、王寺に乗り入れている2つの近鉄線はいかにもローカル線といった風情です。
30分ほど待って田原本線の出発時間となりました。新王寺を出てすぐJRを超えてあとはひたすら田畑が広がる平地を走ります。
この路線はどちらの終点も微妙に他の路線と離れています。その成り立ちのためですが、どちらの駅も少し歩けば乗り換えられるので多少の不便さはあるものの今まで残ったのでしょう。でも、ちょこっとずつ離れているのはなんだか疎外感があります。(実際には田原本に連絡線があるのですけど。)新王寺駅 駅
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ここから三輪へ向かいます。まずは、西田原本から徒歩で田原本へ移動し、橿原線で八木西口へ。
大和八木から大阪線で桜井へ行ってJRに乗り換えるというルートもありましたが、橿原の街の中心で何かあるのではないかとの期待で八木西口→畝傍のルートを選択しました。
しかし、実際に行ってみると畝傍は橿原市役所最寄駅で市の中心部にもかかわらず残念ながら何もありませんでした。
八木西口までの近鉄橿原線はかなりの本数運行されているのに対して、JR桜井線(今は万葉まほろば線というのか)は30分に一本くらいしか来ません。しばしここで列車が来るのを待ちます。
畝傍駅はとても立派な建物です。橿原神宮への玄関口としての役割があったからなのでしょうが今は無人駅です。この大きさを持て余しているように見えました。畝傍駅 駅
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三輪につきました。
ここには、日本最古の神社の一つと言われている大神神社[http://oomiwa.or.jp/]が鎮座しています。
大神神社は大和国一宮であり、お酒の神様でもあります。お酒の神様となると無視するわけにはいきません。
大神神社へ向かう参道は思っていた以上に綺麗に整備されています。参拝客も結構います。ただ、列車の乗客に対して人が多いところを見ると車で来る人の方が多いようです。(バスは休日だけしか運行していないようですし。)
お酒の神様なのでもう少し公共交通機関利用者が多いかと思ったのですが、お酒を飲むわけではないのでそんなものですかね。大神神社 寺・神社・教会
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三輪まで来たので今西酒造[http://imanishisyuzou.com/mimurosugi_roman/]へも行きたかったのですが時間がなく駅前の売店でお酒だけ購入しました。
お酒の神様のお膝元の酒となれば買わないわけには行きません。
ひらがなの「みむろ杉」はどちらかというと土産用・県外向けに売っている酒とのことですが、漢字の「三諸杉」の方は地元向けらしいです。
ここは迷わず漢字ラベルの純米酒を購入です。
写真は自宅で飲んだときに撮りました。キレの良い印象の美味しいお酒でした。 -
三輪といえばそうめん[https://www.miwasoumen-kumiai.com/]も有名ですね。
食べたかったのですが、残念ながら時間がなく後ろ髪を引かれる思いで列車に乗ります。(何しろ30分に一本しか来ないので、列車を逃すわけにはいかないという事情があります。)
車窓からは大神神社の大鳥居が見えました。(でかいなぁ、桜井側から来るときは全く気づきませんでしたが。)
古い神社や古墳(車窓から見えた大和神社の看板にも日本最古という文字がありました。)が点在する中を列車は天理へ向かいます。 -
近鉄天理線を乗り潰すため天理でJRから近鉄線に乗り換えます。
天理に近づいてくると車窓は天理は独特の雰囲気になります。
日本で唯一の宗教都市とも言われて(言って)いますが、天理の駅に近づくと明らかに天理教の建物らしきものが目立ちます。
JRも近鉄も駅が見た目の利用者数に比して明らかに設備が過剰(ホームが多過ぎに見えますがいわゆる天理臨が使うためだけの施設)なのですが、これも全て宗教を中心に回っていることの一片なのでしょう。
乗り換えは割とスムーズで、列車はすぐにやってきました。
たまたまですが列車番号が1234!
だからなんだって話ですが。
続いて、生駒線に乗るため郡山へ向かいます。天理駅 駅
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生駒線に乗るために王寺へと向かいたいわけですがなるべく同じルートは通りたくないという思いもあるので大和八木経由はなく、郡山で乗り換えてJRを使うルートを選択しました。
近鉄郡山とJR郡山とは徒歩で15分ほどの距離があります。
近鉄郡山の駅を降りて踏切をわたり、商店街のような住宅街のような道を進むとJRの線路にぶつかります。そして、左側にJR郡山駅が見えました。
近鉄郡山駅は平面なのに対して、JR郡山は橋上の綺麗な駅です。
大和郡山といえば金魚の街ということで、駅の中には金魚のオブジェが展示されていました。ですが、金魚も巨大化するとちょっと怖いです。(「鬼灯の冷徹」の金魚草を彷彿とさせる佇まいです。もちろん鳴いたりはしませんが。)郡山駅 駅
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JRで再び王寺まで戻ってきました。
日暮れ迫る中、近鉄生駒線を踏破して生駒山で夜景を見てみようというのがこの後の予定です。
というわけで、先ほど1駅だけ乗った生駒線で生駒へ向かいます。王寺駅 駅
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生駒線は谷間を走る区間が多いために遠くを見渡す事はできず家か崖しか見えなかった印象です。
最後に高架になって、まもなく生駒に到着しました。
もう、すっかり真っ暗です。
生駒駅は奈良線・けいはんな線と大阪方面からの路線が乗り入れているということもあり、たくさんの人がいます。
一方で歩いてすぐのところにある鳥居前(生駒ケーブルの駅)はひっそりとしていて駅員さんが一人いるだけです。(しかも駅舎内は薄暗い。)
生駒ケーブルに乗り込むとまもなく列車は出発しました。乗り換え駅である宝山寺までは何人か乗客がいましたが、そこから生駒山上へ向かうのは同類(おそらくケーブルカー目的)の一人だけです。
生駒山上遊園地は冬季休業中でした。寒い中人気のない山頂で戻りのケーブルカーを時間まで待ちます。
戻りの時間が来るまで目的の夜景が見られないものかと山頂へ向かって歩いてみます。
暗くなると、奈良の夜景が見えてきました。
整然とした格子状の灯りがくっきりと見えます。
しかし、夜景より気になったのは生駒山上にそびえるいくつもの電波塔です。
近鉄(旧大軌)が苦労して大阪と奈良を繋ぐために生駒山トンネルを掘ったわけですし、大阪平野を望む一番高い場所なので立地から見れば当然の景色なのでしょう。
ただ、関東の人間からすると東京タワーのように共用の電波塔に馴染みがあるだけに、山上に電波塔が乱立している風景は独特に見えます。
でも、これはこれで夕景に映えます。生駒山 自然・景勝地
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下りのケーブルカーは遊園地(?)の従業員の人で満員になりました。(ふらついている間は全く人気を感じなかったのですが。)
鳥居前駅から歩き生駒駅に着くとちょうど奈良行きの列車が来たのでそのまま乗車します。
快速急行はまもなく近鉄奈良駅へ到着しました。
ホテルはJR奈良駅近くなので近鉄奈良駅を出て地下道を進み地上へ出て15分ほど歩きました。近鉄奈良駅 駅
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近鉄奈良駅からホテル(JR奈良駅方面)へ行く途中で、夕食を取るための目ぼしい店をいくつか見つけておきました。
今日はこちらの店[https://kcs7400.gorp.jp/]で夕食です。
付け出しのあさりの酒蒸しから始まり、鶏肉の煮物と奈良漬をオーダーしました。
鶏肉の煮物は美味しかったですが、奈良漬はちょっと辛かったです。酒のつまみにはいいんですけどね。(日本酒をいただいていたので正しい選択ともいえます。)
日本酒は揃っていますし、気軽に入れる雰囲気は悪くありませんでした。囲炉裏と地酒 大和乃山賊 グルメ・レストラン
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夕食を済ませ、軽くホテルのみをしようと対面のJR奈良駅構内にあるスーパーで酒とつまみを仕込みました。
スーパーを出たところで趣のある建物が見えたので寄ってみます。移設された旧奈良駅の駅舎です。今は観光案内所として利用されているようです。
こうして古い建物がきちんと利用されているのは嬉しいことです。
1934年に完成した建物らしいですが、屋根の上にある塔が(相輪というそうですが)奈良っぽい。
これがあるか無いかで奈良の印象は大きく変わると思います。
残したのは正解でしょう。(あくまで私見です。)JR 奈良駅 名所・史跡
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ホテルはJRの駅からは5分ほどのところにあります。
ホテル自体はビジネスホテルなので設備としては可もなく不可もなくといったところです。
21:00まで1Fでセルフサービスのコーヒーを飲めるのはありがたい。駅近のビジネスホテルですが観光にも使えます by はまぐりさんスマイルホテル奈良 宿・ホテル
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今日の目的地は吉野です。
その前に、春日大社[https://www.kasugataisha.or.jp/]へお参りしようとまだ明けきらぬうちに宿を出ました。
外はまだ真っ暗ですが鹿さんは行動を開始しています。突然現れるのでちょっとびっくりしますが、それはお互い様ということで許してもらって、一枚いただきました。それにしても、厳島にしろ、奈良にしろ、鹿さん自由です。奈良公園 公園・植物園
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宿から20分ほど歩いてようやく春日大社の一ノ鳥居につきました。
参道を歩いて本殿に近づく頃にようやく空も白んできたのですが、門が開いておらず仕方がないので南門で参拝をして駅へ向かいます。
本当は奈良ホテル[https://www.narahotel.co.jp/]も気にはなっていたのですがまたいずれということで。春日大社 寺・神社・教会
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歩いて近鉄奈良駅、ここから列車に乗って大和西大寺で乗り換えたうえで近鉄橿原線の終点である橿原神宮前まで来ました。
目的地は吉野ですが、乗り換えのついでに橿原神宮にお参りします。
9時前なのでまだ人も少ないです。駅から橿原神宮までは5分ほどでしょうか。
正面は駐車場でその奥に鳥居が見えます。広いし立派ですね。
創建からは130年ほどとわりと新しいわけですが、そもそも陵がそこかしこにある土地柄ですし、畝傍橿原宮を再建したということであればこの地に建立されることは適当なのでしょう。橿原神宮 寺・神社・教会
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橿原神宮でのお参りを終え、吉野へ向かいます。
列車は飛鳥を過ぎたあたりから徐々に山の中に入っていきます。
川が見えてくるとJRと並走して吉野口駅に到着。小休止した後、JRから離れてさらに山を登っていきます。吉野口から先はまさに山に入る感じです。
どんどんと山に分け入り、吉野川橋梁(この橋もなかなか立派で良い感じの橋なのですが)を過ぎると吉野に入ります。
吉野神宮駅を過ぎればすぐに吉野駅につきます。
吉野駅は大きな屋根でホーム全体を覆っています。こういう駅が関西の終着駅には多いように感じます。終端駅(ターミナル)という雰囲気があって良いですね。吉野駅 駅
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シーズンオフの火曜日ということでロープウェイは動いておらず代行バスに乗ります。バスは吉野神宮駅横の踏切まで戻り、ここから登り始めます。吉野神宮、下千本の横を抜けて吉野山駅まで行きます。
バスには乗客が他にカップル1組だけです。
吉野山駅から金峰山寺[https://www.kinpusen.or.jp/]へは徒歩で向かいます。シーズン中であればバスも運行されているようですがこの時期は来るかどうかすらわかりません。
道の両側は各種お店が連なっているのですが、シーズンオフということでそれらのお店はほぼ閉まっています。
歩いていくと木製の立派な黒門が現れ、さらに登ると今度は銅製の鳥居が登場します。ここも寺ですけど鳥居があります。(鳥居といえば神社というのは神仏分離令の影響らしいです)
仁王門は工事中だったので脇道を進み、回り込んで蔵王堂へむかいます。
蔵王堂はこれまた立派な建物です。時期によっては御本尊が拝めるとのことですが、この時期ではそうしたことないのでお参りだけさせていただきます。
それにしても、はるか昔、この山深い場所にこれだけの建物を建てるということが難事業であろうことは想像できます。一方で、歴代天皇も訪れた吉野ですからそれだけの手間をかけたのかもしれません。金峯山寺蔵王堂(国宝) 寺・神社・教会
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蔵王堂へいく前に開いていたお店[http://nakasyun.com/]で柿の葉寿司を購入しました。この辺りの食べ物屋で開いていたお店としては唯一と言っていいかもしれません。
柿の葉寿司といえばやはり鯖(というかそれしかなかったのですけどね)。
吉野駅へ戻ってからいただきましたが、酢飯の具合もちょうど良く美味しかったです。はるかぜ グルメ・レストラン
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金峯山寺でのお参りを終えて吉野山駅まで戻ってきました。
代行バスもちょうど止まっていたのですが、吉野駅までは徒歩でも戻れるので歩いて戻ります。
20分ほどひたすら下り、ロープウェイの駅の横を通り抜けて吉野駅へ着きました。
春であれば桜の中を下っていくのでしょうが今は冬です。それでも、冬は冬なりに景色を楽しむことはできました。木々の葉に邪魔されず周辺の山々がよく見えます。それはそれで悪くありません。
でも、この時期にやってくる人はあまりいないようで山上も駅前も閑散としていました。 -
吉野駅からは本日のメインイベント「青の交響曲」[https://www.kintetsu.co.jp/senden/blue_symphony/]に乗ります。
色は近鉄のイメージとは対局の青。
外観も内装も6200系を改造したとは思えない煌びやかで豪華な作りになっています。
この列車を見ると誰もが近寄りたくなるし、写真を撮りたくなります。
デザインは吉野付近の緑や吉野川の風景と調和が取れているように感じます。
吉野では風景に馴染んで大阪では目立つというのがシンフォニーたる由縁なのかもしれません。吉野駅 駅
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せっかく乗ったのだからこの列車でしか食べられないスイーツを食べることにします。
吉野といえば柿ということで、西吉野の柿スイーツセット[https://www.kintetsu.co.jp/senden/blue_symphony/menu/]を注文です。
単なる干し柿(もちろん干し柿だけでも美味しんですけど)ではなく、中に柿の餡が入っていて渋めのお茶に合います。
2両目のバーカウンターで購入し、横のラウンジスペースで頂きます。
ずーっと2両目でくつろいでいるっというのも捨て難い選択だったのですが居座るのもなんなので、食べ終わったあとは自席へ戻りくつろぎます。
阿部野橋まで乗っても1時間半しかないのでちょっと時間が足りないです。吉野駅 駅
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観光列車ということで乗車記念証明書をいただきました。
吉野川橋梁を渡る青の交響曲の写真です。
列車で通ることしかできなかったのですがこうやってみても絵になりますね。
自然の風景と人工物というのは相容れない場合も多いのですが、この橋は無骨でありながら自然に溶け込んでいるように見えるのが不思議です。吉野駅 駅
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青の交響曲を途中下車するのは名残惜しいのですが尺土で降ります。
この後は南大阪線の支線を乗り潰します。
まずは、近鉄御所線に乗ります。
尺土を出てから御所まではひたすら平坦、そして真っ直ぐです。
終点の近鉄御所駅は国道脇です。駅前にはタクシー乗り場とバス停があります。
駅前を奈良交通バスの新宮八木線[https://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/index.html]が通っています。(バス好きには有名な路線で、日本で一番長い路線バスと言われています。)
ちょうど大和八木へ向かうバスと巡り合いました。いずれ乗ってみたいとは思いますが時間がないと乗れないのでいつになることやら。近鉄御所駅 駅
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続いて近鉄長野線に乗るため尺土、古市で乗り換えて河内長野へ向かいます。
河内長野は南海の領土ですね。南海の河内長野は特急列車も全て止まります。ホームは2面4線の堂々たる作りです。高野線の中心的な駅として位置づけられていることがよくわかります。
一方、近鉄線はホームが1面1線で奥まったところにあって、阿部野橋へいく列車が設定されてはいるものの分が悪そうな感じがします。
駅自体も南海メインの造りです。
途中の富田林では車窓に奇妙な塔が現れました。後で調べたら大平和祈念塔(PLの塔)というものだそうです。風景に突然現れるあの塔はやっぱり奇妙な印象を受けます。河内長野駅 駅
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続いて近鉄道明寺線に乗るため道明寺で乗り換えて柏原へ向かいます。
道明寺線は道明寺をでて川を渡ってすぐの所にある柏原南口に止まります。そのあとすぐにJRと並走して柏原に着きます。
初めて知ったのは「かしわばら」ではなく「かしわら」と読むということ。近くに「かしはら(橿原)」もあるしややこしいですね。
柏原駅は完全にJRに間借りしています。
利用している近鉄3日間フリーパスは自動改札を通リませんでした。駅への出入りでは駅員に切符を見せることになります。(自動改札機に通してみたら拒まれました。)
列車の本数も違いますし仕方ないかぁとは思いますが、駅に設置してある各社のロゴのサイズも近鉄が申し訳程度なのだから宜なるかな。柏原駅 駅
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道明寺へ戻り大阪阿部野橋へ向かいました。これで南大阪線を完乗です。
阿部野橋はあべのハルカス展望台のお膝元です。
近鉄全線3日間フリーきっぷの観光施設割引にあべのハルカス展望台の入場料割引もあります。せっかくだから登ってみるかとも思ったのですが、ちょっと疲れていたこともあり今回は断念します。大阪阿部野橋駅 駅
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阿部野橋から難波へは地下鉄御堂筋線で移動しました。
大阪難波は次々と列車がきます。平日ですがこの時間だと特急の奈良行きもあります。ちょっとだけ特急に乗りたくもなったのですが、その直前に出発する快速急行もほとんど同じ時間で奈良に着いてしまうことがわかったので、今回は快速急行を選択しました。特急との差は10分くらいですし。
40分ほどで奈良に着きます。完全に奈良は大阪の通勤圏ですね。大阪難波駅 (近鉄) 駅
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奈良に戻ってきてホテルで落ち着いた後、夕ご飯を食べに行くため外へ出ました。調べてみると銭湯[https://shikishima-onsen.jimdofree.com/]が駅の近くにあるので行ってみることにします。(昨日行ったのですが月曜日は休みだったので再チャレンジです。)
ホテルの自室の風呂だと狭いですし、どうせなら広い風呂に入りたいなぁということです。
入浴料は400円。老若男女問わず結構な賑わいです。
大きな風呂は良いですね。普段の生活ではなかなか銭湯に行くということもないので、旅に出た時くらい大きな風呂にゆったりと入りたいという欲望が満たされました。
もちろん宿に大浴場があればそれに越したことはないのですが、ないならば宿の近くにこうして銭湯があるだけでも行きたくなります。もちろん温泉なら言うことなしですが銭湯というのもちょっといいかなと思いました。(コーヒー牛乳も飲みました。)敷島温泉 温泉
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今日の夕食はやまと屋[https://tabelog.com/nara/A2901/A290101/29008303/]です。
昨日のお店の1Fにあります。ちょっと敷居が高そうだったので昨日はやめたのですが、やっぱり気になって思い切って入ってみました。
写真は付け出しです。この後、お刺身、奈良漬などをいただきました。
お値段はそこそこかかりましたが、カウンタ席かつ他にお客さんがいなかったこともあり、ご主人とかなり話ができてなかなか面白かったです。
何といってもご主人の奈良愛が炸裂しまくりです。
以下、ご主人との会話の一部です。
・奈良の三大イベントは若草山山焼き、お水取り、正倉院展
(3つ目は正倉院展なんだぁ。)
・奈良漬は15種類ある
・奈良漬の甘味はみりんのカスでつけるから
・3~15年つけるのが奈良漬
・つける時間が長くなるほど味が濃くなるので素人は浅漬けがおすすめ
・奈良漬は洗っちゃダメ
(ここでいただいた奈良漬けが美味しかったので詳しく話を聞いたら西出奈良漬本舗[https://www.naraduke.jp/]のものを出しているとのこと。)
・青の交響曲の青は金峯山寺の仁王像の青からとっている
(これは裏付けが取れなかったのですが、吉野=青というのは奈良ではイメージとして結びつくらしいです。)
・清酒(濁っていない酒)を初めて作ったのは奈良の正暦寺
(ご主人のおすすめの奈良の日本酒として無上盃[http://www.nara-toyosawa.jp/index.html]を薦められていただきました。これがまたうまかった。)
・地震は少ないし、津波も来ないし、奈良は良いとこ
(なのに、地味なのが残念。でも、本当に京都なんか(というと京都に申し訳ないですが)より奈良いいかもと思いました。)味どころ やまと屋 グルメ・レストラン
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最終日です。天気はイマイチ。
今日東京に戻るわけですがしまかぜに乗るためにあれこれ調べてみたところ、乗るのにちょうど良い列車が伊勢から名古屋へ向かう列車でした。
というわけで朝から三重県に移動です。
地下にある近鉄奈良駅を出発し、地上に出て新大宮をすぎて大和西大寺へ。
大和西大寺の直前に平城京跡を近鉄線が突っ切ります。(発掘されたのが近鉄線が敷設された後なので当然なんですが)
この風景は実に奈良らしい気がします。 -
大和西大寺についたものの乗る予定の特急列車までは少し時間があります。
奈良漬をお土産に買いたいなぁと思ったのですが、お店は早朝で空いておらず。
今回は購入を断念して特急列車の到着を待ちます。
待ち時間は大和西大寺駅の平面交差を見ていましたが飽きないですね。大和西大寺駅 駅
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大和西大寺から特急を選択したのは大和八木の連絡線に乗りたかったためです。
京都から伊勢方面に直通する列車だけが通る線路です。橿原線の大和八木の1つ奈良寄りの駅である新ノ口を過ぎてすぐに列車は右に曲がり連絡線に入ります。住宅街の裏のようなところを単線が通っていて、大きく左にカーブし続けたうえで、川沿いから高架になり、大阪線と合流しすぐに大和八木の駅に到着します。
これで奈良ともお別れ。三重に突入です。大和西大寺駅 駅
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名張で急行に乗り換えて、榊原温泉口駅に到着しました。
目的のしまかぜには夕方に宇治山田から乗るので、それまでは別の目的を達成しようということでJR名松線を乗り潰しに行きます。
名松線に乗る場合、
①一般的には、松阪まで行って乗り換え
②ちょっとひねって、川合高岡→一志乗り換え
③普通は考えないが、大三→伊勢川口30分くらい歩く
というルートを考えてみました。
さらにいろいろ調べてみると、
④コミュニティバスで榊原温泉口→家城方面へ移動
というルートを発見。
ルートによっては年末運休もあるようですが、幸いこのルートは運転していることが分かり④を選択です。
コミュニティバスは割と充実していてちょうど良い時間にバスがありました。
津市コミュニティバス[https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000011601/index.html]で一志病院へ向かいます。榊原温泉口駅 駅
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一志病院から家城駅までは歩いても15分ほどです。途中にコンビニもあります。天気も回復してきて(奈良を出る頃はまだ雨だったのですが、この辺りで概ね晴れました)、旅日和になってきました。
名松線には以前、松阪から家城までは乗ったのですが、その時は家城~伊勢奥津は台風の影響で不通になっていました。2016年に全線開通して今回ようやく残りの区間に乗ることができます。家城駅 駅
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今回乗ってみてよくわかったのですが、松阪~家城と家城~伊勢奥津では風景、印象が大きく違います。
家城を出発すると列車は山の中を川沿いに進んでいきます。
なるほど、この辺りの橋が1つでも流されれば不通にしてしまうしかないだろうなぁなどと思うのでした。
伊勢鎌倉あたりから茶畑が目立つようになります。この辺りはお茶の産地のようですが今回は残念ながら飲む機会はなさそうです。
伊勢奥津駅は駅舎内に観光協会を備えています。(年末ということもあり閉じていましたが。)
駅舎は新しいのですが駅の奥には昔の痕跡もあります。
給水塔が残っているのは蒸気機関車が使われていた頃の名残りとのこと。
予定ではここから名張までさらに線路が伸びる予定だったわけですが、今はバスがかろうじてその名残を残しています。伊勢奥津駅 駅
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列車が折り返すまで30分ほどあるので少しばかり駅の周りを歩いてみることにします。
名残りといえば、奥津は伊勢本街道の宿場町ということで宿屋さんが街道沿いに3軒も並んでいました。需要があるのかは気になるところです。地元の人の姿はなく静かな山奥の集落なので。伊勢本街道 (奥津宿) 名所・史跡
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駅に戻り、列車の出発を待ちます。
この時間だと別の場所へ抜ける手段は列車以外にありません。
名張へ行くバスは一日1本だけ[https://www.sanco.co.jp/krs/dep_time_table.php?pattern=1&gen=20210130&week=1&dep=5429&arr=5803&lang=]あるのですがこの時間では利用できないので仕方ありません。伊勢奥津駅 駅
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今度は家城まで雲出川に沿って下っていきます。
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行きには気づきませんでしたが伊勢鎌倉を過ぎて列車の正面にダムが見えてきました。
車窓からはっきりと正面が見えるのは珍しいように思います。
列車はダムの麓を走り抜けていきます。 -
家城を過ぎると平野になります。
家城~松阪はすでに乗ったことのある区間ということで今回は一志で近鉄線に乗り換えることにしました。
一志から川合高岡までは歩いて5分ほどでしょうか。
地図を見るとおやつカンパニー[https://www.oyatsu.co.jp/]の本社も近くにあります。ベビースターラーメンを作っている会社なので名前くらいは知っているのですがこんな所に本社があるのか。
両駅(一志、川合高岡)とも普通列車しか停まらない無人駅です。みんな車を利用するんでしょうね、きっと。
川合高岡の待合室で待っていると、まもなく列車がやってきました。
一志で降りたのは私1人でしたが、川合高岡では4人ほどの乗客がいました。
列車の本数を見ると近鉄に分がありそうですね。川合高岡駅 駅
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しまかぜ出発まではまだ2時間半ほどあるので伊勢神宮をお参りします。
伊勢中川で乗り換えて伊勢市駅まで来ました。
外宮→内宮の順でお参りするのが慣わしとのことなのでまずは伊勢市駅から歩いて外宮へと向かいます。伊勢市駅 駅
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伊勢市駅から外宮へ向かうための参道は思ったよりも人が少ないです。
人が少ない分落ち着いて街並みを見られます。
参道の途中に趣のある建物がありました。
どうやら宿のようです。伊勢の宿 山田館 宿・ホテル
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駅から歩いて5分ほどで外宮の入り口に着きました。
道路を渡り、橋を通って、鳥居を2つばかりくぐると外宮正宮に着きます。
正式名称は豊受大神宮[https://www.isejingu.or.jp/about/geku/shogu.html]。
「とようけだいじんぐう」と読むそうで食物の神様だとか。
今回は時間がないので、正宮だけをお参りします。伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会
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外宮のお参りを終えて外宮前のバス乗り場へ。
ちょうど道路を渡ったところにバスが来て待ち時間なくバスは出発しました。
バスは10分ほどで内宮前に到着します。
内宮の正式名称は皇大神宮[https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/]。
バスを降りて進むと広場があり、鳥居の奥に宇治橋が見えます。
橋を渡って右に曲がり川沿いに進むと五十鈴川に降りられる場所があります。
ここで手を清めて、森の中を進んでいくと一番奥に正宮が鎮座しています。伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会
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階段を上がると正宮の建物が見えてきます。
前回来たときは式年遷宮の前だったので今回の正宮の建物では初めてのお参りになります。
うろ覚えですが、階段の登る位置も前と違っていたような気がします。
前回来た時は摂社末社も含めてお参りしたのですが、今回は時間もないので正宮のみのお参りとさせてもらいました。伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会
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お参りを終えておはらい町をぶらつきます。
伊勢といえば赤福[https://www.akafuku.co.jp/]です。本店は混んでそうだったのでおはらい町通りの入り口にある支店で買いました。
並ばずに無事赤福を入手。ただ、ここでは食べる場所がないので今はお預けです。赤福 内宮前支店 グルメ・レストラン
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その後、寳来亭[http://www.horaitei.com/]で松阪牛肉まんを買いました。食べ歩きしながら宇治山田駅まで戻るためにバス停を目指します。
外宮参道とは異なりこちらの参道は人が多いです。
本当に人が多いので人とぶつからないように気をつけつつ進んでゆきます。
白鷹[https://hakutaka.jp/ise/]でお神酒をいただくことも考えたのですが、まだ移動するので今回は止めておくことにします。
三重には而今[https://kiyashow.com/]や作[http://zaku.co.jp/]など美味しい日本酒があり、素通りするのは忍びないのですが。おはらい町 名所・史跡
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おはらい町通りを抜けて浦田町バス停から宇治山田駅へ向かいます。
本当であれば、伊勢うどんを食べたかったのですが出発までの時間が中途半端で食べることはできませんでした。残念。
というわけで、宇治山田駅で先ほど買った赤福をいただきつつ列車を待つことにします。
宇治山田駅は1931年にできたそうですが、外観といい内装といい昭和モダンという言葉がぴったりのとても趣のある建物です。
今回宇治山田駅に来たのは2回目ですがいつ見てもいい建物だなと思います。宇治山田駅 駅
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定刻通りしまかぜ[https://www.kintetsu.co.jp/senden/shimakaze/]がやって来ました。
座席は2A。1列目ではありませんが正面がよくみえます。
もちろんシートは皮張りの立派なものです。黄色が目立ちます。
しかもこの椅子はマッサージチェアになっています。宇治山田駅 駅
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列車が動き始めると、アテンダントの方がおしぼりとともに記念乗車証を渡してくれました。
本当はカフェで食事もしてみたかったのですが今回は座席でくつろぐことにします。
前面車窓は対向の列車が本当によく見えます。座席もいいし鉄道好きにはたまりません。
冬の日暮れは早いので四日市あたりですっかり真っ暗になってしまいました。
景色を楽しめる時間が短かったのは残念ですが、暗くなってからはマッサージチェアを動かしっぱなしで座席を満喫しました。極楽極楽。宇治山田駅 駅
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名古屋には定刻通り到着しました。
ホームでしまかぜの写真を撮っていたら隣のホームにひのとりが入線してきました。近鉄の看板列車が揃い踏みです。近鉄名古屋駅 駅
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せっかく名古屋にいるので新幹線への乗り換えを利用してひつまぶしを食べることにします。
目に入ったひつまぶしのお店[https://www.maruya-honten.com/]に入ります。
うなぎが美味しいのはわかっていることなのですが、ひつまぶしは味を変えることもできますし食べ方として魅力的です。
ここのうなぎはちょっとカリッとした感じの焼き上がりで香ばしさを強めに感じました。
今回は5回に分けて食べたので薬味をおかわりしてしまいました。まるや本店 JR名古屋駅店 グルメ・レストラン
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この日は西日本で風が強いこともあり列車のダイヤが乱れていました。
(名古屋駅の情報表示では名松線も強風で止まっているとのことでした。影響を受けなくてよかったよかった。)
というわけで窓口で一番早く乗れる新幹線を依頼したら、本来は1時間半前に行ってしまうはずの新幹線の切符を発行してくれました。
おかげで待ち時間もほとんどなく列車に乗ることができました。とは言えホームで待っている間も風が強くて冷たいのには辟易しました。名古屋駅 駅
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ひつまぶしを食べたのにまだ食べます。
ビールを飲むためつまみを購入です、と思ったら弁当でした。
とりあえずご飯の上に乗っている卵焼きと焼き鳥をつまみにします。
往路同様、乗客はまばらです。
おかげでリクライニングを気兼ねなく倒して東京まで快適に過ごしました。 -
新幹線は列車としては2時間弱の遅れで品川に到着しました。(私としてはほぼ遅延なしです)
予定通りに旅程が終われてよかったです。品川駅 駅
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